このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2008.09.25)必ずご覧下さい。(パスワード変更しました。)栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。
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このホールは参合館という建物の中にあります。人が参加し、集うための様々な文化施設が集合した建物という意味で参合館というようです。コンサートホールの他に能楽堂、図書館があり、1階2階には様々な店が入っているようです。このコンサートホールはほぼ1000席でステージの上もあまり広くないので、今日は弦の編成が1プルトずつ少なくなっています。 響きは幾分重めで、弾く側から言うと広域がもう少し抜けてくれるとうれしいです。竹澤さんのソロはホール全体によく響き渡っていました。チャイコフスキーは合わせの点で気になるところがありましたが、ゲネプロの時に較べると本番は響きがずっとまとまっていました。 |
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近年には珍しい長い旅行で移動は思ったより大変でしたが、楽しい旅行でした。釧路に着いて乗ったタクシーの運転手さんの話によると、鹿と列車の衝突は時々起きるという話です。車とも飛び出してきて衝突する事があるそうです。車と鹿の衝突で亡くなった人がいるという話も聞きました。そうなると笑い話では済まされません。 今回の旅行の収穫の1つはE-Mobileのエリアの拡大です。列車で移動中でもかなりの部分で使えました。このホールは楽屋ではE-Mobileは使えませんが、外に出ると使えます。 今回の会場はどこもデッドで困るという所はなく、旅行前の心配に反してごく普通に弾けました。これで来週から9月の定期が始まります。最初のA定期は今回の指揮者ドレヴァンツさんの指揮でマーラーの5番がメインのプロです。 |
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帯広での演奏会は久し振りの事で、会場の響きは覚えていません。昔からのホールというと大抵デッドで重い響きである事が多いのですが、決してライブではありませんがデッドで困るというほどではありませんでした。 今日のコンサートは開演が夕方5時でしたので、終演は7時、それから飲みに出かけました。とても盛大な会で12時半まで盛り上がりました。ホテルに戻ったらそのまま寝込んでしまい、気がついたら朝の6時半でした。 |
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正面に見えるのが市民文化会館、今日の会場です。その更に左を見ると遠くまでくっきりと見えます。空気がとてもきれいなのですね。東京でこのように空気がきれいに見えるのはお正月の三が日位のものです。うらやましい環境です。午後はすこし昼寝をしてから、会場に行って指ならしをします。 今日の会場の響きは決してライブではないのですが、ブツッと響きが消えるわけでもない微妙なホールでした。ドレヴァンツさんは響きを楽しむような感じのテンポでゆったりと進んでいきました。「こんなにゆっくりして響きは止まらないのだろうか?」と心配になったのですが、きちんと響きは続いていました。 |
私たちから見ると今日のテンポは遅いのですが、ドレヴァンツさんはこの間合いを楽しみながら振られているようでした。これはホールの響きによりますから、この後どうなるかは分かりません。 明日はここ旭川からバスで帯広に向かいます。明日は17:00からの本番です。 |
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とてもかわいらしいSAAB340B |
同機の中、横3列×縦12列=36席 |
羊蹄山と洞爺湖 |
眼下に札幌市街 |
今日乗ったのは北海道エアシステムというJAL系の会社のSAAB340Bという機体です。横は1+2列、奥行き方向に12列の全36席のかわいらしい機体、中はごらんの通りとても小さいです。そのおかげで荷物は預けなければいけませんでした。そのため空港のラウンジに入った時にBookは持っていましたが、E-Mobileは預けてしまっていたのでネットに接続出来ませんでした。 空港からのバスの終点が今日私が泊まる旭川グランドホテルの前でした。このホテルは明日の会場市民文化会館のすぐ前にあるので、とても地の利が良いです。他にもこのホテルをとろうとした人はいるようですが、学会の関係でとれなかったそうです。私も2日がかりでやっととれました。今日は早めの夕食を食べて、あとは部屋でゆっくりしています。私は長い演奏旅行中は1回はこのように連泊出来るように努めています。 |
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今日の会場は函館市民会館です。私が入団した頃からの会場で、昔懐かしい響きです。昨日のキタラと較べると明らかにホールの残響が少ないので、昨日のように弱音で響きを楽しむような演奏をすると音が止まってしまいます。ですからドヴォルザークの8番は昨日と較べると1分以上短かったようです。会場の響きが演奏に影響を与える1つの例です。 明日は移動日、私は旭川に行きます。皆考える事は同じで、この便に乗る人はたくさんいるようです。行ってみたらN響の人でいっぱいだったりして........ |
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ホテルから歩いて5分ほどでキタラホールに着きます。とても気持ちの良いホールで、名古屋の愛知県芸術劇場と並んで響きの良い会場です。今回のプロの最大編成はメインプロではなく、1曲目の「のばと」です。今回は1曲目だけ弾くという人が10人近くいます。聞いた話ではその昔サヴァリッシュ先生がこの曲を振られた事があるそうですが、覚えている人はあまりいません。 私は2曲目のモーツァルトのヴァイオリン協奏曲のゲネプロを2階の一番後ろで聴いたのですが(私は降り番)、フワッと良い響きが下から浮き上がってくる感触です。メインプロのドヴォルザークの8番は異例とも言えるくらいゆったりとした進行です。速いところもゆったりしています。会場が素晴らしいので、ppp(ピアニッシシモ)のところもきれいに表現出来ます。聴衆の皆さんも心から堪能出来たようです。アンコールはあっさりとモーツァルトの「フィガロの結婚」序曲でした。 明日はJRで函館に向かいます。明日からレンタカーで動くという人もたくさんいるようですが、私は今回はレンタカーはやめました。明日の函館の本番が終わると、それからのスケジュールは旭川→帯広の移動以外は楽です。 |
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2002年1月分、2月分、3月分、4月分、5月分、6月分、7月分、8月分、9月分、10月分、11月分、12月分 |