このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2007.8.15)必ずご覧下さい。栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。 |
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Joseph Henryの1855年の作で、現状では重さは62gあります。ですが実際に持つと手によく馴染み、重いとは感じません。とても粘り気のある感じで、柔軟な弓です。昨日もこの弓を持って楽器屋さん(明大前に居を構えられている櫻井さん)に行き、色々弾き較べをしました。櫻井さんはそれを聴いて、発音が良くてノイズがとても少なく、そして音量も充分にあると言われていました。私も弾いていて全く同感です。実は前のPeccatteを櫻井さんから買ったすぐ後に、このHenryも櫻井さんが手に入れられました。その弓が巡り巡ってたまたま櫻井さんの所に戻ってきた時に、私の事故が勃発したのです。何とも言えない縁を感じる話です。そのおかげで事故そのものは大ショックでしたが、新しい連れ合いを見つけられて今は「ものは考えようだな!......」という心境になれました。(楽器保険が下りたとはいっても、それに更にいくらか足して初めてこのHenryが手に入りました。経済的にも大損失です。)それにしてもPeccatteの馬力は戻ってこないのは何とも惜しまれます......そう!私が壊してしまったのです。 この弓は力任せに弾いたのではその良さを全然発揮しません。弓からの反力を感じ取って、それに素直に従っていかないといけません。その意味でこの弓を弾く事はとても勉強になります。その条件を満たすととても弾きやすい弓です。前のPeccatteの弓は発音にとても気を遣わないといけなかったのですが、このHenryは性格がまるで違います。この弓に慣れたら、他の弓で弾いた時も楽に弾けるようになりました。そして弾き方も変わりました。(弾いた後今まで感じなかった筋肉が張っているような感覚があります。つまりそれだけ奏法が変わった、という証拠です。) この弓には世界的に有名なアメリカの楽器商Moenigの2枚の写真(上の写真と同じアングルで白黒)が貼られた証明書がついています。楽器の証明書(Certificate)は決まった書式があるのではなく、鑑定人によってそれぞれ違う形をとっています。証明書は必要がある人が手数料を払って書いてもらいます。(大抵は楽器を買った楽器屋さんに書いてもらいます。)そしてそれを売る時に信用のおける証明書がついていると助けになります。 |
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今回のシリーズも今日で無事終わりました。今回は私自身はとても得るものが多く有益な演奏会でした。 来週は色々の事が待っています。月末のステップが一番大きなイベントですが、その他にも弓の事故の後始末もしないといけません。N響はお休みですが、忙しい1週間になりそうです。 |
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シンフォニーホールは客席で聴くと、響きは良い上に定位がとても良いそうです。この響きをそのまま東京に持って帰りたいという話になりました。その響きのおかげもあって良い演奏会になりました。 今度の旅行が終わって東京に帰ったら、月末のステップと来月初めのPTNAのトーク・コンサートの準備をしないといけません。(このコンサートは入場無料ですが、予約が必要だそうです。予約方法はご紹介したページの下の方に書かれています。是非満席になる前にお早めにご予約下さい。)トーク・コンサートで弾く曲数は少ないのですが、なかなか時間をとって練習出来ないので悩みが多いです。佐々木邦雄先生がアレンジして下さった曲はとても素晴らしいもので、皆様にも是非楽しんでいただきたいです。 |
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初めての会場なので、14:30からズィッツプローベ(Sitz Probe)があります。今日は本番の後どのような展開になるのか予想が出来ないので、会場の様子だけ楽屋からアップしておきます。最近はどこのホテルもブロードバンドが使えるようになってきたので、W01Kを使うケースはほとんどありません。でも会場の楽屋などでW01Kが使えると、ある程度のスピードは出るのでとても便利です。 |
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会場に着いて驚いたのは3500円の立見席があり、本番になったら1階席の一番後ろに立っている方がいらっしゃった事です。額が適当かどうかは議論があると思いますが、立見席は面白い発想です。今回のシリーズはどこでもとても会場の反応が良く、弾いている側としてはとてもうれしい限りです。明日の北上も好評だと良いな...... 終演後セカンドの人たち7人で国分町の店に行きました。とても美味しいお店で普段だったらとても食べられない位の分量を食べてしまいました。普段は終演が9時なので、それからではこのように皆が集まる事は出来ませんが、今日は6時に終演の上に繁華街が会場のすぐ近くなので実現しました。 演奏旅行になると栄子先生とは携帯で話をしますが、スリッパの声はなかなか聞けません。昨日かすかに「ニャ〜〜」という声を聞きましたが、なかなか上手い具合にはいきません。 夜になるとよくここ2階のリビングのテレビの上で寝ています。最近は人の顔を見ると、「グルーミングをして!」と催促してきます。 |
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会場に着いたら今回のソリスト コルネリア・ヘルマンさんが練習されていました。5時半からズィッツ・プローベがあり、7時から本番でした。 終演後宇都宮まで行きました。途中急に雨に降られましたが、今のところは大きな影響はありません。11時前にはチェックイン出来、ホテルの近くの居酒屋で軽く飲みました。部屋に戻ってひとりごとを書き始めましたが、居眠りをしてしまいました。明日は早く出ないといけないので、今日はこれで終わりにします。 |
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今日と明日でマンフレッドとラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を録る予定ですが、今日だけでマンフレッドは録り終えました。アシュケナージ先生は流れを重視した録り方をされ、あまり細かい事は気にされないで進んでいかれました。編成の大きい楽章から順に、1432の順で進みました。マンフレッドの場合一番大変なのは最後に弾いた第2楽章でしょう。 ピアノ協奏曲はマンフレッドとは違う編成、配置なので、今日でマンフレッドが録れてしまえば明日配置替えのために長い休憩を取る必要がなくなります。これであすは予想より随分順調に録れそうです。インスペクターのWさんもホッとしていました。 |
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