昭義のひとりごと2006年5月分  

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このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。


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前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。

生徒さんへの連絡があります。こちらへどうぞ。(2006.5.24)ピアノの生徒さんは栄子先生から重要な連絡があります。必ずご覧下さい。


5.31

 明日からは6月、渡邊一正さん指揮のA定期の練習が始まります。

ハチャトリアン/バレー組曲「ガイーヌ」より剣の舞い、バラの少女たちの踊り、子守歌。レスギンカ
メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:ルノー・カプソン)
ラフマニノフ/交響的舞曲

という楽しそうなプロです。その後準・メルクルさんの指揮するC定期、B定期があり、その後韓国公演(ソウルと大田の2公演)+N響創立80周年記念公演があります。(私が入団した年は創立50周年でしたから、それから30年が経った事になります。)

 大きなスリッパが帰ってきてから生活時間がいつも以上に夜型になってしまい、朝起きるのがきついです。でも明日からは練習が始まるので、早々に寝る事にします。


5.30

 このところ指の押さえが何となく安定しないと思っていたのですが、今日爪を切ったらすべてが解決しました。ツメが伸びているといっても爪が指板にあたるほどではありません。私は小さい時から爪を短く切る癖があったので、今の状態は普通の人が見ると深爪に見えると思います。でもずっとこの状態で弾いてきたので、ちょっと長くなるだけで演奏に大きな影響があるようです。ここ2〜3日何となく感じていた不快感がこれでなくなりました。
 演奏とは微妙なもので、指が指板へあたる角度などほんの少し変わっただけですごく違和感が生まれるものです。同じような事は楽器の肩へのあたり方についても言えます。上下方向にも左右方向にも自分にとって最も馴染む角度があるので、その角度と感覚をしっかり覚えておく必要があります。といっても分度器をあてて何度というような事ではありません。もっと感覚的に「これだ!」という角度があるのです。ですから体調によって微妙に変わってきます。でも自分にとって一番大切な条件が見つかると、他の条件は自然と一点に収束して行ってくれるのです。
 練習とはそれぞれの曲のそれぞれの部分を弾けるようにするという対症療法の部分と、自分が良いと思う楽器と弓の構え方を確認するという体質改善の部分の両方があります。それぞれの部分が弾けなければ話にならないのは間違いありませんが、その部分だけに集中し過ぎると知らないうちに構え方がズレて行ってしまうのです。この2つの要素はいつも車の両輪のように意識していないといけません。
 演奏する人はいつもこのような事に悩んだり、新しい事を発見できたと喜んだりしているものです。上達とはコンスタントに上向きの直線で伸びて行くのではなく、ある期間意識を集中して練習するとある時突然上手くなるのです。更に困るのは練習していれば必ず上手くなるのではないという事です。練習したものがうまく結実しないといつまで経ってもあるレベルから先へ行けない状態が続くのです。


5.29

 この前の金沢のステップでトーク・コンサートをさせていただき、より良いものにするためにいくつか新しいアイデアを考えました。時間が15分しかないので、その中でどうしたら良いのかはとても難しいです。普段ヴァイオリンを見た事のない人たちが相手ですから、楽器の特性を要領良く話をしながら場の雰囲気を和らげ、同時にそれまでアドバイスを書き続けていた私達自身もリラックスできるようにした方が良いようです。それに金沢では最初にツィゴイネルワイゼンを弾いたので、リクエスト・コーナーでは1曲しか弾けませんでした。そこで最初の曲をもう少し短い曲に替えて、リクエスト・コーナーではゆっくりな歌う曲と速い技巧的な曲の2つのジャンルから1曲ずつ計2曲を弾くようにする事にしました。この方がプログラム的に聴いて変化があって楽しいし、リクエスト曲が多い方がお客さんにもうれしいでしょう。

 今日は午前中に郵便局に行って自動車税を払ってきました。その後その車に乗って練習所に出かけました。今日はN響は初台のオペラシティで「BMW presents N響モーツァルト・コンサート〜天上からの調べ〜」を演奏しているので、私が練習所に着いた時にはほとんど誰もいませんでした。この前の演奏旅行の時に団に預けた衣装と靴を取り出してこの先の定期の譜面を借りに行ったのです。よく弾く曲は借りなくても良いのですが、あまり弾かない曲はあらかじめ譜面を見ておかないといけません。

安心しきって、こんな格好で寝ていました

5.28

 9時少し前に家を出て成田に理恵子を迎えに行きました。出がけに小さなトラブルがありいささか焦りましたが、飛行機の着陸前には到着しました。今成田は改装工事中で大きな電光掲示板はなく、小さな掲示板のみが稼働していました。定刻より10分遅れ位で理恵子は出てきました。
 成田に向かっている頃は雨が降っていてジャケットが濡れてしまうほどでしたが、家に着く頃には天気が持ち直してきました。

 午後からは初見のレッスンがありましたが、3月の初め以来なので1ヶ月半以上間が開いてしまいました。(ソルフェージュのレッスンの予定と私の方のN響のスケジュールが合わなかったのです。)普段はソロばかりを弾いているので、人と合わせる時のバランスの取り方やテンポの感じ方に問題があります。ヴァイオリンとピアノの合奏なのですから、ピアノが常に伴奏という訳ではないのです。ピアノにテーマがあってヴァイオリンはそれの伴奏に回るというケースもある訳です。また音形が拍ごとに急いでしまう人もいます。この場合ソロで弾いている時にはあまり目立たなくても、合奏ではとても合わせにくくなります。
  3人の生徒は中3,中1,小5と2つ違いです。皆それぞれに持ち味が違い、それぞれに良い所を持っています。それに皆ちょっとアドバイスするとすぐに反応してくれます。(といっても今までの癖がすぐにとれる訳ではありません。)色々な曲を練習する事によって早く譜面を読んで色々なニュアンス付けが出来るようになり、出来るだけ早く初見の能力を身に付けられるようになって欲しいです。


5.27

 やっと今日になって風邪がほぼ治りました。まだ咳が少し残っていますが........

 レッスンが終わってから行きつけのスタンドで洗車をしてもらいました。夜中に高速を走ると、虫が光に吸い寄せられるようにぶつかってきます。そして前面には虫の残骸がついてしまいます。奈良に着いた時も前日に夜名古屋まで走ったので虫だらけになっていたので、洗車用のシートで前面を拭いたのです。その後700km以上走ったのでバンパーにもたくさん虫の後がついていました。それがキレイになってすっきりして気分良く家に戻りました。明日は理恵子が戻ってくるので成田に迎えに行くのでそれからでも良かったのですが、キレイな車で向かえてやりたかったのです。今の車はシルバーグレーという濃いめのシルバーなので、キレイになっていないとそれこそホコリ色のシルバーになってしまうのです。

 今年はモーツァルトの演奏会が多いですが、N響も月曜日(29日)には「BMW presents N響モーツァルト・コンサート〜天上からの調べ〜」を初台の東京オペラシティで演奏します。(19:00開演)(私は永年勤続表彰の休暇で降り番です。)

指揮は飯森範親さんで
フルートとハープのための協奏曲(フルート:佐久間由美子 ハープ:吉野直子)
ピアノ協奏曲第24番ハ短調(ピアノ:清水和音)
交響曲第29番イ長調
というプロです。

 N響の指揮者送迎の車はBMWの7シリーズで、これはBMWから借りているものだそうです。(750だったと思いますが確かではありません。今度練習所に行ったら気をつけて見てみます。)


5.26

 今回の旅行では治りかけだった風邪が治りきらず、昨日家に帰っても咳が止まらず本当に調子が悪かったです。お酒なんか飲んだらそのままぐったりなってしまいそうでした。いまだに完調ではないのですが、強力なドリンク剤のおかげで何とか一日を乗り切る事が出来ました。

 今日色々考えているうちに今度のサンバレーの東京試聴会では私はソロで1曲弾く事にしました。ぜひお楽しみ下さい。(その日は理恵子が豊橋の長谷川先生のホールでリサイタルを開かせていただくので、栄子先生も一緒に出かけてしまいます。)

 今回の演奏旅行では20日の練習とオーディションの後名古屋へ、次の日に奈良で演奏会してから大阪へ、次の日は和歌山の往復、1日おいて大津の演奏会の後刈谷へ、そして昨日刈谷から帰ってきました。全走行距離1380kmでした。自分の車で大阪まで行ったのは今回が初めてでしたが、思ったほど大変ではありませんでした。今まで名古屋や大阪でタクシーに乗ると交通事情に馴染めず、自分ではここでは運転したくないと思ったものでした。でも今回自分でハンドルを持ってみると、名古屋や大阪が特別に強引なわけでもありません。今回は最初と最後に大橋さんにお会いするので車で行きました。最初と最後の移動は大変ですが、現地での移動は車の方がはるかに自由度があるし速かったです。(奈良の時は30分、和歌山の時は1時間電車より速かったようです。)
 AUDIのショールームに行った時に初めて言われた「日本人はハンドルから離れすぎる。」という事がずっと頭に残っていました。自分でもハンドルを切った時に体がシートから浮いている事は感じていました。でもどのくらい近づけたら良いのかよく分からなかったのですが、ある時にBMWのホームページにドライバーが座っている写真を見つけました。ハンドルの9時15分にあたる位置に手がある時の肘の角度が思った以上に曲がっているのです。確かにこれならハンドルの一番上を握っても体が浮く事はありません。その姿勢をとる事によって常に体がちゃんとホールドされているのでとても楽に疲れずに運転できます。何事も基本が大切だという事でした。


5.25

 朝ホテルを出てサンバレーのショールームに伺ったら、既に試聴のお客様がいらっしゃっていました。ショールームの入り口には発送を待つ SV-14LBが積まれていました。

 しばらくショールームでお話をしてから大橋さんのお宅に伺いました。大橋さんのお宅に伺うのはこれで3回目です。オートグラフの音も落ち着いてきているようですし、スィートスポットにリクライニングシートが置かれていました。

 オートグラフと較べると大きさがお分かりになると思いますが、このかわいいスピーカーから出る音は上も下も出てはいないのですが、とてもまとまりの良いスペックなんか関係ない素晴らしい音です。これに較べると今のハイエンドの音は帯域は広いのですが、その分音は薄く聞こえます。これでSPを何枚も聴かせていただきました。私がCDで持っているミルシュタインの弾くヴィヴァルディのソナタの原盤も聴かせていただきました。CDで聴くのとは一味も二味も違う素晴らしい音でした。ハイフェッツの弾く「歌の翼に」も聴かせていただきました。オイストラフも聴きました。どれも帯域はとても狭いのですが、音楽の姿はとてもよく伝わってきました。
 これらを聴きながら大橋さんとイベントの相談をして、アウトラインは決まりました。去年より更に皆様にご興味のある話が出来そうで、今からとても楽しみです。
 また試聴室に戻って(大橋さんのベンツSL500に乗せていただきました。古い車ですが乗り心地は良かったです。)最後のツメをしてから私は帰りました。2時に出たのですが家に着いたのは7時でした。今回の演奏旅行はとても楽しかったのですが、さすがに疲れました。今日は早く寝ます。


5.24

 今朝は昨日Nさんと約束した大阪の市場のすし屋での朝食を楽しみました。握り鮨の原形の鮨だそうで、本当に柔らかく握ったシャリの上に具の載った鮨で、5カンで1皿でした。Nさんのお奨めに従ってこのお任せをまず1皿と赤出し、次にアジの押し鮨を1皿、最後にまたお任せ(最初とは具を変えてもらっています。)を頼んで締めて1人前3200円と朝食にしては立派な値段でしたが、とても美味しい上に腹にもたれないものでした。Nさんは大阪に来ると1回は朝食をここに食べに来るという話でした。
 それから部屋に戻ってチェックアウトまで部屋でまた寝て、今日の会場大津のびわ湖ホールまで来ました。琵琶湖の湖畔に作られたこのホールは前にも何度か来ています。会場の裏手の2階のデッキからは琵琶湖が望め、近くの方が散歩に来られるようでした。

琵琶湖に面したデッキ この姿を見ていたらスリッパを思い出しました
早く会いたいな!

 私は今日は刈谷まで走るので、会場練習までは会場にいるしか仕方ありません。私が着いた時にはまだ搬入の途中でした。

 お昼を食べてから昼寝をして今は4時過ぎですが、そろそろ皆さんが集まってきています。

 今日の演奏会を弾きながら外山先生はテンポの違いを際立たせたいと思っていらっしゃるのだなと感じました。1楽章の序奏はゆっくり目に、そして主部は前向きなテンポで進みました。初日のちょっとしたトラブルもこれが原因だったようです。

 終演後2時間ほどで刈谷に到着しました。早速大橋さんと飲みながら今度のイベントの相談をしました。明日午前中に試聴室にお邪魔して詳細を相談する予定です。今回は去年より更に掘り下げたお話をする事になりました。


5.23

 今日は改装なった大阪の梅田芸術劇場での演奏会でした。

 間口はあるのですが奥行きがほとんどとれない今日のホールなので、最初は弦楽器の後ろに管楽器が2列に配置されていました。ですがゲネプロで音を出してみたら音がハッキリせず(特にティンパニの音がぼけているようでした。)、出きるだけ前寄りに並ぶようにして山台を置くようにしました。それによって客席で聞こえる音はまるで音が変わったそうです。
 演奏会の後福島の近くで食事をしてからホテルに戻ってきたら今日の演奏会のご感想のメールをいただいていました。 その中にヨーロッパのオーケストラは終演時にお互いに握手するのですが、N響の場合はどうなのですかというご質問がありました。N響の場合には終演時にお互いに握手するという事はほとんどありません。(誰かが現役最後の演奏会だったりすると回りの人と握手することはあるかもしれませんが、普通の演奏会では考えられません。N響ももっとこの手のパフォーマンスを考えても良いかもしれませんね。)
 今日のこの配置による音の変化はステレオの場合にもよく現れる現象です。この事をこの次のサンバレーの東京試聴会のイベントの題材にしてみようと今考えています。これと同じような事を会場で実現できるかあさってもう一度サンバレーにお邪魔するのでその時試聴室で試してみようと思っています。試聴会のイベントでは私がCDなどを聴く時に何をどのように聴いているのかを実例入り(CDを聴いていただいたり私が実際にヴァイオリンを弾いたりして)でご紹介したり、音量の設定についても実例入りで何を大事にしているのかなど私達演奏する者の感覚をご紹介したいです。

 明日は今回の旅行の最後の大津のびわ湖ホールでの演奏会です。明朝は今日ご一緒したNさんに市場の食堂に鮨を食べに連れて行っていただく事になりました。今日は早く寝て明日は早起きします。
 その後チェックアウトでホテルを出て明日の公演地大津に向かいます。私は終演後刈谷まで走るので、会場に着いてから終演時まで落ち着く場所がありません。そのためチェックアウトの後食事をして時間を潰してから大津に行こうかなと思っているところです。


5.22

 昨日奈良の演奏会の後大阪に来ました。今回は環状線の梅田の出入り口の近くのホテルに泊まっています。電車だと中津の駅が最寄りの駅になります。昨日からMさんと一緒に動いています。そして昨日はOさん、今日はTさんもご一緒でした。お3人は皆さん今年度に卒業される方達です。ヴァイオリンだけでも今年度はこの他にTさんOさんのお2方が卒業されます。(つまり今年度だけで5人の方がご卒業されます。)

 今日の会場は和歌山城の近くの県民文化会館です。
 この会場は間口がとても広く収容人員はなんとほぼ2000だそうです。響きはデッド気味でした。昨日は練習の時とかなり違う振り方をされていましたが、今日はごく普通の進行でした。
 明日は梅田の芸術劇場での演奏会です。ホテルから歩いて5分くらいの所にあるそうですが、今回初めて演奏する会場です。とても狭い会場だそうで、本当にステージ上に並びきるのか難しいところだそうです。ヒョッとすると編成が小さくなるかもしれません。

 私は今まで大阪まで車で来た事はありませんでした。というのはいつもタクシーに乗ると大阪の交通事情には馴染めず、自分では大阪では運転したくはなかったのでした。でも今回車で来てみると分岐にさえ気をつければそれほど運転しにくいわけでもなさそうです。昨日は第二阪奈道路から環状線、今日は環状線+阪和道路を使いましたが、カーナビの言うことさえ守っていれば空いている時間帯なのでとても順調でした。
 今日はホテルに着いてから3人で近くの居酒屋で盛り上がったのですが、部屋に戻ったらそのまま寝込んでしまいました。明け方に目が覚めて今これを書いています。


5.21

 昨日のひとりごとを書いてからまた2時間ほど寝てから起きました。昨日泊まったホテルはトラスティ栄というホテルです。落ち着いたホテルでお客さんはほとんどが常連さんという感じです。私の部屋は窓を開けても見えるのは隣のビルの壁という事だけが残念でしたが、それ以外はとても良かったです。フロントの応対もとても丁寧でしたし、なんと言っても良かったのは朝食です。値段の割にとても栄養たっぷりの素晴らしい朝食でした。名古屋の演奏会があったらまたここに泊まろうかなと思わせられました。
 10時半にホテルを出たのですが、ホテルの駐車場でエンジンを切っている間に車の向きが反転してしまったので、外に出たら実際の方向とは反対に表示されてしまいました。今日の会場奈良の県文化会館には2時間ほどで着きました。
 ブルッフのヴァイオリンコンチェルトはN響の前コンサートマスター徳永二男さんが颯爽と弾かれました。ブラームスの1番は練習やゲネプロの時とはちょっと違うニュアンスでした。フィナーレのコーダでは間のとり方が突然変わったので、何人かの人が待たずに飛び込んでしまいました。常に指揮者をちゃんと見ていないといけないという事でした。

 本番が終わってから大阪に来ましたが、あさっての大阪の演奏会の日までここに泊まります。今日のホテルのように安くてしっかりした朝食が食べられるのなら良いのですが、そうでない場合は近くのコンビニで朝食のネタを買ってきます。今日もホテルに着いてから軽くコーヒーハウスで食べて、向かいのコンビニでおにぎりなどを買ってきました。これで明日は部屋でゆっくりできます。


5.20

 いつもとは違い、最初にモーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」序曲、次にブルッフのヴァイオリン協奏曲、最後にブラームスの1番という順に練習しました。指揮は外山雄三先生です。特にブラームスは遅めのじっくりしたテンポで進みます。
 練習終了後3時半からコントラバスのオーディションがありました。その後会議があり結局5時に練習所を出る事が出来ました。途中厚木の手前で少し混んでいましたが、名古屋には順調に着けました。前に知り合いが泊まってとても良かったと言っていたので、今回は愛知芸術劇場から歩いてすぐの所にあるホテルに泊まりました。初めて泊まったホテルですが、なかなかのものでした。
  私が着いた時には既に大橋さんもいらっしゃっていて、荷物を部屋に入れてからすぐ一緒に前に食べに行った店に鳥を食べに行きました。とても人気の店のようで、時間によってはお客さんが列を作って待っているそうです。早速本題の東京試聴会のイベントについて話をしました。今日は大まかな方向性を決めましたが、この旅行中は時間があるので細部について色々考えて最後にまたサンバレーによって相談しようと思っています。

 ホテルに戻って部屋に入ったら急に睡魔に襲われ、しばらく寝込んでしまいました。今は明け方の午前5時です。


5.19

 金沢ステーションからこの前のステップの写真が送られてきたのでご紹介します。

 1回15分という短い時間の中で楽器紹介と演奏という盛りだくさんの内容なのでなかなか忙しかったですが、次の機会には今回の教訓を活かして更に良いものを目指していきたいと思っております。リクエスト・コーナーの進め方ももう一工夫します。
 今回の教訓をふまえて7月の次のステップのトーク・コンサートの概要も決めました。 今回は最初にツィゴイネルワイゼンを弾きましたが、少し長いので次は5分位の曲とリクエスト・コーナーは2曲(静かな曲と速い曲)というようにしたいと思っています。詳細は正式の発表までお待ち下さい。

 前にご紹介したHarmanKardonのDrive+Playは、FMで送信してカーステレオのFMで受けるのはノイズが多くてあまり楽しめませんでした。(常にジ〜〜っというノイズに悩まされるのです。最初は我慢していましたが、やはり長期間は我慢できませんでした。)この前頼んだAUX端子の増設をして、iPodの音をAUX経由で聴くようにします。このAUX端子は来月にならないと入荷しないので、まだしばらく先の話になります。私の車ではCDは6連奏のCDチェンジャーともともと付いているCDプレーヤーの計7枚が聴けるので、出かける前にCDをちゃんと選んでおけばしばらくは楽しめます。

 明日はコントラバスのオーディションがあるので、その後私は名古屋まで走って大橋さんとお会いします。昨日書いた企画は時間的に無理なようでした。もっと早く気がつけば良かったのですが、残念です。


5.18

 前半のピアノ協奏曲の後今日はアンコールがありました。ツァラトゥストラについては今日は昨日より細かい事故はありましたが、勢いは今日の方がありました。今日でスクロヴァチェフスキ先生の定期は終わりましたが、いつまでもこのお元気さを維持してくださる事を祈っております。

 今日は昼近くまで寝ていたのですが、おかげで風邪は治りました。やはり睡眠が大切でした。

 今度は奈良→和歌山→大阪→大津という演奏旅行です。私は土曜日の練習とオーディションの後名古屋まで走ります。名古屋で大橋さんと美味しい鳥を食べながら、来月の東京試聴会の打ち合わせをします。今日帰りの車の中でとても面白い企画を思いついたのですが、実現の可能性があるのかどうか大橋さんに聞いてみようと今から楽しみにしています。今までのオーディオのイベントで行われた事のないものなのですが、準備が大変なのです。
 今回の演奏旅行は現地の移動は車の方が自由が利くので、初日の奈良の演奏会の前に途中まで行ってしまえば後は楽です。(帰りはその日のうちに帰るのは止めました。一人で行くので無理は禁物なので、帰りも途中で泊まって次の日にゆっくり帰ります。)


5.17

 今日はB定期の初日でした。遅い所はかなり遅いのですが進むべき所は少しも緩まずに進んでいくので、この遅いテンポはそうなってしまった結果ではなくちゃんと意識してそのように持って行こうとされているのでしょう。立って指揮されている上に暗譜、その上このテンポ感、脱帽以外の何者でもありません。ゲネプロより本番の方が迫力のある出来上がりになっていました。
 今回の演奏会は演奏時間がとても短いです。プロコフィエフが30分弱、ツァラトゥストラが35分位という事で、今日は終演後楽屋に戻ったらあまりにも早いのに驚きました。プロコフィエフの後には当然アンコールがあると思っていたのですが、実際にはアンコールなしで終わってしまいました。マエストロの体力からこのようになっているのでしょうか?

 日曜日の金沢ステップの時からいくぶん風邪気味だったのですが、昨日家に帰った時は鼻水が止まらず最悪の状態でした。お風呂に入って体を温めて布団乾燥機で暖かくした布団にすぐ入って寝たら朝は調子良かったのですが、夕方になったらまた鼻がぐずぐず言い出しました。明日は午前中は何もないのでゆっくり寝て体調を取り戻したいと思っています。


5.16

 おとといの金沢ステップの疲れがまだとり切れず、練習所に行く時は良いのですが帰りは体が重かったです。家に戻ったらしばらく寝込んでしまいました。
 今日も練習はツァラトゥストラから始まり、昼前にはプロコフィエフのピアノ協奏曲の練習に移りました。私はピアノ協奏曲が降り番だったのですが、昼休みに会議があったので午後の練習が始まる頃家に向かいました。
 最初の定期の時にはとてもさっそうとしたテンポでしたが、段々テンポが落ち着いてきて今回は普段よりかなり重厚な感じになっています。テンポは遅めなのですが音の処理の仕方はどちらかというとさっぱりとした感じで、そんなに遅めを目指しているとは思えません。ただ私達が合わなくなる事を危惧して場所によってとても細かく振り分けられているようです。私自身は未完成の時との落差に驚いています。
 それにしてもずっと立ったままで指揮をされる体力は素晴らしいです。それに速い所のテンポは少しも緩みません。

 今日久し振りにじっくり1階の音を聴いてみたのですが、案の定音の切れが今一つです。(音の立ち上がり、余韻がいくぶん太め残りのような感じになっています。ちゃんと鳴らし切れるともっとバネの利いた音の切れともう一回り繊細な余韻が楽しめるはずです。)これは毎日ちゃんと手をかけなかった自分の責任です。じっくり1週間から10日位かけてじっくり鳴らし込んでみます。楽器と同様で早く音を引き出そうとしてボリュームを上げてガンガン鳴らすと、音が荒れてしまいます。(CDを一枚聴いている間にも音はどんどん良くなっています。この調子だと割と早く復活できるかもしれません。)


5.15

 昨日は早めに寝たので朝は体も軽く快調でしたが、午後からはいささか大変でした。栄子先生が昨日の金沢ステップの様子をアップしたので、こちらをごらん下さい。

 今日は1日ツァラトゥストラの練習をしました。少し進んでは止めて細かく注意をされて、また進んでは止めてという形の連続なので、全曲を通して弾いてペース配分を見るという事はほとんど出来ません。一番最初の未完成の定期の時には速めのテンポで進みましたが、今回は反対にとても重厚でじっくりしたテンポで進んでいきます。弾きながら何度もテンポで迷ってしまいました。明日はツァラトゥストラの後プロコフィエフの3番のピアノ協奏曲を練習します。

 4月の初めから色々と続いてきた事も昨日の金沢ステップで1つの区切りがつきました。一番の収穫は自分の奏法上の問題でした。昨日のステップでは人前での話について色々と参考になりました。これからは6月10日のサンバレーの東京試聴会でのイベント、7月半ばにまたステップと色々な予定が待っています。今まで落ち着いて聴く事の出来なかったステレオに正面から向き合う時間がとれるので、また色々新しい事を発見できるでしょう。今年のイベントでは何をお話ししようか今色々考えています。今まで誰も指摘しなかった事をお話してみようかな、などと考えているのですが..........まだアイデアだけなのですが。音楽とオーディオには共通点が色々あるのではないかと最近感じているのです。今度大橋さんにお会いした時にお話してみようと思っています。話題として適切であるならイベントで取り上げようと思っています。


5.14

 今日は朝から金沢ステップでアドバイザーを務めました。朝6時に起きて8時過ぎにホテルを出て会場である金沢楽器センターに向かいました。N響の演奏旅行ではこのように朝早い時間から活動する事はないので、夕方6時過ぎまで持つか心配でした。ですがチーフの林先生、PTNA本部からいらした戸沢先生と霜鳥さん、そして金沢ステーションのスタッフの皆さんの温かいサポートのもとに最後まで楽しくやらせていただきました。100人近い皆さんの演奏を続けて聴いているときっと疲れてきたり眠くなるのではないかと、そのことがとても不安だったのです。でも今日演奏された方たちは皆粒ぞろいで聴いていて飽きるような事は全然ありませんでした。予想に反して最初から最後まで一息にやれてしまい、私自身が一番驚いています。この普通のステップの進行の中で2回(1回15分と短いのですが.......)トークコンサートを栄子先生とやりました。散々アドバイスを書いた揚げ句に突然弾くので思ったようにはとても弾けないのですが、普段はピアノを相手に格闘している生徒さんにヴァイオリンの音を聴いてもらうのも大切な事だと思い栄子先生と一緒に頑張りました。これも会場の皆さんの反応がとても素晴らしく、少しも疲れたという感じはありませんでした。栄子先生とまたこのような機会を持てたら良いねと話をしながら、先ほど家に戻ってきました。
 明日からはまた次の定期の練習が始まります。早く寝ないと明日が地獄の一日になってしまいます。


5.13

 留守宅とスリッパの世話をお願いして昼過ぎに家を出てここ金沢にやってきました。残念ながら雨にたたられてしまいました。まずホテルにチェックインしてブロードバンドとAirMacを使ってのインターネット接続が出来る事を確認してから、明日の金沢ステップの会場に行きトークコンサートの練習をしました。2時間位練習をしてからホテルに戻り、近くの日本料理屋でカニの入った会席料理を楽しみました。とても美味しい充実したコースで堪能させられました。(N響の演奏旅行でも金沢には何度も来ていていつもこのホテルに泊まっているにも拘わらず、すぐ近くにこんな美味しい店がある事を知りませんでした。)
  それからホテルに戻って栄子先生と明日の予行演習をしました。明日は朝9時から夕方6時過ぎまで100人近くの演奏を聴いてアドバイスを書くというステップのアドバイザを務めると同時に、短いトーク・コンサートを2回その合間に行います。その後最終便で羽田に戻り、あさってからのB定期の練習に出ます。今月末までこの調子でいささかきついのですが、やり甲斐のある事なので頑張らなければいけません。


5.12

 今日は用事で出かけた先でCLIEを触っていたら、DateBook5のメニューに「古い項目の破棄」というのを見つけたので、CLIEの中の古いデータを全部消してからiCalと同期させたら思った通りになりました。一時は新しいPDAに移行する事も考えたのですが、窮すれば通ずという事でしょうか。
 英語版のPalmにJ-OS(日本語化するためのプログラム)を入れて使おうかと思ったりもしましたが、今ちゃんと使える状態になった以上新しい物を買う理由はありません。今は良い状態を維持する事に専念します。それに新しい物を導入する事に伴うトラブルに付き合っている余裕もありませんし。

 サンバレーの東京試聴会には今年も去年と同様にイベントに出させていただく事になりました。予約が始まって早々に満席という事で、とてもうれしいのと同時に今年は何のお話をしようかなと今から身が引き締まる思いです。私が演奏するという立場から色々気がついた事を実例入りで分かりやすくお話する事が課せられた任務だと思っております。去年よりさらに一歩踏み込んだお話が出来ると良いなと思っています。下旬に大阪近郊の演奏旅行があるので、その時に大橋さんの所に寄って相談する予定にしています。

 9日に書いたハーマンカードンのDrive+playですが、FMの電波を飛ばすというやり方はノイズの問題が逃げられないようです。もともと登録されている5つの周波数帯域のどれにしてもいつも「ジーッ」というノイズが入ってしまいます。ディーラーに行って聞いたらAUXの増設ポートというオプションがあるようなので、それをとってもらう事にしました。ただ設置場所に問題があるのと、入荷までに1月以上かかりそうなのが玉に瑕ですが.......


5.11

 昨日は夜思いもかけぬ事が起きて、私が寝られたのはなんと明け方の4時でした。このところ栄子先生と合わせを毎日やっているので、色々な事を再確認させられました。気負わずに脱力しながら必要な所に力を集中させる事に心がけています。そのせいか自分では音がかなり変わったと思っています。
 練習には2つのやり方というか側面があります。対症療法と体質改善です。弾けない所を弾けるようにするのが大切である事は間違いありません。この今の自分の限界をそのままにしてその範囲内で何とかするのが対症療法です。でも根本的に自分を伸ばすにはその限界もっと伸ばす必要があります。それが体質改善です。次の演奏会までに弾けない所を弾けるようにするという対症療法と同時に、基本的な奏法を直していく体質改善もとても大事です。いつもこの両方の側面を意識して練習の仕方を考えようと思っています。

 CLIEとの同期はまだうまくいっていませんが、今はこれ以上これに拘わっていられないので放っておく事にしました。それにしてもPDAは何を選んだら良いのか迷ってしまいます。しばらくはシステム手帳とiCalにデータを残していき、新しいPDA(あるいはそのままCLIEか?)が決まったらそれにデータを移して同期させます。携帯とのコンジットもあるのですが、携帯の場合はメモを付けられないのが最大の問題です。


5.9

 OSの入れ直しもCLIEとの同期の問題以外は解決してほぼ前の環境を回復しました。今回のハードディスク初期化のきっかけになったのがこのCLIEとの同期でした。今の時点でのiCalのデータは外付けのハードディスクに取ってあるので、Palm上のカレンダーのデータを消せるかMacのデータでPalmに上書きする事が出来れば良いのですがその方法が分かりません。現在ではMacとCLIEの同期はMissinng Syncを使っていますが、Palm Desktopをインストールして同期させてからMissing SyncをインストールさせるとHotSync Managerが起動しなくなってしまうのです。(再インストールして何度も試してみましたが同じ状態になってしまいます。)どなたかどうしたら良いのかご存知でしたら教えていただけないでしょうか?
 それ以外のQY70とMacとの接続もうまくいきました。Powerbookのキーボードでも音譜の入力は出来るのですが重音は打ち込めないので、QY70で重音の打ち込みが出来ると助かるのです。

 今日は午前中に練習所に行って6月の韓国旅行関係の書類を提出した後、理恵子が去年の秋にコンサートをさせていただいた御殿山小学校に行きました。これについては栄子先生のひとりごとをお読みください。
 その後家に帰ってから今朝届いたiPodを車で使えるようにする ハーマンカードンのDrive+playを取り付けました。これは本体とコントローラー、ディスプレーの3つで出来ていて、iPodをつなぐとディスプレーにiPodと同じ画面が出るのです。そして車のステレオにはFMの電波を飛ばしたりAUX端子につないだりできるのです。これのおかげでCDをiPodに取り込んでしまえば良い事になります。
 音はまあこんなものという程度ですが、どうせノイズだらけの車の中で聴くのですからこれで十分です。ただしディスプレーの取り付け場所はよく考えないと折角つけても邪魔になってしまいます。
 車のCDのオートチェンジャーは全部で7枚入るのですが、遠出する時など色々な物を聴きたくなった時にはiPodの方が使いやすいです。これはiPodを手に取らなくてもコントロールできるのがうれしいです。


5.8

 5日に始めたOSの入れ直しは結局再度OSの入れ直しをすることになってしまいました。(一度Tiger10.4にしたのですが、調子が良くないのでPanther10.3.9に戻したというわけです。)それでやっと今日昼ごろになって落ち着きました。(そのためメールの返信が遅れて

いますがお許しください。)それにしてもOSが進化すればするほどファイルの数が膨大になり、OS7の頃のようにドラッグだけでインストールが出来る時代ではなくなってしまいました。OSだけに限らずいろいろなアプリケーションも複雑になり、インストールが大変になりました。

  今度の日曜日にはPTNAの金沢ステップでアドバイザーをする傍ら演奏もすることになっています。栄子先生がステップを色々なところで経験しているので、趣旨や進行については随時アドバイスをもらえるので安心です。そこで弾かれる曲をCDを聴いたりして色々研究しています。
 このところの奏法の変化の仕上げとでも言うべき事に最近気がつきました。それは力のバランスです。誰でも演奏している時の右手と左手の力の配分はちょうど同じではありません。でも弾く時には出来るだけ片手だけに力が入らないように気をつけるべきです。たとえば右手に力が入りやすいと、音を潰してしまうだけではありません。右手につられて左手まで動きが悪くなってしまうのです。今までこの事をあまり意識した事はなかったのですが、おととい位からこの事がすごく気になっていました。速い難しい曲を弾いている時でもこの力のバランスをちゃんととれるととても楽に弾けるようになります。
 もう1つの変化は弓の持ち方を少し変えた事です。鼻薬をちょっと利かせた程度の違いなのですが、音にはかなりの違いが出ています。

 明日からはC定期の練習が始まりますが、私は降り番です。(そのために金沢へ行ける事になったのです。)今回はブルックナーの8番です。


5.6

 昨日OSの再インストールをして結局寝たのは3時過ぎ、それでも動作がまだおかしいところがたくさんあるので家に戻ってきてからまたPowerbookの前で悪戦苦闘、やっと順調に動作するようになりました。(情報を見ようとするとFinderが終了して再度立ち上がってみたり、インストールし直したらVersionCueがメニューバーから消えてみたり。)明日はまだインストール出来ていないソフトを入れる事から始まります。シリアル番号の入力がとても大変なのです。最近はインストールしたあと再起動を強制されるソフトが少なくなって楽になりました。

 今朝は7時半に起きたのですが、眠くてシャキッとしませんでした。先生はゲネプロで消耗しすぎないように全部はやらないとの事でした。ところが結局は時間的には全曲通したのと同じ位の時間がかかってしまいました。先生はテンポの変わり目などちゃんと通してくださらないので、本番の時はとても心配になります。
 今回初日の練習の時はテンポは前向きだったのですが、次の日になったら「これ同じ曲?」というくらいテンポが遅くなっていました。結局は重厚なブルックナーという感じに仕上がっていました。 来週は私は降り番ですが、ブルックナーの8番を3日間で練習します。
 ゲネプロが終わってからはNさんと一緒にお昼を食べてから、東急デパートの中を夏物のカジュアルなものを見て歩きました。本番が3時半からなので、少し歩き回ってすぐに楽屋に戻りました。
 本番が終わってからはFさんと一緒に帰りました。連休も終わりに近づいて首都高は帰り車が多いようなので、渋谷から箱崎まではガラガラに空いた裏道を中心に帰りました。


5.5

 サーバーに使っているMacの調子が昨日からおかしく、今日レッスンが終わってからOSの再インストールをしています。やっとメールを読んで、ホームページをアップできるようになりました。

 という事で今日はもう寝ます。


5.4

 今日は1日ブルックナーの7番を練習しました。1、2、4、3楽章の順に練習しました。今回は先生の持ち込まれた譜面で弾いているのですが、鉛筆の書き込みを直す事が何回もありました。全体としては速めのテンポで進んで行きます。ただ部分的には2楽章の最後などかなり遅めのテンポです。前回の未完成の時とは違って、初めからとても細かく弾き方のリクエストが飛んできました。思い入れがたくさんあるようでとても細かく注意されています。ご自分の思い入れが強いせいか弾き方についての質問が出ても気がつかれない位一生懸命お話をされています。

 今日は連休の真っ只中、事故さえなければ都心は順調に車は流れるのですがこういう日は事故がとても多いものです。基本的には車の数はとても少ないのですが、その割には合流の所はうまく流れません。とても用心深い人、とても強引な人とさまざまな人がいらっしゃるので注意が必要です。
 帰りにスタンドで給油して洗車してもらいました。先月末のアイシン、1日の銚子、2日の横浜と遠出が続いたので、ブレーキパッドの粉と雨の汚れが目立つようになったからです。やはりキレイにしてもらうととても気持ちが良く、大事に乗ろうという気持ちが湧いてきます。

 金沢のステップまでは毎日栄子先生と合わせの練習をしようという事になっています。合わせの練習をすると自分の練習では気付かない事が表に出てくるので、毎日少しずつでも(1曲でも)練習した方が良いです。昨日は全曲合わせましたが、今日はどれだけ出来るでしょう。リクエスト・コーナーをとても楽しみにして頂けているようで、弾く方はとても負担が大きいのですがやり甲斐はあるので、出来るだけ続けて行こうと栄子先生と話し合っています。


5.3

 昨日は私は帰りは順調に家につきました。横横道路の日野インターを使ったので、鎌倉芸術館での演奏会の時と同じコースをとりました。鎌倉芸術館の演奏会はマチネの事が多いので、いつもは帰りは横浜までウンザリするほど時間がかかるのです。でも昨日は夜も遅かったのでとても順調に帰る事が出来ました。それに引き換え大橋さんは連休後半に出かける大渋滞にあって、刈谷まで9時間位かかったそうです。
 今日は午前中にドンナハウスの社長さんがいらっしゃったのですが、午後から横浜に行かれるそうで東名の横浜青葉から行かれると仰っていました。でも道路情報を見ると東名は40km以上渋滞しているので、第三京浜から行った方が良いと連絡を入れました。大橋さんが巻き込まれた渋滞がずっと続いているようです。昨日横浜に行く時も7号線を使うとものすごい時間がかかるようで、滅多に湾岸を使うように言わないナビが千鳥町に行くように指示を出していました。ルートの選び方で渋滞が回避できる場合は良いですが、東名などを長距離走る場合は逃げようがありません。明日からの3日間はまだ連休中なので、首都高が混んだ場合には下の道を使えばそこそこに走れます。

 明日からは土曜日のオーチャード定期(ブルックナーの7番)の練習が始まります。そしてその次はC定期で同じくブルックナーの8番を弾きます。そのあとのB定期はプロコフィエフの3番のピアノ協奏曲とR.シュトラウスの「ツァラトゥストラ」というプロです。もう12時半を過ぎているので早々に寝ないと大変です。


5.2

 今日は鶴我さんのお宅で餃子パーティーでした。鶴我さんのお宅のステレオを楽しみながら、横山さんのお手製の餃子を4人(鶴我さん、大橋さん、横山さん、私)でいただくという趣向です。
 私が鶴我さんのお宅に着いて車を停める所を探していると、見慣れないナンバーのベンツを見つけました。これが大橋さんの車でした。年代物ですがとてもキレイな車でした。

 リビングの隣の和室に置かれた旧型のStirlingからは違和感を感じさせない音が聞こえてきます。しばらくして横山さんが合流し、下の写真のように米松ミニの試作スピーカー(横1/2サイズ)でプレヴィン先生のジャズなどを聴きながら右の写真のような見事な餃子を楽しませてもらいました。(このスピーカー、横山さんがキャスター付のカバンでガラガラと引っ張って持って来られました。)ジャズ系の曲だとALTECは素晴らしい存在感を示すのですが、ディースカウの若い頃のレコードを再生すると明らかにTANNOYの方が雰囲気がよく出て来ます。ジャンルによってこれほど再現力が違うという事をあらためて確認しました。オーディオはどちらが良いか悪いかというような単純な比較では語り切れません。何を聴いてもこれがベストだというような物はないのです。要は自分は何を一番大切に思うかが問題なのです。これは人に強制するものでも強制されるものでもありません。だからこそオーディオは素晴らしいのです。(このところ立て続けに大橋さんの調教されたステレオの音を聴き、とても参考になりました。私には欠けている部分を感じさせられました。)
 結局9時過ぎに失礼しましたが、アッという間に時間が過ぎてしまいました。


5.1

 今朝9時に家を出て、銚子方面にドライブに行きました。途中で白井に寄って行ったので京葉道路から東関東道に入るより時間がかかってしまいましたが、順調に行く事が出来ました。まずポートタワーに行きました。今日は風が強く、高い所に行くと目を開けているのも大変です。昼過ぎの時間になっていたのでお腹も空いたので、ガイドブックを頼りにおすしを食べに行きました。こじんまりとしたお店ですがとても美味しかったです。それからすぐ近くの犬吠埼灯台に行きました。資料室には真空管みたいな灯台のライトが展示されていました。それから車中から屏風ケ浦を見て、地球の丸く見える丘展望館に行きました。今日は霧が出ていて水平線は見えませんでした。従って地球は丸く見えませんでした。それからポートタワーの隣のウオッセ21に行って、海の幸を色々買い込んで帰路につきました。

ポートタワー 犬吠埼灯台
とても美味しかったです! 真空管のおばけ?

 今日はとても良い気分転換の一日になりました。明日は横浜の鶴我さんのお宅に伺う事になっています。金沢のステップを控えてそんな事をしている場合ではないという声も聞こえてくるようですが.........
 今日1日でほぼ300km走ったのですが、その半分位を走ったような感じしかしません。車が変わってガソリン代は高くなりましたが、疲労感は激減しました。


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