8.27
今回のSV-23DとJB2A3は色々なことを教えてくれました。一番の収穫は私の立ち位置を教えてくれたことです。普段は好きかそうではないか?、という以上に手に入れたいかどうか?という観点で聴いています。でも今回はすぐに必要という訳ではないので、いつもよりは冷静に少し距離を置いて音が聴けました。そして私がなぜチャートの左下のアンプ群に手を出さないかがハッキリ分かりました。この左下のアンプ群は私にとても大事なことを教えてくれるのですが、最終的には私の好みは左から中央の上半分に位置するアンプだ、ということがハッキリ分かりました。とはいってもJB2A3は事情が許すなら持っていたいアンプです。時々聴いて自分の尺度をはかり直すのに最適だからです。でもこの上アンプを置く場所は残念ながらありません。
同じようなことはヴァイオリンでもありました。先月末に駒を新調してから1月間、細い弦を弾いてきました。そして弦を細くして弾くのが楽になったと思っていたのですが、この前試しに太い弦を貼ってみたら、こちらの方が音量もあるし音も明るかったのです。演奏もオーディオも物を換えて良くなったかどうかの判断は、じっくり時間をかけてしないと分からないものです。一度チョコッと換えてみただけで判断するのはとても危険です。
今年の夏休みはありがたいことに、8月も末になってとても良い経験が出来ました。
今日から世界陸上が始まりましたが、その開催地大邱(テグ)はその昔N響の演奏旅行で行ったことがあります。その時は演奏会の最中に会場に「カァ〜ン」という音が鳴り響きました。会場のエアコンのパイプが鳴ったそうですが、大邱というとどうしてもその時のことを思い出してしまいます。うろ覚えなのですが、その時はソウル→大邱→釜山で演奏会があったような.........? |