昭義のひとりごと2022年7〜9月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます

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生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2021.2.2)必ずご覧下さい。

〜栄子の花日記〜...ときどき音楽こちらです。

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9.26

 明後日28日(水)10:30〜12:30に船橋の伊藤楽器のイトウミュージックサロン船橋内「メンバーズルーム」で理恵子のセミナー「ショパンを演奏する時に心がけたいことは?」が開かれます。学生時代霧島音楽祭でダン・タイソン先生の教えを受け、ショパンを勉強するならとエヴァ・ポブウォツカ先生に紹介していただきました。先生のお宅に住まわせていただいて、一日中音楽漬けの日々を過ごした経験から得た極意(本国人にしか分からない各舞曲の特徴など)を披露してくれるものと思います。

 実地に伊藤楽器のメンバーズルームとオンラインでvimeoによる視聴もできますので、上のチラシをクリックして詳細をご覧になって下さい。


9.24

 台風14号15号が2週連続で日本を襲いました。幸いどちらもほとんど影響がありませんでした。雨雲レーダーを見ると50mmとか30mm位の豪雨が予想されていても、実際には少し降っても豪雨にはなりません。今回に限らずいつでも瞬間的な豪雨が予想されても実際には小降りですんでいます。地形的な条件が良いのでしょう。

 私が学生、そしてN響に入った頃はまだ景気の良い頃で、金持ちが子供に名器を買い与えることができました。そしてそういう名器には大抵極太の弦が貼られていました。でも日本人の音楽家が長いこと(たしか10年)ヨーロッパにいることができなくなった頃から、多くの方が日本に戻ってきて流れは変わりました。そしてバブルがはじけ、昔は簡単に見られた名器が遠い存在になってしまいました。普通の楽器に極太の弦を貼ると、楽器が弦に負けてしまいます。そして粒子の細かい松脂では弦が振動しないので、粒子の粗い粘っこいものを使わざるを得なくなります。
 極太の弦は発音することに異様に気を遣わされます。自分の感じる通りの弾き方をしても発音してくれないので、音楽に対する前に発音と戦わされるのです。N響で共演した若いソリストの中にも極太の弦に苦しめられている人がいました。
 太い弦に悩まされていたらまず標準のゲージにしてみることをお奨めします。最初は反応の違いに面食らうと思いますが、しばらくすると今までいかに無駄に力を使わされていたかがわかります。


9.18

 史上稀に見る最強台風14号が鹿児島に上陸したようです。被害の少ないとこを祈るばかりです。

 同じように弾いているつもりでも、歳とともに少しずつずれていきます。正月に入院してから感じていた違和感の正体が分かりました。それは指を押さえる時の角度でした。接触点が指先ではなく少し指の腹の方にずれていました。ホンのちょっとのことですが、音だけでなくヴィブラートにも影響がありました。
 他考えるべきポイントはたくさんありますが、弦の種類、顎あての形、松脂の種類なども大事なファクターです。弦の種類はガット、ナイロン、スチールなどの種類と、ゲージも大事なファクターです。私はG線はOliveのRigidを 使っていますが、普通に売られているものは15 1/4から16 1/4まで1/4単位に5種類あります。普通では手に入りませんが、16 1/2という極太もあります。昔は更に16 3/4とか17などというものもありました。こういう極太の弦を弾くには松脂もダーク系の粘りの強いものでないと歯が立ちません。発音までに時間がある場合は良いのですが、ピアノでレガートの音形など弾けません。
 ダーク系を使い続けてきた私に一石を投じたのがLeatherwood bespoke Rosinです。この松脂、とても柔軟で弾き方を変えるとすごく音が変わります。どう弾いてもそれなりに反応してくれるのですが、良い反応を求めていくととても敏感に教えてくれます。ただとても高い。でもその意味は充分にあります。これで冬も行けると良いな!


9.16

 おとといミュージックブランチというピティナ杉並ステーションと杉並公会堂の共催のコンサートに行ってきました。10:30開演12:00終演のまさにブランチでした。このシリーズの第1回はヴァイオリン永井公美子さん、ピアノ根津理恵子が出演しました。
 ヘンデル/ヴァイオリンソナタ第4番ニ長調
 サン・サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ
 リスト/愛の夢第3番
 フランク/ヴァイオリンソナタ
というプログラムでした。とても楽しいプログラムで、一息に最後まで弾かれた感じです。と同時にとても参考になるコンサートでした。

 この前見つけたLeatherwood bespoke Rosinは弾き込むほどに良い感じです。熱演型の人には合わないかもしれませんが、今の私にはとても合っています。

 今日も松脂に「そんなに無気になって弾かないの!」と教えられました。
 またKindle版 Auerの「Violin Playing as I teach it」がとても参考になっています。


9.10

 A線の切れたところがほぼ同じだったので、楽器屋さんに持って行って糸巻き糸蔵の様子を見てもらいました。自分ではなかなか調整の難しいところです。

 昼前に家に戻って午後からはレゾナンスのV-02HD MK2の設定を見直しました。間違いがあった訳ではないのですが、ボリュームの設定が中途半端なままになっていました。振り切れるくらい極端な所まで回してみたらちょうど良いポイントが見えてきました。

 LEATHERWOOD bespoke Rosinは弾けば弾くほど馴染んできます。色々な松脂の中でも飛び抜けて高いのですが、楽器が変わったかと思うくらい音が変わったので高すぎるとも言えません。楽器の持ち方がちょっと変わっただけでも出てくる音は変わります。でも悪い音になると楽器が良い方向を教えてくれます。他の人はどう感じるのか分かりませんが、私にはちょうど良い感じ!

 今日は気になっていた3点が解決してとても良い気分!


9.9

 おとといレゾナンスで行われたMYさんのオンラインレクチャーに栄子先生が出たので、新しいオーディオインターフェースを試してみました。今までAKGの414XLSが天吊りマイクだったのですが、214に入れ替え、414は三脚に立ててピアノのすぐ前に置きました。そして録画はOBSでしました。音はV-02HD MK2の他にLogic Pro Xでも録ってみました。OBSの録画は絵の方は良いのですが、音のレベルが今一つ不充分のままです。いざとなったらAdobe Auditionでレベルを上げれば良いのですが、そんな姑息な手段ではなく、きちんとしたレベルで録りたいです。明日は時間がとれるので、もう一度すべての設定を洗い直します。
 Logic Proはあと85日使えるTRIAL VERSIONです。試しに録音してみたら思った通りのレベルで録れていました。もう一度V-02HD MK2の接続をやり直してみます。どこかに見落としがあるのでしょう。システム自体はすっきりとまとまり、私の理想とする姿に近づきました。

 テーブルの上が片づかないので、Ankerのドッキングステーションを買いました。無駄な配線がなくなったのは良いのですが、このドッキングステーション、電源を入れるとかなり発熱します。使っていないのにこんなに発熱して良いの?という感じ!

 このところの気候のせいでA線D線が立て続けに切れましたが、今日またA線が切れました。今楽器を乾燥させるべくエアコンの除湿をかけています。


9.3

 時間がとれたので、オーディオインターフェースに入れ替えました。今まで色々と問題だったことがかなり解決しました。今まで音だけ別系統で録音して、Premiere Pro上で同期させるという方法をとってきましたが、オーディオインターフェースを使うと録音の時点で良い音を使えるので、あとで同期する必要がありません。また天吊りの他にピアノの前にマイクを立てて録音しようとすると、DR701Dは4チャンネルしかマイク入力がないので、ピンマイクが使えませんでした。
 天吊り2本、ピアノの前の2本、ピンマイク1本ないし2本のすべてを別チャンネルで録って細かく調整するなら別ですが、私のような用途ならこれで充分かと思います。

 RealForceのキーボードR3HE21を使い始めて1月が経ちます。MagicKeyboardで打っていた時はちょこちょこ打ち間違いがあったのですが、これに替えてから打ち間違いがすごく減りました。打つスピードも上がった感じです。YouTubeのあるチャンネルを見て買うことにしたのですが、大成功でした。
 今困っているのはテーブルの上に色々のものが散乱していることです。というのはMacbook ProのUSB端子はType Cなので、 普通のA Typeの端子をつなぐにはハブかドッキングステーションを使わないといけません。今はハブでごまかしているのですが、そろそろちゃんとしたステーションが要りそうです。


9.1

 レゾナンスの録画システムの音の系統をスッキリさせるためにO川さんのアドバイスで、オーディオインターフェースを導入することにして、TASCAMのUS16×80を買いました。サウンドハウスからそれが届いた頃、急に松脂の話が持ち上がり、しばらくそれにかかりきりになっていました。ですがそれもやっと落ち着いたので、明日あたり配線を入れ替えてみようと思っています。

 8つのマイクアンプが付くので、AKGの414と214、2つのピンマイクをつなげます。手持ちのマイクを考えるとRodeのNT5もつなげるので充分です。


8.28

 私がMacintoshを始めたのは1990年です。IIciという機種で、ハードディスクは100MBでした。100GBではなく100MBです。まだ漢字Talk6.0.7というOSで、フロッピーで起動していました。


32年前に買ったMacintosh IIci
これから私のMac遍歴が始まりました。

 そのうちOSもどんどん上がり、DTP(Desk Top Publishing)が流行り、MacにはQuarkXpressとAldus PageMakerが出ました。私は直感的に操作できるPageMakerを使いました。教室のお知らせMuse Lettersを1996年から2002年の間出したのです。今では生徒さんへのお知らせは専用ページで行っています。

記念すべき第1号のMuse Letters

 今もSSDにファイルが残っています。ただAldusはそのうちAdobeに吸収され、名前もPageMakerからInDesignに変わりました。その移行時期にきちんとファイルを保存し直さなかったので、今では全部で35あるMuseLettersのうち最初の1と2、最後の34と35以外はすべて

のようなアイコンになってしまいました。これは開けるソフトがない時に出てくるアイコンです。これを開くには古いOSの載ったMacで開いて、今のソフトで開けるように段階的にバージョンを上げていくしかありません。でも今となっては手元に安定して動く古い機種はありません。OfficeのファイルやJPEGなどのグラフィックのファイルは古いものも今でも開けますが、ディスコンになったソフトは今では皆上のアイコンになってしまいました。 (この前売ってしまった一眼レフで撮った写真も残っています。)今これを書いているDreamweaverも最初はPageMillというソフトで始めました。
  今日勉強会発表会の古いファイルをInDesignで開いて保存し直しました。第18回勉強会のプログラムからあるのですが、今のInDesignで開けるのは第37回から。発表会も同様!この先この骸骨ファイルは増えることはあっても減ることはないので、今日頑張って処置しました。


8.27

 普段使う松脂をConcertoにして3日目になり、一応弾き方も落ち着きました。弓の弦へのあたり方が全然違うので、馴染むにはある程度弾き込まないといけません。今まではダーク系の引っ掛かりの強い物を使っていたので、この湿度が高い状況では細かい音は分離が悪く、困っていました。松脂が合わないにしてもこれほど悪影響を与えているとは思いませんでした。今回前にも書いたようにまずBernardelを試しました。ライト系はこれしかなかったからです。(私の手持ちGuillaumeとBogaro&Clementeの2つはともにダーク系です。)使っていたBogaro&Clementeで感じた不満はBernardelで解決したのですが、音色と演奏雑音が気になりました。そうなるとBernardel以外のライト系を見つけないといけません。前に試した時のことを思い出しても、候補がなかなか挙がってきません。そこでネットを彷徨ったら今回買ったLEATHERWOOD bespoke Rosinが急に浮かび上がってきました。今まで聞いたこともないブランドですからそう簡単に手は出せませんが、YouTubeで音を聴いたら自分が弾いても大丈夫そうだと感じたので、買うことにしました。
 crispの第一印象は Bernardelより静かというものです。音の出方が少し悪いかな?と思ったのですが、続けて弾いていくと段々音が出てきました。Bernardelよりこなれた音です。その後色々の経緯がありConcertoを試す機会を得ることができ、弾いてみたらこれで決まり!
 ただ反応が今までとはまるで違うので、楽器の持ち方にまで影響があり、馴染むのに2日ほどかかりました。今は細かい調整法が分かったので迷うところはありません。


8.24

 せっかく試すなら違う物の方が良いだろうと思ってcrispではなくcrisp75%にしてもらいました。LEATHERWOOD bespoke Rosinの総代理店のご好意で最上位のConcertoを試す機会をいただきました。ホームページでConcertoの存在は知っていましたが、自分で手に入れようとは思っていませんでした。

 crispでも充分なのですが、Concertoは更にバランスが良かったです。今まで私はダーク系を弾いてきたのですが、このConcertoで認識が変わりました。この松脂で弾いているとボーイングを直すように松脂に教えられるような感じがします。右手だけでなく左手の押さえ方も教えられます。(力を抜くと急に音が伸びます。)今まで松脂にこのような感覚を持ったことはありませんが、このLEATHERWOOD bespoke Rosinは奏者に色々なことを教えてくれる先生のようです。右手に力が入ると急に音が悪くなりますが、その時に弓が力を抜きなさいと言っているような感じがします。
 松脂が馴染むまでは違和感を感じる部分がありますが、すぐに馴染んでくれます。 crispよりConcertoの方がすぐに馴染みました。馴染むと弓幅を使わなくても充分音が出ます。今までの松脂の概念を超える面白い感覚の連続で、弾くことがとても楽しいです。この松脂はよく考えられていて、弓を何往復もしなくても充分な量の松脂がつけられますし、松脂の面を保護する覆いが革に貼り付けられています。

  私としては弾き方に悩みがある人にはぜひ一度この松脂LEATHERWOOD bespoke Rosinを使うことをお奨めします。少々高いですが、使ってみる価値は充分にあると思います。


8.21

 このところの高湿度のせいか音の出方抜けが悪く、松脂を交換することにしました。手持ちの物の中ではBernardelが候補なのですが、前に試した時にはあまり私に合うとは感じませんでした。今回もまず試してみました。発音に妙な引っ掛かりがなく、不満は解消されました。ただ「これで決まり!」という感じでもありません。そこでネットで松脂について色々検索したら、松脂の弾き較べの動画があり、その音を聴いたらGuillaumeとLEATHERWOOD bespoke Rosinというオーストラリアのメーカーの松脂が良かったです。Guillaumeはダーク系なので今回の候補にはなりません。LEATHERWOOD bespoke Rosinという松脂は初めて聞きました。オーストリアではなくオーストラリアというのが面白いです。この松脂、Guillaumeの倍位するのでそう気軽に買えません。でもYouTubeの弾き較べを聞いたら悪くはなさそうなので、試しに1つ注文しました。

鹿革に包まれています 弓の毛に松脂をつけやすい形

 第一印象は演奏雑音がとにかく少ないこと。Bernardelと較べても静か。最初はBernardelの方が音が出る感じでしたが、時とともにbespokeの方に魅力を感じるようになりました。なによりとても弾きやすいです。
 この松脂、基本的にcrisp(くっきりした)とsupple(柔軟な)の2種類があります。 私が買ったのはcrispでしたが、発音の雑音はほとんどありません。早速もう1つ頼みました。(私は楽器を2台持っているので、それぞれに松脂が必要です。)昨日午前中に届いたのですが、昨日はまだ馴染んでいない音でした。今日は昨日とは一味違う音が出て、量的にも不満はありません。湿気のある時はこれが良さそうです。冬になったらまたBogaro & ClementeとGuillaumeを弾き較べないといけません。面倒といえば面倒ですが、これだけ音が違うと.......


8.18

 今日久しぶりにオペラシティに行ってきました。D級の全国大会がリサイタルホールで開かれているからです。D級は2日にわたって開かれます。N響に行ってた頃はコンサートホール(大ホール)によく行ったものです。NHKホールは代々木の出口から道なりに行けば良いです。オペラシティは代々木の出口のすぐ先の新宿の出口を出て2回左折して次を右折すると駐車場の入り口があります。とても懐かしい感じです。

 3月の中旬にNUROひかりにしたのですが、昨日auひかりに変更しました。NUROは2Gbpsですが、auは5Gbpsです。それにNUROの解約金を補填するキャンペーンもあるようなので乗り替えました。速度測定をした感じでは2Gと5Gほどの違いはありませんが少し速いことは確かです。

 Auerの「Violin Playing as I teach it」はとても参考になりました。今まで感じていた細かい疑問の答が明快に書いてあります。
 最近の湿度のせいで音離れが今一つ。夏用の松脂を探すことにしました。


8.15

 今日は実地でOBSを使って録画しました。音声は昨日と同様FIFINEのUSBマイクです。今日はインストラクターがマスクをしているので、しゃべりがあまりハッキリとは聞き取れませんでした。やはりマスクをしている場合はピンマイクを使わないとダメなようです。音声には問題があるものの、画像についてはビデオカメラとiPhoneで一応のレベルは確保できています。画像はこれ以上を望むなら4Kビデオを使うしかないようです。


8.14

 昨日4回目のワクチン接種を受けました。3回目は副反応は出なかったのですが、今回は夜になると7度5分(昨日)とか7度8分(今日)の熱が出ました。昼間は熱はないのに、夜になると少し出ます。最初の2回はモデルナで、2回目は次の日に39度以上の熱が出ました。3回目4回目はファイザーです。1回目3回目は副反応はなかったのですが.......

 今日はZOOMを使ってのオンラインレッスンをしました。全国決勝大会に進んだ生徒さん2人がレゾナンスで弾いて、ZOOMで理恵子がレッスンをするというものです。今回はM1のMacbook ProにRolandのV-02HD MK2をつなぎ、iPhoneの画像をアダプター経由で取り込み、音声はネット経由なので質は期待できないので簡易版のコンデンサーマイクで録りました。(V-02HD MK2を通さず、直接Macbook Proに入れました。)つまり前にご紹介したZOOMレッスンのやり方で、画像だけV-02HD MK2を通しました。今回は録画もしましたが、絵も音も綺麗に録れました。


8.9

 2004年の暮れに始めたカメラですが、最近iPhoneのカメラの性能が上がってiPhoneしか使わなくなったので、今日ディジタル一眼の本体とレンズ、アクセサリーをすべて買い取ってもらいました。18年続けたカメラを売り払うのは一抹の寂しさがありますが、NIKONはカメラから撤退してしまったし、良いタイミングでしょう。7月にApple製品の値上げがあり、iPhone12のユーザーとしては13シリーズにはおいそれと手を出せなくなりました。有償でバッテリー交換して延命を図ります。

 iPhoneのビデオの機能も良くなり、前から持っていたVictorのビデオよりiPhone12の方が綺麗な絵が撮れます。今では今年買ったPanasonicのビデオとiPhoneの2台を使っています。今日も全国大会を控えた生徒さんのレッスンの様子を撮りました。


8.6

 この前買ったRaelForceのR3、色々癖が強いです。その1つがスリープからの復帰、パスワードを入れても反応なし!YouTubeの全画面表示からの復帰の時にescapeキーを押しても反応なし。どうしたら良いのか分からなかったのですが、電源キーをちょっと押せば良いことに気付きました。RealForceのホームページのFAQに書いてある「ライブラリのPreferencesフォルダの中のcom.apple.keyboardtype.plistを削除し、Macを再起動をかけて再度キーボードアシスタント設定」してもこれは直りませんでした。
 ですが打ち心地はとても良いし、打ち間違いは少なくなりました。打つスピードもかなり速くなりました。もうMagic Keyboardには戻れません。
 2月20日に今のMacbook Pro 14"、6月1日に Dellのディスプレイ、7月29日にReal ForceのR3が来て私のMac環境は完成しました。M1上でソフトがきちんと動くかなど不安があったため、前のMacbook Proはそのまま温存してありますが、問題になるような動作は一つもなし。安心して作業できています。


8.3

 PTNAの本選が全国各地で開かれています。今回は不思議なことに我が教室の生徒さんは演奏順が1番を4人が引き当てました。各グループの1番というのは審査員も手探りになるので、1番はほとんど通過しないというのが定説です。今日本選を受けた我が教室の生徒さんもその1人、1番を引き当ててしまったからダメ元で思い切り弾いてきなさいと栄子先生が送り出したそうです。ところがなんと本選通過、全国大会への出場を果たしました。最後まであきらめずに頑張った本人の努力を褒め称えるべきでしょう。おめでとう!全国大会も頑張ってね!


8.2

 私の祖父代わりのおじさんの持っていた古いカメラと私の持っていたフィルムカメラの買い取りに行ってきました。新聞の紹介欄に出ていた新宿のカメラ店です。思ったほどの額にはなりませんでしたが、面白いカメラ屋さんでした。ビルの2階に2店舗を構えていて、1つは買い取り専門のカメラ店、もう1つは我楽多屋というただ同然のカメラと部品を売るお店です。話を聞くとデジカメも買い取ってくれるそう。今はiPhoneしか使わないので、D7000、D90と交換レンズを買い取ってもらおうかな?レンズの方がお金になりそうでした。NIKONはデジカメから撤退したし、私が使う程度ならiPhoneで充分。

 29日の裏の画像に黒檀の板2枚をつないだパームレストを紹介しましたが、黒檀の板がまだ2枚あるのでそれをつないで黒檀の板4枚でパームレストを作りました。2枚だと手首の載る所がなかったので、4枚にしてパームレストにしました。キーボードR3の脚を出して少し傾斜させ、ボードの手前にパームレストを置いています。黒檀の板の幅が少し足りないのですが、普通に使うには困らない程度にはなっています。木製のパームレストを買うと5,000〜10,000円位はするので、手作りのパームレストで行きます


東急ハンズでスピーカー用に買った黒檀の板4枚で自作
キーボードR3にぴったりの大きさ


7.29

 この前YouTubeにAppleのMagicKeyboardの打ち心地があまり良くないという投稿があり、私はそれほど文字数を打つわけではありませんが、その記事に賛成する部分が多かったので、RealForceのR3HE21というキーボードを頼みました。先ほどそれが到着したので、早速設定しました。設定は思ったほど簡単ではなく、2つ大きな問題がありました。1つはメールアドレスを打とうと思ったら@が入りませんでした。ホームページに解決法が載っていて、その通り(Keyboardの設定ファイルを消して再起動するようにとあります。)にしたら解決しました。もう1つはBluetooth接続がうまくいきませんでした。こちらは再起動したらできました。打ち心地は最高で打つスピードもかなり上がりますが、設定はかなり神経質、誰にでもお奨めというわけにはいきません。


手前がAppleのMagicKeyboard、奥がRealForceのR3HE21
裏の画像が実際の様子
手前の木片はパームレストの代わり


7.26

 AuerのViolin Playing as I teach itには色々面白い記述があります。「両腕をあまり離さないように。」というのが一番面白い部分です。左腕を前に押し上げるように前に出した後に、両腕をあまり離さない!という文が来るのですが、右腕も前に出すようにするということですね。その他にもかなり細かく練習の仕方が書いてあります。
 この両腕を前に出す!というのは自分でも気をつけていますが、もう一度Auerの本の通りにしてみると、それぞれの事項の大切さを再確認しました。本の通りにはできないこともありますが、こうして基本を見直すのは大事です。今まで全部がつながっていなかったのが、今日読み直してつながりました。
 他にも楽器を持つ時にパッドを使うのは、どんな楽器であれ少なくとも音の1/3は消えてしまうと書いてあります。これは古い時代の人は必ず言うことですが、試してみると一理あります。ただ今のような猛暑の中で弾く時は、汗を防ぐためにハンカチを使いたくなりますが、それも音のためには良くないのでしょう。The Way They Playの中のNathan Milsteinの記事の中にも、「自分は音のためにハンカチ1枚も使わない。」という記述があります。高温多湿の日本では特に梅雨の時期にはこれは通用しないと思いますが、できるだけ汗をかかないような環境作りに気をつけないといけないでしょう。
 昔はソリストは肩当てを使っていませんでしたが、最近は肩当てを使う人が多くなっています。Auerの本にあるように楽器を持てば肩当てはいらないような気がするし、持った感じ、出てくる音ともに好きではないので私自身は肩当ては使いません。でも使った方がよく持てるのなら使えば良いでしょう。 (肩当てを使っている人が外すには年単位の時間がかかるので、外すにはそれなりの覚悟がいります。)


7.25

 今までAuerの「Violin Playing as I teach it」を斜め読みというか流し読みをしていたのですが、今日最初の部分をきちんと読んでみました。本来はロシア語でしょうが、Kindle版は英語です。文章自体はそれほど難しくはありませんが、単語があまり見ないものがあります。でもそれほど苦労なしに読めると思います。この本は細かいところまでとても詳しく書いてあります。きちんと読んだら流し読みしている時には勘違いしていた部分がありました。エフレム・ジンバリスト、ミッシャ・エルマン、ナタン・ミルシテイン、トーシャ・ザイデル、ヤッシャ・ハイフェッツ、ベンノ・レビノフという名ヴァイオリニストを教えたロシアの名教師です。1845年生まれ1930年没ですから2昔以上前の人だと思っていたのですが、よく読んでみるととても参考になります。細かい違和感がこれによってかなり解決しました。

 Kindle版の本を読みたい所だけスクリーンショットを撮り、それをGoodNotesに読み込ませ、メモを書き加えて読んでいます。GoodNotesはMac版もiOS版もあるので、両方を見ながらApple Pencilを使って色々書き足すことが出来ます。このGoodNotesというアプリ、YouTube上で色々な人が推薦しているのを見て使い始めました。手書きメモとして最高です。


このように3色を使ってメモを書けます。
(色を選べば何色でも使えます。)
MacでもiPadでも読み書きできます。
手書きノートのように使えるのが最高!


7.24

 今日は第102回勉強会、予選通過者の中で都合のつく人が集まりました。それぞれの持ち味を発揮した演奏で、私が聴いていてもとても面白かったです。最初弾き出した時は良い音なのに、曲が進むにつれて音が詰まっていってしまう人、細かいところが詰め切れていない人、楽しそうに弾き通していく人など個性が発揮されていました。きょう先日ピンマイクのレベル調整をしたので、今日は試しに一言録ってみましたがハッキリ聞き取れました。

 昨日出かけたついでに眼鏡屋さんに行って視力検査をしてもらいました。自分では感じていませんが視力が落ちていると困るからです。もし必要なら運転用の新しい眼鏡を作ろうかと思っていたのですが、その必要はないそうです。この眼鏡屋さん、全国展開の老舗和真です。最初に行ったのは渋谷店でしたが、しばらくして銀座店に行くようになりました。ヤマハのちょっと新橋寄りにあります。2年位前に今常用の眼鏡を作りましたが、それから度はほとんど変化ないようです。その前に作ったものは運転に特化したものなのですが、運転にはこの方が合っているとのこと。このようにきちんと検査をして、新しい眼鏡が必要なければハッキリ教えてくれるので、頼りにしています。


7.18

 パガニーニのキャプリース16番を弾いているといつもフィンガリングが気になるのが繰り返しのすぐ後13小節目。

 私の持っている10種類位の譜面どれも第4ポジションで弾くように書いてあります。Accardoの譜面だけがこの指遣いの下にE線のファーストポジションのフィンガリングが書いてあります。ただその後の指は書いてありません。ふとしたことで2拍目の g f d f の最後のfをD線のセカンドポジション1でとれば良いことに気付き新発見かと思っていたら、IMSLPでYampolskyという人が編集したモスクワ版に同じ指遣いが出ていました。A線の第4ポジションだとクリアに鳴らないなと思ったのがきっかけだったのですが、同じことを考える人はいるのだなぁと妙に感心してしまいました。

 IMSLPには面白いものがたくさんあり、CapriceのPaganini手書きの譜面もあります。またEmil Krossという人が難易度の順に並べ直したCapriceもあります。(その本では16番は最初に出てきます。)誰かがPDFにしてくれていないとここには上がってきませんが、楽譜を探すにはとても参考になるサイトです。


7.16

 昨日書いたピンマイクのゲインコントロールの件、想像通りかなりゲインは低くなっていました。ゲインを上げてピンマイクをポロシャツのポケットに挟んでトライしたら、ハッキリと声が録れました。あとはそれぞれの講師の先生に合わせてレベルを調整すれば良い訳です。

 現在90歳になる私の高校の時の恩師久保田武先生が「生涯現役という生き方:斎藤喜博定年退職後の 12 年 」という本を書かれ、電子版を贈って下さいました。高校の恩師ではただお1人ご存命です。Macでは開けない形式のファイルでしたが、ネットで探したらPDF書類に直すことが出来ました。先生が私たち教え子に託されたお言葉だと思って読みます。久保田先生、ありがとうございます。


7.15

 今週の始めに1月に受けた手術の半年後の診察があり、経過は良好とのことでした。栄子先生と2人で胃と大腸の内視鏡検査をして、異常なし!一安心です。

 やっと懸案が解決したので、明日ピンマイクのレベルを確認しようと思っています。これは近くのショッピングセンターにある楽器屋さんのネットへの発信を担当されている方に教えていただきました。栄子先生がこの楽器屋さんのホールで講座を開いた時に担当して下さった方です。ピンマイクの発信機のレベル調整のつまみの位置を確認してみて下さいとアドバイスをいただきました。この方は色々な質問に対して丁寧に対応して下さるので、とても頼りになります。
 レゾナンスのネット環境を良くするためにEthernetの分配器を付けたのですが、これが悪さをしてレゾナンスからzoomでの発信がうまくいきませんでした。(分配器を外したらきちんとスピードが出ました。)またメッシュWiFiを時々再起動しないとスピードが落ちていきます。曜日を決めて週に1回リスタートした方が良いかもしれません。レゾナンスから発信する時は、ルーターをリスタートして、速度測定をするのが良いようです。

 Kindle版の奏法の本を探したら、新しいものが見つかりました。ジェラール・プーレの奏法という本です。プーレ先生に習った日本人の方がまとめられたものです。それを見たらAuerと同じことが書いてありました。まだ部分的にしか読んでいないのですが、とても面白いです。


7.7

 先月の大腸の内視鏡検査に続いて、今日は胃カメラをしました。結果は異常なし!胃の検査はずっとしていなかったので心配だったのですが、ピロリ菌もいないとのことでした。
 大腸は前日朝から専用の食事をして、夜には下剤を飲まないといけません。下剤を飲むのがきついので気が重いのですが、胃カメラは前日の夕食を20:00までに済ませるだけで良いので気楽です。麻酔を飲んだらあっという間に眠ってしまい、起こされるまで熟睡!麻酔のせいで少しフラフラするので、乗り換えないで帰れるよう千駄ケ谷までタクシー。(基本的に車で動く私ですが、麻酔するので電車で行きました。)これで健康の面での不安なし!

 先ほどMacbook Proを2階に持っていって仕事をしようと思ったら、画面の小さいこと。いつもは大きいディスプレイで見ているので、14"のディスプレイだととても狭く、これではあまり仕事したくないです。


7.4

 昨日の記事を書いている時に、Dreamweaverが思った通りに動かないので、アンインストールして再度インストールしました。思った通りに動かないというのは、Tableの中に画像を配置した時その位置を指定するウインドウが表示されなくなってしまったのです。再インストールでそれは表示されるようになり、アップロードも問題ないようなので、一応問題なしと思っていますが、もし動作がおかしかったらご指摘下さい。


7.3

 下の2冊、前にもご紹介したKindle版の奏法の本です。今日は左手の親指に位置について調べたくて、この2冊を読み較べました。Galamianの本は自然であることが一番大事、ということで色々な指の位置の写真を紹介しています。それに対してAuerの本は親指は2の指の向かいに来るのが正しい位置でありこれがとても大事だと述べています。普通はGalamianの方を参考にするのですが、この点についてはAuerの指摘の方が私にはぴったり来ます。(前の記事はこちら

 現在ではYouTubeを探すと名教師の動画があったりするのかもしれませんが、新しい奏法の本が出てくれることを祈っています。

 イラストを見るととても魅力的なのに、読みにくくて手が出ないのがDominique Hoppenot(ドミニク・オプノ)というフランス人女性の書かれた本。読みやすければ誰にでも推薦できるのですが。


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