5.7
しばらく再確認のために肩当てを使ってみました。音は好きではないのですが、肩当てがあった方が楽に弾けるのかなぁ?という疑問に答を出したかったからです。それが今日レッスンの時にたまたま成り行きで肩当てを外したまま弾いたのに、とてもしっくり楽器が持てたのです。夜になって復習してみたのですが、私の場合は3つのファクター(鎖骨に載せる位置、楽器の向き、肩に触れる楽器の範囲)をきちんとすれば良いことが分かりました。でもこの持ち方はレッスンで生徒に説明してやらせてみても、一番肝心なところほど伝わりません。
基本的な部分ほど無意識に身体が動いてしまうので、
自分のやっていることを見直すのが難しいのです。それに皆体格も筋力も違います。でも何とかこれを分かってもらいたいです。要はあごで挟まないで、包むように持てれば良いのですが。でもコツは自分で見つけるしかありません。(ですから生徒がそれに気がつくように持っていくのがレッスンのポイントです。)
少し話は脱線しますが、私は曲を覚える時に音だけを覚えようとするのは良くないと思っています。ヴァイオリンは左手で音程をとり、右手で弓を動かして音を出します。ですから曲を覚える時に、楽器も弓も持たずに頭の中でハミングしながら弾く格好をして、左手と右手の動きを丸ごと覚えるようにしています。これが出来ると曲のそれぞれの部分の身体の動きが頭に入ります。そうなればしめたものです。
このイメージトレーニングがよくできた曲は今でも覚えていますが、適当に済ませた曲は今となっては細部のフィンガリングやボーイングは「?」。そうなると曲のつながりもあやふや、暗譜もあやふやとなるわけです......
もっと良い方法があるのかなぁ?あったらぜひ教えて下さい。 |