昭義のひとりごと2011年6月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

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6.30

 今日で6月も、そして今年の前半も終わりです。大震災があまりにも重すぎて、それ以前のことは何か遠い過去のような感じです。

 今日はこの週末のつくば+浦和の演奏会の練習でした。パブロ・ヘラス・カサドさん指揮で
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:神尾真由子さん)
シベリウス/交響曲第2番
というプロです。今日は1日シベリウスの2番を練習しました。leggiero(軽く)に弾くように言われる上にとても速めのテンポなのですが、不思議なことに曲は長く感じました。実際に時間はかなりかかっているようです。カサドさんはシベリウスは明日は練習しなくて良いとのことで、チャイコフスキーが降り番の私は明日はお休みになってしまいました。

 夏の期間だけ薄着になるので肩当てを使おうかと思ったのですが、楽器の位置を調整すれば良いことが分かり、肩当ては止めました。試しに使ってみたのはメープルの肩当てでしたが、付けると音が重くなります。カーボンの肩当ての方が音は止まらないのですが、音質が好きになれません。
 N響でも男の人は使っている人と使っていな人はほぼ半々ですが、女性はほとんどの人が肩当てを使っています。ただ男の人の場合、痩せているから使っている、というわけでもありません。また使っているタイプもかなりのヴァリエーションがあります。肩当てというのはとても個人的な微妙な問題であるようです。


6.23

 文京シビックホールでの川村学園中等部高等部を対象とする演奏会でした。ゲネプロの時は客席は誰もいないので、会場からの響きの返りが長かったでした。本番の時も客席は割と空いていたので、会場からの返りはかなりありました。ウィークデーの昼下がりの今日の演奏会は、私たちから言うとペースの作りにくいものです。
 今日はものすごい湿気で、日陰でも外に出るとムッと来ます。楽器も鳴りにくいです。曲降りのラフマニノフの時に袖で聴いていると、時間差があるように聞こえてきますが、これは会場の響きの長さが影響しているのかもしれません。
 次のMusic Tomorrowは出番ではないので、7月初めのつくば+埼玉会館が次の出番です。

 今日ゲネプロの前にステージ袖でWiMAXをONにしたら、ここは案の定圏外でした。楽屋ではアンテナが2本立ってきちんと使えました。お昼を食べた後、ラクーアのスターバックスでコーヒーを飲みながら、WiMAXでしばらく遊びました。さすがにウィークデーなので、後楽園は空いていました。ジェットコースターは休止していて、前はよく聞こえていた歓声は聞こえませんでした。

 明日から1週間お休みなので、その間に屋根裏のEntry Sの脚の音を確かめます。とはいってもこれからの季節、日中の屋根裏は本当に地獄です。どうしようか困っています。そして家中のスピーカーの音を聴いてみて問題点を追い込みます。


6.22

 今日は明日の文京シビックホールでの演奏会の練習でした。渡邊一正さん指揮で
チャイコフスキー/歌劇「エフゲニー・オネーギン」からポロネーズ
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:菊池洋子)
ベートーヴェン/交響曲第7番
というプロです。


6.21

 Autograph miniの下に、アサダ桜と真鍮+ステンの両方を入れて聴いてみました。やはり真鍮+ステンの方が柔らかく自然に聞こえました。とてもよく馴染んでいるので、最初に聴き比べをした時に刺激がなくて物足りなく感じたのでしょうか........?響きの幅も木のブロックより広いです。真鍮とステンレスの共振周波数が違うところに、良さの原因があるのでしょう。ステンレスのスパイクと受けのように同じ材質のものを重ねるのは、あまり良い結果をもたらしません。コーリアンの場合も重ねて使わないように言われたものです。
 まだEntry Sでは試していませんが、今までの感じから多分同じ結果が出るでしょう。これで我が家のスピーカーはすべて前の通りのセッティングに戻りました。
 前のひとりごとを見たら御影石を使い始めたのは2年前でした。その頃から私は迷路に見事に嵌まっていたようです。その頃から集中してステレオを聴く環境になく、特に去年の6月から現在まで依然としてあまり良い環境にはありません。でもこのところ続けてトライしたことによって、方向性がだんだん見えてきました。我が家ではリビングはSV-192Sですが、他のところはModel2、1階レッスン室はMYRYADのアナログOUTです。でもDACの違いを意識させられることはほとんどありません。弾く楽器の違いのような感じで、どれもアリ!です。


6.20

 昨晩頼んだ真鍮+ステンインシュレーターが明日には届きそうで、明日中にはAutograph miniとEntry Sの音が決められそうです。今までずーっとやってきた路線が間違っていたわけではない事が昨日確認でき、この先の方向性が同時にはっきり浮かび上がってきました。
 今回の顛末で得た事は、自分の音を磨くのですから、自分が不満に感じるところを直していけば良いということです。何といっても音源からの距離感が人によって変わります。また自分が音を聞く時の空間の広さのイメージが人によって違います。私はソロとか室内楽は基本的に300〜500人位の中ホールを念頭においています。オーケストラは2000人位のホールを念頭に置いています。そして距離感としては同じステージ上で共演している感じが基本になっています。
 客席で聴かれることが基本になっている方は、当然距離感は私の倍から3倍位が基本になると思います。その求める音の違いで、インシュレーターに求めるものは違ってくるでしょう。その意味で真鍮+ステンは欲を言うともう少し近めの距離感が欲しいのですが、音のそして響きの自然さはダントツに良いです。
 明日真鍮+ステンインシュレーターが届いたら、早速音を追い込もうと思っています。


6.19

 今日はオーチャード定期でした。前半のベートーヴェンの1番のピアノ協奏曲のソロ、アンドレイ・コロベイニコフさんはとても速めのテンポで弾かれていました。カデンツァは自作だそうです。幻想は普通より落ち着いた感じで、5楽章の鐘も抑え気味にされていました。とても面白い幻想だったと思います。

 今朝はいつもより遅めに家を出たのですが、両国もほとんど混んでいなかったので、会場には順調に着きました。会場に着いてから近くのTULLYSで軽く食べて、楽屋で待機しました。オーチャードホールの楽屋ではWiMAXのアンテナは3本のうち1本しか立っていませんが、窓の近くだと使えます。iPadとMacBookを同時に使えるのは助かります。ただWiMAXのサービスエリアは残念ながら広くありません。EMobileの時はNHKホールの地下の楽屋で使えたのに、WiMAXだと1階の楽屋ロビーも圏外です。これにはガックリ来ました。少しくらい遅くてもエリアの広いほうが絶対に良いです。まだWiMAXはこの点奨められません。我が家ではアンテナが2本立ち、普通のスピードで使えるのですが、外出時は思ったほど有効に使えません。早くもっと広い範囲で使えるように対処して欲しいものです。

 そして夜になって、昨日書いた御影石+防振ゴムを再度試してみました。(スピーカーの脚は真鍮+ステンです。)御影石のセッティングの楽なLS5/9で試しました。今までの感じからDevonでも同じ傾向だと思います。今日はオーケストラのCDを3種類聴きました。(昨日聴いたシューマンのライン、ヴァツラフ・ノイマン指揮チェコフィルのドヴォルザークのスラブ舞曲、ギーレン指揮のマーラーの復活)
 最初に御影石なしで、次に御影石を入れて聴いてみました。御影石を入れると、各楽器の音が少し硬質で音離れが良く聞こえるのですが、なぜか楽器同士の音が馴染まないのです。再度御影石なしで聴きましたが、やはりこの方が良かったです。御影石なしの方が色々の楽器の音がよく馴染んで気持ちよく聞こえます。
 御影石を初めて聞いた時はとても新鮮に聞こえましたが、しばらく経って冷静に聴いてみると思いもかけなかった事が浮かび上がってきました。今回の御影石(+防振ゴム)、アサダ桜と黒檀のブロックの一件は追試の重要性を思い起こさせてくれました。


6.18

 今日は最初に幻想を通して、1コマを少しオーバーして終わりました。昨日細かく調整した割には、今日の演奏はN響ペースで進んでいった感じでした。でも普段とは一味違う幻想である事はたしかで、聴いて楽しめそうです。よく考えられていて、「イケイケ!」になりやすいところもよくコントロールされています。その後休憩してピアノ協奏曲を練習しました。私は幻想だけが出番なので、昼前に家に戻りました。

 夕方のレッスンの前に1階のレッスン室のDevonとLS5/9の足の比較試聴をしました。まず今使っているアサダ桜を聴き、次に黒檀を聴き、最後に真鍮+ステンインシュレーターを聴きました。アサダ桜に会った時はとても開放的に聞こえて良く思ったのですが、ある程度経ってもう一度聴き直してみると、音が少しはしゃいでいて、音色が一つに聞こえてきます。そのためにかけ初めにきつく聞こえたのでしょう。
 黒檀はまとまりは良いのですが、締まりすぎです。そして真鍮+ステンインシュレーターにしたら、肩から力が抜けていました。そして一番印象的だったのは、Rafael Kubelik指揮のシューマンのRheinで弦のあとにすぐ管のソロが出てくるところです。その管楽器の音色が一番きれいに出たのはこれでした。木材の足だと、管の音の特徴があまり出てきません。最初にこれを感じてから、もう一度桜と黒檀のブロックを入れて聴き直してみましたが、やはり真鍮+ステンインシュレーターが一番良かったでした。それに響きのきれいさもこれが良かったでした。初めは音が変わってこれぞ!と思ったアサダ桜でしたが、思いの外に音色の変化が抑えられていたのにはびっくりしました。これで1階レッスン室のスピーカーは2つとも震災前と同じ真鍮+ステンに戻しました。Autograph miniとEntry Sも試さないと........このところ色々右往左往していますが、近いうちに自分の耳の再検証の意味も込めて、もう1度御影石を試します。


6.17

 今日は日曜日のオーチャード定期の練習でした。プログラムはベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番とベルリオーズの幻想交響曲、指揮はジョン・アクセルロッドさんです。今日は1日幻想交響曲を練習しました。とても独特なアプローチですが、なかなか面白い表現です。オーソドックスなベートーヴェンやブラームスをどう料理されるのか興味があります。明日は幻想とピアノ協奏曲を練習します。

 去年の年末からの配置替えで、一度は今までのレッスン室にはスピーカーを1組しか置けないようになったのですが、大震災のあと元に戻しました。でもそのことによってリビング以外のところの音をもう1回追い込まないといけなくなりました。特にセッティングを見直さないといけません。
 実は最近電源ON直後の音があまり気に入りません。しばらくすれば良くなるのですが、かけ始めの響きのきつさが気になるのです。今まであまり気にした事はなかったのですが、今はどうしても気になります。早く解決法が見つかると良いのですが..........


6.11

 あの大震災から今日で3ヶ月が過ぎました。活動を再開したところがあるという明るい話がある一方、いまだに行方不明の方がたくさんいらっしゃる上に、放射能の話、がれきの撤去などの難しい話もたくさん手付かずで残っています。日本が早く元に戻れるように祈っています。

 iPad2に以前のiPadの環境を移すのは、結構手間がかかります。iPad上のメモをMacと同期するのは大変です。純正のAppliメモの内容はMac上のMailのメモと同期します。でも何回か同期を繰り返していると、同じメモが3つも4つも現れる事があります。ここでたとえばiPad上でダブったメモを消去しても、同期するとまた同じメモがダブってしまいます。私は他にもMissing Sync for iPhoneに含まれるFliq軍団も使っていますが、こちらも同様の問題を抱えています。Palmを使っている時もこの手の問題には幾度となく悩まされました。住所録のデータがほとんどダブったり、カレンダー上のデータがダブったり、本当に日常茶飯事でした。
 GoogleDocumentsと同期するMemo、Dropbox、Evernoteのように外部にデータがある場合は、そちらを基本としてそちらでデータを整理してから、iPadのデータをすべて消して同期すれば良いのですが、iPadとMacのような場合は下手をすると元データがなくなってしまうので、よく内容を確かめないといけません。昨日の夜から色々やって、やっと先ほどすべてが片付きました。
 GoogleCalendarは便利なのかもしれませんが、カレンダー毎のデータを書き出して読み込ませるのは面倒なので、iCalとカレンダーしか使いません。カレンダーについては入力はiCalの方がイベントのコピーペーストができる分はるかに楽です。iOSもバージョンアップすれば、できるようになるかもしれませんが.........


6.9

 今日はB定期の2日目でした。前半の2曲は降り番なので、開演の少し前にホールに着きました。演奏は昨日より少し落ち着いた感じで、今日の方が私には良く感じられました。
 私の次の出番は19日のオーチャード定期です。

 去年の4月にメーカーに修理に出したOKIのC8600dnが今日戻ってきました。封筒印刷をすると用紙ジャムが頻発したのです。AirMacのネットワークにつないだのですが、最初はいくらプリントをかけてもプリンタは反応してくれませんでした。プリンタドライバを何回インストールし直してもダメでした。そこでインストールされているプリンタを全部削除して、もう一度設定し直したらうまくいきました。そして我が家の3台のBookすべてにC8600用のドライバをインストールしました。
 これでうまくいくはずだったのですが、SnowLeopard(10.6.7)が入っている2台では、SafariやMailのプリントのダイヤログに給紙の項目が現れません。Leopard(10.5.8)の入ったBookでは、きちんと給紙の項目が現れます。来てくれたOKIの方が調べて下さった結果、10.6.5までのOSには対応しているが、それ以降の場合は32bitで起動しないといけない事が分かりました。ソフトによっては10.6.7でも給紙の項目が現れる場合もあります。今しばらくドライバのアップデートを待たないといけないようです。
 すべてが片づくのに結局1時から4時までかかってしまいました。ネットワークの関係する問題はとても複雑で、ちょっとしたことでもすぐ2〜3時間が過ぎてしまいます。おかげで練習をするつもりだったのに、何もできないままホールに向かう事になってしまいました。


6.8

 今日はB定期の本番初日でした。本番はとても盛り上がりました。先生はショスタコーヴィッチの5番にとても思い入れがおありになるようで、ものすごい緊張感のもと振られています。こんなに緊張感あふれる演奏だと、腱鞘炎になられてしまうのではないかと心配してしまうくらいのすごさです。聴かれる側から言えばとても楽しめると思います..........

 ゲネプロと本番の間は、いつも通りスターバックスでWiFiスポットに接続して色々調べ物をしたあと、楽屋でAppStoreにアクセスして、写真を読み込める日記を探しました。本当は動画も読み込めると良かったのですが、そのようなものは見つかりませんでした。MaxjournalというAppが見つかりました。しばらくこれを使ってみます。
 サントリーホールに行く時はいつもアークヒルズの丸善に行きます。0.9mmのシャープ(PentelのTUFF0.9)を見つけたのもここです。今日ここに行ったら、1.3mmのシャープがたくさんありました。譜面に書き込むとしたら、0.9mmか1.3mmのどちらかでしょう。私は消しゴムの使いやすさからTUFF0.9を使っていますが、書き味は1.3mmの方が好きです........


6.7

 昨日と同様、ショスタコーヴィッチの5番、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲、ショスタコーヴィッチの2つの小品の順で練習しました。5番についてはかなり独特な表現が多いです。アシュケナージ流の音楽がとても楽しめると思います。2つの小品は特に2曲目スケルツォが大変だそうです。
 いよいよ明日は本番です。

 レッスンにiPad2を使ってみました。スケジュール管理、レッスン記録、動画と静止画、楽譜の閲覧、音楽ライブラリーを1つの媒体で賄えるのはとても便利です。曲の全体像をiPodというアプリで聴かせられますし、弾く様子を動画で撮って、見せて聞かせられるのはとても効果的です。特にiPad2のスマートカバーを衝立の替わりに使うと、手で持たずに撮影できます。静止画も思ったよりアップに撮れるので、演奏している時の細かい様子も本人に見せられます。使い方によってはとても役に立ちます。


6.6

 今月最後のB定期の練習が始まりました。午前中はショスタコーヴィッチの5番、午後はプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲とショスタコーヴィッチの弦楽八重奏のための2つの小品を練習しました。
 5番についてはこの前のプロコフィエフと同様、先生の思い入れが伺えるすごい緊張感でした。今回はすべてがロシア音楽なので、今まで以上に力が入りそうです。


6.4

 自分がこのところ体調不充分のため、今日はいささかきつい1日でした。今回のプロは何といってもプロコフィエフの2番のピアノ協奏曲が聞き物でした。ソロのアレクサンダー・ガヴリリュクさんは豊かな音量でありながら乱暴にならず、名演でした。シベリウスの2曲はとてもきれいなのですが、あまり馴染まないまま2日目も終わってしまいました。
 次はB定期、ショスタコーヴィッチの弦楽八重奏のための2つの小品、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番(ヴァイオリン:神尾真由子)、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番というプロです。最初の2つの小品はとてもテンポが速くて、大変だそうです。メインプロのショスタコーヴィッチの5番は何度も弾いているので、抵抗なく行けるでしょう。

 今日は家を出るのが遅れたのですが、北の丸で事故があり、錦糸町から北の丸まで40分と電光掲示板に出ていました。まともに付き合うと大変なので、江戸橋から外回りで三宅坂に行きました。車の量はそれほどでもないのに、どうしてこういう具合になるのでしょう。帰りは箱崎まで下を行きましたが、そこから先の7号線は渋滞はしていないのですが、妙に混み合っていました。


6.3

 大きな事故もなく無事今日の本番は終わりました。本番の時はテンポも少し抑え気味に進んでいったので、練習の時よりは落ち着いて弾けました。助かりました。今回はどの曲も短めなので、4曲のプロにもかかわらず、楽屋に戻ったのは9時5分前でした。

 今日はゲネプロが終わってから、渋谷のAppleStoreに行きました。ウィークデイにも拘わらず、とても多くの人で賑わっていました。何といっても皆さんの関心事はiPad2です。
 私の関心事はカメラの性能です。店頭で試してみましたが、静止画は大したことはありませんでした。特にズームするととても粗い画像になってしまいます。動画の場合はズームはできないようで、大きく映すためには近寄るしかありません。でもその場ですぐ見られるのは良いです。iPad用のiMovieを買えば、iPad上でムービーを作れます。DVDに焼くためには、Macに移せば良いのです。
 iPadの作業環境を移すのは、色々手間がかかるようです。レッスンに使うためにはGarrageBandとiMovieが必要になりそうです。レッスンの記録(レッスンの様子、注意した事、楽譜、演奏の様子を示す静止画と動画)をどういう形で残すかも大きな問題です。でもうまくすればiPadですべてを管理できます。特にiPadは縦長に表示できるのが強みです。


6.2

 先生は最初に通す時はとても速いテンポで進まれますが、2度目に弾く時は少し手加減されます。でも本番は1回限りですから、この速いテンポで結局行くのでしょうね。とても大変です。ピアノ協奏曲もソロより先生のテンポの方が速い場合があります。
 今回のプロは前半のプロコフィエフと後半のシベリウスの世界がすごく違うのがとても面白いです。

 先ほどまずAutograph miniで桜のブロックと真鍮+ステン・インシュレータを試してみました。音がすっきりするという意味では真鍮+ステンの方が良いですが、音の響き肌合いは桜の方が私の好みに合います。バックの空間を感じさせるという意味では真鍮+ステンに一日の長があり、アサダ桜のブロックは音をすぐ近くに感じる音源派の響きです。
 その後LS5/9とDevonでも同じことを試してみました。どちらもそれぞれに良さがあり、単純にどちらが良いとは言えません。今のまましばらくやってみます。

 今日はギーレン指揮のマーラーの復活、クーベリック指揮のシューマンのライン、シェリングの弾くヴィタリのシャコンヌを聴きました。近いうちにピアノ、室内楽、歌でも比較してみます。
 上の写真の外側がDevon、内側がLS5/9です。Rogersの方は最初はスタンドをチェストベンチの中央に載せていました。でも今一つスケール感が出ないので、チェストベンチの端まで動かしました。


6.1

 今日からもう6月、月日の経つのの速いこと!あっという間に半年、そして1年が過ぎてしまいますね。

 今日の練習で全体の仕掛けは分かってきました。アシュケナージ先生はとても速いテンポがお好きで、3つのオレンジへの恋などは、とても弾き切れないところがあります。シベリウスの2曲は内省的な地味な曲です。午後からの2コマはプロコフィエフのピアノ協奏曲を練習しました。これも2、4楽章がものすごく速いです。今からこの速い部分が脅威です。

 昨日届いた桜のブロックによる4点支持の音はまだ確認していません。私の気持ちの中では真鍮+ステン・インシュレーターとアサダ桜の音を再確認してみたいです。黒御影石の時の失敗を繰り返さないように、ある程度試して落ち着いてから聴き直さないといけないでしょう。


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