昭義のひとりごと2008年5月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。


このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。

生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2008.06.10)必ずご覧下さい。(パスワード変更しました。)

栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。
根津理恵子の ポーランド通信第9回がアップされました。 こちらからどうぞ!


5.31

 来月の15日(日)にはサンバレーの10周年記念コンサートがあります。私が真空管アンプにのめり込む切掛けを作ってくれたのは同僚の横山さんです。最初は横山さんに借りたエレキットの6BM8シングルアンプでした。そしてそのアンプを自分で作り、次にトライオードのmini88、そしてエレキットの300Bシングルと進みました。その中で色々なメーカーのアンプのキットを作ったり完成品を買ったりしました。その中で横山さんにサンバレーというメーカーを教えてもらいました。その頃までにいくつかプリのキットを作ったのですが、悪くはないのですがピッタリとは来なかったのです。そんな時にサンバレーのプリSV-3に巡り合いました。そしてそれを作る中で色々大橋さんとのやり取りがありましたが、大橋さんは私のリクエストに正面から向き合って下さったのです。そして300BのシングルアンプSV-501i(今のSV-501 SEの前のモデルです。)を作ってそのコストパフォーマンスの高さに驚かされました。
 それから先はひとりごとによく書いているのでここでは割愛させていただきますが、1階はSV-310+SV-91BとSV-4を、2階はSV-722(Macintosh型)+SV-501 SEを中心とするシステムで聴いています。そして今はとてもこの2つ(3つと言うべきかもしれません。)のシステムを大事に思っています。
 今回はこの今までの遍歴に対する私の思い入れと感謝の気持ちからこの記念すべき演奏会を弾かせていただきます。どうぞ日曜日の午後の一時を楽しくお過ごし下さい。


5.30

 このひとりごとはDreamweaverで書いていますが、3月の東北旅行の頃から旅行中にホテルからひとりごとをアップしようとするとエラーが出てしまい、Fetchを使ってひとりごとと写真を1つずつアップしないといけませんでした。今回もホテルからDreamweaverでアップしようとするとできません。ホテルのLANのセキュリティの問題かと思ってE-Mobileでアップしようとしたらやはり同じエラーが出ます。そこでDreamweaverを削除して再度インストールしてみたらエラーが出なくなりました。(何故Dreamweaverにこだわるかというと、これだと写真までひとりごとと一緒にアップしてくれるので手間がかからないからです。)
 このホームページを始めた頃はFetchを使っていましたが、しばらくしてAdobeのPageMillが出たのでそれに移行しました。それからDreamweaverに移り今に至っています。(最初はMacromediaから出ていましたが、MacromediaはAdobeに吸収されて今のバージョンからはAdobeに移りました。それまでのAdobeのホームページ制作ソフトGoLiveはなくなりました。)


5.29

 今日は10時半に金沢を発って夕方には家に着きました。北陸道を下って上越から上信越道に入り関越に抜けて大泉から外環で三郷南に出るというルートで帰りました。N響の人から富山県内は気をつけるようにとのアドバイスをもらっていたのでクルーズコントロールで速度を決めて走りました。今日はほぼ500km走りました。
 今回は前半は刈谷に2泊、後半は金沢に2泊しました。今回金沢での食事はNさんDさんとご一緒させていただきましたがどれもとても美味しかったでした。昨日おとといの夜食はホテルの近くの店に、昨日のお昼はご一緒したNさんお奨めの寿司屋さんに行きました。どれも東京ではなかなか味わえないような美味しいものでした。今まで何度も金沢には来ていますが、今回も含めて食事でがっかりした事はありません。
 昔は金沢の演奏会場は観光会館か厚生年金会館でした。ホテルはスカイホテルや東急ホテルによく泊りました。今回の会場県立音楽堂が出来てからは会場もホテルも駅前という事が多くなりました。


5.28

 昨日福井での演奏会の後ここ金沢まで来て、一緒に移動したN峰さんD銀さんと一緒に軽く食べに行きました。部屋に戻ってインターネットへの接続を確認してホッとしたら、急に眠くなってしまい気がついたら明け方5時過ぎでした。外はもう明るくなっていましたが、また9時まで寝ました。

 昨日の福井の会場は想像以上にデッドに感じました。そして私のところではセカンドの前の音は何も聞こえませんでした。管楽器やファーストの音はよく聞こえるし、コンサートマスターの姿はよく見えるのでまだ救われています。この感触はサントリーホールが出来たばかりの時のそれによく似ています。色々なホールでよく行なわれるのですが、出来てから何年か経って色々の批評があるので音響のコントロールを試しているのかもしれません。あるいは経年変化の一断面なのかもしれません。たった1回の演奏会だけでは本当のところは分かりません。

 今日は昨日ご一緒したお2人とお昼を食べに行く約束をしています。部屋に戻って昼寝をしてからホテルの隣の会場に行きます。(10:20)

 Nさんに連れられて片町近くのとても美味しい上品なお寿司を食べてからゆっくり昼寝をしました。実はこちらの方から21世紀美術館を見るように奨められていたのですが、体調を取り戻そうと思ってしっかり昼寝しました。明日は5〜6時間かけて家まで戻るので、今日は残念ながら自重しました。4時過ぎにホールに入りましたが、今日の会場県立音楽堂もオルガンを持つホールです。

 私はオルガン協奏曲が降り番なので、本番の時の響きについてはコメントできません。今日の会場はホテルの隣なので、本番前のひととき部屋に戻っています。しばらくしたら楽屋に戻ります。

 今日の会場はよく響いていました。それに音量が上がっても飽和する感じがありませんでした。天井が高いのが効いているのでしょうが、普通ならこれで一杯という感じがあるところまで行っても頭打ちになりません。弾いていてとても気持ち良かったです。

 明日は1日かけてゆっくり家に帰ります。そのため今日は夜更かししないように気をつけます。


5.27

 チェックアウトでホテルを出てからゆっくり朝食を食べて、福井に向かいました。今日の泊まりは金沢なので、早く福井に着いてもいる場所がありません。2時前に会場に着いて用事を済ませてから自分の練習をしました。この会場は前にも来た事があり写真もご紹介しましたが、北陸道の鯖江で降りて8号線のバイパスを行くと忽然と周りの風景とは一味違う今日の会場ハーモニーホールが見えてきます。


8号線とは反対側の農道から

 この会場はオルガンときれいな照明が印象的なところです。

 今日だけはプロの最初の「フィガロの結婚」の代わりにオルガンのソロが2曲あるそうです。今日の会場は段が組まれているので、ヴァイオリンの後ろは2段上がっています。こういう時は前の音が聞き取りにくくとても弾きにくいケースが多いので要注意です。


5.26

 昨日のひとりごとはサーバーがダウンしていたようで朝になってやっとアップできました。
 大橋さんのお宅のオートグラフを聴かせていただくのは今回で3回目だと思います。最初に伺った時は入り口の方に置かれていましたが、今回は奥の壁にピッタリとつけて置かれていました。今回は今までで一番落ち着いた音で、この音の包容力は素晴らしいものです。私も欲しいのですが、とても手の出る値段ではないし置く場所もないのでこういう機会のある時に聴かせていただく事しか出来ません。
 今回アンプは最初は19D、あとで86Bで聴かせていただきました。対照的な音を持つ2台でどちらも良い音ですが、私は86Bの音の方がバランス的に好きです。更に驚いたのはWEで聴いた音が帯域が狭いにもかかわらずとても楽しめた事です。今日はアイシンのハーモニーホールに行く前にサンバレーのショールームにお邪魔します。

 昨日は大橋さんのお宅、今日はサンバレーのショールームにお邪魔しました。

 ショールームにはもと我が家にあったTAOCの足台とボードがありました。我が家ではそれほど効果を上げなかったので、ショールームで使っていただくようにしました。
 今日はOTLアンプSV18Dを中心に聴きましたが、トランス付のアンプとはとても印象が違います。最初にStirlingが鳴っていたのですが、部屋に入った時には今までここで聴いた事のない響きに驚きました。そして次にALTECに切り替えてみました。しばらく聴いて耳が慣れてくるとスピーカーの違いより響きの共通点の方に耳が行くという面白い結果になりました。色々聴き較べをしてみるとその印象は前に聴いたものの影響を強く受けます。Aを聴いたあとBを聴いてある印象を受けたとしても、もう1度Aを聴いてみないと本当のところは分かりません。

 しばらくショールームで色々聴いた後会場のアイシンAWに向かいました。今回は前半は小編成の曲を弾き後半は新世界を弾くので、前回の時のように響きが会場にあふれ返って飽和してしまうという事はありませんでした。

 ゲネプロを会場の後ろで聴いた感じでは良いバランスに聞こえました。新世界も速めのテンポで弛れずにどんどん進んで行きました。練習の時よりよくまとまっている感じでした。前半に3曲、という珍しいプログラミングですがとても変化があり飽きずに楽しく聞ける良いプロだと思いました。
 明日は福井のハーモニーホールでの演奏会です。私は終演後金沢に行って連泊する予定です。


5.25

 今日は明日からの演奏旅行の練習でした。今回私は後半の新世界だけが出番です。指揮の小泉さんはあまりスタッカートを利かさず音を繋げるように独自の視点から細かくリクエストを出されます。ユニークな新世界だと言えます。

 練習が終わってからY山さんと一緒に刈谷のサンバレーに向かって出発しました。夕方6時ごろに刈谷に着き、大橋さん佐藤さんのお2人とお食事をして、そのあと大橋さんのお宅にお邪魔しました。

 今日は遅くなってしまったので、詳しい事は別の機会にまたお知らせします。

5.24

 昨日エアコンを交換した時に初めて見たのですが、古いエアコンにはカビがたくさんついていました。エアコンが新しくなって部屋の空気がとてもきれいに感じられてとても気持ちが良いです。空気を軽く感じます。今度のエアコンにはフィルター掃除に加えて内部クリーン機能もあるのでこれを使わないといけません。

 明日からはアイシン→福井→金沢の演奏旅行が始まります。明日は練習ですが、そのあとY山さんと一緒に刈谷に向かいます。明日は首都高の三軒茶屋と用賀の間で1日工事がある予定でしたが、先ほど首都高のホームページを見たら荒天のため1週延期になったようです。刈谷までのドライブの出ばなをくじかれなくてすんで良かったです。とは言っても荒天だそうですから気をつけないといけません。


5.23

 今日はリビングと寝室と1階のレッスン室のエアコン4台を入れ替えました。最近エアコンが音はうるさくても全然効かなくなっていました。新築の時からずっと使っているので冷媒も抜けてしまっているでしょう。それに今ではこの頃の冷媒は生産されていません。それに今の賢いエアコンは加湿も除湿も出来るようになっているし、はるかに経済的になっています。朝10時前に工事が始まり終わったのは6時過ぎでした。今年の夏は経済的に気持ち良く過ごせるでしょう。我が家にはあと3台エアコンがありますが、こちらをどうするか考えないといけません。
 今日は1日このエアコン騒動に巻き込まれ、とても疲れました。 


5.22

 昨日書き忘れたのですが楽屋で大きな話題になっていたのがベルリン・フィルの本拠地フィルハーモニーの火事です。楽器や楽譜に大きな被害が出ているのではないという話ですが、当面大ホールは閉鎖だそうです。ホールの改修工事に伴う屋根裏の工事の溶接の火が原因だそうです。私もN響の演奏旅行で3回ほど弾いた覚えがあります。早くその雄姿を復旧して欲しいです。
 最初にベルリンのハーモニーホールに行った時はまだ東西が分かれていた時で、東に入る時にチャーリー検問所で1時間近く待たされた覚えがあります。
 2度目に行った時のホテルは昔の東ベルリンにある最高クラスのホテルで、私の泊った部屋は素晴らしかったでした。
 そして3回目が上でご紹介した時です。

 今日の演奏会の印象は昨日と変わりありません。マリンさんは全体に速めのテンポで振られます。ちょっと速過ぎかな?という微妙なところです。
 次は来週のアイシン→福井→金沢という演奏旅行です。前半はフィガロの結婚序曲、ヘンデルのオルガン協奏曲、ヘンデルの水上の音楽、後半のメインプロは新世界です。(福井はフィガロの代わりにオルガンのソロが入ります。)指揮は小泉和裕さん、オルガン・ソロはシルヴァン・エリさんです。


5.21

 お粗末な事に昨日のひとりごとは書いただけでアップするのを忘れていました。本番が終わって家に帰った時に栄子先生に言われて初めて気がつきました。

 今回の定期の指揮者イオン・マリンさんはその風貌から豪快な指揮をされるのだと私は勝手に想像していました。ですが実際に演奏会を終わってみるとマリンさんの持ち味はボリュームをコントロールするところにあるようです。オイリアンテだけでなくショスタコーヴィッチもよくコントロールしたもって行き方をしています。好き嫌いはあるにしてもこれも1つのもって行き方だな、と納得させられました。
 エルガーのチェロ協奏曲を弾かれたメネゼスさんは見事なボーイングを聴かせてくれました。アンコールにバッハのサラバンドを弾かれましたが、これもゆったりとした見事な演奏でした。
 今回の定期は指揮者もソリストも素晴らしい楽しめる演奏になっていたと思います。明日の演奏がまた楽しみです。

 今日はゲネプロの時に弓の毛が引っかからない感じがしたので、ゲネプロが終わってから楽器屋さんに行きました。やはり毛を新しくすると手応えはまるで違います。きちんと毛替えしないといけないとあらためて感じました。片道30分位の道のりですが、道は混んでいるので距離の割には疲れました。そのせいか楽屋に戻ったらすぐに昼寝をしてしまいました。


5.20

 今日は午前中にショスタコーヴィッチの5番とオイリアンテを練習して、午後からエルガーのチェロ協奏曲を弾きました。エルガーのチェロ協奏曲というと今まで色々な人と共演していますが、名演の多かった曲です。私がN響で初めてエルガーのチェロ協奏曲を弾いたのはミクロシュ・ペレーニさんがソロを弾かれた時で、その演奏はとても内省的で印象的でした。今回のメネゼスさんはペレーニさんよりは陽性な感じですが、名演になると思います。
 マリンさんはオイリアンテをただ大きく弾くのではなく、モーツァルトを弾く時のようによくコントロールしてまとまった響きにするように振られています。ショスタコーヴィッチとはまるで違う響きを求められていて、音色のパレットをたくさん持っている人です。今回の定期ではその様子を楽しめるでしょう。
 今日は豪雨のせいで練習の始まる10時に間に合わない人が何人かいましたが、練習は定刻に始まりました。私自身は運転していてほとんど影響はありませんでした。

 本当はゲネプロと本番の間に家に戻りたいのですが、1時過ぎにゲネプロが終わって家に戻るとほぼ2時、そして本番に間に合うように家を出るのが4時過ぎとすると家には2時間半くらいしかいられません。家に戻って食事をすると使える時間は1時間ちょっと、ホールから20〜30分で自分の家に戻れるヨーロッパのオーケストラに倣ったこの時間設定は日本の住宅事情には合いません。私は個人的にはこの時間設定は見直して欲しいです。午後2時か3時からゲネプロ、そして夜7時から本番の方が時間の無駄がなくてありがたいです。
 ゲネプロ本番の日は楽屋で色々な宿題を片付けることにしていますが、衣装と靴の他にPowerbookと資料を持っていくのは荷物がかさばってとても大変です。サントリーホールもNHKホールのように何台かでも駐車スペースを割り当ててくれると助かるのですが.........


5.19

 今日はショスタコーヴィッチの5番とウェーバーのオイリアンテを練習しました。ショスタコーヴィッチの5番を振り出した時には「えっ?」と思うようなテンポに感じたのですが、しばらくしたら「なるほど!これもありかな?」と思わせられました。とても速くさらりと流れているのですが、面白いイメージに溢れた方でした。例えば曲頭の部分、長い弾き延ばしの音については腕相撲をしているようなイメージで、その音の中で力を抜かないようにと言われたのには笑ってしまいました。テンポはとても速いのですが、その中でニュアンスをとても大事にされています。ところどころとてもゆっくりとするのも面白いです。
 午後の2コマ目にはオイリアンテを弾きました。昔はよく弾いたものですが、久し振りに弾きました。そういえば魔弾の射手とかオベロンも弾いていないなぁ.........

 帰りに銀座のAppleStoreに寄りましたが、我が家のMac環境はとても時代遅れになっているようでした。今のPowerbook(G4/1.5GHz)を手に入れたのが2005年の1月ですが、今ではCPUはG4→G5→Intel Core 2 Duoと変わりクロックもiMacで3GHz、MacBook Proで2.6GHzという時代になっています。今日新しいMacBook Proを見たら思った以上に進化していました。何といっても調子が狂ったのは今では我が家のどのMacも今のiLifeのシステム要件を満たしていないことです。(iMovieが特に厳しいです。)それに内蔵のHDDが80GBではとても足りません。
 それにAirMac Extremeも802.11nになり、USBハードディスクをネットワーク上で共有できLeopardにすればバックアップも自動で出来る時代になっています。


5.18

 イギリスと言うとヴァイオリンについてはあまり注目すべきものはありませんが、Lionel TertisやWilliam Primroseなどのヴィオラの独奏楽器としての地位を確立した名演奏家を輩出しています。イギリスのスピーカーの持ち味はイギリスがこれらのヴィオラの名手を輩出していることと関係しているのかもしれません。弦楽四重奏でヴィオラの果たす役割が大事なのと同様、音楽再生でヴィオラの奏でる帯域にイギリスの個性が活きているのでしょう。今回のエルガーの交響曲を弾いた後ふとこのような考えが浮かんできました。持ち味は違ってもTANNOYもRogersも中低域のヴィオラがその本領を発揮する帯域が充実しています。これがイギリスの国民性なのでしょう。ヴァイオリンの名器を生み出しているイタリアやフランスからはこういう音のバランスは生まれません。

 明日からはウェーバーのオイリアンテ序曲、エルガーのチェロ協奏曲(チェロ/アントニオ・メネゼス)、ショスタコーヴィッチの交響曲第5番というB定期の練習が始まります。指揮はイオン・マリンさんです。


5.17

 尾高さんはイギリスのBBCウェールズ交響楽団の首席指揮者を務められた経歴をお持ちですが、そのためエルガーなど十八番なのでしょう。練習の時もイギリス人の性格についてお話をされていました。普通定期で弾く曲はそのテーマが頭の中で鳴るのですが、この曲の場合は不思議なことに自然には鳴ってきません。でもこの曲は私が使っているTANNOYとRogersの故郷イギリスの音楽です。たしかに響きの質など共通点があるようです。この曲はエルガーの作品の中でも取っつきにくいです。そういえばこの次のB定期では同じエルガーのチェロ協奏曲を弾きますが、こちらはずっと分かりやすいです。

 今日は午前中に理恵子を松戸まで送ってからホールに行きましたが、家の近辺と松戸から金町の間はものすごく混んでいました。(理恵子は今日松戸の聖徳大学のホールでコンサートがありました。)ナビは松戸から水戸街道を行き、首都高の上野線に乗って外回りでホールに行くように指示してきました。でも金町の辺りが渋滞していたので、高砂を抜けて環7に出て一之江で7号線に乗りました。
 帰りは珍しく高樹町から首都高に乗り、内回りから湾岸線に出て千鳥町で降りました。今日はかなり渋滞に巻き込まれたので珍しく疲れました。


5.16

 今回の定期の前半のベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番は本番は練習の時以上に素晴らしかったです。練習の時からゲルバーさんの音は素晴らしかったですが、本番は更に最初の音から充実した響きでした。
 エルガーはやはり頭に入りにくい難曲です。ゲネプロの時は前半にエルガーを弾いたのですが、終わったら皆とても疲れた顔をしていました。何回弾いても曲の進行が頭に入り切らない難曲です。とはいってもこの曲を聴いているとグリーンスリーブスとか色々な曲の断片が聞こえてくるようです。


5.15

 今日はホールでの練習でした。午前中にエルガーの交響曲を練習して、午後からピアノ協奏曲を練習しました。練習の時に尾高さんは17年前にN響でエルガーを振られたと言われていました。皆この曲は何回も弾いているにもかかわらず、心の中にうまく入ってこないと言っていました。私だけの印象ではないようです。同じエルガーでも他の曲の場合はそんなことはないのですが、本当に不思議な現象です。エルガーにはもう1曲交響曲があるそうですが、噂では来年また尾高さんがそれを振られるそうです。

 今回の定期はゲルバーさんのどっしりとしたソロを聴くだけでも価値があります。今から本番が楽しみです。

 最近はガソリンが高いせいか車が少なく走りやすいです。今日も行きは江戸橋から竹橋が混んでいるようだったので外回りで迂回しましたが、全体としては順調に走れました。


5.14

 キット屋10周年記念演奏会はたくさんの方からお申し込みいただき、本当にありがとうございます。皆様に楽しんでいただけるように頑張ります。

 今日エルガーの交響曲の4楽章を弾いている時に急に弾いたことがある感触が蘇ってきました。指揮が誰だったかというような事が蘇ってきたのではなく、「あっ!この音形弾いたことがある!」というだけの漠然としたものです。という事はやはり昔弾いたことがあるのかもしれません。前も尾高さんの指揮だとすると、尾高さんはこの曲にとても思い入れがあるのでしょう。練習のしかたを見ていてもそのように思います。
 このように弾いてすぐ曲を思い出さないのは、この曲は覚えにくいという事です。その意味でこの曲はとても手強いです。
 明日はホールで練習します。このように定期の前の日にホールで練習するのはとても助かります。明日はエルガーの他にベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番をゲルバーさんのソロで弾きます。こちらも楽しみです。


5.13

 今日からC定期の練習が始まりました。今日明日はともにエルガーだけを練習します。私はこのエルガーの交響曲第1番は弾いた覚えがないのですが、チェロの藤森さんの話では15年ほど前にやはり尾高さんの指揮で弾いたことがあるとのことでした。練習していくと弾いたことのある曲だと必ずどこか覚えているものですが、今回はどこも前に弾いた覚えがありません。
 エルガーのこの曲はとても弾き難い曲で、どこも気が抜けません。その上この曲はとても長大です。全曲通すと50分近くかかるでしょう。今日はまず全曲通してから、1〜3楽章を細かく練習しました。明日は4楽章からやるのでしょう。あさってはホールでの練習でこの曲と前半のベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を練習します。

 練習が終わってから歯医者さんに行きました。2〜3年前に直した部分が最近欠けてくるようになったので、栄子先生行きつけの歯医者さんにやり直してもらっています。治療は順調に進んでいるようで、今度はうまく行ってくれるでしょう。

 サンバレーの店主のひとりごとにサンバレー10周年記念のコンサートのご案内が出ました。最初にピアノとのデュオでルクレールのソナタ、次にヴァイオリンソロでバッハの無伴奏パルティータ第3番より、そしてピアノとのデュオでクライスラーの小品集、そして休憩。後半はピアノソロで有名な曲をお聴きいただき、最後にまたデュオでウィニアフスキの華麗なポロネーズというプロです。席数には余裕を持たせてサロン・コンサートを楽しんでいただく、というのがこのコンサートの趣旨です。ヴァイオリンとピアノの音色の変化を楽しんでいただけるように頑張ります。どうぞお楽しみ下さい。お申し込みは明日朝8:30からサンバレーのホームページ上で行われます。よろしくお願いします。


5.12

 「伝説のヴァイオリニスト体の響き」に登場する名主たちは皆自分の音と世界を持っています。パールマンが「昔の演奏家はちょっと聴いただけで誰か分かるスタイルを持っている。」と言っていますが、聴いてみると本当にその通りだと思います。今は演奏技術は平均的にすごく高くなっていると思いますが、昔のようにちょっと聴いただけでだれだと分かるような個性を持っている人はあまりいません。
 また楽器や弓の持ち方構え方はものすごくヴァリエーションがありますが、それを支える土台がしっかりしていることは共通しています。これを見ていて「臍下丹田」という言葉が浮かんできました。

 明日からはC定期の練習が始まります。ベートーヴェンの第3番のピアノ協奏曲(ピアノ/ブルーノ・レオナルド・ゲルバー)とエルガーの交響曲第1番というプロです。前回のA定期はポーランドの作曲家の特集でしたが、今回はイギリス人エルガーがメインプロに登場です。エルガーというと威風堂々とチェロ協奏曲がすぐ頭に浮かびます。
 ずっと夜更かしが続いているので、体調を整えておかないと大変です。では、お休みなさい。


5.11

 昨日書いたDVDにはシゲティ、エルマン、ハイフェッツ、ミルシュタイン、フランチェスカッティ等々10人以上の人の演奏の映像を続けて見るのは、共通点もあれば人によってまるで違う部分もありとても面白いです。その中にとても恐い顔をしてコンチェルトを弾いているコーガンの映像がありますが、この顔で睨まれたら指揮者はさぞかしビビるでしょう。これを見ていてこの前先輩のHさんが「イザイの2台ヴァイオリンのソナタというのがあり、とてもすてきな曲です。コーガン夫妻がレコードに入れたのがCDになっています。」と教えて下さった事を思い出しました。私は寡聞にしてそういう曲があること自体知りませんでした。

 最近サンバレーの店主のひとりごとにたびたびオートグラフが登場します。私も環境さえ許すならオートグラフやヴァイタボックスのような据置型のホーンスピーカーが欲しいのですが、私の家程度の広さではスピーカーを入れるとそれで一杯になってしまうので置けません。でもこういう大型のスピーカーの懐の深さはよく分かっているので、いまの倍位の大きさの部屋がとれるのなら置きたいです。とは言っても私にとっては高嶺の花.......(笑)今度サンバレーに伺う時には大橋さんのオートグラフをまた聴かせていただいて、その音を耳に焼き付けてこなければ.......


5.10

 今日は理恵子の「ショパンをめぐる作曲家たち」Vol.8の本番でした。今までずっと天気が良かったのに、今日は朝から雨模様でした。家からホールに向かう間かなり強い雨に悩まされました。その雨にもかかわらず会場にはたくさんのお客様がいらして下さいました。神楽坂のMさん、表参道にお住まいのTさんなどサンバレーのご縁でいらして下さったお客様もいらっしゃいました。ありがとうございました。
 このコンサートのご報告は栄子先生理恵子がすると思いますのでそちらをご覧下さい。
 今日のコンサートもホールの責任者Aさん、調律のKさん、リハーサルにいつも付き合って理恵子にアドバイスをして下さる音楽ジャーナリストのUさん、カワイ音楽振興会のTさんなどたくさんの方のご協力があったからこそスムーズに進みました。本当にありがとうございました。

 今日の本番前にカワイ表参道の1階の楽譜売り場で「伝説のヴァイオリニストたちの響き」というDVDを見つけました。歴史上の名ヴァイオリニストの演奏とパールマンやギトリス他のヴァイオリニストの解説を交えた面白いDVDです。(ただその解説は日本語ではありません。でも解説本がついているので、ある程度は分かります。)普段なかなか聞けない面白い話がたくさん出てきます。

 昼前に行きつけのスタンドに行ってガソリンを入れたら値段が30円ほど上がっていました。そのせいかいつも週末は混雑しているこのスタンドが今日は閑散としていました。


5.9

 最近Powerbookのトラックパッドのボタンの調子がすこぶる悪くて困っています。ちょっと触っても反応せず、強く押すとクリックではなくダブルクリックになってしまうのです。今のPowerbookは2005年初頭から使っているので、3年半近く経っています。いまでも普段の作業には不都合を感じないのですが、Leopardでしか動かないソフトがどんどん出てきていています。iLifeも現状ではスペック的に使い切れなくなってしまいました。なんとも悩ましいパソコンの進化です。

 昨日書いた2曲(VieuxtempsのRondinoとYsayeのReve d'Enfant)をイザイが弾いたCDがあります。(SYMPOSIUM RECORDS 1045)1921年12月の録音と書いてあり、聴くと針の音がものすごいものです。これでイザイの自作のこどもの夢を聴くと、弱音で弾くヴァイオリンの音が聞き取り難くいささか閉口します。でもこの名手の素晴らしさはよく分かります。このCDはかなり前に手に入れたものなので、一体どこで買ったかも覚えていません。
 文献社から出ている「STRINGS 伝説の響きを求めて」というシリーズの1枚目にイザイの演奏がいくつか入っていて、このCDに入っている曲も何曲か聴けます。このCDにはこどもの夢は入っていませんがロンディーノは入っています。前述のCDと同じ録音だと思いますが、あまりにも雰囲気が違うので「どちらが実像?」と思ってしまいます。こういう古いレコードの復刻は復刻する人の考えによって処理がすごく違ってきます。同じ演奏を違う版で聴けるのだったら両方とも聴いてみると面白いです。
 同じ事はミルシュタインの復刻版のCDでも感じます。音の勢いを重視するのか雑音のない事を重視するのかの違いです。私は音の勢いの方を重視します。でもどんな状態でもその演奏が聴ける事の方がはるかに大事です。


5.8

 午後から買物に出かけました。ゴールデンウィークも終わり仕事モードに戻ったので、道の混み方も普段通りに戻りました。久し振りにヤマハ銀座の仮店舗に行きました。車で行く時は江戸橋から環状線外回り方向に進み、すぐに会社線に入り料金所を過ぎたらすぐに下りた辺りにヤマハの仮店舗はあります。この会社線の下に駐車場があるのですが、ここはヤマハに行く以外にもよく使います。
 今日はSevcikの音階教本を何冊か手に入れるのが目的ですが、他に面白い楽譜があったら買うつもりでした。最近Master Music Publicationsというアメリカの会社から小品の楽譜がたくさん出ています。今日はその中からVieuxtemps(ヴュータン)のRondinoとYsaye(イザイ)のReve d'Enfant(こどもの夢)の2つを買いました。特にVieuxtempsのRondinoは聴いた事はありますが譜面を見たのは初めてです。

 家に戻ったらCLIEのHotSyncケーブルが届きました。前に持っていたケーブルが最近誤作動を起こすようになったので、試しにケーブルを替えてみようと思って注文したのです。早速HotSyncしてみたら快調に動きます。やはり思った通りケーブルが接触不良か断線していたようです。Palm(CLIE)はMacのデータと同期してこそ意味があるのです。大枚をはたいて(新品が買えるくらいのお金がかかりました。)CLIEを修理したのですから、きちんと動作してくれてホッとしました。
 J-OSの入ったPalm TXとCLIE PEG-TH55を較べると、画面の見易さはPalm TXの方が良く、扱った感じはCLIEの方が狭苦しく感じます。でも日本語の扱いには大差があります。Palmで気をつけるべき事は水没と落下です。落とした場合あたる角度によっては液晶が破損してしまいます。


5.7

 ゴールデンウィークも終わり、いよいよ普段のモードです。N響も今日から尾高さん指揮のA定期の練習です。(私は4〜6月のA定期は降り番です。)今月は尾高さんはA定期とC定期を指揮されますが、A定期ではベートーヴェンの皇帝(ピアノ/レオン・フライシャー)とパヌフニクの「カティンの墓銘碑」、ルトスワフスキの「オーケストラのための協奏曲」というプロです。パヌフニクとルトスワフスキはともにポーランドの作曲家で、パヌフニクは尾高さんのお父様尚忠さんと親交があったそうです。そして理恵子の師エヴァ・ポブウォツカ先生はパヌフニクとルトスワフスキのピアノ協奏曲を録音されています。尾高さんはお父様の縁でポーランドとは深い関係がおありになるようです。C定期の方はベートーヴェンの3番のピアノ協奏曲(ピアノ/ブルーノ・レオナルド・ゲルバー)とエルガーの交響曲第1番というプロです。

 昨日ハンドクリームの事を書いたら、先輩のHさんからはアトリックスを使っていらっしゃるというメール、他の方からはニュートロジーナが良いというメール等々色々な方からメールを頂きました。このニュートロジーナについては若いN響のメンバーからヨーロッパで手に入るものの方が日本で手に入るものより良いという話も聞きました。ヴァイオリンを弾く人は皆それぞれ自分に合ったものを持っていらっしゃるようです。私は最近昨日書いた美容師さんに紹介されたBIOMARISというドイツ製のスキンクリームを使っています。(日本の発売元はヤマノ美容室です。)これはとても私の手には合っています。


5.6

 連休の最終日、午後から用事で出かけましたが近くのショッピングセンターに入る車の列が長かったです。でもそういう人の集まるところ以外は空いていました。

 私達ヴァイオリニストにとって指先はとても大事です。(特に指を押さえるのとヴィブラートをかけるにあたって。)私は今までハンドクリームをつける事しかしませんでしたが、指先のマッサージを一緒にしてクリームを擦り込むようにすると良いそうです。またこの指先のケアは冬だけでなく一年中気をつけると良いそうです。これは私達以上に指先を酷使する美容師さんに教わりました。家に戻って試してみたら指先のマッサージはとても効くようで、ヴィブラートにも良い影響がありました。
 私は若い頃ヴァイオリンを弾いていると脂性の汗をかき、ガット弦の巻きがすぐ剥がれてしまったものでした。私はそれが嫌で神経質に手を石鹸で洗ったものでした。そのおかげで年をとってくると今度は指先がカサカサになってしまいました。指先がカサカサになると音もカサカサになってしまいます。その予防のためにハンドクリームを冬だけでなく、いつも付けるようと良いそうです。


5.5

 今日はこどもの日、連休も明日を残すのみとなりました。昼頃船橋駅の北側(といっても駅から歩くと15分位かかります。)にあるピーターパンというとても美味しい焼き立てパンで有名なパン屋さんに行こうとしたのですが、家を出て国道14号に入ったらすぐに渋滞につかまってしまいました。全然前に進んでいかないので、すぐに裏道に入りました。その道も反対方向はすごく混んでいました。つまり帰りには使えないという事です。
 何とか普段より少し余計にかかったくらいで目的地に着き、焼き立てのパンの良い匂いに浸ってきました。ここに来る人は皆とてもたくさんのパンを買われます。ですからレジもなかなか進みません。我が家もたくさん買い込んで帰路につきました。
 ゴールデンウィークに遠出しなかった人達がこども連れで近場の行楽に出かけるので、国道とその裏道は大渋滞だったのでしょう。こうなったらメインストリートである国道14号や木下街道を大きく迂回するしか方法はありません。おかげで30分ほどで家に戻りました。
 またしばらくして近くのショッピングセンターに行ったのですが、道は渋滞していましたが店はそれほど混んではいませんでした。

 N響もあさってから尾高さん指揮のA定期の練習が始まります。私はA定期は降り番です。そして10日(土)にはカワイ表参道のパウゼで理恵子の「ショパンをめぐる作曲家たち」Vol.8が開かれます。もしお聴きいただけるのでしたらこちらまでメールを下さい。


5.4

 今日は理恵子の小さいコンサートが2つありました。1つ目はラ・フォル・ジュルネ丸の内エリアコンサート、もう1つは華道家假屋崎省吾さんのシューベルトを題材とする作品展でのコンサートです。理恵子栄子先生の日記に紹介されているので、そちらをご覧下さい。1つ目のコンサートは最初は新東京ビルでの野外コンサートの予定だったのですが、霧雨のため急遽TOKIAに会場が変更になりました。急な事なのでお客様に来ていただけるのか心配だったのですが、リハーサルが始まった頃から会場にはたくさんのお客様、本番が始まる頃には写真のような大盛況でうれしい驚きでした。
 1つ目のコンサートは私も会場で聴けたのですが、2つ目は車をTOKIAから丸ビルに移している間に終わってしまったので聴けませんでした。今まで知らなかったのですが、丸の内界隈にはこういうミニコンサートを開けるスペースがたくさんありとても多くの方が演奏の場を持っていらっしゃるようです。丸ビルの中など1階ロビーではオーケストラが演奏していましたし、7階では理恵子の出演したコンサートがあり、35階にもホールがあるそうです。

 今日は朝から近場に出かける人が多いようで、首都高も近郊の高速も渋滞していました。行く時は飯田橋をあたまに錦糸町の手前まで渋滞していました。こういう時は錦糸町で下に降りる方が遥かに速いです。今近郊の高速道路情報を見ると、中央と東名は上りは大渋滞のようです。その上事故が6ヶ所で起こっています。(5月5日の0:30)


5.3

 いよいよ今日からゴールデンウィーク後半ですが、私はこのところの夜更かしがたたって今日は昼近くまで沈没しました。とはいっても1晩寝たくらいで治るほど軽症ではないので、次に練習所に行くまでには体調を万全にしたいです。昨日も色々やっていて結局寝たのは3時過ぎでした。
 昨日のHotSyncの不調はヒョッとするとコードの問題かもしれないので(前にもコードをいじると状態が変わることがありました。それに修理の段階でHotSyncが出来るかなど見ているでしょう。)、HotSync用のコードをネットで注文しました。今日発送されているはずなので明日には届くでしょう。それまではHotSyncの事は忘れます。それにしても未だにCLIEのHotSync用コードを売っているところを見ると、CLIEのユーザーはたくさんいらっしゃるようです。私は今回不良になったところは全部交換してもらいましたから、準新品になった訳です。

 1日でもスケジュールが合えば近場にドライブに行きたいのですが、我が家は皆それぞれに色々仕事があってゴールデンウィークといっても同時に休みは取れそうにありません。房総半島日帰りなどしてみたいのですが、「そんなことしている暇はないだろ!」という声が聞こえてくるような........


5.2

 今日はN響はお休みですが、午前中は歯医者に行きました。前に直してもらったところがどんどん欠けてしまうので、去年の秋から全部やり直してもらっています。家に戻ったらこの前修理に出したCLIEが直ったという電話があり、慌てて秋葉原のソニーのサービスセンターに取りに行きました。家に戻ってHotSyncをしましたがうまく行かず、この時間になってしまいました。


5.1

 今日は私は久し振りのオーチャード定期でした。今日は平日ですが道はとても空いていました。特に帰りはガラガラでした。

 ゲネプロの時は練習の時と同様に割とゆっくり進んでいましたが、本番はもっとしまった感じに変わっていました。特にエロイカの方にその感じは強く出ていました。ゲネプロの時は会場は空いているのでよく響いていました。今日は会場に空きがあるように事前には聞いていたのですが、実際にステージに出たら後ろまでお客さんで一杯でした。本番の時はそのお客様に音が吸われて、ゲネプロの時とはかなり違う響きでした。今日の会場オーチャードホールはシューボックス(靴箱)型と言われるステージ上の天井も高いホールです。この形のホールは最近時々見かけますが、私自身はこのタイプの会場の音はあまり好きではありません。今日は弾き出した時にも最初は「あれっ?」と思いましたが、しばらくしたら最初の違和感は少しずつ薄れて行きました。
 前半のピアノ協奏曲はソリストのブラレイさんが弱音を大事に弾かれて行くのが印象的でした。エロイカはゲネプロまではところどころ遅過ぎる感じがしていたのですが、本番は実際に速かったのか本番の緊張感からそう感じたのかは定かではありませんが、あまりそういう感じはありませんでした。本番になったらどちらかというとN響のキャラクターが強く表に出ていた、という印象が強かった本番になっていました。


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