6.19
今日はオーチャード定期でした。前半のベートーヴェンの1番のピアノ協奏曲のソロ、アンドレイ・コロベイニコフさんはとても速めのテンポで弾かれていました。カデンツァは自作だそうです。幻想は普通より落ち着いた感じで、5楽章の鐘も抑え気味にされていました。とても面白い幻想だったと思います。
今朝はいつもより遅めに家を出たのですが、両国もほとんど混んでいなかったので、会場には順調に着きました。会場に着いてから近くのTULLYSで軽く食べて、楽屋で待機しました。オーチャードホールの楽屋ではWiMAXのアンテナは3本のうち1本しか立っていませんが、窓の近くだと使えます。iPadとMacBookを同時に使えるのは助かります。ただWiMAXのサービスエリアは残念ながら広くありません。EMobileの時はNHKホールの地下の楽屋で使えたのに、WiMAXだと1階の楽屋ロビーも圏外です。これにはガックリ来ました。少しくらい遅くてもエリアの広いほうが絶対に良いです。まだWiMAXはこの点奨められません。我が家ではアンテナが2本立ち、普通のスピードで使えるのですが、外出時は思ったほど有効に使えません。早くもっと広い範囲で使えるように対処して欲しいものです。
そして夜になって、昨日書いた御影石+防振ゴムを再度試してみました。(スピーカーの脚は真鍮+ステンです。)御影石のセッティングの楽なLS5/9で試しました。今までの感じからDevonでも同じ傾向だと思います。今日はオーケストラのCDを3種類聴きました。(昨日聴いたシューマンのライン、ヴァツラフ・ノイマン指揮チェコフィルのドヴォルザークのスラブ舞曲、ギーレン指揮のマーラーの復活)
最初に御影石なしで、次に御影石を入れて聴いてみました。御影石を入れると、各楽器の音が少し硬質で音離れが良く聞こえるのですが、なぜか楽器同士の音が馴染まないのです。再度御影石なしで聴きましたが、やはりこの方が良かったです。御影石なしの方が色々の楽器の音がよく馴染んで気持ちよく聞こえます。
御影石を初めて聞いた時はとても新鮮に聞こえましたが、しばらく経って冷静に聴いてみると思いもかけなかった事が浮かび上がってきました。今回の御影石(+防振ゴム)、アサダ桜と黒檀のブロックの一件は追試の重要性を思い起こさせてくれました。 |