ひとりごと2005年6月分    

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このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。


このページは下から上へ順番に日付が新しいものになっています。
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栄子先生のピアノ教室プロフィールひとりごとも是非ご覧下さい。

生徒さんへの連絡があります。こちらへどうぞ。(2005.7.4重要な連絡があります。必ずご覧下さい。


6.30

 今日はボレイコさんの練習2日目でした。私は今日はとにかく疲れました。この調子で行き帰りの運転にも影響があると困るので、早く寝て体調を取り戻します。

 サンバレーのキット屋店主のひとりごとを見ると、7月10日頃にSV-310が手に入りそうです。といっても作る時間がないのでいつその音を聴けるのかは不明です。いくら何でも夏休みには作れると思いますが、それまでには1月以上もあります。誰か作ってくれないかな〜〜?
 でも多分これで1階のシステムもきちんと決まると思います。1階も2階も最後の決め手はプリアンプという事になります。世の中の常識ではプリなどその影響力は小さい事になっています。たしかに目立つ所を変えていって最後にプリに行きつくのですから、その意味では影響力が小さいと言えるのかもしれません。でも2階のシステムでQUADの66からSV-722に変えた時の変化はかなり大きかったです。音の立ち上がりと肌理の細かさという部分がまるで違うのです。
 こういう違いというのは人によって感じ方が違います。 またその違いを体験するにはお金がかかるのです。要はその違いに投資する価値があると思うかどうかによって判断が決まる訳です。ですから同じ物であっても人によって判断は異なるのです。


6.29

 今日からはアンドレイ・ボレイコさんの定期が始まります。次のA定期とその次のC定期を振られます。今回はブラームスのピアノ協奏曲第1番(ピアノ:ネルソン・フレール)、フランクの交響詩「のろわれた狩人」、ストラヴィンスキーの「火の鳥」というプロです。
 音楽の事とは関係ないのですが、チャイコフスキーとかストラヴィンスキーとかロシア人の名前は***スキーと最後がのびます。ですがポーランド人の場合はウィニアフスキ、シマノフスキ、パデレフスキとのびません。私が間違えてウィニアフスキーと書いた時に、理恵子にポーランド語の場合はのびないのだよ!と注意された事を思い出します。
 今日はフランクから練習が始まりました。初対面のこの曲は聴くのは楽しそうですが、弾くのはとても大変です。昼前からは火の鳥を練習しました。2曲ともそれほど長い曲ではないのにとても念入りに時間いっぱい練習させられました。今まで色々の指揮者で演奏して譜面には色々な書き込みがありますが、今回は譜面通りに弾くのが指揮者の希望です。
 今日の練習ではフランクについてはこちらが経験ない事もあって、まだ正体は掴めていません。火の鳥については練習の仕方はいささか閉口するのですが、まとめ方はなかなか説得力がありそうです。あと2日の練習でどうなっていくのかが一番の問題です。

 今日は練習のあと銀座のApple Storeに行きました。この前買ったiPod miniにかぶせるシリコン・ジャケットが欲しかったのです。私は前はデスクトップにPowerMacを、そしてモバイル用にPowerbookを補助にというようにしていました。(最後のデスクトップはPowerMac8500でした。これをG3/300MHzにしていました。)でもここ2〜3年はほとんどの仕事はPowerbookでしています。家にはiMacG5と古いiMacがありますが、こういうディスプレーの大きな物を使うと目が楽で感激します。でも大事なデータはほとんどPowerbookに入っている以上、どうしてもこういう物の出番は少なくなってしまいます。一番の問題は内蔵のHDDの容量です。60GBや80GBではいささか不足で、少なくとも150GB位は欲しいです。(外付けのHDDはそれを持ち歩かないといけないので問題外です。)
 最新モデルだとiMacは2GHz、PowerMacは2.7GHz(Dual)が最速です。私のPowerbookはG4で1.5GHzという物ですが、複雑な事に手を出せば不満はあるのでしょうが普通に使う分には遅いとは感じません。
 でもこれから画像や録音をMacでするようになると速いPowerMacが欲しくなるかもしれません。CPUはG5を推薦するというようなソフトが多くなってくるのでしょうから。でもこの前のタン・ドゥンさんの時にメインに使われていたPowerbookは1.25GHzだとの事でしたから、その意味では現状でも充分なのかもしれません。


6.28

 じつは今はもう29日の朝9時前です。昨日夕食後Powerbookで小冊子を作り始めたのですが、やっと一段落がつきました。そこで安心して寝てしまったのですが、自分ではひとりごともちゃんと更新したつもりでいました。(それくらいPowerbook相手に格闘していたので、ひとりごともちゃんと書いたつもりになってしまったようです。)今朝起きて自分のページを見たら「えっ?」という感じでした。

 昨日はN響はお休みでした。栄子先生が一人で格闘している家の周りの雑草を業者に頼んでとってもらいました。気温が体温より高いような中を朝9時から夕方5時まで一人で頑張っていただき、物の見事に庭がきれいになり気分がスッキリしました。夜になったらかなりの勢いで雨が降り始め、すぐにまた雑草が生えてきそうです。

 ひとりごとの更新は遅れましたが、元気にはしていますのでご心配なく。


6.27

 今日はオペラシティでの演奏会でした。今日の演奏会は完売で当日券はなかったそうです。山下さんと佐渡さんのファンで会場は一杯だったという事です。前半のピアノ協奏曲は即興で弾かれるので、カデンツァなどゲネプロと本番とではまるで違いました。時間的にはブラームスのピアノ協奏曲ともほぼ同じくらいの大作でした。惑星は練習の時と本番とでは微妙にテンポが違うように感じました。(本番の緊張感のせいかもしれません。)佐渡さんは前にも指揮されていると思いますが、その時の印象とはかなり違ってソフトな印象が強かったでした。今回は速い楽章はゆったり目に、遅い楽章はあまりもたれずに行っていました。
 今日は昨日も書いた通りにゲネプロの後NHKに行きました。1時間半ぐらいNHKにいましたが、その後オペラシティに戻りいつも通りコーヒーを飲んでから昼寝をしました。丁度30分位寝たトコロで目が覚め、5時半からのコーラスのリハーサルから本番終了時まではすっきり過ごせました。(この昼寝の方法をとる前は本番直前に眠くなる事があったのですが、今ではすっきり本番を迎えられています。)

 このところ曲間の舞台転換に手間取る演奏会が続いていて、ステージ係の皆さんは大変苦労されていました。今日も前半のピアノと締太鼓が前面に出る配置から、後半の4管編成の惑星への転換は大変だったようです。

 最近弓の使い方についてちょっとした発見をしました。ちょっとした力の配分の問題なのですが、とても微妙で言葉では表現できません。弓の持ち方が弾きながらでも強張らないようにしないといけないのですが、そのポイントを掴むのはとても難しいのです。バランスがうまくとれると自分の楽器から今まで聴いた事のないような音が聞けます。早くどんな状態でもこの良い状態をキープできるようになりたいです。気をつけないといけないのは、音量を上げて行く時に力まない事です。一度力むと弾き終わるまでそのままになってしまうのです。だからといって緩んでいるのでは満足な音は出て来ません。カナメは縦方向の力と横方向の力のバランスです。


6.26

 今日は佐渡さんの演奏会の練習2日目でした。惑星も山下さんのピアノ協奏曲もなかなか良くまとめられています。ピアノ協奏曲は第4楽章には植村昌弘さんの締太鼓がソロに付いています。今回の2曲はともにとても楽しい曲です。多分明日は聴きにこられた皆さんはとても楽しめるであろうと思います。

 明日の会場はオペラシティですが、ゲネプロの後の時間の使い方に迷うところです。新宿に行くとお金がいくらあっても足りませんし、楽屋に午後いっぱいいられるような所でもありません。明日はヒョッとするとNHKに行かなくてはいけないかもしれないので、2〜3時間は潰れるでしょう。それに夕方5時半から海王星のコーラスの部分の合わせがあるので、明日は時間の使い方に迷う事もないでしょう。

 もう6月も終わりなので、そろそろプリアンプSV-310のご尊顔を拝する事が出来るかもしれません。SV-310+SV-91Bというラインナップだとなんと310AまたはBが片チャンネル3本ずつという事になり、310Aの音を聴くようなものかもしれません。試しにSV-310を貸して頂いて聴いた感じではメインアンプSV-91Bの持ち味はSV-722よりSV-310の方が徹底している感じで、私はこちらの方により魅かれます。SV-722もとても良いアンプで、リビングではSV-501 SEと組み合わせて楽しんでいます。前の状態では501 SEは幾分軽めに音楽が流れて行くような気がしていたのですが、細かい手直しを繰り返した結果依然として深刻ではないのですがとても充実した良い響きが出てくるようになりました。その最後の決め手はプリアンプSV-722でした。今も2階で理恵子の師でもあるダン・タイ・ソン先生のショパンの夜想曲を聴いていますが、この前のサンバレーの東京試聴会でも申し上げたようにどの帯域がどうとかいう事を意識させないよくまとまった音です。(その時にも申し上げたように私は全体の雰囲気がどう出てくるかだけを聴いているのです。私にはこの聴き方が一番よく音が分かるのです。)

 理恵子の留学日記に昨日タルヌフで行われたリサイタルの写真集がアップされました。トップページからお入り下さい。


6.25

 今日は佐渡さんの指揮するあさってのオペラシティでの演奏会の練習でした。午前中はホルストの「惑星」でした。最初はお互いに探り合っている感じでしたが、段々折り合いがついて行きました。この探り合いというのはとても微妙なもので、ホンの少し次の音に移るのが遅いだけなのですがそれだけでもとても弾く側から言うと弾き難いのです。練習はそういう待ちをなくして思い切りよく弾けるようにするために必要なのです。この基本的な音楽の推進力を無視して細かい事ばかり問題にし出すと、どんどん音楽がつまらなくなって行きます。もちろん細部まできちんとしていた方が良いのですが、その事が音楽を弾く人の最終目的ではありません。間違えない方が良いのは当たり前ですが、正確なお経を聴きたいのではないのです。(この種の探り合いはあまり協演しない指揮者の場合には大なり小なり必ず起こります。今回が特別という訳ではありません。)
  第7曲の海王星には合唱団が付きますが、子供たちの合唱団なので当日のゲネプロには来られません。従って本番の前5時半から合唱の部分だけを練習する事になりました。
 午後からは山下洋輔さんのピアノ協奏曲第1番を練習しました。音程の点でもリズム的にもとても難しいのですが、とても面白い楽しい曲です。解説や能書きなどなしに音その物で聴く人を楽しませてこそ音楽というものです。
 明日もう1日練習をして、あさっては本番です。

 昨日の朝は実はゆっくり寝ていたかったのですが、ポーランドの理恵子からPowerbookがインターネットに接続出来なくなってしまったという電話があり、朝からそれに対処していたのです。MacのOS XではインターネットにPPPで接続する時、DNSサーバと検索ドメイン名はオプション(データを入力しなくても良い)のはずなのです。ところが理恵子の使っているプロバイダではこの両者をちゃんと入力しないといけないのです。前にも同じ事が起こっていたのに、すっかりその事を忘れていて同じヘマをやってしまいました。

カーテン越しの貴公子スリッパ

6.24

 今日はN響は休みなのですが、家の用事で夕方まで忙しかったです。栄子先生はこの週末に生徒がたくさんコンペを受けるので、明日お昼から夜まで休みなしにレッスンになります。毎年この時期は大変なのですが、今年は先週末に理恵子のカザルスのリサイタルがおまけに加わっているので極超多忙です。毎年審査も増えてきて、自分の生徒の練習が手薄にならないようにするのがとても大変のようです。
 この審査の時に書かせないのがiPod miniです。iPod mini1つで6GBの容量があるのですが、1500曲を収容できると書いてあります。1曲3分とすると4500分、1枚75分とすると91.4×50.8×12.7mmのサイズの中に60枚のCDが入る事になります。
 私はiPodの20GB版を使っています。こちらはCD200枚が1つに入ってしまいます。

iPod mini SONYの
MDR-CD900ST

 iPodにCDを移すのが手間と言えば手間ですが、慣れてしまえば大した事はありません。移動の最中にイヤホンやヘッドホンで聴く分には充分な音質を持っています。 私も車の中ではiPodにFMのトランスミッターをつけて聴いています。但しFMで聴く方法ではノイズがかなり入ってきます。
 iPodに上の右の写真のヘッドホンをつなげると、とても圧縮されたものとは思えない良い音が聴けます。これはもともとはR-1やR-4で録音する時に使おうと思って買ったものですが、iPodに試しに使ってみたら思ったよりはるかに良い音が聴けるので驚きました。

 パソコン、カメラ、録音機と色々やっているので、それをしまっておく場所が大変です。クローゼットを整理してきれいにしまっておきたいのですが、言うは易くして.......という現実です。悲しい・・・


6.23

 今日はB定期の2日目でした。今日はなぜか前半の2曲のテンポはかなり押さえ目でした。私にはいささか遅過ぎて、私自身弾きながら「あれっ、これで良かったのかな?」と首をひねりながら弾く事と相成りました。私達にはスヴェトラーノフ先生の演奏の印象が強く残っています。もちろん指揮者によって違う世界が表出されて当然ではあるのですが、どうしても「ダッタン人の踊り」というとこの時の演奏を基準に考えてしまいます。全体的には昨日の方が乗りが良かったような気がしました。
 午前中から用事で出かけ、午後レッスンをしてからホールに行きました。例によってコーヒーを飲んでから昼寝をしましたが、今日はホンの5分位しか寝られませんでした。でもその後はとても快調で、本番中も調子が良かったでした。
 私は前はサントリーの演奏会の時は行きは新橋、帰りは土橋を使っていました。でも本番の後新橋駅前を通るといつもタクシーで大混雑なので、今では飯倉の入口から首都高環状線の内回りに乗るようにしています。下の道を新橋まで走るよりずっと速く家に帰れます。昨日も今日も帰りは道が空いていて、あっという間に家に着きました。

 昨日ご紹介した超広角レンズです。

18mm 11mm

 今回手に入れたのは今日発売になったNIKON用のTAMRONのSP AF11-18mmです。ご覧のように11mmともなると18mmとは迫力がかなり違います。
 この前手に入れたGREEN HOUSEの1GBのコンパクトフラッシュがエラーを起こすようになってしまいました。DSC_0001.JPGという1番最初の写真だけが「壊れているか、開けない形式のファイルです。」というメッセージが出るのです。一度カードをフォーマットし直しても同じエラーが出ます。激安が売りの1GBのコンパクトフラッシュでしたが、安物買いの銭失いになってしまいそうです。 今まで使っていた2GBのCFカードに戻そうと思っています。(今までCFカードでこの種のエラーを経験した事はありませんでした。こんなエラーは初めてです。)

 栄子先生は風邪気味で早く直すために寝てしまいました。


6.22

 今日はB定期のゲネプロ本番でした。今日は雨のせいで渋滞がひどくて、サントリーに着くまでにかなり手間取りました。ホールに着いたら既に10時をまわっていたので、今日は朝食は軽く済ませました。
 Tan DunさんのThe Mapはパフォーマンスとして見るととても面白いです。The Mapは全9楽章からなる大作で、ほぼ切れ目なしに続きます。Tan Dunさんの持って行き方を見ていると、ご自分の曲は素晴らしいですが、ロシア音楽については賛否両論でしょう。どうしても京劇の影が見えてしまうのです。楽屋でもその話で持ち切りでした。
 明日も夜7時から本番です。

 明日はTAMRONの超広角ズームSP AF11-18mm F/4.5-5.6 Di IIが明日発売されます。今までは手の出なかった超広角の写真をこれで撮れるのが楽しみです。(ステージ全体の写真などを会場の後ろに行かなくても撮れます。)AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II と組み合わせると11〜200mmを2本のレンズでカバーできます。

 栄子先生は色々やり残した事があってひとりごとを更新できません。申し訳ありませんが、もう1日お待ち下さい。


6.21

 今日はB定期の練習最終日でした。午前中はタン・ドゥンさんのThe Mapの練習でした。午後からはボロディンの「ダッタン人の踊り」とチャイコフスキーのロメオとジュリエットを練習しました。今回のロシア音楽2曲はいわゆるロシア的ではありませんが、「へぇ〜、この曲がこうなるの?」という感じで面白いです。

 今日はこれから久し振りに下でステレオの音を聴きます。多分最初はちゃんと反応してくれないだろうと思います。元の状態に戻るのには多分2〜3日かかると思います。今月の終わり頃にはSV-310の影が見えるでしょう。それが今の一番の楽しみです。


6.20

 今日は午前中にロメオとジュリエットを練習しました。私はこの練習をしている時になぜかエビチリを食べているような気分になってきました。というのは味付けがどうしてもロシア料理には感じられないのです。例えばロメオとジュリエットの最後のリズムなど、弾いているうちにThe Mapの世界にいるような錯覚に捕らわれます。(今回隣に座っているSさんも同じ印象を受けているようで、練習中に2人で顔を見合わせてしまいました。)
 その上私は土曜日の理恵子のリサイタルの後遺症の睡眠不足で今日も気持ちが全然落ち着きませんでした。今日は早く寝て体調を調えます。

 この演奏会に海老彰子さんがいらして下さいましたが、海老さんは私の芸大の同級生です。私の学年のピアノ科には海老さんの他に渡辺健二さんもいて人材豊富な学年でした。
 リサイタルが終わって楽屋で皆さんとお話をしていたら、ステージの上ではお世話になったShigeru Kawai EXの撤収が行われていました。

 会場備え付けのピアノでないと搬入と搬出をしないといけない訳で当然の作業ではあるのですが、実際にステージの上で見ると複雑な心境です。このピアノはこれから浜松に帰って行きます。

 今回理恵子は22日にはポーランドに帰国します。今回は日本に戻ってきても名古屋にしばらくいたりリサイタルの前後の騒ぎで理恵子はとんでもなく忙しく、ほとんど落ち着いて話をするような展開にはなりませんでした。あさってはサントリーホールに行く前に駅まで車で送って行きます。

 お風呂に入ろうと思ってスイッチをつけに行ったらスリッパがお花の下で寝ていました。


6.19

 昨日の理恵子のリサイタルの後、カワイの方々と打ち上げをしました。その後家に帰ったらもう既に何通も演奏会を聴いて下さった方からメールが来ていました。終演後2時間ほどなのにこんなにたくさんの反響があるのはとてもうれしいです。
 結局寝たのは2時過ぎになってしまいましたが、今日は普段通りの練習で朝6時半に起きました。さすがに睡眠不足で今日の練習はとてもきつかったです。今回はB定期です。プロはチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」、ボロディンのダッタン人の踊り、そしてタン・ドゥンさんの「The Map〜チェロとビデオとオーケストラのための協奏曲」です。今回のThe Mapは練習所と会場では配置も違うし、ビデオを映すスクリーンのサイズも場所も違ってくるようです。それにしても続けてこのような曲を弾くと、音楽とは一体何なのだろうと考えさせられます。タン・ドゥンさんの音楽の特徴はリズム、メロディー、ハーモニーという3要素のうち、メロディーの部分があまり強く訴えてこないのです。

 今日は時間いっぱい3時15分まで練習があり、その後一度家に帰って一休みしてから習志野フィルの弦練に行きました。今日はウィリアム・テル序曲とオッフェンバック作曲ロザンタール編曲のパリの喜びが題材です。パリの喜びという曲、私は弾いた事はありませんが、メロディは聴いた事のあるものばかりです。今回は全曲ではなく抜粋なのですが、特に序曲と第13曲が難しいです。ウィリアム・テルの速い所の弾き方をゆっくり練習からほぼイン・テンポまで少しずつ上げながらやりました。自分のパートを弾くだけでなく、他のパートが何を弾いているかを分かって頂きました。また速くて難しい所を自分たちだけで合わせて弾くようにゆっくりから少しずつテンポを上げていきました。今回本番の指揮者田久保さんの練習を見ていないのでテンポや持って行き方が分かりませんが、皆さんに様子を聞きながら曲をまとめて行きました。Tutti練習の時にその効果が表れてくれるとうれしいのですが.........
 18:00〜20:45まで練習をして家に戻ってきたらグッタリ疲れました。明日はN響は11:15からの練習なので朝は1時間ほどゆっくりできます。

 昨日出かける前に近くの楽器屋さん(島村楽器コルトンプラザ店)に行って録音機材一式を買ってきました。
 レコーダーはEDIROLのR-4、マイクはAKGのC3000B、FireWireのオーディオインターフェースFA66、ヘッドフォンはMDR-CD900STです。インターネットの通販で安く売っている所はありますが、教材などでお世話になっている楽器屋さんにお願いする事によって色々のフォローをしてもらえるのならありがたいからです。この島村楽器はコンピューターミュージックについてはかなり積極的にやっているので、この録音機材だけでなく他の面でも色々情報を得られるでしょう。
 ヘッドフォンはこの店の推薦のものなのですが、録音の時にとても役に立つとの事でした。今試しにこのヘッドフォンをiPodに挿して聴いています。(iPodはミニジャック、ヘッドフォンは標準ジャックですからプラグアダプターは使っています。)小さいイヤフォンとはレベルの違うとてもiPodから出ているとは思えない音です。(但しこの音は色々な音を分析的に聴かせるタイプです。)

 ショパンの7月号には2005年第15回ショパンコンクールの特集があります。その中の56ページには理恵子の師エヴァ・ポブウォツカ先生、63ページにはご主人スタニスワフ・レシュチンスキ氏(ショパン誌にはレスチェンスキとなっています。ポーランド語の発音はとても微妙でレシュチェンスキ、レシュチィンスキ、レシュチュンスキの中間のような発音だそうです。)が載っています。特にエヴァ先生のご主人の写真はその人そのものだと理恵子は笑っています。


6.18

 今日は理恵子のリサイタルでした。皆さまの応援本当にありがとうございました。

 リハーサル風景
調律風景  
サンバレーと第9のIさんからのお花
神楽坂のMさんはお忙しい中聴きにいらして下さいました。
お世話になったカワイの方々と一緒に打ち上げ

6.17

 いよいよ明日は理恵子の本番です。詳細は昨日のひとりごとまたはこちらをご覧下さい。親としては明日のカザルスホールにたくさんの方に来て頂けて、理恵子が思い通りに弾ける事を祈るばかりです。たくさんの方から励ましのお言葉をいただき、とてもうれしい限りです。この場を借りて皆さまにお礼申し上げます。

 今日はここオペラシティでMusic Tomorrow2005です。いつも通り11:00からゲネプロがあり、19:00から本番です。いつもはゲネプロと本番の間に買物にいったりして散財するのですが、今日はお昼を食べてからオペラシティの中の本屋で本を探し、コーヒーを飲んでから昼寝をし、今目が覚めたところです。今日の昼寝は少し長めで30〜40分位でした。今日はこの休みに勉強しようと思ってiPodとスコアを持ってきているので、この後取り掛かろうと思っています。

 ここオペラシティは何と言ってもこの天井の高さが視覚的には最も印象的です。(弾いていてこの天井の高さを意識させられる事はほとんどありませんが........これだけ特徴的な形をしているのですからいささか不思議なのですが。)今回の演奏会は1曲毎にセット替えがあるので、1曲目と2曲目の間が10分、2曲目と3曲目の間が20分と変則的な休憩が入ります。特に3曲目のタン・ドゥンさんのペーパー・コンチェルトは仕掛けが膨大なので、普通の休憩15分では間に合わないようです。今日はステージ係の皆さんにとってはハードな1日です。

 家に戻ってきたら栄子先生が午前中に5時間かけたという花壇がきれいに変貌していました。といっても夜でしたので写真には撮りませんでしたが、近いうちにご紹介致します。


6.16

 いよいよ理恵子のリサイタルがあさってになりました。

 ショパン、シマノフスキ、パデレフスキというポーランドの3人の有名な大作曲家の作品を集めています。シマノフスキの曲は理恵子がポーランドの風景を思い出すというもので、パデレフスキは技巧的にも構成的にも難解だった前回第4回のソナタとは違いとても可愛らしい曲です。また今回のプロの面白いところは、前半の最後がショパンのソナタ第3番で、最後を飾るのがスケルツォの第3番であるというところです。このプログラムの構成は師ポブウォツカ先生の奨めによるものだと聞いています。こういうところも是非お楽しみ下さい。

 理恵子のごあいさつです。
 晩春の候、いかがおすごしでいらっしゃいますか。ワルシャワはようやく長い冬が明け、美しい新緑の季節を迎えようとしております。大都市でありながら、澄んだ空気に触れることのできるワルシャワの街を歩き、日々緑に色づく草木を目にするたびに感激し、エネルギーをもらっています。

ワルシャワに留学して早1年半が経ちました。このたび6月18日(土)に東京のカザルスホールにおきまして、〜ショパンをめぐる作曲家たち〜vol.5を開催させていただきますことになりました。
2001年より、カワイ音楽振興会主催で継続いたしておりますこのリサイタルシ リーズも、おかげさまで第5回を迎えることができました。皆様の温かいご支援に感謝申し上げます。
今回のプログラムは、全てポーランド作曲家による音楽です。民俗的な作品を含めたプログラムで、ポーランドをより身近に感じていただければと思い、選曲いたしました。
ポーランド民謡による変奏曲は、シマノフスキの作品の中でも極めて演奏されることの少ない曲ですが、ポーランドへ留学したら必ず勉強したいと思っていたあこがれの曲です。私はこの曲と向かい合うと、ファンタジーをかき立てられ、自由なアイディアを模索する楽しみに出会います。知らぬ間に、魔法にかけられたように異次元の世界へ引き込まれていっているのです。変奏曲という古典的な形式、そしてポーランド山岳地方の素朴な民謡が、いかにもシマノフスキらしい色彩豊かな和声と超絶技巧によってさらに魅力が引き出され、ここまで幻想的で情熱的な作品が誕生したことに感動を覚えます。

ショパン、シマノフスキ、パデレフスキ、時代や表現の仕方は違っても、他国からの侵攻と戦い続けた母国を想う深い愛情は共通です。彼らの心を音にすると申し上げてしまうのはおこがましいことでありますが、まさにこのポーランドで学び感じている今の私にできる限りのことを表現させていただきたいと思います。

つきましては、ご多忙とは存じますが、お聴きいただけましたら大変光栄に存じます。

 あらためてご紹介しますが、18日(土)19:00〜カザルスホールです。(入場料3500円[全席自由])

 今日はオペラシティでの練習です。午前中はタン・ドゥンさんのペーパー・コンチェルトの練習でした。

 タン・ドゥンさんの説明によると中国や韓国では紙による宗教的儀式は死者を送るためにとても重要なものだという事でした。ペーパー・コンチェルトは会場でやってみないと効果のほどは検証できないので、今日3日目に会場で弾けるのはとても良かったです。練習の半分くらいは紙の楽器の音のバランス取りでした。

 今は丁度昼休みです。午後1時から望月さんの曲の練習が始まります。(私は降り番)その後またセット替えをして国枝さんの曲を練習します。私は現代曲というのはどうも感覚的に受けつけない体質なのですが、タン・ドゥンさんの曲はパフォーマンスとして割り切るとなかなか面白いです。このような手法に対しては色々な意見があるとは思いますが、音自体が楽しめる事はたしかです。


6.15

 今日もMusic Tomorrowの練習でした。今回の最大の呼び物は指揮者でもあるタン・ドゥンさんのペーパー・コンチェルトです。

 前回のオペラTEAの時と同じようなオーケストラの譜面をめくる音も今回は取り上げられています。今回紙の帯がステージ上に中央と上手側下手側の3本下がっています。これを両手で持って扇ぐようにしてみたり、紙を持って振ってみたりします。明日は本番の会場であるオペラシティでの練習です。明日会場の様子をご紹介します。

 今日は帰りに近くの楽器屋さんに行ってこのところ色々ご紹介していたレコーダーを頼みました。EDIROLのR4AKGのC3000B、マイクのスタンドそしてFireWireのオーディオインターフェースFA66とLogicの簡易板Expressです。(このようなレコーダーを買う最大の理由は自分でちゃんとした録音をしてCDを焼きたかったからです。高い物を買う余裕はないので、R-4 AKGの3000をとことん使い込んでみます。Macで使うならLogicを使うと良いとの事でしたが、生の音を大事にしたいしチャンネル数もせいぜい4チャンネルで充分なので簡易板Expressで良いでしょう。)R-4で録音してそれをPowerbook上で編集してCDに焼く事が出来るようにし、またFA66とLogicを使う事によってMac上で録音が出来るのと同時にレコードをCDに焼く事も出来るようにしたいのです。(その場合はマイクアンプが必要かもしれません。)まずこれを使い込んでからどうするか考えようと思っています。


6.14

 今日はMusic Tomorrow2005の練習でした。指揮はタン・ドゥンさんです。最初はタン・ドゥンさんのペーパー・コンチェルトを午前中いっぱい、午後からは望月さんのクラウド・ナイン(私は曲降り)、最後に国枝さんの「地上の平和」を練習しました。ペーパー・コンチェルトは前に弾いた事のあるTEAと同じ感じです。タン・ドゥンさんの説明によると今回のバージョンは初演の頃からの見直しを含めてかなり書き直されいるそうです。(TEAのアイデアを盛り込んでいるという説明でした。)
 明日はもう1日練習所で練習して、あさってはオペラシティが使えるようになったそうなので会場で練習になります。しあさって17日は朝11:00〜13:15までゲネプロ、19:00から本番です。

 練習が終わって家に帰ってきたら、昨日残っていたお花が全部花壇に植わっていました。バックでガレージに入ったらモニター画面に新しいお花が大きな箱で5つ(60株)映っていました。栄子先生はまた明日の朝早起きをして植えるそうです。

 家に帰ってレッスンをしてから11日に買ったPhilipsECGの6DJ8をModel2に入れてみました。(今まではEiの6DJ8が入っていました。)しばらくこの状態で聴き続けてみます。と言ってもPhilipsECGはメーカーでなく商社なので世界各国の真空管メーカーから在庫を集めて自社ブランドで販売していたそうです。産地もメーカーもバラバラで時期によってもかなり変化しているという事です。(これがPhilipsの音というようなものはないという事です。)結局無印の6DJ8を挿したという事です。11日に買ったInternationalの管もユーゴスラヴィア製だという事です。
 今日はこれから下で少し厶印のECC88の音を聴きます。

 今日Galleryふさこで母の最新作をご紹介しました。皆さん是非ご覧下さい。


6.13

  栄子先生が豊橋に出かけていた土曜日に届いたお花の一部を植えました。

今まで咲いていたパンジーを抜いて、ピンクのゼラニウム こちらは白のゼラニウム

 栄子先生のレッスンがあったので、まだ50株近いゼラニウムが植えて欲しいと待っています。私は1時間位手伝いました。
 午後になって前にお世話になっていた歯医者さん(鶴木クリニック)に行き、歯の矯正のケアをして頂きました。歯石をとって頂き、2ヶ所ほど欠けている所があるのでそれを直してもらいました。 今まで透明の歯列矯正のギブスのような物をはめていたのですが、もうそれも卒業して良いとの事でした。といっても4ヶ月に1回のペースでお邪魔してケアをしてもらわないといけません。口の周りがスッキリしたせいか最近よく痩せましたかと言われるのですが、体重は変わりありません。
 私がここにお世話になって一番驚いた事が歯の磨き方です。それまでは歯ブラシに歯磨きをいっぱいつけてシャカシャカ音がするように磨くものだと思っていました。ところが歯磨きなどつけなくても良い、歯ブラシは歯に当てて左右に少しだけ動かし音を立てないようにするなど今までのやり方はまるで間違っていたようでした。歯ブラシを歯に当てて1ヶ所20回位磨くのです。たしかにこの磨き方だと歯磨きなどつけなくても歯の間に挟まったものが面白いようによく取れます。歯磨きは仕上げに少し使うだけです。
 この歯の矯正は演奏にも良い影響がありました。 私は咬合が強過ぎて歯がかなり消耗していました。それが2年位かけての治療でやっと歯に異物を入れなくても良い所まで来ました。これでやっと「食べカスの間に歯が挟まっている!」とからかわれていた状態から脱しました。

 このところ我が家は大忙しでものすごい睡眠不足状態なので、今日は皆で早く寝ようと思っています。
 明日からは17日のMusic Tomorrowの練習です。今回は指揮はタン・ドゥンさんで、
国枝春恵/ソプラノ、ハープ、オーケストラのための「地上の平和」(ソプラノ:佐竹由美、ハープ:早川りさこ)
望月京/クラウド・ナイン
タン・ドゥン/ペーパー・コンチェルト(紙楽器:藤井はるか 稲野珠緒 福島優美)
というプロです。 タン・ドゥンさんはその後のB定期も振られます。


6.12

 今日は朝から3人レッスンをしてからホールに行きました。理恵子は所用で朝から出かけていましたので、昼からしばらくはスリッパが留守番をしていてくれました。栄子先生と理恵子は丁度同じ頃に戻ってきたようです。

 レッスンが終わってから丁度12時に家を出ましたが、さすがに日曜日で空いているので1時前にはホールに着きました。お昼を軽く食べてから楽屋で20分位寝ようと思ったのですが、眠る事は出来ませんでしたが身体は休まり、本番は快調に迎えられました。
 今日はトラーゼさんは同じプロコフィエフの曲を弾くといって無窮動のような曲を弾き始められましたが、家に帰って色々CDを聴いてみたらソナタ7番のフィナーレPrecipitatoだったようです。(アンコールを弾く前にトラーゼさんが言われていた言葉の中で私には「Precipitato」と「Seven」の2つだけがハッキリ聞こえました。)フォルティッシモの所でも少しも音が潰れる事なく響き渡っているという、素晴らしい演奏でした。「ライン」も昨日と同様でした。

 帰りに近くの島村楽器に行ってレコーダーの話を色々聞いたのですが、そこではEDIROLのR-4を奨めていました。FOSTEXのFR-2と較べると40GBのハードディスクを持っているのが長所だという事でした。これもファンタム電源を持っています。まずR-4を使って使い方に慣れてから、その先を考えれば良いという事でした。

FOSTEXのFR-2 EDIROLのR-4

 どちらもファンタム電源は持っているので、後はマイクを持っていれば良いという事になります。


6.11

 昨日のホール練習に続いて今日はゲネプロと本番です。理恵子がこの次のリサイタルのピアノ選びで浜松のカワイにお邪魔して、1時間ほどのコンサートを開きました。栄子先生はそれを聴きに昨日の午後から出かけていたので、昨日の夜から私は1人でした。あっ、スリッパと2人でした。スリッパは今朝窓を開けて欲しくて手と足とシッポまで揃えて窓の前にチョコンと座っていましたが、私も時間がないのでかわいそうですが知らん顔をして出て来てしまいました。今まで土曜日は1階の食堂がやっていないのでゲネプロの前に丁度良い具合のモーニングが食べられなかったのですが、バラエ亭という食堂で私好みの量の朝食を見つけました。それを食べてからゲネプロに臨みました。

 いつも通りプロ順(トゥールのアディトゥス、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番、休憩、シューマンの交響曲第3番「ライン」)にゲネプロをしました。シューマンというとサヴァリッシュ先生の印象が強過ぎてどうしてもそれを基準にしてしまうので、テンポなどヤルヴィさんのやりたいのとは違うテンポにまとまってしまいます。特に3楽章が割と速め、4楽章は所々すごく遅いです。響きのまとめ方はとても面白いです。例えばフィナーレの最初のテーマは弱めでTenuto気味で2度目のテーマはMarcatoに弾かせるという面白い持って行き方です。また流れるように自然に弾かせるためにわざと振らない所があります。

 ゲネプロが終わってから私は秋葉原に行きました。真空管を買いに行ったのです。というのは1階のシステムを聴いていると時々左チャンネルからノイズが出るのですが、それが管のせいかどうか調べたかったのです。(それを調べるのなら管だけ入れ替えてノイズが入れ替わるか調べれば良いのですが、違う種類の玉の音も聴いてみたかったのです。3軒ほど歩いて4種類の管を皆2本ずつ8本見つけました。)6時の本番だと4時位にはホールに戻っていたいので、ゲネプロが終わったらすぐに中の食堂でお昼を食べてすぐ出かけないと行けません。結局向こうにはほぼ1時間しかいられなく、3軒ハシゴをするというのはかなりの強行軍でした。といっても無事4時にはホールに戻れ、濃いコーヒーを1杯飲んで20分ほど昼寝をして目が覚めた所です。これから本番前の準備を始めます。(実は今日もW01Kを持ってきているのですが、地下1階の楽屋ではインターネットにつなげたりできなかったりしているので、家に帰ってからアップします。)

 本番前にトライしてみたらうまくアップロードできました。
 シューマンを弾きながらヤルヴィさんは交響曲をまるで歌曲のように扱おうとしているように感じました。3楽章などまさに歌曲のようでした。テンポも本番の時は違和感なくうまく進行しました。練習の時は私達の反応を見ながら振られていたのでしょう。
 次の写真はゲネプロの時のものですが、ソリスト・トラーゼさんの年季の入った譜面です。演奏の方も楽譜のように年季の入った名演でした。今日の演奏会を聴かれた方はトラーゼさんの風貌と出てくる音が結びつかないと言われていました。今日はアンコールにスカルラッティのd-mollのソナタを弾かれました。プロコフィエフとは全然違う世界でとても弱音(piano)を聞かせた演奏でした。

 家に帰ってからノイズの原因を確かめるべく左右の管を入れ替えようとしたら、管が緩んでいました。それで左右を入れ替えながらしっかり挿し直してみたら、ノイズは全然出て来ませんでした。単に管が緩んでいただけのようです。ノイズが出たのはSV-3で、管はもともとはSvetlanaの6N1Pです。それをMullardのECC88に挿し替えてあるのです。秋葉原で聞いたら今ではこのMullardのECC88はまず手に入らないとの事でした。それにしてもこのMullardのECC88は素晴らしい管で、SV-3の印象がまるで変わりました。今日はEiの6DJ8EG、Internationalの6DJ8、PhilipsECGの6DJ8と6922(6DJ8の高信頼管)を手に入れました。不思議な事に私の手持ちのアンプは6DJ8を使っているものがたくさんあります。(SV-3、Model2、アドバンスのPRA-1[Phono EQ付])管を色々入れ替えてみるのも面白いですから、無駄になる訳ではありません。明日Model2の管を交換してみます。今はEiの6DJ8EGがついています。


6.10

 今日はホールでの練習でした。普段通り10:00〜15:15の練習です。昼休みにはトラーゼさんが舞台の上で指揮のヤルヴィさんと打ち合わせをしていました。今回のプロコフィエフのピアノ協奏曲3番はなかなかの熱演で好演です。1楽章の終わりなど今までやった事のない位の速さで驚かされます。一応はこのテンポにも馴れましたが、本番の時にちゃんと追いついて行けるかいささか心配です。「ライン」もなかなか面白いと思います。1曲目のアディトゥスは聴いてどう感じるのかは分かりません。
 休み時間には横山さんからマイクの話を聞きました。色々な人に皆違う事を言われ、いささか混乱してきています。安い物を買ってしばらく使ってから自分で方向性を捜して行くしかないようです。ステレオと同様人それぞれに感じ方が違うのですから当然と言えば当然です。

 家に帰ってみたらサンバレーから試聴用のプリアンプが届いていました。今日はただつないで聴いてみただけなのですが、そのチョイ聞きの印象ではSV-6が良く聞こえました。音が活きているという印象です。明日も一日時間がないのであさって本番の後にならないとちゃんと聞けません。音が決まる時というのはこういう音にしたいと思いながら色々やっていると自然にある方向に収まっていくものです。この状態になれば先は見えるのですが、こうなる前というのはどう方向性を持たせたら良いのか自分でも分からなくなるものです。でも自分の感覚を信じて諦めずにやっていると突然何かが閃くのです。1階もそうなると良いなと思っています。


6.9

 今日はヤルヴィさんのA定期の練習初日でした。トゥールのアディトゥス、シューマンのラインの順に練習しました。意外だったのはラインが最初の通しの練習からなかなか良い音がしていた事です。余裕のある持って行き方で普通より響きが多いです。問題は練習を重ねてどのような所に落ち着くかですが......?明日はホールでの練習で、今日の2曲の他にプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を弾きます。ホール練習は音をまとめるにはとても意味があるのですが、ホールの使用料が余計にかかるのが問題点ではあります。でも出来るだけホール練習をする方向に向かっているようで、音楽的にはとても良い事です。

 練習の後横山さんと秋葉原に行きました。横山さんが新しく買ったSeideの珍しい7ピンの延長コードを自作するための部品を買いに行ったのです。私は面白いのでお付き合いしました。私は自分で使うためにはNHKの録音クルーの方からはAKGの3000を奨められていましたが、まだ手に入れてはいません。この方には良い店も紹介してもらっています。

 夜は1階のステレオを聴こうと思っていたのですが、栄子先生が明日から出かけるのでiPodにたくさんの曲を入れる為に結局お預けになってしまいました。明日に持ち越しです。


6.8

 今日はN響はお休みなのですが、用事で昼過ぎに練習所に行きました。朝とは違って空いている時間帯はアッという間に練習所に着きます。いつもこうだったら良いのですが。明日からはN響はA定期の練習です。A定期はトゥールのアディトゥス、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番(ピアノ:アレクサンドル・トラーゼ)、シューマンの交響曲第3番「ライン」というプロです。プロコフィエフの3番のピアノ協奏曲というとヨーロッパ旅行の時にアルゲリッチさんが弾かれたのが印象に強く残っています。今回はどのように弾かれるのか楽しみです。

 夜になってひとりごとを書こうと思って下の部屋に行ってステレオをつけて珍しくレコードを鳴らしたら、右から音が出て来ません。シャーシを開けてみたら入力ジャックの所の配線不良でした。そんな事をしているうちに夜遅くなってしまったので、今日書こうと思っていた事はまた機会をあらためて書く事にします。


6.7

 今日は朝から調律師さんがいらっしゃって、B型のSteinwayのハンマーを削って形を整えて頂きました。今まで理恵子が散々弾きまくったのでハンマーがすり減って平らになっていたそうで、夜栄子先生が弾きに行ったら感触と音色がまるで変わっていたとの事でした。理恵子が戻ってきたら多分とても喜ぶでしょう。楽器を本来のあるべき状態に戻すという事はとても大切です。
 ヴァイオリンの場合も例えば指板を何年かに一度削ってもらうという事も大切です。弾いていくと正しい音程の所だけ削れていきます。これを放っておくと弦が指板に当たって雑音が出るようになります。ついでに楽器の状態を調べてもらっておくと良いでしょう。これもこの前のサンバレーのイベントで出た話と同じ、自分の持っているものを使い切るという事です。

 最近2階でCDを聴く事が多くなっています。前から気になっているのが1階のStirlingと2階のDevonから出てくる音の粒子の粒の細かさの違いです。2階のシステムは去年大橋さんがいらっしゃった時からスーパーツイーターが加わり、SV-501 SEの300BがWEに変わり、CDのトランスポートがCECに変わり、プリがQUADからSV-722に変わりと様変わりしました。その事によってそれまで幾分線が細目に聞こえていたDevonのシステムの音が、粒子の細かさは同じでありながら音が一段しっかりして来ました。
 それに対してStirlingの方はエネルギー感は優るのですが、音の粒子がDevonに較べると大きく聞こえます。その為にエネルギッシュに聞こえるのか、エージングすると粒子が細かくなるのかは定かではありません。Devonの方は使い始めてほぼ30年になるのですから、Stirlingも少なくとも10年は使わなければ本来の音にはならないのかもしれません。Devonの音は去年の秋から急にまとまってきたので、それまではDevonの音の方が不満は多かったのです。今は1階も2階も割と似た感じの音になってきました。もちろん音のスピード感や感触に差はあるのですが。上はまとまったので、今度は下をもう一息詰めてみようと思っています。
 それにしてもTANNOYというスピーカーは使いこなしの難しいスピーカーです。メインよりプリの選択が音に大きく影響するように感じます。(もちろん音の基本的キャラクターを決めるのはメインアンプの管の種類と動作点の設定だとは思いますが........) またセッティングがとても難しいです。とにかくスピーカーの軸を耳の高さに持ってくる事とエンクロージャーの振動を妨げない事です。最悪なのは低い木の台に直接載せるような置き方です。(私も一時期この最悪の置き方をしていました。)


6.6

 大きなスリッパは今日昼前に家を出て名古屋に向かいました。今回は帰国直前にリサイタル試験、帰国の翌日には名古屋行き、3日間名古屋の後は浜松行き、その1週間後にはリサイタル、その後すぐワルシャワでリサイタルというハードスケジュールです。今日もしばらく弟のスリッパに会えないと寂しそうでした。弟は我関せずで、お姉さんの事などどこ吹く風......

 今日は車の12ヶ月点検のために朝から夕方までディーラーに車が行っていました。レッスンに来た生徒は私の車がないので、私が帰っていないものだと思って時間を間違えたのかと思ったそうです。車自体の調子は今とても良いです。ブレーキのディスクが少し鳴く以外は何の問題もないとの事でした。車が戻ってからスタンドにガソリンを入れに行ったら、何と私の通っていた高校(都立新宿高校)の後輩にあたるという方に声をかけられました。何とも世の中は狭いものだと思わせられた出来事でした。

 昨日おとといのサンバレーの東京試聴会の反響は今日も色々ありました。とても好評だったようで、良い音楽を皆さんに聴いて欲しいと頑張っていらっしゃるサンバレーのお手伝いが出来て私としてもうれしいです。先ほど書いたスタンドで会った私の後輩にあたる方も真空管アンプを使っていらっしゃるそうです。表には出てこなくても真空管アンプを使っていらっしゃる方は思った以上にいらっしゃるのかもしれません。自然に聞こえて和ませてくれれば、特性など少々悪くても音楽を聴くのに不都合などありません。むしろ音量を下げても音が痩せない事の方がはるかに大切です。私の2階のシステムなど音量を下げていても隣の部屋でハッキリ聞こえてきます。それでいてリビングで聴いていても少しもうるさくありません。この状態になるまでには10年以上の時間がかかっています。最近やっと思った通りの音が聞こえてくるようになりました。


6.5

 今朝大きなスリッパが戻ってきました。エールフランスで帰ってきたので珍しく第1ターミナルに行ったのですが、第2ターミナルに較べると静かでした。予定より30分ほど遅れましたが、朝早い事もあって思ったより早くゲートからでて来ました。帰ろうと思ったところに「根津さん!」と声をかけられ、振り向いたら去年退団された清水さんでした。清水さんもお出迎えのようでしたが、このような所でお会いするとは思いませんでした。
 実は昨日夜家に帰ってからは眠くて、ひとりごとを書いていても頭が働いていませんでした。半分寝たような状態でも遅くまで起きていたので、今朝5時に起きたのはいささかきつかったでした。今日は午後からまたサンバレーの東京試聴会に行くので、これから少し昼寝をします。(コーヒーを飲んで20分だけ寝るといういつものスタイルです。)

 昨日の試聴会で使った題材を聴き直しています。話の展開が昨日と同じにはならないかもしれませんが、一応昨日の結果を復習しました。全体のラインナップは同じで行きますが、2枚ほど手直しをしようと思っています。今日の会には横山さんも来るという話です。N響はおととい昨日とC定期で、明日は岡山のシンフォニーホールでC定期と同じプロで演奏会です。(シューマンのチェロ協奏曲[チェロ:トルルス・モルク]とラフマニノフの交響曲第2番)樽スピーカーの村瀬さんはおとといの定期を聴かれたそうです。
 私のイベントでの話の趣旨はステレオも演奏と同じで弾き手次第で出てくる音が違ってくるという事で、同じ曲を違う人が弾いていたり同じ楽器を違う人が弾いている例を聴いていただくつもりです。その話の一興として私の持っている2台の楽器と3本の弓を比較して聴いていただいています。本当は同じ楽器を違う人が弾くと私の言いたい事が一番分かって頂けるのですが.........これと同様に同じステレオを使っても人によって引き出す音は違ってくるのです。まず自分の持ち物の長所と弱点を知り、長所を如何に活かすかを知ることが一番の近道なのです。

 昨日の試聴会でかけたCDの詳細をご紹介します。
1.ルクレールのソナタ(オイストラフ、ヤンポリスキーのピアノ):Harmonia Mundi LDC278945
2.ザジツキのマズルカ(フーベルマン、シュルツのピアノ):Opus蔵 OPK-2002
3.ザジツキのマズルカ( オイストラフ、ヤンポリスキーのピアノ):Harmonia Mundi LDC278945
4.エルンストの6つの多声的エチュード(ルッジェロ・リッチ):DYNAMIC CDS28
5.リストのハンガリー狂詩曲第6番(根津理恵子):カワイKSKW0001
6.シューマンの交響曲第4番(ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響):SONY Music SBK48269
 今日はこれに加えてミルシュタインの2枚のCDを加えます。ペルゴレージのソナタ(ミルシュタイン、 ミットマンのピアノ)を2種類のCDで聴いていただきます。PROMPT URS-50020とOpus蔵 OPK-2004です。

 今3時少し前ですが、サンバレー東京試聴会の会場ホテルニュー神田に着きました。

 昨日お邪魔した時と同じコマで、プッシュプルとシングルの聴き較べをテーマにしています。今はプッシュプルアンプの話をされています。VP-2000、VP-3000、VP-3488、SV-275を聴き較べ、今はSV-9tを聴いています。世界的に6GW8が枯渇してきたので、ヒーター電圧だけが変わった14GW8を使ったVer.2がもうすぐ出るそうです。このSV-9tは私の家ではRogersのLS5/9を見直させてくれたアンプです。40人弱の方が入れるこの会場に満員の方が入られていて、とても熱気の感じられる会です。これから最後の私の出るコマが始まります。

 なんとか今日も終わり、最初に大橋さんと目指した事は一応果たせました。私がここに書いている事を実際の音を交えて聴いて楽しんでいただける事が一番の希望なのです。音楽とオーディオというアプローチが現状ではあまり接点を持っていないので、私はそれをとても残念に感じているのです。オーディオ側からのアプローチを演奏する側が正面から受けて同時に演奏する側からのメッセージをオーディオの世界に伝えるという役を私がホンの少しでも果たせるとうれしいなと思い、今回の東京試聴会の話が起こった時に大橋さんにこのような場を持てたらとお話ししました。大橋さんもその事の重要性は毎日のひとりごとで書かれています。という事ですぐに話がまとまり、今回のようなイベントになった訳です。
 今回のイベントが終わって私が一番うれしかった事は、終わった時に皆さんがニコニコされていた事です。また何か機会があったら是非とも参加したいと思っています。今回のこの試聴会を企画された大橋さんのご苦労は並大抵ではないでしょうが、その苦労がこのような皆さんの笑顔に集約し結実されたのを見てとてもうれしく思うのと同時に、音楽を楽しむために苦労されている真の音楽ファンがたくさんいらっしゃる事を知り心強く思いました。こういう動きをオーディオ界の主流にしたいと思っています。


6.4

 今日はサンバレーの東京試聴会に行ってきました。今日明日の最終コマは私が弾き手の立場からステレオを聴かれる皆さんにお話をするという場になりました。私は3コマ目の始まった時に会場に着きました。3コマ目は最初がプッシュプルアンプ、後半がシングルアンプの聴き較べでした。

樽スピーカーの生みの親村瀬さんと大橋さん イベントが始まります
楽器と弓の弾き較べ 懇親会の様子

 寛いだ雰囲気の中で聴衆の皆さんとのやり取りを含めて話を進めるという方針のイベントは割とうまく行きました。終わってからもたくさんの方から声をかけて頂きました。イベントが終わってからの懇親会にもたくさんの方がいらっしゃっていて、こちらもとても盛り上がりました。時間があったら会の様子をアップしようと準備はしていたのですが、皆さんに声をかけて頂いているうちに時間がなくなってしまいました。今日で大体の様子が掴めたので、明日はもっと落ち着いて進められそうです。

 明日は理恵子が帰ってきてから、サンバレーの東京試聴会の2日目に行きます。


6.3

 今日は昼過ぎから用事があり、半日仕事になってしまいました。家に戻ってからも新幹線の切符を発券してもらったりして、やっと9時過ぎになって落ち着きました。(私は新幹線の切符は自分で東海道新幹線に乗る場合はJR東海のエキスプレスカードでとりますが、それ以外の新幹線に乗る場合はプッシュホン予約を使います。携帯からでもプッシュホン予約はかけられます。このプッシュホン予約は列車のコード番号が分からないといけないのがいささか面倒ですが、大きな時刻表があれば簡単です。今日は家族の乗る切符をとるので、あわててプッシュホン予約をしました。)

 いよいよ明日はサンバレーの東京試聴会です。明日持って行くCDを用意しました。明日はPowerbookとディジタル一眼も持って行きますので、会場からW01Kでアクセスできるようでしたら会の様子をご報告します。

 栄子先生はこのところPTNAのステップの審査や生徒のコンペに忙しい上に理恵子の今月18日のリサイタルがあり、その上ピアノの事で今大きな問題が持ち上がっているのでその事に忙殺されていてひとりごとの更新がままなりません。それに理恵子があさって5日に帰ってきます。今回理恵子はとても忙しく、6日には早々に名古屋に行きその後週末まで戻ってきません。その上リサイタルが終わったらすぐにまた帰って行きます。 小さい白黒のスリッパは何かして欲しい時は黙って次のような格好をして待っているのですが、この大きい方のスリッパはワルシャワから色々リクエストを電話やメールでよこすので、とても手がかかります。


6.2

 今日も午前中に毛替えをしてもらいに行きました。普段使っている弓は2本ですが、この前とは違うもう1本の弓を毛替えしてもらいました。今日の弓はN響で一番弾く弓なので、毛替えをしても良い音が続くのはせいぜい1ヶ月です。毛替えをして馴染むのに2〜3日、それから3週間位がベストの状態です。それから徐々に音が悪くなって行くのですが、気をつけていないとその音に慣れてしまうのです。昨日1日毛替えをしたばかりの弓を弾き込みましたが、少し馴染んできました。今日毛替えした弓は明日弾き込もうと思っています。

 その後渋谷の東急に寄ってから練習所に行きました。週末とは違ってウィークデーのお昼頃はあまり混んでいません。練習所には1時半頃着きましたが、シューマンのチェロ協奏曲を練習していました。用事は練習終了後の3時半からで、それが終わってから家に帰りました。栄子先生は夕方から青山に出かけた後演奏会を聴きに行きました。いよいよあさってはサンバレーの東京試聴会です。明日はその準備です。(おとといと今日の毛替えは半分はその為でもあります。生の音を楽しんでいただくのに坊主のようなツルツルの毛の弓では申し訳ありませんから。)
 あさっては出来るようなら現場から試聴会の様子を報告したいと思っています。


6.1

 今朝また前に生徒さんからいただいたミルシュタインのDVDを栄子先生と一緒に見ました。栄子先生は「ヴァイオリンもピアノも奏法の基本は同じね!」と言いながらじっとミルシュタインの弾く姿を見ていました。EMI Classicsというシリーズの1つで、モーツァルト、パガニーニ、ブラームス、バッハなどの曲の演奏を集めたものです。これを見ているととても参考になります。楽器の持ち方、右手の動かし方、ヴィブラートのかけ方など実際に弾いているところを見られるのですから。
 不思議な事にCDで聴くよりこのDVDの方が太い音に聞こえます。やはり画像付で見た方が音を聴くだけよりはるかに得るものは多いです。
 楽器を肩に載せて顎は出来るだけ力を抜いて支える事が大事ですが、実際にやってみるとすぐにどこかに力が入ってしまいます。でもこうやって目から像を焼き付けられると、どうしたら良いかは分かりやすいです。
 こういう事は自分で色々苦労して何かキッカケを掴んでいないと何を見ても役に立ちません。見る側に大した意識もないのに突然全てが分かるというようなムシの良い事は絶対に起こらないのです。(私も今までこのようなビデオを何回も見ていますが、実になったのは今回が初めてです。)自分で問題意識を持ってそれを自力で煎じ詰めていないと、そういう素晴らしい実例もただそばを通り過ぎて行ってしまうというのが私の実感です。他人に言われてうまくなるのではなく、自分で発見して行くものなのです。先生はその手伝いをするアドバイザーなのです。それの出来る人が良き教育者なのです。私自身最近楽器の持ち方についてある発見をしていたので、このDVDがとても役に立ちました。 今日はかなり長い時間弾いていたのですが、おかげで全然疲れませんでした。
 演奏する者はいくつになってもこのような事の連続です。


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