昭義のひとりごと2010年11月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。

生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2010.10.17)必ずご覧下さい。

栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。
根津理恵子の ポーランド通信第17回がアップされました。 こちらからどうぞ!


11.30

 いよいよ明日からデュトワ先生の12月の定期の練習が始まります。最初のA定期は、ショパンのピアノ協奏曲第1番、ストラヴィンスキーの「ウグイスの歌」、ドビュッシーの「海」というプロです。ショパンのソリストは今年の第16回ショパンコンクールの優勝者ユリアンナ・アヴデーエワさんです。

 我が家の模様替えもいよいよ佳境に入ってきました。私のレッスン室も基本的なレイアウトはばっちり決まりました。今までプリンタとコピー器に占領されていたこの部屋も、机の位置を隅に持っていった事によって、雰囲気もやっと落ち着きました。この後屋根裏のベッドを寝室に移せば、屋根裏部屋にもスペースが出来ます。やっとステレオの場所が出来ます。

 この前iPadとMacBookのiCalを連携させるToDoを導入してから、気がついた時にすぐにToDoに用件を書くと、アラームが何回もそれを思い出させてくれます。ですからやり残しが激減しました。データは手帳の比ではないくらいの分量を入れておけますから、ヒョッとすると手帳から完全にiPadに移行するかもしれません。


11.27

 離れの改修工事に備えて、家全体の大掃除&模様替えに取り掛かっています。夕食後レッスン室に置いてあった真空管を屋根裏部屋のタンスの中に入れました。先を考えると今出来るだけ管の予備を備えておかないと心配です。今一番怖いのはKT66です。大橋さんのおかげでGECのKT66を使えていますが、もしこれに何かあるともともと付いてきたGoldenDragonのKT66しかありませんから。
 私が小さい時は父が作った2A3のアンプでレコードを聴いていました。スピーカーも父の自作でした。父は私と違って本当の意味での自作派でした。トランスも自分で巻いたそうです。そろそろ90になる今となっては、さすがにこの趣味からは手を引いています。

 今はこの部屋に我が家で最強のiMac20"を置いています。普段は13"のMacBook Proの小さい画面を覗き込んでいますが、このiMacの大きいディスプレーはとても目に楽です。出先でも作業する事を考えると、どこにあるデータが最新版か分からなくなる心配があるので、目を酷使する作業ほどMacBookでやらざるを得ません。でも会計の帳簿などの細かい事をする時にこのiMacを使うととても楽です。そういえば今のMacにはテンキー付のワイヤレス・キーボードがありません。前のiMacの時に手に入れたテンキー付のキーボードを今でも大事に使っています。Appleさん、是非テンキー付のワイヤレス・キーボードを再度出して下さい。仕事に使うには必需品です。
 Apple Storeで見ると27"でもそれほど大きく見えませんが、家に置くと20"でも置き場所に困ります。

 今日は月例の用事で東陽町のイースト21に出かけました。昨日は江戸川を渡るだけで20〜30分かかったのに、今日は同じ時間で目的地に着いてしまいました。江戸川を渡る時からスカイツリーが見えますが、江戸川を渡る時はかなり右よりの方角に見えています。でもしばらく走って行くと一之江の辺りでは進行方向の少し右に見えます。そして小松川に来ると正面に見えます。
 雲が低く垂れ込めている時など、今の高さでも途中から雲の中です。でき上がったら下と上では天気が違う、という事もありそうです。


11.26

 このホームページのサーバーが変わった事によって、今不具合が出ています。色々なところにある"HomePageへ"とかをクリックしてもトップページに戻れなくなっています。原因はページの名前にありますが、リンクを全て書き直すのは大変なので、どうしたら良いのかは来週になってPathインターネットに聞かないと分かりません。今朝ページを見ていてこの事に初めて気がつきました。

 その後用事で9時頃出かけましたが、市川インターから江戸川を渡るくらいまで事故渋滞でぎっしり詰まっていて、それを抜けるだけで20分位かかってしまいました。その先錦糸町から渋滞という情報は知っていましたが、市川が混んでいたので錦糸町から空くだろうとそのまま降りませんでした。そうしたらこちらも大渋滞、10分位余計にかかってしまいました。都合30分の遅刻と相成りました。帰りは割と順調に帰れましたが、最近首都高で事故による渋滞がとても多いです。

 そして家に戻って、製本器で12月の定期の楽譜を本にしようとしたら、リングの通る穴の位置が少しズレていて、上手くページがめくれません。前はキレイに出来たのにと思いながら色々見ていたら、リングの通る穴の位置を決めるつまみがズレていました。1階から屋根裏に運んだだけなのですが、その時に触ってしまったようでした。こちらも原因が分かって製本し直すのに1時間位かかってしまいました。

 今日はこのように全てがうまく行かない1日で、とても疲れました。それを癒すべく新しいレッスン室のLS5/9を聴きながらひとりごとを書いています。明日は全てがうまく行きますように...........


11.25

 レッスンの合間をぬって昨日届いたSV-4+LS5/9の音を再度聴きました。今日は感じるところがあって、LS5/9の下に黒檀の角材を入れて再度聴いてみました。4cm角の立方体と5cm角の厚さ1.5cmの角材の2種類を聴いてみました。新しいレッスン室で聴くと、真鍮+ステンと黒檀の角材は良い勝負です。4cmの立方体と1.5cm厚の板は、4cmの立方体の方が良かったでした。面白かったのは黒檀の4cm立方の角材を入れた時が一番音量が大きかった事です。部屋、組み合わせるスピーカーによってどれが良いかは微妙に変わるようで、どんな場合もこれが良いというほど簡単な事ではないようです。しばらく同じもので聞き込んでみないと本当のところは分からないのでしょう。
 実際の使い勝手についての大きな問題は、真鍮+ステンインシュレーターは安定しない事です。生徒が入ってくるレッスン室では、ちょっとした事で生徒がスピーカーに触れても動かないで欲しいです。ですから黒檀の音も良いところがあるのだったら、それを出来るだけ活かすようなセッティングを工夫すれば良いわけです。しばらくは悪戦苦闘が続きそうです。
 こういうアクセサリーも替えると音は見事に変わります。でもそれに入れ込むのはあまり意味があるとは思えないので、使い勝手の良いもので一番良い状態に追い込むのがベストでしょう。

 そして今まで新しいレッスン室の主役だったSV-501 SEとAutograph miniを屋根裏部屋に持って行きました。ここを整理してここでも聴けるようにしようと思っています。それにしても急遽決まった家中の模様替えの規模はとても大きく大変です。

 そんなことをしてから、4時半にサントリーホールに向けて出発しました。昨日は車をアークヒルズの駐車場に止めましたが、今日は近くのホテルに止めました。ホテルからホールまでは徒歩で5分位の距離ですが、帰りは雨に降られてしまいました。
 今日の本番も印象は昨日とほとんど変わりありませんでした。私自身は今日は空回りの1日でした。弾こうと思うと弓が逆だったり、本当に調子の狂う事が多かったです。

 ひとりごとを書いてから、もう一度LS5/9の音を聴いてみました。今回音の焦点が聴いているところに合うように内振りさせていたのですが、私の好みの音にはなりません。そこで内振りをなくしてスピーカーを正面に向けてみましたら、これが私の求める音でした。これは私の求める音によるものですから、他の方の参考にはならないかもしれません。でも私にとっては音の軸は平行か、内側に向いていても部屋の更に後ろで軸が交わるくらいが良いようです。今まで意識した事はなかったのですが、家のスピーカーは全て音の軸は平行かわずかに内振りくらいです。ここら辺の響きの調整は持ち主の音に対する好みがすごく影響します。しばらくこれで聞き込んでみます。


11.24

 今日はB定期の本番初日でした。今回のメインプロ、シューマンの2番は私にとっては入団してすぐミハエル・ギーレンさんの指揮で弾いた思い出の曲です。その時以来何回かこの曲を弾いていますが、一番覚えているのがこの時の演奏です。終演時の楽屋がいつもと違って皆無口でした。

 iPadをかってSoftBankのWiFiスポットを2年間使えるようになりました。今日アークヒルズのスターバックスでそのWiFiスポットを使ってみました。快適なスピードでブラウジングも出来、良い感触でした。とても楽しくて、コーヒー1杯で1時間以上居座ってしまいました。
 いつも朝食をここで食べてレシートをもらうと、同日中はもう1回だけ1杯100円でコーヒーを飲めます。いつも3時過ぎにここに来て甘いものと一緒にコーヒーを飲んでいます。ただ同じ事を考える人が多く、都合の良い所を探すのはなかなか難しいです。今日は良い所がふさがっていたので、楽屋で昼寝をしてから4時過ぎに行きました。


11.23

 今日は休日、両国で少し渋滞していただけで、とても順調に練習所に着けました。普段ならもう何台も車が来ている時刻なのに、練習所にはまだほとんど人がいませんでした。1楽章から順に練習して、私は昼過ぎには出番は終わりました。

 そして家に戻って、1階の私の新しいレッスン室の模様替えをしました。ステレオのセットを入口から遠い方にセットし直しました。今度の部屋でスピーカーを長辺に置こうと色々と知恵を絞ったのですが、家具との関係でどうしても短辺の方にしか置けませんでした。そして色々なものを片付けたら、とても響くようになりました。皮革製の応接セットを離れから持ってくる予定なので、それでかなり緩和されるでしょう。更にカーテンや絨緞で少し音を吸わせた方が良いかもしれません。
 先月末にサンバレーに伺った時に持って行ったSV-4は、ノイズは出なかったそうです。近くの機器からノイズを引いていたのでしょう。明日戻ってきたら早速RogersのLS5/9と組み合わせて聴いてみます。


11.22

 今日からは今週のB定期の練習です。シューマンの2番は今まで経験した中で一番独創的な、私などとても理解出来ない世界でした。

 昨日書いたMac上のiCalとiPad上のカレンダーとToDo for iPadの連携のおかげで、外ではiPadだけでスケジュール管理が充分出来ます。今日も思いついたことをMacのiCalにどんどん書き込んでおいて、練習所ではiPadを見ながらその用件をこなしていけました。

 昨日の夜ひとりごとをアップしたつもりでいたのですが、朝何気なくひとりごとを見たら20日の分までしか載っていません。慌ててアップロードしたのが出かける直前の午前7時でした。


11.21

 iPadについて今まで不満に思っていたのが2点、手書きメモがキレイに書けないこととiCalのToDo項目がiPadと同期出来ないことでした。それが昨日の夜色々やっていて両方とも解決しました。
 手書きメモについてはFastFingaが、ToDoについてはToDo for iPadが救世主です。
 FastFingaは入力するエリアが下に出てそこに手書きすると、上の本文の部分にちょうど良い大きさに表示されるのです。iPadのディスプレーはとても滑らかなので、紙に鉛筆で書くよりスムーズに書けます。これなら例えば会議中のメモなどとても楽でしょう。
 そしてiPadとMacBook上でToDo項目を同期させられるAppがToDo for iPadです。これとMac上のiCalのToDoがAppigo Syncを使うとリアルタイムに同期出来ます。Appigo SyncはiPod touchとも同期出来ます。この2つが解決して、iPadでスケジュール管理が思ったように出来るようになり、メモも手帳に書くのと同じ感覚でとれるようになりました。後の問題はPDF書類へのメモの追記がキレイに出来るかと、プリントがどこまで出来るのかです。追記についてはFastFingaのような書き方ができるようになって欲しいですし、プリントはiOS4.2に期待します。

 iPadの画面に手書きで思いつくままに書いたのが上の写真ですが、iPadのディスプレーにこれ位の細かさで書き込みができるのはとてもうれしいです。見てお分かりのように線の太さは3段階、文字の色は4種類使えます。色については色をダブルクリックするとスライダーが出てきて、文字の入力中にスライダーを動かせば色は無制限に使えるのかもしれません。
 Appigo SyncはiPadの方からMacに同期させるには、iPadの指定する4桁のパスコードをMacのAppigo Syncに入力すれば良いのです。そうするとiPadでToDoを書き込むとMacのiCalのToDoに同じ項目が現れます。iPadを仕事に使われる方には、この2つのAppsは必需品でしょう。


11.20

 今朝昨日の演奏会をお聴きになられた方からのメールがあり、

初日の復活とても良かったです。
5楽章後半あたりからずっと演奏が終わって欲しくないと
感じていました。
醒めた感じの印象があったとのことですが、
最後の伸ばしが当方の予想よりも思いのほか短かかったので
意外に感じた分だけいつもよりワンテンポ拍手が遅くなりました。
周りの拍手もいつも以上に大きかったので
醒めていたわけではないと思います。

 という感想をいただきました。客席では私が思ったように聞こえたわけではなかった事にホッとしました。ところがホールに着いてお昼を食べた時に同席したメンバーの方と昨日の演奏会の話になったら、その方も「昨日の演奏会、醒めてたよね。」と言われていました。お客様の印象もこの壮大さが良いという人と、大げさ過ぎるという人の2つに割れるのではないかと思います。
 今まで弾いてきた復活の中では一番自己主張が強く、譜面に指示されているのとはいささか異なる独特な表現です。来週のシューマンの2番などどうなるのでしょう。楽しみです。

 その本番が終わった後、錦糸町のすみだトリフォニーへお茶の水管弦楽団の演奏会を聴きに行きました。ここはN響では演奏会より録音で行く事が多いです。私がホールに着いたのは開演30分前だったのですが、既にお客さんがたくさんいらっしゃっていて1階はかなり混んでいました。そこで3階のバルコニー席に行きましたが、ここで聴く音は低弦の音があまり聞こえず、下の階の方が良かったかもしれません。このオーケストラはとてもよくトレーニングされていて、なかなかよくまとまった響きで、普段あまり聴くことのないグラズノフの「四季」抜粋もとても楽しめました。

 家に戻ってから持っている真空管を整理しました。安いMT管と同時に、WE、Mullard、Telefunkenの貴重な管が結構な数あります。何といっても6BM8と6DJ8がたくさんあります。今心配なのはGEC KT66とRCA 42です。どちらも一応音を出すための予備は持っていますが、本家の管は今ではまず手に入らないからです。
 この前サンバレーにお邪魔した時に、以前からノイズを出すようになったSV-4を持って行きました。ところがサンバレーではそのノイズが出ないそうです。我が家では右チャンネルが電源を入れるとすぐにノイズが出ます。今度の模様替えで置く場所を替えたら、ノイズは出なくなるかもしれません。今の心積もりでは、SV-4+Rogers LS5/9を小さい方のレッスン室に移そうと思っています。でもAutograph miniと比較して聴いてみないと、何とも言えません。模様替えのもう1つの悩みは、小さいレッスン室か屋根裏部屋のどちらにアナログプレーヤーREGAのPlannar25を置くかです。家中の模様替えができたら、その成果をご紹介します。お楽しみに........


11.19

 今日は復活の本番初日でした。本番が終わっての会場の反応は、何かワンクッションをおいているような妙な感じでした。弾いている時に予想したより、1段階醒めた感じだったからです。全体の集中力などなかなか良かったと感じたのに.........明日はどうなるのでしょう?
 明日はN響の本番の後、すみだトリフォニーへ生徒が出演するお茶の水女子大の管弦楽団の定期を聴きに行きます。ワグナー/ニュルンベルクのマイスタージンガー、グラズノフ/バレー音楽「四季」より抜粋、ブラームス/交響曲第1番というプロで、指揮は河地良智さんです。

 今日は朝から渋滞に悩まされました。錦糸町で下に降りたまでは良かったのですが、下も妙に混んでいて思ったよりはるかに時間がかかりました。ホールに着いたのが遅かったので、今日は朝食はホールの自動販売機で済ませました。

 ゲネプロの後Apple Storeに行って手書きに使えるペンがないか聞いたのですが、不発に終わりました。前にiPod touch用に手書きのペンを買ったのですが、指で書くのと同じ位の太さにしかならず、ガッカリしました。それをiPadに使ってみたのですが、やはり思ったような太さにはなりませんでした。Apple Storeの会計の時に使う手書きのペンが手に入ればと思って聞いたのですが、一般人の手には入らないようです。
 iPadを使い始めて1週間が経ちました。システム手帳はリフィルを入れればどんどん重くなりますが、iPadはいくらデータを入れても重さは変わりません。そして電子化出来るデータが全て入ってしまうので、これ一本に絞っても良いかな?と思いかけています。


11.18

 昨日の夜新しいサーバーにログインしようとしたのですが、拒否されてしまいました。寝る直前に試しにもう1度やったらログイン出来ました。でも早く寝ないと練習がきついので、昨日はひとりごとはパスしました。

 マーラーの復活は久し振りです。シュテンツさんはすごく拘りがあるようで、ちょっと進むと、前に戻って細かく注文を出されます。今回は対向配置である事もあって、私の所で聴いているとパートの中でも前と後ろではズレがあります。シュテンツさんの棒に慣れていないので、まだ独特な動きに惑わされています。いつもの事ながらゲネプロ本番と進めば、自然に収まる所に収まっていくでしょう。

 家の模様替えの骨格が決まらなかったので、どこからどう手を出せば良いのか分からなかったのですが、おとといその骨格が急に見えてきました。今まで自分が動かずに全てをこなそうとしてきたのですが、そのおかげでリビングが物置になっていました。でも屋根裏部屋を私の作業部屋にする事にしたら、家中が急に片付いてきました。今までは例えばアンプを作ろうとすると、レッスンがない日に一気に作らないといけませんでした。でもこういう部屋があれば、作りかけのまま放っておいてもリビングやレッスンに影響がないので、とても助かります。そしてレッスン室が事務所のように見えないのもうれしいです。
 昨日は家に戻ってから、1階にあったプリンタを3階に、コピー器を2階に持ち上げました。さすがに32kg位あるプリンタを持ち上げるのは大変でした。
 そしてプリンタとコピー器のなくなった1階レッスン室でAutograph miniの音を聴いたら、すごくスッキリと聞こえました。今までスピーカーの高さまでコピー器やプリンタがあったために、響きがそれらに邪魔されていたのでしょう。
 今まで1階の奥のレッスン室にDevonとLS5/9を置いてきましたが、ここにピアノを2台入れるのでスピーカーは1台しか置けなくなりました。もともとこの部屋にはSV-310+SV-91Bを置く棚があるので、ここにはDevonの方を置きます。そしてLS5/9とAutograph miniのどちらかを玄関脇のレッスン室に置きます。そして残りを屋根裏に置こうと思っています。


11.15

 明日の夕方からあさっての夕方にかけて、このホームページのサーバーが変わります。その間ひとりごとを更新すると、新旧どちらのサーバーにアクセスするかによって見え方が変わるそうです。そこで明日のひとりごとはお休みして、あさって再開いたします。
 明日からはマルクス・シュテンツさん指揮の「復活」の練習が始まります。初日の様子をぜひ書きたいのですが、上に書いたような事情で、あさってまでお預けです。

 昨日今日と現状のままでiPadからプリントをしようと色々やってみましたが、どのAppsを使ってもうまく行きませんでした。プリント出来ても途中で切れてしまったり、プリントしたい書類を選べなかったりで、どれも中途半端でした。OS自体がプリントに対応するiOS4.2を待つしかないようです。
 それにしてもiPadの処理能力はすごいです。しばらくは手帳と平行して使ってみますが、そのうちiPadに全部移行するかもしれません。iPad上のスケジュールとToDoのデータをMacの上で管理出来るようになれば、バックアップに気を遣わなくて良くなります。それにPalmやiPod touchでは狭かった表示領域が9.5インチ位になっているので、Web上のデータもそのままEvernoteで取り込めます。本当の意味で手帳の替わりができるようになりました。バレーボールの中継などを見ていると、iPadらしい物を手にしている様子がよく出てきます。何といってもバッテリーの持ちがとても良いのに驚きました。すごい時代になったものです。


11.12

 昨日書いたiPadに取り込んだ譜面の例をご紹介します。

 左の写真はオリジナルの譜面とiPadの大きさの比較です。右はiPadに映った譜面です。この譜面は全体で7ページで、PDFにした物の容量は6.5MBです。1ページが大体1.2〜1.3MB位になっています。つまり1GBで770ページが保存できる勘定になります。20GBを楽譜の保存用に使うと、15,000ページ以上保存できます。バインダーだと100ページもコピーすると一杯になってしまいますが、iPadは何ページ入れても厚さは増えません。
 楽譜をスキャンしてiPadに取り込むのは難しくはありません。でも手間はかなりかかります。写真で取り上げた楽譜も、アルバム全体ともなるとかなり大変でしょう。この方法なら同じ曲の違う版をいくつでも持ち歩けます。GoodReaderを使うと、この譜面に手書きのノートを付ける事が出来ます。そしてiOS4になると、AirPrint(ネットワーク上のプリンタでプリントをする事)が出来るようです。(iOS4は今月中に出るそうです。)


11.11

 今日夕方に車検が終わった525iが戻ってきました。代車の116iは結局月曜日に大崎+練習所に行った時しか乗りませんでした。そしてディーラーからの帰りに自分の車に乗って、ホッとしました。今回バッテリーは交換しませんでしたが(バッテリーの容量はまだ93%位あるそうです。)、最近のバッテリーはあるところから急激に劣化するそうなので、要注意です。BMWの場合バッテリーが劣化すると、走行以外の部分に電気を送らなくなるそうで、時計がリセットされたり、ラジオの調子がおかしくなるようだとそれがバッテリーダウンの症状だそうです。バッテリーの寿命は平均では4〜5年だそうですが、中には12年も持つ場合もあるそうです。私の場合今年の夏はスリッパの病院通い、10月は3回の演奏旅行と例年よりはるかに走っているので、バッテリーだけでなく車の調子はとても良く、とても身軽に動いています。

 今N響はプレヴィン先生で来年のアメリカ旅行と同じプロで(メンバーも同じです。)A定期を練習しています。私はN響ではニューヨークで2度(国連とカーネギーホール)の演奏旅行に行った事はありますが、1999年(アン・アーバー、シカゴ、ニューヨーク、ボストン)と2006年(ロサンゼルス、サンフランシスコ、フィラデルフィア、ニューブランズヴィック、ボストン、パーチェス、ニューヨーク)はどちらも行っていません。来年はワシントン、モントリオール、パーチェス、ニューヨークの4ヶ所のようです。

 実は先週の土曜日にゲネプロと本番の間に渋谷のAppleStoreに行って、iPad(WiFiモデル)64GBを買いました。譜面をPDF化したデータとCDを取り込んだデータ、レッスン記録を1つにまとめておけるのに魅力を感じたからです。キャノンのMP960はスキャンしたデータをPDFで保存する機能を持っているので、早速それを使って譜面を3曲、それから雑誌の一部を取り込んでみました。これについてはまた日を改めてご紹介します。


11.9

 結局My 525iは車検を受ける事になりました。昨日車をディーラーに入れましたが、その後担当のセールスさんが新型の523iに試乗させて下さいました。スペック上は204HPと今(217HP)よりダウンしていますが、ATが8速になった事もありパワーダウンは全然感じません。日本の交通事情からいうと新5シリーズの本命は523iでしょう。トルクの余裕が欲しければ528iでしょうが、普通に乗るのなら523iで充分です。535や550は日本では宝の持ち腐れでしょう。試乗した感じではサイズアップの影響は性能的にも視覚的にもほとんど感じません。
 車検の時の代車は116iですが、今日これに乗りました。途中で強い横風を受け、ホイールベースが短いせいか思ったより風の影響を強く受けました。525iなら少々の風でも進路を乱される事はありませんが、今日は本気でハンドルを握らされました。523が代車だったら気持ちも揺らいだかもしれませんが、今回は迷いも起きませんでした。木曜日の夜にMy Carは戻ってきます。
 先月いわき+郡山+名古屋の往復で1500km以上走っていますから、今回の車検ではバッテリーは交換せず、最低限必要な事だけをする事にしました。この次の車検の時にはそろそろ次を考えないといけないかもしれません。まあ少なくとも1度目のマイナーチェンジ後の車の方が落ち着いているでしょう。


11.7

 今日は大阪のNHKホールでの演奏会、お昼に品川を出て大阪に向かいました。今日は車中でやりたい事があったので、いつも必ず確かめる富士山は知らない内に通り過ぎてしまいました。
 16:30からSitz Probeがあり、プレヴィン先生が突然3番の1楽章の繰り返しをしない、と仰りました。私のところでは声が小さくて細かい事は聞こえませんでした。いつも通り本番が重なるとオーケストラのペースになり、今日は段々いつものN響のペースになっていました。というのはずっと音量をセーブしていたのが、今日は昨日よりも音が出ていましたし、テンポもそれほどゆっくりではありませんでした。でも要所の発音などはしっかりコントロールされていて、音は出ていても汚くはなっていませんでした。
 来週はA定期、プロコフィエフの5番がメインです。来年3月のN響のアメリカ公演のプロと基本的には同じです。

 今日初めて新幹線の700系のインターネット接続サービスを使いましたが、なかなか高速で気持ち良く使えました。最初はやり方を間違えて、「LOGINが拒否されました」というメッセージが出ましたが、よく説明書を読んでやり直したら接続できました。
 会場の大阪のNHKホールで、Y山さんのE-MobileのPocketWiFiを借してもらって試してみました。外でWiFiネットワークに接続できない時に、これはとても役に立ちそうです。モバイルルーターも色々なところから出ていますが、どれが良いかは微妙なところです。MacBook ProとiPadの同時使用などを考えると、今のUSBタイプではなく、モバイルルーターの方が良いでしょう。


11.6

 今日の演奏はまさにプレヴィン先生そのものという感じの、余計な緊張を強いないゆったりとした演奏でした。テンポは練習の時より前向きでした。昨日書いたQuasi attaccaのものすごい緊張感とはまるで別世界のゆったりとしたブラームスで、これはこれでゆっくり楽しめたと思います。明日は大阪のNHKホールでの演奏会です。昼頃の新幹線で大阪に向かいます。

 今日は行楽日和で、朝から首都高は混んでいました。いつも通り錦糸町で下に降りたら、とても順調に走れました。普段はあまり使えない裏道も、土日は空いているので無理して首都高を走る必要は全然ありません。今日も錦糸町から竹橋まで40分と出ていましたが、それだけあれば充分錦糸町からホールまで行けます。(ナビも下に降りるように指示してきました。)

 ゲネプロが終わってから来年のリフィルを東急ハンズに買いに行きました。私が気に入っているメーカーのリフィルが見つからず、LOFTにも行ってみましたが、やはりありませんでした。仕方なく違うリフィルを買いました。その後iPad、MacBook Air11"と続々新製品が出ているApple Storeに行きました。私がiPadを見ていたら、今回エキストラでご出演の先輩Y本さんがいらっしゃいました。Y本さんはMacBook Airを見に来られたようです。Y本さんは私と同じ時期にMacを始められたのですが、しばらくしたらWindowsに移られてしまいました。


11.5

 今日は4番3番の順にほぼゲネプロのように通して弾きました。私たちの年代はその昔ドイツ系の指揮者で何度もブラームスの交響曲を弾いてきているので、4番というとサヴァリッシュ先生の指揮で全楽章ほぼ切れ目なし(Quasi attacca)で弾いた事などが鮮明に記憶に残っています。サンティ先生やプレヴィン先生のように、ドイツ系指揮者とは一味違うベートーヴェンやブラームスも面白いのですが、生粋のドイツ系指揮者でドイツ物をもう一度弾いてみたいです。
 とはいってもサヴァリッシュ先生が4番をQuasi attaccaで振られた時には、すごくきつくて抵抗を感じました。でも今から思うと、この緊張感が懐かしいです。でも人間あまのじゃくですから何年か後にまたQuasi attaccaで弾かされたら、今回のプレヴィン先生を懐かしく感じるのでしょう。
 明日はいよいよNHK音楽祭の本番です。NHKホールでどのように響くのかとても楽しみです。

 今日家に戻ってから、1階の小さい方のレッスン室の模様替えをしました。今まで色々のものが入っていたのを片付けたら、思った以上の広さがあり驚きました。
 これから寒い季節になるので、絨毯を部屋の中央に敷いてここにあるAutograph miniのシステムの音を聴いたら、音があまり前に出てきません。絨毯を半分位に畳んでみたら、ちょうど良い感じです。これから時間をかけて響きを調整していかないといけないようです。大きい方のレッスン室にはピアノを2台入れるので、ここにスピーカーを2セット入れるのは無理なので、RogersのLS5/9を移さないといけません。Rogersの上にAutograoh miniを載せようと思っています。


11.4

 今日は3番、昨日こちらの方が難しいと言われた通り、こちらの方により時間をかけて練習しました。4番でもそう感じましたが、3番も普段よく弾かれる感じより2まわり位ゆったりと構えています。そして全体に音をセーブして細かくコントロールされています。とても渋い感じのブラームスになると思います。今日は午前中に一応通して練習して、午後から全曲を通して弾きました。明日は2曲を通して弾く、と先生は仰っていました。
 そしてあさって土曜日に渋谷の、日曜日に大阪のNHKホールで演奏します。

 今我が家は家中の模様替えにとりかかっています。何年も使っていないものをすべて捨てているので、家の中が順調に片付いています。この模様替えでステレオも組み換える事になりました。まだどこにどのスピーカーを置くかイメージが固まっていませんが、これによってステレオの音も再度追い込まないといけなくなりました。


11.3

 今日からプレヴィン先生のブラームスの練習が始まりました。今日は1日、というか午前中に4番を練習しました。さすがにプレヴィン先生、特別に変わった事をするわけではないので、的確にアッという間にまとまっていきました。明日は3番を練習する予定です。

 今朝は首都高は両国までほとんど渋滞していなかったので、とても順調に走れました。帰りは湾岸に回ったのですが、こちらも車の数は少なかったでした。

 iPadはメールやホームページを見たり、ファイルのブラウザとしては良いかもしれませんが、ソフトを使って作業をするにはいささか非力です。そういう意味では新しい11インチのMacBook Airの方が使いやすいでしょう。iPadとMacだとデータのやり取りに色々制限がありますが、MacBook Airならその心配はありません。ただMacBook AirだとiPadのように縦長に置いて表示させられないのは、楽譜を見るという用途から言うと使いにくいです。まあ譜面台に置いて使うにはiPadは小さ過ぎます。譜面台に置いて使うには少なくともA4の大きさがないといけません。
 表示領域の問題やSuperDriveを持って行く事などを考えると、結局13インチのMacBook Proがベストの選択です。


11.2

 明日からは週末のNHK音楽祭の練習が始まります。土曜日は渋谷のNHKホールで、日曜日は大阪のNHKホールで演奏会があります。ブラームスの3番と4番というプロで、指揮はプレヴィン先生です。
 その後A定期もプレヴィン先生が振られます。プロは武満/グリーン、ガーシュイン/ピアノ協奏曲へ調(ピアノ:プレヴィン先生)、プロコフィエフ/交響曲第5番です。これは私はお休みです。その後のC定期とB定期はマルクス・シュテンツさん指揮になります。C定期はマーラーの「復活」、B定期はブラームス/ヴァイオリン協奏曲、シューマンの交響曲第2番です。こちらは出演します。


11.1

 早いもので今日から11月、今年もあと2月になってしまいました。

 結婚当初我孫子に住んでいた頃、近くの歯科で奥歯を抜いたあと、ずっとそのまま放ってありました。でも義歯を入れた方が良いと言われ、夏からその処置を始め、今日やっと入りました。今まで歯が1本位なくても大したことはないだろうと思っていましたが、実際に入ってみるとずいぶん感じが違います。鏡を見た時に顔が左右対称でないのがずっと気になっていましたが、やっと普通になりました。そしてこれだけの事でも、楽器を持ってみると感触が全然違います。
 留学して新しい先生についたら、「まず歯を治しなさい!」と言われた、という話を聞いた事がありますが、たしかに歯の影響はとても大きいです。もっと早く治しておけば良かった!

 先月1月で遠出だけで800km以上走ったので5年落ちのMy525i、とても調子が良いです。先週末の名古屋往復は混雑した東名を走ったので、あまり一定のペースで走れず、結局リッター11km位しか走れませんでした。来週の初めには2回目の車検を迎えます。そろそろ80000km近く走っていますから、色々な所に手を入れないといけないでしょう。例えばバッテリー、この5年間1度もトラブルを起こしていませんが、さすがにそろそろ交換しないといけないでしょう。メインテナンスは小まめにやり、調子がおかしいと必ず診てもらっているので、今まで大きなトラブルはありません。
 私は根っからのBMW党のようで、色々試乗してもやはりBMWが一番ピンときます。前の車の時は名古屋に行く時など、途中で2回は休んだものでした。でもBMWになってからは1回の休憩で行けます。今回行きは富士川のSAで、帰りは愛鷹PAで休みました。もう1つ長距離運転を楽にしてくれるのがクルーズコントロールです。横から遅いトラックがお出ましなったら即OFFに、そのトラックが元に戻られたらすぐに元のスピードに復帰させるのです。自分の足でアクセルをコントロールするよりは、はるかに疲れません。慣れれば前車との車間を測るAdaptiveでなくとも充分使えます。私は走っている時は半分位クルーズコントロールで走っています。とはいってもずっと同じ速度にするのではなく、車間が詰まったり開いたりすると、小まめに速度は変えています。


2002年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分 
2003年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2004年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2005年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
2006年1月分2月分3月分4月分5月分6月分7月分8月分9月分10月分11月分12月分
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