ひとりごと2005年9月分    

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このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。


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生徒さんへの連絡があります。こちらへどうぞ。(2005.9.18重要な連絡があります。必ずご覧下さい。


9.30

 とても残念なお知らせがあります。11月2、3日のB定期と12、13日のA定期を指揮される事になっていたサヴァリッシュ先生が健康上の理由で来日できなくなりました。詳しくはこちらをご覧下さい。

 昨日の内視鏡検査の後なので今日は1日静かに過ごしました。朝昼とお粥、夜は普通のご飯に豆腐と卵という食事でした。明日からは普段通りの食事をしても良いようです。ただし腹7分目という条件付きですが。勿論お酒は1週間から10日は禁止です。1週間経った時のビールの美味しさは格別なものがあります。

 今は1階でステレオを聴いています。この前の理恵子のリサイタルの実況録音盤のCDのテスト版なのですが、今回は会場の雰囲気を中心にとった録音で、最初は今までの録音との落差に戸惑っていたのですが何回も聴いているうちにその良さが見えてきました。今回は演奏時間が長いので、全曲は入りませんでした。近いうちに2回目のテスト版が来る事になっています。
  前にも書きましたが今は1階にはDevonを置いています。このDevonを2階に置いていた時には音の粒は細かいのですが、Stirlingに較べると音を軽く感じていました。リビングで楽しむために聴くのですからそれでも良いと思っていたのですが、1階でSV-310+SV-91Bでドライブすると重心が下がりこれが同じスピーカーかと思うほど変わりました。2階もStirlingに替わり落ち着いた響きになりました。前に較べると両方とも一段と良い音になったと自分では思っています。今の1階は310Aが6本、300Bが2本、274Bが2本という事で、1階の音を決めているのは300B以上に310Aなのかもしれません。
 こういう音の変化は自分ではいつも聴いているので、前の状態を聴いた事のある方に聴いて頂くのが一番変化を指摘してもらえるので良いのです。近いうちにそういう機会に恵まれそうで、今からとても楽しみにしています。
 同じ装置でも持ち主によって出てくる音が違うという事をよく経験しますが、それは多分聴くソースの違いから来るのでしょう。皆自分の気に入ったソースを聴くわけですが、持ち主がどういう演奏を良いと思うかによってよくかかる演奏が変わる訳です。私は私の好きな演奏家の音が良く聞こえるように無意識で調整して行くので、装置の方もどんどん私寄りになってくる訳です。それの永年の積み重ねですから、同じ装置でも持ち主によってまるで違う音になっても、ある場合には人によって正反対の性格を持っても不思議ではありません。その意味ではステレオは楽器とまったく同じなのです。更に言うとステレオも楽器も持ち主のインスピレーションを妨げるような限界を持たないのが望ましいのです。弾き手が楽器の限界の中で演奏するのと同様、ステレオも持ち主は無意識のうちにその限界に捕らわれているのです。恐いのは聴き手の方はその事を意識していない事です。知らないうちに自分の装置の感覚が正しいのだと思い込まされてしまうのです。音は後に残らないので、特にその危険性が強いのです。それを打ち破ってくれるのが生演奏なのです。生演奏を弾いたり聴いたりする事によってこのようなアリ地獄にハマらないで自分の方向性を持てるのです。(これはオーディオの小道に書くべき内容でした。)
 そういえば来週の週末には真空管オーディオフェアが開かれます。私は日曜日にコンクールの審査が入ってしまったので土曜日の午後に損保会館に出かけてみようと思っています。といっても前後にレッスンがあるので、あまり長い時間いられないのが残念なのですが。

 CDを聴く前にFMでN響の実況中継を聴いていたのですが、9時10分の放送終了時間になっても演奏は終わっていませんでした。このプロはベルリンとウィーンで演奏されおますが、定期で演奏してこの時間がかかるのですから向こうでは軽く2時間半をオーバーするでしょう。(休憩時間が倍位になるのとアンコールがあるからです。)もう1つのプロも4曲あるのでとても早く終わるとは思えませんし、大変な演奏旅行になりそうです。


9.29

 今日は毎年恒例の内視鏡検査の日でした。検査は午後2時からだったので落ち着いて検査に臨む事が出来ました。結果はやはりポリープが見つかり、1週間〜10日の節制を言い渡されました。下剤を飲んでいるので家から病院までの間にもしトイレに行きたくなると困るのですが、今回も何事もなくいきました。明治神宮前で下りなければいけないのに、間違えて表参道に行ってしまい10分ほど遅刻してしまいました。実際の検査は20〜30分位のうちに終わるのですが、順番待ちや終わってからの安静の時間があるので病院を出たのは4時半過ぎでした。
 今おかゆを作って食べているところです。今日は腹4〜5分目にしておかないといけません。今日は何も食べていないので力が入らないので、この後は下の部屋に行って何か聴こうと思っています。弾くのは明日にします。 今日は帰りに新しいコーヒーメーカーを買ってきたので、これからそれで美味しいコーヒーを飲もうと思っています。(お茶、コーヒーは飲んでも良いのです。)
 この内視鏡検査はお腹の中身を毒まで含めて一度全部出してしまうので、身体にとっても良い事ではないかと思います。 毎年このようにポリープが豊作なのでは来年もちゃんと検査しないといけないでしょう。最初にポリープが見つかったのは今から5年前でした。便の潜血の検査で異常を指摘され、NHKの健康保険組合から紹介された病院で内視鏡検査をしてもらったらポリープが5〜6ヶ見つかりました。(それまで軽く考えて便の検査も適当にパスしていました。)一番大きいのが長さ21mmで、他にも5mm以上の物が1つありました。見つかるのがあと半年遅れていたら癌になっていたかもしれないとその時宣告されました。
  5年前たまたま受けた検査で見つかったのは本当に幸運でした。その時潜血が出ていなかったら私は今頃は生きていなかったでしょう。栄子先生も近くの病院では異常なしと言われましたが、私の行っているこの病院で診てもらったらポリープが見つかりました。「これを見逃すなんてどういう医者?」と言われたそうです。私の母もこの病院で検査をしてもらって大腸癌が見つかりました。皆さんも是非専門の病院で内視鏡検査を受ける事をお奨めします。病院による技術の差は想像以上のものがあります。
 入院せずにポリープを切れるのですが、1回に切れる限度が7mmだとの事で一番大きいポリープは3回に分けて切りました。そのあと半年後に検査をして異常なしだったので、それからは年に1回のペースで検査してもらっています。次は来年の9月ですが、来年は少し早めに受けようと思っています。

 マジック1になった阪神の試合を今BSHiで見ています。9回の表、ピッチャーが久保田に替わったところです。−−−−−そして今セリーグの優勝を決めました。おめでとうございます。


9.28

 この前HDDに録画したクラシカ・ジャパンの今週のピアニストを昨日DVDに焼いてみました。焼いた東芝のRD-X5では見られるのですが、違うプレーヤーに入れるとディスクを認識してくれません。今まで違う器械で再生していなかったので気がつかなかったのですが、ファイナライズがされていなかったからのようでした。無事PowerbookでもVictorのDR-MX5(VHS&HDD&DVDレコーダー)でも見る事が出来ました。早速ワルシャワに向けてEMSで送りました。ビデオと較べるとDVDの方がはるかに場所を取らないので、どんどんビデオからDVDに移そうと思っています。

 私は明日毎年恒例の大腸の内視鏡検査を受けるので、今日は食事制限の一日でした。去年は7月の末に受けたのですが、今年は9月末になってしまいました。少なくとも当日と翌日は静かにしていないといけません。大きなポリープ(5mm以上)が見つかって切られるとしばらくは安静にしていないといけません。


9.27

 今日は朝起きてすぐ庭の花に水をやりました。表通り沿いの庭だけでなく別棟の前と母屋の裏にも花壇があるので、水やりだけでもかなりの時間がかかります。2階のフラワーボックスの花にもスリッパがいない時を見計らって水をやらないといけません。それから家事を済ませて、午後から練習所へオーディションのために出かけました。今日はトロンボーン、ビオラ、ヴァイオリンの3つのセクションの2次オーディションがありました。
 N響は今日から3日間C定期の練習があり、ヨーロッパ旅行のAプロと同じベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:ワディム・レーピン)とショスタコーヴィッチの交響曲第8番というプロです。このAプロは最初のベルリンとウィーンの2回の演奏会で行われます。その後のウィーン、ブダペスト、リスボン、マドリッドでの4回の演奏会は武満徹の「鳥は星形の庭に下りる」、R.シュトラウスの4つの最後の歌(ソプラノ:ソイル・イソコスキー)、ドビュッシーの「遊戯」、ラヴェルのダフニスとクロエ第2組曲というBプロです。(最後のマドリッドは初めの2曲がベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲に変わります。)
 ヨーロッパの演奏会は日本の場合と違って開演時間が遅いです。例えば今回はベルリンの演奏会は20:00、リスボンは一番遅く21:00、その他は19:30開演です。その上休憩時間にはお客さんが全員ロビーに出てゆっくりワインなどを楽しむので、 休憩時間は30分近くになってしまいます。
 ですから演奏会自体は2時間半位になってしまうのです。19:30開演でも終演は22:00という事になり、それからホテルに戻ってから食事をするのです。リスボンのように21:00開演だと終わりは早くて23:00過ぎ、移動のある時は次の日のホテル出発は10:00という事でなかなかの強行軍です。
 今回は10泊+機中泊1泊というスケジュールで、初めの4泊はベルリンです。今までは現地で2日練習をしていましたが、今回は1日日本で練習し現地では1日練習するというスケジュールになります。


9.26

 今日はやっと休みになりましたが、午後から用事があり家に戻ってレッスンをしたらアッという間に夜になってしまいました。夕食後自分の練習をしてから今1階でCDを聴いています。久し振りに落ち着いて聴くCDの音はとても素晴らしく聞こえます。やはり私の場合は自分で弾く事とステレオを聴いて感じる事は直結しています。ステレオについて新しい発見がある時は奏法についても進展があった時です。漠然と音を聴いているだけでは新しい方向性など生まれてきません。つまり私のステレオについての感覚は自分の弾く音楽感と密接に結びついているので、真空管アンプに目覚めてから短期間に上り詰めていったのでしょう。今のところステレオについては値段は品質の保証はしてくれていないと断言出来ます。音楽にとって何が大切かという事が分かっているメーカーの製品でないとどんなに高価でも寂しい音しか聞こえてきません。残念な事にそういうオーディオ製品があまりにも多すぎるのです。ですから実質本位に考えてサンバレーの製品が中心になってしまったのです。
 私は自分が使う事しか眼中にありませんし評論家ではないので公平を期す必要などありませんから、同じように積極的なメーカーがあるのかは分かりません。少なくともフェアなどを見る限りにおいては私を引きつけてくれる物はありませんでした。それに現状では全然不都合を感じていないのでこれからも同じ路線の上を行くつもりです。でもこれは私の感じですから人様には強要しません。皆さんはそれぞれご自分の信じる道をお進み下さい。それこそがオーディオの原点なのですから。
 音楽を聴いていて「これだ!」と思うのはホンの一瞬の事です。生で感じる演奏家の良さを一瞬の音の立ち上がりで聴けたりすると、とてもうれしくなってしまってついそれが欲しくなるのです。私は新しい物を導入する時にはまず次の候補を黙って聴いてみます。本当に良い物の場合は少々セッティングが悪くてもその良さを分からせてくれます。逆に言うと現状とこれからの候補のどちらが良いかがハッキリ分からないような場合は新しい物を導入する理由はまだないのです。そういう状態で新しい物を導入するとどんどん訳が分らなくなって行きます。少なくとも「どこをどうしたい。」という事くらいは意識して新しい物を導入すべきでしょう。漠然とした不満だけで新しい物を導入しても絶対に結果は良くないです。まさに敵を知り己を知らば百戦危うからずです。


9.25

 栄子先生がワルシャワに旅立ってからこの1週間は何とも忙しなく過ぎてしまいました。来週からはN響はヨーロッパ旅行のモードに入ります。来週のC定期はヨーロッパ旅行と同じメンバーでショスタコーヴィッチの交響曲8番を演奏します。従って私はしばらく降り番です。

 今朝はまず昨日の夜に苦闘した録画をしました。無事にVHS+HDDレコーダーとDVD+HDDレコーダーに録画出来ました。今日の番組はスカパーのクラシカ・ジャパンで放映されましたが、これからしばらくの間リピート放送されます。諫山隆美さんのショパンのスケルツォ第3番の解説で今週のピアニストのコーナーで理恵子が紹介されています。
  理恵子が霧島音楽祭でダン・タイ・ソン先生のレッスンを受け、エヴァ・ポブウォツカ先生を紹介して頂いたのはずいぶん前の事です。当初は周囲では「ポブウォツカってだれ?」という反応しか返って来ませんでしたが、最近日本でも音楽雑誌にも取り上げられるようになった方です。学生時代も休みになるとポーランドに行き、レッスンは勿論の事オーケストラやオペラの演奏会にも先生のご主人に連れて行って頂いたりと色々良い経験を積んできました。2年前の秋から政府の給費留学生としてポーランドに渡り、ビドゴシチ音楽院の大学院のコースに在籍しました。先生のお宅において頂き、毎日の生活からポーランドの文化を感じる事が出来るという幸せを味わえた事は本当に有難いです。

 それからレッスンをしてホールに向かいました。今日は交通情報よりも実際の道は空いていて、順調にホールに着けました。
 昨日の演奏会のあと普段より多くの方からメールをいただき、皆さん特にR.シュトラウスの最後の4つの歌が良かったと仰っていました。私のところからはソロはあまり聞こえて来ないし、指定された通りに押さえて弾かないといけないので気疲れするばかりで客観的に聴けませんでした。 今日は4つの歌の最後は昨日よりもテンポがゆっくりで、私自身は持たせるのが大変でした。後半は昨日とほぼ同様の感じでした。

 家に帰ってからもレッスンがありいささか疲れたので、今日は夕食は外食で済ませました。そのあと今日一日放っておかれたスリッパが寄ってきて、何度もグルーミングをねだられました。


9.24

 今日はA定期の初日ゲネプロ本番の日でした。明け方から雨が降っていたのは知っていましたが、起きてみたら開けていた窓から雨が降り込んでいました。明日は台風が来るので勿論窓は閉めて寝ます。それにしても昨日一生懸命お花に水をやったのに〜〜!もう1日待ったらこんなに降ったのですね。
 台風のおかげで道の方は行きも帰りもとても順調で助かりました。明日は昨日出かけた人達が帰ってくるので、行きはともかく帰りは首都高は大渋滞でしょう。いつも通り箱崎まで下の道で帰るしかないでしょう。
 今日はいつも通りPowerbookとD70を持って行こうかと思ったのですが、雨に降られると困るので2つとも家に置いて行く事にしました。実際にはそれほどの雨ではなかったので、持って行っても良かったようです。でも明日はさすがにダメでしょう。

 ゲネプロを迎えて今まで「?」が残っていたラウタバーラの曲も本番はなかなかきれいだったと思います。いささか長過ぎるのではという感じはしますが......とても複雑で合わせる事の難しいドビュッシーの遊戯でしたが、本番は私の予想より良くまとまっていました。R.シュトラウスの最後の4つの歌はソロの音域が低い上にソロは客席を向いているので、オーケストラの中で弾いているとほとんど聞こえてきません。
 最後のダフニスとクロエも本番はなかなかの音がしていました。

 演奏会が終わって家に帰ると、朝からずっと一人でいたスリッパが「ニャア〜〜!」と走り寄ってきました。帰りが遅くなるのは今日で終わりなので、明日からはいつも通りになります。明日は午前中にレッスンをしてからホールに行き、家に戻ってからまたレッスンという強行軍です。このところ野菜を加えるだけで出来る中華を食べていますが、油が多いのが困りものです。でも油を減らすとフライパンが焦げついてしまうのです。明日は焼き魚でも食べに行こうかなと考えているところです。
 それに栄子先生が出かける前から落ち着いてステレオを聴く時間が持てなかったのですが、明日の本番が終われば時間が出来るので落ち着いて聴こうと思っています。

 明日朝9時からクラシカ・ジャパンで先日の理恵子のリサイタルが取り上げられるので、VICTORのVHSとToshibaのDVDのレコーダーのハードディスク2ヶ所に録画しようと思って裏の配線をやり直しました。ところが音はOKなのですが、画像がなかなか思ったように出てくれないのです。そして関係するところをもう一度マニュアルを読みながら配線し直して、1時間半位かかってやっと思った通りに画像が出ました。(VICTORのレコーダーの前面の入力端子のS映像と普通の映像の切替は設定画面を出してやらないといけないのでした。これに気がつくのに思いの外に時間がかかってしまいました。)あとは明日朝寝坊しないようにしないといけません。という事で早々に風呂に入って寝ます。といってももう午前2時前、早くないか.......?


9.23

 今日から3連休、案の定今日の首都高は大渋滞でした。7号線で江戸橋まで70分という信じられない時間が出ていました。実際錦糸町の下り口の辺りから本線は全然動いていませんでした。私は早々に錦糸町で下りてあとはいつもの抜け道を順調に通り抜けホールまでは1時間弱で着きました。帰りもほとんど同じ道を使い40分ほどで帰りました。(帰りしか使えない一通があるので、まったく同じ道ではありません。)

 今日も昨日と同じ曲順で練習しましたが、今日は予定より早く練習が終わりました。さすがに今日になるとすべての曲の折り合いがちゃんとつきました。本当に今回は盛りだくさんの内容で、弾いているこちらも大変です。普段あまり弾かないドビュッシーの遊戯と新作のラウタバーラの進行がなかなか身に付かなかったのですが、今日は全体を通しての練習が中心だったので通して弾く上で一番大切な全貌を掴む事が出来ました。

 練習が早く終わったのですぐに家に戻り、お花の水やりをしました。帰った時に少し天気雨が降ったのですが、全然足りていませんでした。水やりの間中スリッパは窓からこちらを見ていました。もっとも明日あさっては台風の影響で水やりは不要になるのでしょうが、それまで放ってはおけません。それにしても早く家に帰れて本当に助かりました。
 スリッパは私が帰ると何度もグルーミングをしてと寄ってきます。今も「ニャア〜〜!」と催促に来ています。寝る時は途中で起こされないように大好きなかつお節とドライフーズをお皿に入れています。練習のある日は寝ている時に起こされるとキツイからです。スリッパは明け方になると栄子先生の布団にきて寝ています。私が起きると一緒になって動き出します。


9.22

 今週は日月と連休の上に明日から金土日とまた連休で、ウィークデーは大渋滞の連続です。昨日も今日も特に帰りが大渋滞でした。
 行きは錦糸町から混んでいるようでしたが、今日は高速に乗ったまま4号線の代々木まで行きました。ホールに着いてからNHKの中で朝食を食べて練習に備えました。練習所での練習と同じに10時から練習が始まりました。昨日と同様にダフニスとクロエ、ドビュッシーの遊戯、ラウタバーラの順に練習し、最後にR.シュトラウスの最後の4つの歌を練習しました。アシュケナージ先生は思ったより速く練習を奨めていかれました。「No problem!」という事で順調に練習は進んで行きました。それにしても今回のプロは盛りだくさんです。私自身はラウタバーラの曲はよく分りませんでした。明日もホールで練習するので明日は馴染んで欲しいです。
 シュトラウスの4つの歌はソプラノ1人の割にはオーケストラの編成が大きく、よほど気をつけて弾かないとオーケストラが歌をカバーしてしまいます。

 昨日少し早めに寝たのですが、2つセットした目覚ましの1つ目は気がつきませんでした。今日も早々に寝て、体調を調えようと思っています。といってもこれから1時間弱弾こうと思っていますが.......


9.21

 今朝3時頃突然携帯のメール着信音が鳴り、栄子先生が無事ワルシャワに着いたとのメールが来ました。あとで聞いたところによるとウィーンの空港ではVodafonが圏外になってしまい使えなかったそうでしたが、ワルシャワの空港では無事使えたとの事でした。それにしても携帯でワルシャワにいる家族とメールの交換が出来るのは感激です。昨日は夜はiMacのOSの再インストールで悩まされていたので、今日は一日眠くて眠くてとてもきつかったです。今日は早々に寝ようと思っています。(といって夜更かししているのがいつものパターンですが.......?今日は家に戻ってリビングで30分ほど居眠りをしてしまいました。)

 今日の練習はダフニスとクロエ第2組曲、ドビュッシーの遊戯、ラウタバーラのBOOK OF VISIONの順でした。アシュケナージ先生は細かいニュアンスにとても拘っていらっしゃるので練習の初めから細かく止めて注意をされるので、ダフニスのように何度も弾いているものについては良いのですが新作の場合などいささか戸惑ってしまいます。それにしても今回のA定期はこの3曲の上にR.シュトラウスの4つの最後の歌がありとても盛りだくさんで、お客さんは未消化になってしまうのでは?と心配になります。ラウタバーラの曲は「夜の物語」「火の物語」「愛の物語」「運命の物語」の4つの楽章からなる大作で35分ほどの曲のようです。前半がとても長いプロです。
 今回は明日あさっての練習はNHKホールで行われます。多分ラウタバーラの曲のためにホールで練習するのだと思いますが、いつもホールで練習出来るとどんなに良いでしょう。世界の一流オーケストラはすべて自前のホールを持っています。このご時世に実現不可能とは思いますが、やはり練習から出来る自前のホールを持つ事が一流オーケストラへの条件のような気がします。
 実は今日D70を持って行って練習前の様子を撮ろうと思っていたのですが、家を出た時は大丈夫だったのに撮ろうと思ったら電池の残量が少なくてオートフォーカスが出来なくなっていました。(電源を入れていなくても液晶に撮影可能な写真の数を表示しているので、全然使っていなくてもしばらくすると電池の残量はなくなってしまいます。)家に戻ってから充電したので、明日は撮れるでしょう。


9.20

 実は昨日の夜CDをコピーしようとしてiMac(G4/800MHz)をOS9で起動しようとしたらOS9のシステムフォルダを認識しません。もともとついてきた修復用のTechTool DELUXEで見ると中身はガタガタになっていました。HDDを初期化してOSを入れ直すしか完全に直す方法はないので、帰ってきてからレッスンの合間を縫って色々やってみました。でもOS9を入れる必要があるのでもう一度ゼロからやり直しています。ゼロからとは最初についてきたインストールCDでデフォルトのOSをインストールしてから、それをアップグレードして行くという事です。それにしても動いているからと言って安心は出来ないという事です。

 N響の方は今日は来年の大河ドラマのテーマ録りでした。指揮はアシュケナージ先生でした。これから10月のヨーロッパ旅行までアシュケナージ先生の指揮です。明日からはA定期の練習です。ヨーロッパ旅行の演目ドビュッシーの遊戯とラヴェルのダフニスとクロエ第2組曲を取り上げます。

 昨日夜遅くこの前の理恵子のリサイタルのCDの見本が届きました。(これをコピーしようとしてiMacの不具合が発覚したのです。)コピー自体はToastをインストールしてあるPowerbookで済ませ、事無きを得ました。 今となってはCD-ROMではなくDVD-ROMでインストール出来る方がはるかに楽です。それにOS9の必要性はあまりなくなっていますが、9で起動出来るiMacですからその便利さを放棄する必要はないので面倒なのですがインストールしなおしています。iMacもTiger(10.4)にしようと思っています。このところの夜更かしで眠くて仕方ないので、今日はこれで寝る事にします。(オーディオの小道も落ち着いてから更新します。)


9.19

 栄子先生の出発を明日に控えて今日も最後の準備をしました。今日は食事に困らないように野菜を混ぜればすぐ出来る中華を買い込んできました。これまでにも何回かお世話になっているのでやり方は分っています。実は食事以上に庭の手入れが気掛かりです。一応手入れのペースは言われていますが、様子を見て臨機応変にとは行かないからです。
 今栄子先生は荷物をカバンに詰めています。結局一番大きなカバンを持って行く事になってしまいました。同じところに滞在するのですから4日分くらいの着替えを持っていれば半月でも1月でも洗濯さえすれば過ごせます。(私は2週間の演奏旅行でも着替えは4日分だけ持って行きます。ヨーロッパは乾燥しているので、日本と違って洗濯物はすぐ乾きます。)一番大変なのが家から空港までです。明日は私はNHKの509スタジオで録音があるので、空港までは行けません。代わりに近くの駅のホームまで送って行きます。(帰りは成田まで迎えに行きます。)

 明日は来年の大河ドラマのテーマ録りがあります。指揮はアシュケナージ先生です。あさってからはアシュケナージ先生のA定期の練習が始まります。今回はメインプロはダフニスとクロエの第2組曲です。来週からはいよいよヨーロッパ旅行のモードに入ります。次のC定期ではヨーロッパ旅行でも弾くショスタコーヴィッチの8番をヨーロッパ旅行のメンバーで演奏します。3日に練習所で1日海外旅行の練習をして、8日にベルリンに向けて出発します。

旅行日(ベルリン行き)

Aプロ
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
  (ヴァイオリン:ワディム・レーピン)
ショスタコーヴィッチ:交響曲第8番
Bプロ
武満徹:鳥は星形の庭に降りる
R.シュトラウス:4つの最後の歌
  (ソプラノ:ソイル・イソコスキー)
ドビュッシー:遊戯
ラヴェル:ダフニスとクロエ組曲第2番
B’プロ
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
  (ヴァイオリン:ワディム・レーピン)

ドビュッシー:遊戯
ラヴェル:ダフニスとクロエ組曲第2番

休日

10 練習日
11 ベルリン公演:Aプロ
12 ウィーン公演:Aプロ
13 ウィーン公演:Bプロ
14 ブダペスト公演:Bプロ
15 旅行日(リスボン行き)
16 リスボン公演:Bプロ
17 マドリッド公演:B’プロ
18 旅行日(帰国)
19 旅行日(帰国)

 今回の目玉はウィーンのMusikvereinでの2回の演奏会でしょう。今までサヴァリッシュ、デュトワのお2人の演奏旅行ではKonzerthausを使っていました。


9.18

 今日は午前中にレッスンをしてから夜習志野フィルの弦分の練習に行くまで4時間ほどCDを聴いたり自分で弾いてみたりしていました。聴くだけでなく実際に弾いてみないと本当のところは分かりません。それにしてもアマチュアオケも難しい曲を日常的に弾くようになってきています。今回のロメオとジュリエットもどこをとってもいくらでもやる事があるという曲です。N響の場合でもちゃんとやろうとしたら普通の3日の練習では足らないかもしれません。

 今日は2時間位はCDを聴いていたので、1階のステレオの音だしは充分出来たでしょう。楽器と同様ちゃんと定期的に音出しをしないと反応が微妙に悪くなります。といっても聴いている本人がちゃんと聴いていないので、反応が甘くなっている事に気がつかないのです。これが続くとある程度経ってから突然音が悪くなっている事に気付くのです。だからといってもただ音出しをしていれば良いというほど簡単ではないのです。一度良い音が出たからといって、その事がそれからずっと良い音が出る事を保証しているのではありません。たまたま偶然良い音が出ても、1回限りでは説得力がないのです。その点については楽器の方がずっと厳しいのですが、ステレオでも似たような事は起こっています。

 暑かった時は夜になるとスリッパは1階のレッスン室の涼しいところで寝ていましたが、少し涼しくなってからは2階の寝室で寝るようになりました。2階で川の字で寝ています。(それでおとといの写真が撮れたという訳です。今日も同じような体勢で寝ています。)


9.17

 今日はC定期の2日目でした。栄子先生がもうすぐワルシャワに行くので、今日はお花の手入れを午前中に少し手伝いました。それからホールに向かいましたが、連休の常で首都高は錦糸町から先は渋滞しているようなので下に降りました。連休は特に下の道は一本裏に入るとガラガラです。錦糸町からホールへは私がよく使う裏道があるのですが、普段の日は同じ事を考える人がいるのでそれなりに混むのですが休日は快調です。帰りも渋谷から箱崎までは下の道で行き、そこから高速に入るのが土日の場合のいつものパターンです。
 本論の演奏の方は今回は昨日と同じ感じでした。9月の定期の指揮者スタインバーグさんは今回とても強い印象を残してくれました。3つの定期+オーチャード定期+浜松のアクトシティでしたが、どれもご自分のイメージを徹底させていて素晴らしかったです。(テンポやニュアンスは普段と少し違うのですが、どのようにしたいのかはとても分かりやすいので慣れてしまえばあまり抵抗は感じません。)今回のシベリウスの2番もこの前の幻想もとても新鮮な感じでした。

 夜になってから残っていた最後の1曲の譜面を作りました。これがなかなか手強くて、出来上がったら2時半になってしまいました。最後にパート譜を作ろうとしたらエラーが出てしまったのですが、自動的に作られるcopyからパート譜を作ったらちゃんと出来ました。明日はレッスンのあと習志野フィルの弦の練習があります。今回はロメオとジュリエットが題材で、プロコフィエフ、チャイコフスキーなどのロメオとジュリエットを取り上げます。明日はプロコフィエフのロメオとジュリエットを練習します。全曲版から少し省略した形でのかなり長い版で、単に弾くだけでも大騒ぎになりそうです。


9.16

 今日はC定期の初日でした。前半のヴァイオリン協奏曲は好き嫌いはあると思いますが、スザンヌ・ホウさんの音はすごい迫力のある音でした。本番の時は完全に自分のペースで弾き切っていました。後半の交響曲第2番は2楽章など遅めのテンポで暗い雰囲気に包まれていました。終演後楽屋では日本人の感覚にはない特有の感性だという話で盛り上がりました。また全体のバランスを金管には押さえるようにしていました。2楽章などマーラーを思い起こさせると言っている人もいました。

 10月のヨーロッパ旅行ではウィーンの楽友協会ホールで演奏しますが、1972年にここで弾いて以来33年ぶりだという話です。この時の旅行に行った人で今も在籍している人はもう2人(ファーストのTさんとセカンドのOさん)しかいないという話です。私が入団した4年位前の話だそうです。それにしてもここ何年かで団塊の世代が定年になるとN響の顔ぶれもガラッと変わってしまうでしょう。

 ゲネプロが終わってからApple Storeに行ってiSightを買いました。家に帰ってから試してみましたが、一応家の中のLANではちゃんと顔が見えました。あとはインターネット経由で使えるかどうかですが、これは一度じっくり試してみないといけません。家庭内LANで使う場合はRendevouzを使えば良いようです。システム条件はビデオを使用する時は128kbps以上、600MHz以上のG3以上というもので今使える機種ではほぼ使えてしまうようです。Windows相手の場合はiVisitというソフトを使えば良いようです。もしかするとリモートレッスンが出来たりして.....?

寝ようと思ったら私の布団に先客が.........

9.15

 今回の定期のソリスト、シトコヴェツキさんが健康上の理由で来日不可能になり、スザンヌ・ホウさんが同じ曲で急遽出演される事になりました。詳細はN響のホームページのお知らせをご覧下さい。とても奔放な弾き方をされる方で、とても個性的なシベリウスが聴けます。今日は午前中に交響曲第2番を、午後からはヴァイオリン協奏曲を練習しました。スタインバーグさんの指揮はテンポが独特なので同じ曲でも弾き慣れた曲と違う曲を弾いているような錯覚に陥ります。

 栄子先生の出発を控えて色々準備する物があり、てんてこ舞いを強いられています。私の家にはSAMSUNGのNTSCとPALの両方のビデオを録再できるデッキがあります。ところがリビングはスタジオではないので、実際にPALへの変換をする段になるとコードの接続をゼロからやらなければならずとても大変です。今その変換をやっているところですが、一応順調に進んでいます。
 残念ながらとてもステレオを落ち着いて聴ける状態にありません。聴かなければいけない曲はたくさんあるのですが、しばらくおあずけです。

 明日はC定期のゲネプロ本番で、毎度の事ながらゲネプロから本番までの時間の使い方に迷います。ありがたい事に渋谷にApple Storeが出来たので時間は潰れるのですが、何も買わないで時間が過ごせるかが勝負という事になります。実は今iSightというカメラを欲しいと思っています。2台買うと3万ちょっとかかりますが、これからずっと使える事を考えると買っても良いかな.......?


9.14

 今日は一日シベリウスの交響曲第2番を練習しました。スタインバーグさんはよく弓の毛を全部弦につけて弾くように言われます。弓をぶら下げて持つのではなく、手首を下ろして毛を弦につけて弾くようにヴァイオリンの先生に言われたという話でした。またよく指揮者は弓をたくさん使うと音が出ると言うけれど、実際は弓幅を少なくして力を抜いた方がはるかに音が出るとさかんに言われています。ヴァイオリニストから指揮者に転向されているので、特にヴァイオリンの奏法については厳しい注文が飛んできます。シベリウスの2番についても譜面通りに弾く中からニュアンスを浮かび上がらせる手法をとっていらっしゃいます。
 明日は午前中に交響曲を練習して、午後からヴァイオリン協奏曲を練習します。明日からは少し涼しくなるようで、少しは救われた気分です。といっても家の中は暑いのですが、窓の外では虫の鳴き声が聞こえて確実に秋は近づいています。

 何ヶ月か前からBIGLOBE経由で国内からとても多くのスパムメールが来るようになりました。BIGLOBEのアドレスは公開していないのでここに来るメールはすべてスパムなので、来た途端にすべてごみ箱行きです。ネット上を流れる情報のほとんどはこういうスパムかウィルス付メールのようです。1日に100通以上来るメールのほとんどがこういうメールと商売のメールで、本当に意味のあるメールは1日せいぜい10通前後というのが実情です。いい加減にして欲しいというのが本音ですが、こちらとしてはこういうメールは開かずに捨てる以外に有効な方法がないというのは悔しいところです。


9.13

 昨日は夕方からFinaleを使って譜面を作り始めました。ヴァイオリン2台+ピアノという編成の曲ですが、音符をまず入力しました。この時点ではレイアウトは関係ないのですぐに入力出来ます。問題はこれからです。何ページの譜面に仕上げるのかから始まって考える事はたくさんあります。五線をまたぐ音符とか分断されたコーダとか普段あまり使わない技法はヘルプを見ながら悪戦苦闘するという事になります。やり始めたら最後までやってしまわないと気が済まない質なので、結局昨日は朝方4時まで頑張ってしまいました。印刷されたマニュアルは2002年版の物しか持っていないのですが、Finaleはインターフェースはほとんど変わっていないのでほとんどの場合それで用は足ります。
 譜面を作るのも基本的にはPowerbookでやるので、入力は出来るだけ小さい物という事でヤマハのQY-70を使っています。いまだに一番手軽に持ち歩けるのはQY-70です。問題はUSBのポートがない事で、そのためにUSB-MIDIインターフェースが必要になる事です。MacがまだUSBを使っていなかった頃の製品なので、今はどのコンピューターでも使えないポートがいまだについています。(TO HOSTポート)もう1つは電源のアダプターがとても大きいのです。 またQY-70のキーボードは小さいので2オクターブしかないので、OCTAVEボタンを何回も押さないといけない事です。
 昨日は結局2曲の譜面を作れましたが、あと1曲作らないといけません。Finaleという化け物ソフトは何でも出来るのですが、それだけ使い方は難しく何かをしようと思うたびにマニュアルを見ないといけないです。ですが例えばアウフタクトの小節を作ろうとしても「弱起の設定」を見つけないといけません。これを忘れるとどこを見たら良いのか分からなくなるのです。英語版だと「Pickup measure」という表現になります。Finaleを使う時は2台のMacをならべて1つはヘルプを表示して、もう1台で作業するのが一番良いという事になります。ヘルプを見ながら作業をするのは1台ではとても効率が悪いからです。

 明日からはC定期の練習です。今度はシベリウス・シリーズで、ヴァイオリン協奏曲と交響曲第2番です。来週には栄子先生はポーランドに向けて出発します。


9.11

 今日は選挙の日であると同時に同時多発テロの日でもあります。前にも書きましたが2001年の8月は前半はクリーブランドに滞在して後半はN響の演奏旅行でヨーロッパに行きました。同時多発テロでは自分の乗った路線の飛行機がハイジャックされていて、1月違えば我が身の出来事になるところでした。

 今日は午前中にレッスンをして、終わり次第ホールに向かいました。道は空いているのですが、その割には危険の多い交通状況でした。本番の直前に急に豪雨が振り出したそうで、ずぶ濡れで楽屋に入ってくる人がたくさんいました。傘を持っていなかった人など着たままプールに入ったような感じでした。
 今回は昨日の方がうまく噛み合っていたように感じました。昼間の演奏会よりは夜の演奏会の方が慣れているので集中しやすいのでしょう。今回の幻想はよくやられるのとはかなり違いますが、譜面に忠実にとてもハッキリしたイメージを表わそうという持って行き方で、とてもうまくいったのではないかと思います。ただボーイングが独特で速い所など思わず普段のボーイングで弾いてしまい、一人だけ弓が逆になってしまったりしました。


9.10

 今日はA定期の初日、ゲネプロ本番の日でした。プロの前半はセレナータ・ノットゥルノとKV488のピアノ協奏曲というモーツァルトの曲、2曲ともコンチェルトのような感じでした。

 セレナータ・ノットゥルノのような曲を弾くのは珍しいのです。スタインバーグさんはソロのところになると指揮をしないでニコニコと篠崎さんの方を見ています。 2曲目のKV.488のピアノ協奏曲はとてもよくコントロールされていて、最近ヨーロッパで活躍されている日系のピアニストに共通するものを感じました。私は今回はスタインバーグさんの幻想が一番印象的でした。譜面に忠実にそして自分のイメージを徹底的に追求されるスタインバーグさんの指揮には基本的な姿勢という点で私はとても共感を感じます。前回来日の時には強い印象を持っていなかったのですが、今回はとても強い印象を残しました。

 ゲネプロが終わってから渋谷の街に出たら何とも暑くて参りました。今日はゲネプロが13:00過ぎに終わり、本番の18:00までが空き時間となります。今日は新しくオープンしたApple Store渋谷に行きました。実はiSightには前から興味があるので、それについて色々聞いてみました。使い方によってはリモートレッスンも出来るかな?Windowsとも通信出来るようです。
 使い方によっては演奏旅行の時にホテルがブロードバンドを使っていれば家ともテレビ電話が出来るようになりそうです。


9.9

 今回は幻想はベーレンライター版を使っています。普段使うブライトコップ版とは音の違いはないですがニュアンスについてはかなり違いがあります。札幌PMFの時もこのブライトコップ版を使っていますが、メルクルさんとはかなり雰囲気が違います。(1楽章も4楽章も繰り返しはしていません。スタインバーグさんはこの前のB定期の時も繰り返しはしませんでした。)私は今回のハッキリしたキャラクターの方が聴いても面白いと思います。前半のモーツァルトとはまるで違う世界が聴けるでしょう。

 栄子先生のポーランド行きを1週間半後に控え色々な準備が大変です。と同時に出発まではレッスンが多くて大変なようです。ポーランドでも使えるようにvodafoneの携帯を買ったのですが、使えるようになるにはかなりの時間がかかりそうです。でも栄子先生がヨーロッパに行ってもすぐ理恵子の携帯に電話が出来るのはとても便利です。日本とポーランドの間の連絡は何を使っても同じなので、私は電話とインターネットを使います。
 その他にも栄子先生が出発する前に準備しておかないといけない物がたくさんあります。でも今は自分で持って行かなくてもEMSを使えばすぐに届くので、かさばるようならEMSで送れば良いです。


9.8

 今日は幻想から練習が始まりました。幻想というとデュトワ先生を初めとして色々な指揮者で何回となく弾いていますが、今回のスタインバーグさんの幻想は今まで経験した事のない独特な表現です。普通はドラマチックに大きめの音量で魅かれるのですが、スタインバーグさんは楽譜の指示通りのニュアンスで弾くように言われています。特に fff の違いをちゃんとつけるように言われています。今回の幻想はとても面白い表情が聴けると思います。私も自分で客席で聴いてみたいです。
 今日は幻想の後セレナータ・ノットゥルノを練習しました。私は曲降りでした。

  12月には生徒たちが弾くクリスマス・コンサートを計画していますが、ヴァイオリンのデュオやトリオ、ピアノ付のデュオなどの楽譜を色々探しています。楽譜は色々あるのですが、教材に毛の生えた程度の曲が多くて弾かせて面白いかどうかは疑問な曲が多いです。
 小さい子にはディズニーの連弾用の譜面を編曲して、ピアノ1台または2台+ヴァイオリン2台のような形にしてみようと思っています。始めたばかりの子にも弾き易いパートを弾かせて楽しませようと栄子先生と話し合っています。


9.7

 明日からはピンカス・スタインバーグさん指揮のA定期の練習です。プロは
1.セレナータ・ノットゥルノ/モーツァルト
2.ピアノ協奏曲第23番 /モーツァルト(ピアノ:コルネリア・ヘルマン)
3.幻想交響曲/ベルリオーズ
です。

 昨日の夜1階のDevonのレベル設定を始めたおかげで、今朝は寝坊してしまいました。昨日自分で聴きながら始めたのですが、その時はツイーターののEnergyをLEVELにするか1段階落とすかを決めようと思っていたのですが、丁度帰って来た栄子先生はもう少し低音があった方が良いという意見でした。思い込みでLEVELか1ノッチ落としかを決めようと思っていたのですが、やはりそばで冷静に音を聴いてもらう人がいると助かります。いずれは同じ状態に収束するのでしょうが、無駄な時間を使わないですみました。栄子先生はオーディオには全然興味はないのですが、出てくる音についてはある意味私より厳しいです。そういえばその昔の私のアドバイザーKさんは女の人の方が本能的に音を聴くので的確な判断を早く出来ると言っていました。私は自分で色々試した後その結果を一緒に聴いてもらっています。今までは大体私の下した判断通りが良いと言ってくれるのですが、昨日はもう少し低音が聞こえた方が本物らしいと言われました。試してみたらまさにその通りでした。
 面白い事に同じ高域を押さえるのでもROLL-OFFとENERGYをいじるのでは出てくる音はまるで違います。私の家の場合にはROLL-OFFをいじると音が死んでしまいます。多分これは1階のレッスン室の特性なのだろうと思います。


9.6

 昨日は本番前に軽く食事をするつもりだったのですが、そのような展開にはなりませんでした。そこでもともと家に戻って食事はしないと言ってあったので、近くのドライブイン・レストランで食べて帰りました。24:10頃に入ったのですがラストオーダーは24:30との事、食べられてラッキーでした。
 最近の東名は遅〜いトラックが道を塞ぐので、とても時間がかかります。時速80kmのトラックを81kmで抜くような感じで、抜いたらさっさと道を空けてくれれば良いのですがなかなかどきません。オートクルーズが付いているので追従運転の時は勝手に任せておいて、前のトラックがどいたらその時に出来るだけ先に進むようにしています。それを何回か繰り返すとグループとグループの狭間に入り、しばらくは快適クルーズが楽しめます。でもまた前のグループに追いついてしまうので、またしばらく我慢して、という事の繰り返しです。

 昨日のアクトシティは会場周辺の案内板が不親切で、ホールの下の駐車場にどこから入るのか肝心のところに掲示がないのです。昨日演奏会にご招待した大橋さんたちもたどり着くまでに思いの外の時間がかかったようでした。
 昨日の会場練習の時にスタインバーグさんは堀さんに指揮を任せて、ご自分は会場でしばらく音を聴かれていました。そして後列の管楽器の音が前の音をカバーしてしまうのでもっと楽に弾くように、そしてファーストヴァイオリンにはもっと積極的に弾いた方が良いとの感想を言われていました。ステージの上ではそれほど強くは感じないのですが、客席ではその傾向は強かったようです。

 昨日は大橋さんのお宅で楽しみにしているSV-310EQのプロトタイプの音を聴かせて頂きました。オートグラフという普段聴きなれないスピーカーでの試聴なのでよく分らない部分もあるのですが、傾向としてはとても粒立ちのハッキリした気持ちの良い音でした。利得がMCの場合60dBもあるので、ノイズ管理が何と言ってもシビアなようです。
 オートグラフというスピーカーは距離をおいてその響きを味わうべきものなので、例えばアンプの音色を厳しく追い込むというような用途には適していません。勿論一生懸命聴けば分かるのですが、やはりオートグラフを前にそのような聴き方をするのはハッキリ言ってツヤ消しです。ですからこれ1本だけですむというものではありません。広い部屋でこれとサブのスピーカーを切り替えて使うような使い方をするのがベストでしょう。あるいは追い込む時は別の部屋で、とか。それにしてもこれぞ本当の臨場感です。今流行りのもっと即物的な臨場感とは出発点から違うとしか言いようがありません。

 10時過ぎから1階でこの前ちょっと試したレベル調整の続編をやってみました。結果は何とも意外な事になりました。最初はROLL-OFFとENERGYを1ノッチずつ落としていました。その状態からまずENERGYをLEVELにしたのですが、音の距離感の問題からROLL-OFFをさせないでENERGYを1段階落とした状態にしました。でも今日色々やった結果ENERGYを更に1ノッチ落として高域のENERGYを最低にした状態が良いという事になりました。練習から帰って来た栄子先生を捕まえて聴いてもらった結果です。高域を上げると明るくはなるのですが、らしさが薄れてしまうのです。あとはスーパーツイーターのレベルの問題がありますが、多分今の85dBで行けるでしょう。
 それにしても以前リビングに置いてあった頃のDevonとはまるで違うスピーカーに変身しました。501と91Bのキャラクターの違いによる部分が大であると思いますが、プリの310による部分も大きいのでしょう。310Aが全部で6本、さすがに壮観です。


9.5

 今日は10時前にホテルで第九のIさん、大橋さんと待ち合わせてまずショールームに伺いました。そこで一休みしてから大橋さんのお宅にお邪魔しました。まず部屋に入ったら奥にデーンとオートグラフがいらっしゃいました。

 奥の壁から手前に約1m前に出て置かれていましたが、JBLを動かせないのでこのようになったそうです。(音も奥にあるよりは良いそうです。)右はIさんがオートグラフの試聴用にもって来られたCDです。ミルシュタインのバッハの無伴奏、フルトヴェングラーのベートーヴェンの4番7番、デニス・ブレインのモーツァルトのホルン協奏曲、理恵子の去年の9月のリサイタルのCDを題材にしました。StirlingやDevonなどとは趣のまるで違うホールの響きをとてもよく感じさせる良い音でした。オートグラフが来た当初はよくある低音が締まらない音だったそうですが、ユニットとエンクロージャーをトルクをちゃんと管理して閉め直されたそうです。やはりそれだけの事をされた効果はハッキリ上がっていました。(TANNOYはエンクロージャーまで鳴らすタイプなので、緩みのないようにきちんとしないと本領は発揮しないようです。またエンクロージャー自体についてもオリジナルのイギリス製の物の方が音はずっと良いそうです。)ホールトーンに満たされながら音の芯はしっかり聴き取れる(全然ぼけていない)なかなか経験できない音でした。またしばらく経ってからどんな音に変身しているのかとても楽しみです。(Iさんと結局は大橋さんの音になっていますね!という事で一致しました。)

 2時半にサンバレーを失礼して今日の演奏会場浜松のアクト・シティに向かいました。途中は80km制限が出ていましたが、順調に浜松に着きました。ところが駅前に来てから駐車場に車を入れてホールの楽屋に着くまでがとても分かりにくく閉口しました。

 今は会場練習が終わって本番までの休み時間です。あと20分で本番が始まります。今日の演奏会には大橋さんとIさんが刈谷から浜松まで聴きに来て下さる事になっています。今日の本番はとても盛大な拍手のうちに終わり聴いている側もとてもうれしかったです。

 終演後は雨には降られましたが、昨日より台風が近いはずなのに順調に帰れました。(下りの富士→清水の間は今日は不通にはなっていなかったようです。)


9.4

 今日はオーチャード定期でした。日曜日で道が空いていたせいもあってアッという間に渋谷の東急本店に着いてしまい、駐車場が開くのの40分以上前に着いてしまいました。いつもは車を置いてから食事に行くのですが、今日は先に食事を済ませました。

 今日の本番は音の出し方などはスタインバーグさんはなかなか良いものを目指していて、さすがに元コンマスという感じです。

 終演後刈谷に向けて一生懸命走ったのですが、途中富士〜清水の間が高波のため通行止めになっていて富士で降りて清水まで一般道を走りました。朝からこの区間は速度制限をされていたのですが、通行止めには参りました。この区間を抜けるのに1時間20分位かかり、結局刈谷には10時過ぎにつきました。それから大橋さんとご一緒しました。とても面白い話がたくさんありましたが、今日はさすがに疲れました。もう寝ます。


9.3

 今日は明日のオーチャード定期、あさっての浜松の演奏会の練習でした。プロはスメタナの「売られた花嫁」序曲、グリーグのピアノ協奏曲(ソロ:フレディ・ケンプ)、ドヴォルザークの新世界です。一時期売られた花嫁はさかんに弾いたのですが、今回は本当に久し振りという感じです。スタインバーグさんの特徴は緩徐楽章のテンポです。前回のジュピター、そして今回の新世界の2楽章のテンポが異例なほど速いのです。更に予備動作と実際のテンポが違う事があるので、ドキッとさせられます。この前は本番の時もその傾向はありました。今回は分かりやすくあって欲しいと願っています。

 今日もこれから1階でこの前ちょっとレベルを変えたDevonの音をもう一度試してみようと思っています。まだ試してみたい事があるのですが、今日はまだ結果は出ないでしょう。浜松から帰った次の日辺りには一応の結果が出せるでしょう。

 今窓の外で鈴虫の声が聞こえました。いまだに昼間は暑いですが、夜になるともう秋が近づいているようです。


9.2

 私は多くの方がオーディオに興味を持たれる事は大賛成です。そしてその印象を公表される事も大賛成です。現状では良い音を出してくれる機器はほとんどが昔に作られた物です。良い音を出すという基本を大事にしていた時代の物を早々に手に入れてちゃんと手入れをして長生きさせて使うしか良い方法はありません。新しく出てくる物は能書きだけはとても良いのですが、実際に音を聴くとほとんどがつまらないのです。単なる音楽の愛好家から見ると本当に苦々しい現状です。それを言いたいのがここ2回の小道です。
 音を聴いてそれについてちゃんと名乗って自分の意見を皆で言い合い、皆で良い方向を捜そうではありませんか。オーディオ業界全体が隆盛を取り返さなければ、今残っている小さいパイをとり合って自滅するしか道は残っていません。折角勢いを取り返しつつある真空管アンプをキッカケに良い物が多過ぎて選ぶのに困るような昔の隆盛を取り戻しましょう。


9.1

 昨日家に戻って軽く飲んでから1階で今までちょっと気掛かりだったDevonの微調整をしました。といっても高音のEnergyを今までの1ノッチ落としていたのをLevelにしただけなのですが、たったこれだけの事でずいぶん印象が変わりました。面白くて3枚CDを聴き続けてしまい、気がついたら午前3時でした。慌ててシャワーを浴びて寝ましたが、前にも書いた音の粒の大きさも気にならなくなっています。たった1ノッチでこれだけ変わるのですから、更にもう1ノッチはやり過ぎでしょう。しばらくこれでやってみようと思っています。
 それにしても試聴記とは難しいものです。聴いて楽しかったからといって興奮した様子をそのまま書いたのでは試聴記にはなりませんし、だからといって冷静を装って書いたのでは何が面白かったのかが伝わりません。プロという名前の商売人には全てのジャンルで付いて回る事ですが、日常的にこういう作業を続けて行くうちに新鮮な感動などなくなって行きやすいのです。(私達演奏についても同じ問題が常に付いて回っています。同じ曲を弾きながらも毎回今回の特徴を意識しながら弾かないと、単なるデスクワークになってしまうのです。それでは今日の演奏会をわざわざ選んで来て下さった方に失礼というものです。)その上試聴記の中でスポンサーへのヨイショもしないといけないという事になれば、どう書いたら良いかの方に気が行ってしまい音を聴く耳も疎かになろうというものです。私はひとりごとで自分が聴いた物について書くだけですから、自分の感じを偽らずに読んで下さった方によく伝わるように書くだけです。
  文字数は多いけれど何を書いているのか分らない、読みようによってどうとでもとれるような文章を書くのが批評家の世渡りの極意だそうです。批評家の中にも本分を貫いている人がごく少数いらっしゃいますが、不思議とそういう方は日の目を見ないのです。本分を貫いてしまうとスポンサーがつかないのです。どの業界も中で言われている本当の事と外に発表されている表向きの事との落差は大きいものですが、この現象に更に火に油を注いでいるのがその外部向けの情報に踊らされているWeb上の評論家の予備軍です。前に書いたKさんなどその時の状況で私が聴くならStirlingしか推薦できないと何度も実例入りで、また内輪の話を含めて色々比較試聴をさせてくれました。その方のおかげでMERIDIANの207は余命を3年位永らえる事が出来たのです。

 今日は4時半に家を出て5時過ぎにホールに着きました。今日はそれから軽く回る寿司で腹ごしらえをして、本番に向かいました。本番前なので軽く食べるつもりでしたが、結局しっかり食べてしまいました。本番は昨日の方がいくぶん良かったかなという感じでした。
 今度の週末は日曜日にオーチャード定期があり、翌日は浜松のアクトシティで演奏会です。私はオーチャード定期がマチネ(昼の演奏会)なので、そのあと例によってサンバレーにお邪魔して、翌日は刈谷から浜松に向かいます。


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