1.14
昼下がりの午後3時からの本番というのは鬼門です。普段午後3時は、ゲネプロと本番の間か練習が終わる時。要するに集中が切れる時間帯なのです。今日も色々思いもかけぬ事故がありました。でも前半は盛り上がる曲、そして後半はチェコの雰囲気をじっくり聞かせる、というとても楽しいプロで、演奏のノリはとても良かったです。
ドヴォルザークの6番とブラームスの2番の似ている点ですが、1楽章がD-Durで3/4拍子、そして牧歌的なメロディー、更にフィナーレが p (ピアノ)でスタートすることなどです。でも3楽章スケルツォ(フリアント)はまさにチェコの舞曲。ブラームスへの敬意とチェコの血が織りまざった名曲で、もっと演奏されて良い曲ですね!尤も良い指揮者に恵まれないといけませんが........
エリシュカさんは2008年に札響の首席客演になられたそうですが、それを反映してか今回のヤナーチェックの譜面には札響の印が押されていました。
来週からはB定期、オペラシティのNTT東日本の演奏会、A定期とスラットキンさんの指揮が続きます。次のB定期はロッシーニの「泥棒かささぎ」序曲、ルトスワフスキのチェロ協奏曲、ショスタコーヴィッチの交響曲第10番という難物です。
昨日ゲネプロの時に、「今日は昼過ぎに代々木公園でデモがあるので、早めに来るように!」とのお達しが出ました。ところが途中は渋滞していないしデモもまだ始まっていなかったので、アッという間に着いてしまいました。
お昼を食べて楽屋に入ったら、急に眠くなり、15分ほど寝ました。でも昼寝はこれ位がちょうど良いようで、これ以上寝るとかえってだるくなってしまいます。おかげで本番の時はとても快調でした。
本番のあと交通情報を見たら、両国までしっかり渋滞していたので、錦糸町まで下で行きました。代々木か外苑からだと800円、環状線からだと700円、錦糸町からだと500円、渋滞するくらいなら下を走って空いた所だけ高速に乗るのが正解でしょう。(行きは空いていたので、代々木まで行ってしまいました。)
私は普段手袋はしないのですが、昨日今日ととても寒いのでしてみました。これが思いの外の効果がありました。手袋といいDampitといい、防寒(防乾かな?)対策をもっときちんとするべきでした。 |