6.9
A定期の本番初日でした。サルタン皇帝はあまり弾かれませんが、楽しい曲です。チャイコフスキーは多くのロシア人指揮者のアプローチとかなり違う独特なものでした。会場の反応も皆さんとても喜んでいらっしゃいました。
今回は細いA線で弾く初めての定期ですが、想像以上に良かったでした。4つの弦すべてを太くすると、力んだ音になってしまいます。。でもA線を少し細くして張りの強さを発散してやると、バランス良く鳴るようになります。ただそれぞれの楽器によって張りの強さは違うので、誰にでも通用するわけではないでしょう。皆さんそれぞれにご自分の楽器で試して下さい。(ガット弦の場合、ゲージをどうするかによって感触はものすごく変わります。)
と同時に、今まで楽器を持つのにハンカチを使っていたのですが、音質と持ちやすさの両面から、ハンカチはやめました。ハンカチも材質、折り方によって感触がかなり違います。これも色々試すと面白いです。
朝から雨が降っていて、いつも進行方向右手に見えるスカイツリーは雲の中、その姿を拝むことは出来ませんでした。晴れていると帰りに両国の分岐の手前でスカイツリーが正面に見えるのですが、今日は知らないうちに通り過ぎてしまいました。多分見えていなかったと思うのですが.......?
今日は色々なことをしようと思ってMacBook Proを持って行ったのですが、栄子先生に薦められた本を読み始めたら面白くて、ゲネプロと本番の間に1冊読んでしまいました。おかげで有意義に空き時間を過ごせました。 |