昭義のひとりごと2010年9月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

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根津理恵子の ポーランド通信第17回がアップされました。 こちらからどうぞ!


9.30

 今日は青戸のかつしかシンフォニー・ヒルズでクラシックコンクールの東京本選の審査をしてきました。中学の部から一般までのヴァイオリンとそれ以外の弦楽器が対象です。時間制限なしなので、27人の参加ですが、午後2時半から夜9時までかかりました。
 昔なら大学生になって弾く曲を、最近は中学生でも立派に弾くようになっています。今日もそういう例が何人か見られました。皆難しいパッセージでもサラサラと弾いてのけるのです。でもその一方で音の太さが失われているのではないか?という事を今日の審査員の皆さんが異口同音に言っていました。

 明日はあさってからの浦和→郡山の練習です。どちらもマチネで、浦和は16:00,郡山は15:00開演です。スメタナの「売られた花嫁」序曲、ショパンのピアノ協奏曲第1番(ソロは2000年のショパンコンクール第2位のイングリット・フリッターさん)、新世界というプロで、指揮は現田茂夫さんです。郡山に車で当日入りするいささか危険なので、私は浦和の演奏会の後郡山まで行く予定です。18:00には浦和の演奏会が終わるので、多分21:00前後には郡山に着けるのではないかと思っています。


9.29

 日曜日の定期2日目の時でした。ステージに上がってイスに座って調弦した時に、「いけない!メガネが違った!」...........私は運転用の遠くを見るメガネと、譜面を見るための中距離のメガネの2つを使い分けています。パソコンなどの至近距離を見る時はついメガネを外してしまいます。お若い方にもいずれは訪れるこの症状、どのように見えるのかをご紹介します。

 若い時は誰でも左のようにハッキリと見えます。それも少々遠くても、斜めからでも関係なく、きちんと見えます。でも早い人では40代後半、大体は50代になると徐々に右のように見えるようになります。要するにピントが合わないのです。写真の譜面は印刷譜の割とまばらな譜面ですからまだ良いですが、細かい譜面だったり手書き譜だと、線の音か間の音かが分からなかったり、シャープとナチュラルの区別がハッキリしないのです。またステージが暗かったり、指揮者から譜面に目を戻した時なども問題です。
 今回の定期は1曲目は譜面が細かい上にテンポが速いので、どんどん譜面の先を見ていかないといけません。つまり目を酷使するのですが、頼りのメガネが違っているのでは話になりません。今回は裏に座っていたので、特に右側のページが最悪!2曲目は降り番なので、その時に楽屋に戻ってメガネを取り換えたのはもちろんです。
 掛け替えをしないですむように譜面用のメガネで運転すると、今度は標識や電光掲示板の文字が読みにくいのです。やはりメガネは忘れずに掛け替えないといけません。この目の加齢は徐々に進んでいくので、つい見落としがちですが、きちんと合ったメガネ(コンタクト・レンズ)を作るととても目が楽です。該当する年齢の方は早めに目の検診を受ける事をお奨めします。ハッキリ見えるだけで疲労度は全然違いますよ!


9.28

 今日はいわき市のアリオスでの演奏会でした。Sitz Probeが5時半からなのですが、距離が200kmあるのでもし事故があると6号線を走らないといけないので、家を10時半に出ました。市川駅で同行の人2人を乗せてから、松戸を抜けて三郷南から外環に乗りました。今日は首都高が大渋滞だったようですが、私たちはその影響は受けずに、順調に走れました。とはいっても常磐道を走っている時はものすごい雨に降られ、隣のトラックの巻上げる水しぶきで前が全然見えない事もありました。水戸を過ぎると車も少なくなりましたが、雨足は一向におさまりません。そんな中を走って会場に着きましたが、昨日ネットで調べた会場近くのまわる寿司屋でお昼を食べました。さすがにお魚はとても美味しく、特に金華サバがとても美味しかったでした。
 お昼を食べてから会場に行ったのですが、Sitz Probeの3時間近く前に着いてしまいました。楽屋で少し昼寝をして演奏に備えました。
 11月に2度目の車検を迎えますが、その前に今日はいわき、来週は郡山、来月下旬は名古屋まで車で行きます。走行距離が7万キロを超え中古車としては大きな減点ポイントになるようですし、車の調子はとても良いので、このまま乗り続けます。維持費がかかるようになったら、その時にどうするか考えます。

 マリナーさんは全体に速めのテンポで振られます。例えばラインの2楽章、スケルツォという表記はありますが、普通はそんなに速く弾きません。でもマリナーさんは今まで例がないくらい速く振られています。続く3、4楽章も速めです。弾いているとラインの3楽章などリートのように聞こえてきます。先生の棒にスッと付いていけるくらいのもっと小さい編成で弾いたら、もっとイメージをよく表現できたのではないでしょうか?でも先生は終わった時にとてもうれしそうな顔をされていました。N響は大きなオーケストラにしては先生の要求によく応えらたのでしょうか?
 今日はカメラを持っていくのを忘れてしまったので、下の写真は今日撮ったものではありません。前回去年の9月に撮ったものです。

 今回の定期の初日25日に終演後家に戻ってから、ロシアの310Aを買いましたが、今朝それが到着しました。MULLARDのECC83/12AX7は予備を2本持っているのですが、もし何かあった時のためにBrimarのCV4004/12AX7もお願いしました。それにしても良い管がどんどん手に入りにくくなっています。

9.26

 今日の本番は昨日の教訓が活きました。昨日一番問題だったラインの4楽章も、今日はよくわかりました。あさっては同じプロでいわき市のアリオスで演奏します。

 今日は所要でまず運転手を務めてから家に戻って、昼過ぎにホールに向かいました。朝出かける30分前から道路情報を見ていると、最初は渋滞なしだったのに、10分ほどしてから見ると混雑、更に10分ほど経つと渋滞に変わっていました。道路状況は10分ほどの間にかなり変わります。渋滞していないのでゆっくり出ようと思っているうちに、どんどん渋滞が進んでいき、遅刻するかと思ったのですが、実際に走ってみたら大して渋滞していませんでした。

 N響で色々な方の演奏を見ていると、平均的に言うと肩当てをしている人はしていない人より楽器が傾いています。G線の良い音色を出すには、G線の隣にC線があるような感じで弾くと良い、と言われます。そのためには楽器が傾いている方が良いです。私は肩当てを使わないので、今まで楽器をどちらかというと平らに持っていました。でもこの前N響で弾いている時に、肩当てを使わなくても楽器を傾いて持てるポイントが閃きました。今まで楽器を身体に合わせていたのですが、先に楽器の角度を決めて、身体をそれに合わせるようにすれば良いのです。
 ただこの問題は単純に楽器の角度だけではなく、楽器が鎖骨に載る位置と楽器の先の向きの影響もすごく受けます。そしてこのポイントをクリアしたら弾くのがとても楽になりました。


9.25

 A定期の本番初日でした。マリナーさんはおおらかな方なので、ピタッと合わなくてもニコニコと受け流してしまわれます。今回は4楽章の終わりの管の後を受けて弦がピアニッシモで弾くところで、練習の時から弦のところを振られないのです。ゲネプロの時には全部振られていたのに、本番になったら練習の時と同じ振り方をされていました。本番ではやはり合わせられませんでした。客席ではあまり気にならないのかもしれませんが、弾いている側からは本日の大失敗でした。そこまで行かなくても、色々なところでかなりむず痒い感じがしました。私としては残念ながらあまりスッキリしない1日でした。
 今回のプロは今年がシューマンの生誕200年なので選ばれたそうです。私などはシューマンというと何と言ってもサヴァリッシュ先生が一番印象に残っています。今回の曲目も先生が振られた時の印象が強く残っています。今回はそれとはまるで違う、大らかな感じのシューマンです。その意味ではその雰囲気はよく出ています。

 出かける時は台風の影響がありましたが、ゲネプロが終わった時には外は晴れていました。結局ほとんど台風の影響は受けませんでした。
 ゲネプロの後東急ハンズに行って、色々の素材を買い込んで来ました。ホールに戻って、楽屋でMac相手に譜面の入力をしました。4時半位になったら急に眠くなったので少し昼寝をして、6時からの本番に備えました。

 前にもご紹介したnanoKEYは薄いので、簡単にバッグの隙間に入れて持っていけるので助かります。前に使っていたQY70も小さいのですが、取り回しはnanoKEYの方がずっと良いです。今日も楽器のケースに譜面とnanoKEYを入れて行きました。


9.24

 今日はA定期の最後の練習でした。1コマ目にラインを、2コマ目に序曲+スケルツォ+フィナーレ、午後からピアノ協奏曲という昨日と同様の進行でした。マリナーさんの指揮は小さい編成の室内合奏団相手の方が合いそうです。N響のようなシンフォニー・オーケストラだと、独特なテンポの処理をすると受け手のプレーヤーがたくさんいるので人によって受け取り方が違い、ズレやすいのです。でも時間をたっぷりとって練習したので、マリナーさんのなさりたい事はよく分かりました。昔のドイツ系指揮者のように、フォルテでも音量をよくコントロールさせるので、響きがとても整理されています。明日の本番が会場でどのように聞こえるのか、とても楽しみです。
 急に涼しくなり弾いていて汗をかかなくなったので、今日はハンカチを使わずに弾いてみました。明日の本番も使わずに弾いてみます。これからは楽器にとっても良い季節になるので、やっと落ち着いて弾けます。

 明日は午前中は台風の影響を受けそうです。丁度ホールに行く頃が一番荒れそうなので、今から心配です。午後からは晴れるという予報なので、本番の頃は大丈夫でしょう。


9.23

 今日は更に天気が悪く、スカイツリーは小松川でもあまり見えませんでした。夜出かけた時もやはり見えませんでした。昨日とは気温がまるで違い、長袖を着ていないと寒かったです。これで一挙に秋になるのでしょうか?
 それにしても今日は雨がひどくて、とても前が見難かったでした。

 昨日は弦分奏でラインを弾きましたが、私はどちらかというと序曲+スケルツォ+フィナーレの方をしてほしかったです。ラインに較べるとはるかに弾く機会が少ない上に、こちらの方が弾きにくいからです。午前中にラインと序曲+........を弾き、午後からピアノ協奏曲を練習しました。マリナーさんが言われる響きについてのイマジネーションはとても素晴らしいと思います。ただテンポの持っていき方については、そのまま進んでいるにも拘わらずに弱音を強調するために棒を止められたりするので、慣れないとドキッとします。でもそういう所は練習の時にキチンと説明されたので、本番までには戸惑いはなくなるでしょう。やはり常任のオーケストラでないとマリナーさんの思ったようには弾けない、というのが偽らざる印象です。
 明日もう1日練習して、土曜日曜とA定期、1日おいて火曜日にいわきで演奏します。


9.22

 今朝は曇っていたのでスカイツリーは雲の中でした。いつもは江戸川を渡ると、進行方向右手に見えるのですが、今日は雲の中でした。小松川まで行くと、霞んではいますがその全貌が見えました。今朝は錦糸町と両国の間で事故があったとの情報があり、錦糸町で降りようと思ったのですが、料金所まで渋滞していなかったので、ナビを無視してそのまま行きました。今日はそれが正解で、下よりはるかに早く着けました。

 マリナーさんの最後のA定期の練習が始まりました。まずラインを全曲通し、そのあと序曲、スケルツォとフィナーレを通し、2コマ目は通例通りラインの弦分奏、午後の1コマ目は管分奏、最後の4コマ目はtutti(全員で奏くこと)で練習しました。この全部通してから分奏、というのがマリナーさんの練習スタイルです。
 私のところからだと、テンポを速くしたいのか落ち着かせたいのか分からないところがあります。その中で緩徐楽章は全体に速めのテンポです。練習は3日あるので、自然にテンポは馴染んでいくでしょう。
 今までの定期でもそうでしたが、今回も響きを整理してメロディーが浮き上がるように言われています。このような弾き方をすると、私が入団した頃が彷彿とします。多分客席ではその昔のN響に似た響きが楽しめるでしょう。

 午後の1コマ目が休みになったので、先輩のO澤さんと一緒に泉岳寺門前の和食のお店にお昼を食べに行きました。注文してから調理が始まるので、料理が出てくるまで20〜30分かかりましたが、とても美味しかったでした。そしてなにより驚いたのはそのお店から練習所に戻る時に、街の様子がとても落ち着いて見えた事です。このような事は初めて経験しました。たまにはこういう経験も良いものです。


9.20

 今日はオーチャード定期でした。いつもはマークシティで朝食をとるのですが、今日は家で食べて行きました。家を9時半過ぎに出たのですが、錦糸町から両国の合流までが少し混んでいるだけで、全体的には順調にいけました。ホールには普段よりは30分ほど遅く着きました。
 ゲネプロはプロ順に進み、私は後半のブラームスの2番を弾きました。普通のテンポの推移とは一味違う持って行き方をされるので、微妙なズレが生じます。今回は決定的にズレなかったので良かったですが.......
 室内合奏団くらいの規模だと人数が少ないので独特なテンポの処理もズレないのでしょうが、フル編成のオーケストラだと人によって受け取り方が違うので、ズレが生じやすいのです。
 でも今回の演奏は全体としてはとても良かったと思います。この次のシューマン特集のA定期がどうなるのか、楽しみです。

 ゲネプロと本番の間に東急ハンズに行こうと思っていたのですが、色々の用事をしていたら本番の時間が来てしまいました。オーチャード定期はマチネの場合15:30開演なので、よほど要領よくやらないとすぐ本番になってしまいます。
 終演は17:30ですが、今日外を見たらもう暗くなっていました。ついこの間まで真夏日が続いていましたが、日没の時間は確実に早くなっていました。しばらくして秋の気候になったら、楽器の魂柱を調整してもらえます。


9.19

 昨日やり残したブラームスの4楽章から練習が始まり、そのあと1楽章から通して弾きました。マリナーさんは最初通した時は、速めのテンポで進んでいかれるのですが、2度目は少しゆったり目になります。先生はあまり強引に私たちを引っ張っていかないので、このようになるのでしょう。オーケストラは多人数の集合体ですから、ズレそうになるとお互いに見合うので、テンポは落ちて行く傾向があります。そのことは分かっていても、弾く方は自分からズレの原因を作りたくないので、お互いに見合うのです。
 オーケストラで色々の方が弾く姿を後ろから見る、というのはとても参考になります。今日も前を見ていて、突然閃いた事がありました。家に帰ってから追試をしてみましたが、とても有益でした。それは楽器と身体の作る角度の問題です。でも楽器の持ちやすさ、音の良さ、左手の安定度など、考えるべき要素はたくさんあります。時間をかけて色々のヴァリエーションを試さないと、本当のところは分かりません。でもとても良い切っ掛けを掴めました。自分の主義主張も大切ですが、それに拘り過ぎるのも考え物です。
 明日はいよいよオーチャード定期の本番です。11時からゲネプロ、15時半から本番です。

 今日は練習所に行く前と夜に東京駅に行ったのですが、2回とも錦糸町で下に降りました。錦糸町で降りると普段は新大橋通りの裏道を行くのですが、今日は試しに新大橋通りを走ってみました。土日の場合には裏道より本線の新大橋通りの方が、はるかに走りやすいようです。明日も多分首都高は朝から大渋滞でしょう。首都高を使える時は、外回りから3号に入り渋谷で降ります。明日は私は前半が降り番なので、ヒョッとすると時間的にもうあまり渋滞していないかもしれません。


9.18

 今日はブラームスの2番から練習が始まりました。一度全曲通してから、この前と同様に弦分奏、管分奏と進みました。このやり方はマリナーさんのお決まりの練習法のようです。午後の1コマ目までブラームスを、最後のコマに「フィンガルの洞窟」を練習しました。ヒョッとすると現役最高齢?と思われる86歳の先生ですが、かくしゃくとされています。棒を振るお姿はとてもそのような歳には見えません。
 基本的に停滞したテンポではなく、待たずに次に入るようによく言われます。こちらがテンポがよく分からないので、お互いに見合って弾くのを嫌われて、何度も待たずに弾くように注文されていました。もっと何回も共演していればこちらも待たずに入れますが、まだお互いに探り合っている部分があります。明日もう1日ブラームスとメンデルスゾーンを弾いてから、クラリネット協奏曲を練習します。
 今回は「フィンガルの洞窟」を14型で弾くという変則的な編成です。マリナーさんはどちらかというと小さい編成で弾かせる方です。つまり16型のフル編成はブラームスの2番だけです。

 今日から3連休、案の定朝の首都高は事故だらけの大渋滞でした。最近土日はたいてい錦糸町で降りて、あとは混んでいない下道を行くケースがほとんどです。今日も錦糸町の出口のすぐ先から渋滞していたので、早々に下に降りて新大橋通り→昭和通り→第1京浜と行きました。
 帰りは芝公園で首都高に上がり、そのまま江戸橋経由で帰りました。箱崎の辺りだけが少し混んでいましたが、全体的には順調でした。明日は順調に流れてくれると良いのですが........


9.17

 明日から来週月曜日のオーチャード定期の練習が始まります。マリナーさんの指揮で、メンデルスゾーンの「フィンガルの洞窟」、モーツァルトのクラリネット協奏曲(ソロはマルティン・フロストさん)、ブラームスの交響曲第2番というプロです。
 私は次のオーチャード定期とA定期+いわき公演が出番です。A定期は同じくマリナーさんの指揮でシューマン特集(スケルツォとフィナーレ、ピアノ協奏曲、交響曲第3番「ライン」)です。
 この前書いた魂柱の件は、気候が少し穏やかになったこともあり、いくぶんコントロールしやすくなりました。でも音の立ち上がりがもっとハッキリして欲しいことには変わりありません。もっと秋が深まってから魂柱の位置の調整をしてもらいます。

 先日フーベルマンのチャイコフスキー+ラロのレコードの溝が切れてしまったことを書きましたが、今日同じ録音のCDが来ました。レコードも探していますが、こちらは手に入るかどうか、まだ不明です。前にやはり溝が切れてしまったレオニード・コーガンの小品集は、同じものはレコードもCDも見つかりません。聴きたければ溝の切れた曲だけを避けて再生すれば良いのですが、つい忘れて聴き入ってしまいエンドレスのモードに入ってしまいます。レコードは何度も聴いていると、溝が切れるトラブルがあるのが最大の問題です。


9.14

 今年の猛暑のおかげで、人間同様楽器もバテテいます。新しい楽器は影響をそれほどは受けていませんが、古い楽器は膠も柔らかくなっているそうです。最近発音が良くないので、魂柱の調整をしてもらおうと思って楽器屋さんに電話したら、気候が落ち着いてからにした方が良いとのことでした。たしかに今調整しても、乾燥してきたら今度は硬くて仕方なくなるでしょう。
 とは言ってももともと音の太さを求める調整をしてもらってきているので、湿度が高いと音の輪郭が滲んでしまいます。また汗を防ぐために使っているハンカチの影響が大きいです。ハンカチはすぐに湿気を吸ってしまうので、それが楽器に触ると楽器を湿気させると同時に、音が抜けません。できるだけカラッとした状態で使わないと、ハンカチを使う意味はあまりなくなってしまいます。ハンカチの折り方もとても大事な問題です。4つ折りで使うと、薄いので音への影響が少ない反面すぐに湿気てしまいます。8つ折りで使うと、楽器を持ちやすいし湿気の影響を受けにくいですが、顎宛てに余りかからないようにしないと音が吸われてしまいます。
 この問題は、弾いている本人にはとても気になります。でも横で聴いている人には、楽器の状態より弾き手の問題の方が影響が大きく聞こえるものです。
 気候が落ち着くまではカラッとしたハンカチを使うようにして、あまり突き詰めずに、ゆったり構えるしかないようです。

 ステレオも同じことが言えるのでしょうね。この酷暑で締め切った部屋に置き去りにされたステレオは可哀想ですね。私は今年はスリッパの件があって、あまり落ち着いて聴く機会を持てなかったので、これからその償いをしないといけないと思っています。


9.11

 今日は本番2日目でした。今日はオケのペースで進んでいった感じで、音を聴いているだけでほぼ次のタイミングが分かりました。7番の初めくらいまではそういった感じでしたが、3楽章に入った頃からどんどんノリが良くなっていき、最後は昨日より良かったでした。
 マリナーさんはテンポの変わり目を4小節位前から先取りされています。1楽章の主部の前、3楽章のトリオの前のどちらも4小節先取りされていました。とても面白い解釈です。シベリウスのヴァイオリン協奏曲も最初が2/2なのに4つ振りで、これも独特です。全体に速めのテンポで前向きに進んでいくタイプなのに、シベリウスの1楽章のテンポは意外でした。
 このテンポのことは別として、ベートーヴェンの7番は終わりに近づくに従って、鬼気迫るものを感じました。これだけよく演奏される曲をこのように聴かせるのは、なかなかできるものではありません。

 今朝メガネの上からかけるサングラスの第2弾が届きました。前の物は可視光線の透過率が17%でしたが、これでは暗過ぎるので、可視光線の透過率40%の偏光ガラスの物にしました。(TALEXのイーズグリーンという色のレンズです。)北の丸を過ぎて三宅坂のトンネルに入るところで、どのように感じるのか心配でしたが、丁度良い感じの見え方でした。これ位の透過率だと、夕方にかけていても暗過ぎて困るということはありません。晴れの日の昼間に運転する時はいつもかけたいです。ただケースがとても大きいのだけが気になります。


9.10

 C定期の本番初日でした。ゲネプロは普通通して弾くのですが、今回は練習と同じノリで進みました。プログラム順にベルリオーズ、シベリウス、ベートーヴェンと弾きました。ゲネプロの時は色々心配のタネはありました。今回も強く感じたのですが、やはり年代によって基本的なテンポ感が違います。特にシベリウスにそれを感じました。
 本番はゲネプロの時よりは良かったのですが、私はしっくり来ませんでした。でも会場では違って聞こえるのでしょう。会場の受けはとてもすごかったですから,,,,,,,,,,

 ゲネプロのあとの休憩時間に、東急ハンズの地下1階の素材コーナーに行って、50×50角の5mmと15mm厚の黒檀の板を買いました。Stirlingのスパイクの受けに使いたかったのです。このコーナーには黒檀の他に、紫檀とか色々な材質の板がたくさんあります。
 家に帰ってから真鍮のスパイク受けを黒檀の板に替えて聴いてみました。15mmだと厚過ぎると思ったのですが、聴いてみるとその方がまろやかに聞こえました。小レベルの音に特に有効に効くようです。

 今日行きに三宅坂を過ぎたところで、急にスリッパを連れて吉祥寺に行った時のことを思い出しました。北の丸を過ぎて三宅坂のトンネルに入ると、スリッパはいつも不安そうな顔をしていました。トンネルのライトが次々見えるのが気になっていたのでしょう。
 ペットを飼っていらっしゃる方にお願いです。ペットは喋れません。普段と違う行動をする時には、何か原因があります。私のような思いをしないためにも、ぜひ病院に連れていってあげて下さい。今から振り返ると、前兆はいくつかありましたが、それまで元気だったので無視してしまいました。10歳を超したら年に2回は健康診断するのが良いそうです。


9.9

 C定期の練習2日目でした。マリナーさんは1曲目の「ベアトリスとベネディクト」序曲にはとても思い入れがあるのか、とても細かく注文を出されます。あまり弾かれない難曲だからでしょう。そしてその後ベートーヴェンの7番を通しました。7番については第1楽章の主部に入るところのテンポの処理が今回初めて経験する、とても面白いやり方です。主部に入る4小節前位からテンポを上げて、主部に入ります。
 午後はシベリウスのヴァイオリン協奏曲を練習しました。ソロのシモニアンさんは時々即興的に、とても自由に弾かれています。
 明日から会場で配られるフィルハーモニーが控室に置いてありました。その中にSunvalley with Sonus faberという広告がありました。皆様ぜひ会場でご覧になって下さい。ここにMullard CV4003-Osrum PX25パラシングル12WのVP-2500SEが出ています。なんといっても使っている管が貴重な上にパラシングルなので、いささか高価です。でも刈谷に伺った時に聴いたこのアンプは、とても上品で魅力的な音がしていました。300Bと較べると、より繊細で、音の浸透力をより強く感じました。この浸透力はなかなか得難いものがあります。私も欲しいのですが、残念ながら置き場所がないので、手が出せません。
 Sonus faberは今度刈谷に伺う時に聴かせていただくことになっています。ヴァイオリンはイタリアの物が一番ですが、ヴァイオリンの産地クレモナの名前を冠しているSonus faberが奏でるメロディーがどのように聞こえるのか楽しみです。


9.8

 いよいよ2010-11年のシーズンが始まりました。今月はネヴィル・マリナーさんの指揮です。今回のC定期は
ベルリオーズ/歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:ミハイル・シモニアン)
ベートーヴェン/交響曲第7番
というプロです。ベルリオーズの「ベアトリスとベネディクト」序曲は今まで弾いた覚えがありませんが、なかなか面白い曲です。最初に通してから、弦楽器と管楽器の分奏をして、またtuttiで弾きました。分奏しないといけないくらい、速い細かい動きのある難曲、ということです。2コマ目からはベートーヴェンの7番の練習に移りました。マリナーさんはかなり細かく注文を出され、往年の名指揮者たちの練習を思い起こさせました。
 明日はベルリオーズとベートーヴェンの他にシベリウスを練習します。

 朝から台風の余波の雨が降り始め、お昼にはかなり強い降りでした。お昼を食べに泉岳寺の駅前まで往復しただけでもかなり濡れました。そして練習が終わってから家に帰る時が、雨が一番強かったでした。下の道も首都高も走っていても車線がよく見えず、思いもかけないところに水が溜まっていて、どの車も用心してゆっくり走っていました。これだけの雨が降ると、走っている車の数も少ないのですが、よく前が見えないので走っていて怖いと初めて思いました。
 帰る途中には明日の事が心配だったのですが、夜になったら台風も低気圧になりました。

 まだ写真ではご紹介していませんが、江戸川の橋を渡るところからスカイツリーが見えます。進行方向のかなり右側に見えるのですが、運転している時は進行方向しか見ていないので最初は気がつかなかったのですが、今ではすごくハッキリ見えます。全部が完成したらどのように見えるのでしょう?楽しみです。


9.5

 2008年から書き換えていなかったステレオの2010年版をアップしました。当時から見るとSV-192S、mini91B、SV-20D、SV-A1、Autograph miniが加わり、セッティングが御影石に変わりました。それをまとめたのが今回のステレオ2010年版です。


9.4

 今日は東京Jazzの本番でした。練習の時以上にソロの皆さんのノリが良く、練習の時より弾いていて何倍も楽しかったです。PAの音量は練習の時以上だったのでそれだけはたまらなかったのですが、本番のノリは素晴らしかったです。
 10時少し前に家を出たのですが、両国まで渋滞していなかったのでアッという間に東京国際フォーラムに着いてしまいました。地下1階のカフェで時間を潰して、11時半には舞台袖に行き準備をしました。
 東京国際フォーラムでの演奏会は私は今回で3回目だと思いますが、ここで一番困るのは舞台袖でいる場所がない事です。今回は着替えもしないので、ぎりぎりに袖に行って準備して、終演後はすぐに帰るので今回はあまりいる場所の問題に悩まされませんでした。

 この前RCAの42がエミ減になった事を書きましたが、その後釜候補のより新しいRCAの42を今聴いています。

 1番右と左から2番目がその42です。

 前の42は5角形のマイカでしたが、これは古い物だそうで、今回の候補は上の写真のような形をしています。ふくよかさというか円熟味は前の42の方がありますが、高域が前より明るく感じるのと同時に、その高域に何とも言えない魅力があります。レコードとCDを何枚も聴いていますが、どれを聴いても同様に感じるので、同じRCAの42といっても、時期によってその持ち味は違い、それぞれに魅力があります。
 今こうして新しい42で聴いていると、2006年に村瀬さんのペンション、ウィンズに伺った時の事を思い出します。初日の夜にアンプの聴き較べをした時に、佐藤さんの作られた42シングルアンプの何とも言えない繊細さに魅かれた時の事を、昨日の事のように思い出しました。この42シングルはまさに佐藤さんのお人柄そのものという感じです。東芝の42も楽しめるのですが、最後の味の部分はRCAに譲ります。日本の管は工業製品としては素晴らしいのでしょうが、音を楽しもうと思うと突き放されるような感じがします。
 こうして色々レコードを聴いていたら、フーベルマンのチャイコフスキーとラロのレコードの溝が切れてしまい、途中から先に進まなくなってしまいました。この症状は前にL・コーガンの小品集でも経験しました。フーベルマンのレコードはCDがでているようなので、早速それを取り寄せました。レコードの最大の問題はこの溝が切れる事です。


9.3

 今日は東京国際フォーラムAでの練習でした。10時半から12時まで練習をし、午後1時45分から3時15分まで通しの練習(ゲネプロの代わり?)をしました。広い会場なのでPAが入るのは当然ですが、低域がすごく強調されて私のところでは聴いているだけで疲れてしまいます。でも普段と違う感触の演奏で、なかなか面白いコンサートになりそうです。
 今朝は8時前に家を出て会場には9時前に着きました。それから国際フォーラムの中の喫茶店で朝食を食べて、練習に備えました。お昼も店を探し回るのが面倒なので、出演者の出入り口のすぐ近くの和食で簡単に済ませました。
 普段の演奏会だと、譜面は最初にしっかり決まっていて、それに沿って練習するのですが、今回のJazzは練習の中で譜面が決まっていきます。それがとても新鮮でした。明日は昼の12時から本番ですが、ゲネプロはありません。プロは曲数は多いですが、皆それほど長くないので、全体で1時間15分〜20分位で終わるでしょう。明日は本番だけなので、家から黒服を着ていこうと思っています。
 行きは会社線の東銀座の出口で出て、Uターンするような形で東京国際フォーラムの横に行き、それをまた回り込む形で地下駐車場に入っています。帰りは東京駅前を抜けて、永代通りかその裏道に出て、箱崎に出ています。どの経路がベストなのかは分かりませんが、何となく上に書いた道を使っています。

 Finaleで作った譜面をEPSで書き出して、それをInDesignに貼り付けて教則本にしています。そしてプリントしようとすると、いつも「EPSファイルがバイナリー........プリントできないかもしれません。」というメッセージが出ます。この意味が分からないのですが、今までプリントできなかった事はなかったので、気にも留めていませんでした。ところが2〜3日前にとても簡単な譜面をEPSで書き出して、それをInDesignに貼り付けたら、プリントできませんでした。最初は何が原因か分からず、もう1度譜面から作り直したのですが、何回やってもプリントできません。そこでFinaleで書き出したEPSファイルをIllustratorで開いて保存し直して、InDesignに貼り付けたら無事プリントできました。
 教則本には写真とかイラストとか色々なものを載せたいので、InDesignのようなページレイアウトのソフトに委ねないといけません。FinaleはEPSの他にJPEGやPICTでも書き出せますが、InDesignで扱うならEPSがベストでしょう。こういうトラブルを回避するためには、Finaleで書き出したファイルをIllustratorで保存し直せば良いのですが、教則本の譜面を全部保存し直すのは大変です。プリントできないファイルだけIllustratorで保存し直すようにしようと思います。


9.2

 今日はあさっての東京Jazzの練習でした。バーンスタインのキャンディード序曲から始めて、あとはアレンジ物を順番に練習しました。指揮のカプトンさんはとても要領良く練習を進めていかれました。午前中はオーケストラだけの練習をして、午後はTuttiで練習しました。明日は東京国際フォーラムで練習します。

 帰りにディーラーによって11月の車検を早々に予約しました。まる5年経ってもとても快調なので、このまま乗り続けます。バッテリーとダンパーのゴムを交換すれば、まだ充分いけるでしょう。消耗品を早めに交換していけば、あまり劣化を感じずに乗り続けられるでしょう。
 新型の5シリーズが発表になってしばらく経ちますが、まだあまり新しい5シリーズは見かけません。ついこの間523iが出ましたが、これからこの523iがどんどん出てくるでしょう。新5シリーズの目玉は535iでしょうが、これは540iの後継、日本ではその力を持て余してしまうでしょう。日本では主力は528iと523iでしょう。この前乗った感じではスペックが今の525iより劣るとしても、523iで充分です。たしかに528iは気持ちが良いですが、普段乗るには宝の持ち腐れになりそうです。


2002年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分 
2003年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2004年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2005年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2006年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
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