このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2010.10.17)必ずご覧下さい。 栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。 |
8.31 日本音楽財団の所有する名器を取り上げた演奏会で、セルゲイ・ハチャトリアンさんがLord Newlands、ヴェロニカ・エーベルれさんがDragonetti、藤森亮一さんがFeuermannという愛称を持つStradivariusを弾かれました。ブラームスのドッペル・コンチェルトではボリュームより弱音の美しさが際立っていました。 今日はゲネプロが14:30からだったので、午前中にもろもろの用事を済ませてから、会場のサントリーホールに向かいました。ゲネプロは16:30頃終わりましたが、本番まで2時間半というとても微妙な時間でした。いつも行くスターバックスでしばらく過ごしましたが、1時間位しか潰れませんでした。しかたなく楽屋に戻りましたが、時間は余ってしまいました。 今日で8月も終わり、次の演奏会からはまた燕尾服を着るようになります。次は4日のN響チャリティ・コンサートHOPEです。 |
8.30 ほぼ1月振りに練習所に行きました。今日はブラームスのドッペル・コンチェルト、メンデルスゾーンのスケルツォ、ヴァイオリン協奏曲、バッハのドッペル・コンチェルトの順に練習しました。私はブラームスとメンデルスゾーンのスケルツォだけが出番です。ブラームスのドッペル・コンチェルトはとても良い曲なのに、めったに演奏されません。息の合うソリストを2人そろえるのが大変なのでしょう。次のメンデルスゾーンのスケルツォは今まで弾いた覚えはありません。でもとても面白い曲です。 |
8.29私はこの前の東北旅行には出ていなかったので、31日のストラディヴァリウス・コンサートが休み明けの最初の演奏会です。先月の終わりになってやっと問題が解決したので、これからは今まで通りにN響の演奏会に出られます。Stradやdel Gesuを数多く持っていらっしゃる日本音楽財団主催の演奏会で、バッハのドッペル・コンチェルト、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、メンデルスゾーンのスケルツォ、ブラームスのドッペル・コンチェルトという名器を聴き較べられるコンサートです。 大震災の頃から今まで色々なことがあり、全然落ち着かない日々が続いていました。でも先月末に一筋の光明を見いだし、それからは毎日少しずつ前向きに進むことが出来るようになりました。今では完全に元通りとはまだ行きませんが、そう遠くないうちに元に戻れそうな手応えを感じています。 |
8.27今回のSV-23DとJB2A3は色々なことを教えてくれました。一番の収穫は私の立ち位置を教えてくれたことです。普段は好きかそうではないか?、という以上に手に入れたいかどうか?という観点で聴いています。でも今回はすぐに必要という訳ではないので、いつもよりは冷静に少し距離を置いて音が聴けました。そして私がなぜチャートの左下のアンプ群に手を出さないかがハッキリ分かりました。この左下のアンプ群は私にとても大事なことを教えてくれるのですが、最終的には私の好みは左から中央の上半分に位置するアンプだ、ということがハッキリ分かりました。とはいってもJB2A3は事情が許すなら持っていたいアンプです。時々聴いて自分の尺度をはかり直すのに最適だからです。でもこの上アンプを置く場所は残念ながらありません。 同じようなことはヴァイオリンでもありました。先月末に駒を新調してから1月間、細い弦を弾いてきました。そして弦を細くして弾くのが楽になったと思っていたのですが、この前試しに太い弦を貼ってみたら、こちらの方が音量もあるし音も明るかったのです。演奏もオーディオも物を換えて良くなったかどうかの判断は、じっくり時間をかけてしないと分からないものです。一度チョコッと換えてみただけで判断するのはとても危険です。 今年の夏休みはありがたいことに、8月も末になってとても良い経験が出来ました。 今日から世界陸上が始まりましたが、その開催地大邱(テグ)はその昔N響の演奏旅行で行ったことがあります。その時は演奏会の最中に会場に「カァ〜ン」という音が鳴り響きました。会場のエアコンのパイプが鳴ったそうですが、大邱というとどうしてもその時のことを思い出してしまいます。うろ覚えなのですが、その時はソウル→大邱→釜山で演奏会があったような.........? |
8.23しばらくJB2A3を楽しんだあと、今日久し振りに42シングルの音を聴きました。 |
私には42の方がやはりピタッと来ますが、私が持っていない面を教えてくれたJB2A3にもとても魅力を感じます。42の確保がままならなかったらJB2A3に移るのもありかなぁ?でもJB2A3の一番の魅力の部分が、最終的には自分の持ち味とは違うなと感じさせるという、何とも言いようのない複雑な心境です。 実は私が子供の頃(多分高校生くらいまで)、父が自作した2A3のアンプを聞いていました。父はトランスも自分で巻いたという筋金入りの自作派でした。ですから2A3はとても懐かしいです。 たしか私が大学生になった頃にステレオのセットを買ってもらった覚えがあります。そしてN響に入ってから、QUAD+TANNOY Devonのセットを買いました。この頃はまだオーディオの黄金期で、店頭にもとても魅力的な製品がたくさん並んでいました。ですからゲネプロと本番の間の休み時間に、今の塩とタバコの博物館のところにあったサトー無線の渋谷店に入り浸っていました。毎回違うものを聴かせてもらった覚えがあります。 当時私は4つのラインの中で悩んでいました。1つ目はTANNOYを中心とするライン、2つ目はBBCのモニターを中心とするライン、3つ目はAutographとかVITAVOXのような大きいスピーカーを中心とするライン、最後がQUADのESLを中心とするラインです。大きなコーナー型のスピーカーは置き場所がないので、いつかは欲しいなぁという夢のラインでした。そして残りの3つのラインの中からTANNOYを選んだのは、それが一番手頃だったからです。 QUADのESLもとても魅力だったのですが、これも置く場所に制限があるので、諦めました。(ESLは前面だけでなく、スピーカーの後ろの容量が大きくないと活きないのです。)残るはBBCのモニターか家庭用のTANNOYか?でした。当時RogersのLS5/9はDevonの倍位はしていたと思います。それでモニタースピーカーも諦めて、Devonを買うことにしたのです。 もっとも後に当時の渋谷店の店長さんに秋葉原でお会いして、この方からのちにStirlingと中古のRogers LS5/9を買いました。そして最初に悩んだ2つのラインは手に入れることができました。残りの2つのラインは今でも自宅には収容し切れないので、夢のまた夢です。 こういう昔を思い起こさせてくれたJB2A3ですが、まだ今の時点でどうするかは決めかねています。こうなると音だけではなく、昔の思い出までが関わってきます。悩ましくて困っています。 |
8.18しばらく前からお具合が勝れなかった店主大橋さんのご尊父のご逝去の報に接し、心よりお悔やみを申し上げます。かなり長期にわたって病院通いをされていたと思います。しばらくゆっくりされてから復帰されることを心より祈りつつお待ち申し上げます。 この前のSV-23Dの第2弾として、昨日JB2A3が届きました。大橋さんには良い悪いを超えたところで聴いて欲しいという添え書きを戴いています。 私は今までチャートの下半分のアンプに手を出したことはありませんでしたが、今回のJB2A3はチャートの左下に位置しています。今いつものシューマンの交響曲集+スラブ舞曲+マーラーの復活+理恵子のパデレフスキなどを聴いています。今回はJB2A3を単体ではなく、Stirlingの高域用として聴いています。中低域は当然SV-501 SEです。 |
8.11LS5/9を長辺置きした時の音が以前となぜこんなに違うのか思い当たらなかったのですが、昔の写真を見て気がつきました。スピーカーの下に黒御影石+防振ゴム+黒檀のブロックを置いていました。今はスタンドに真鍮+ステン・インシュレーターを載せて、その上にLS5/9を置いています。やはりスピーカーは発音体、そして部屋も発音体、その振動をしっかり床まで伝えてやらないといけません。やっと納得が行きました。 今日は生徒さんの楽器を選ぶために世田谷まで行ってきました。今週はお盆休み前の大渋滞で、今日も江戸橋まで1時間という電光掲示板の表示を見て、錦糸町で下に降りました。今日は両国の先で事故があり、その影響だったようです。 |
8.9 夕方になってLS5/9をSV-23Dでドライブしてみました。Stirlingを鳴らした時のように、LS5/9から前向きに音が出てきました。このドライブ力はシングルアンプとしては例外的な存在です。しばらくこの聴き手に向かってくる音を楽しみました。 |
8.711時からいつも通りゲネプロでした。弦楽器は前半は出番がないので、11時過ぎに着くのでも良いのですが、いつもの癖で10時過ぎにはホールに着いてしまいました。ゲネプロは本番通りの進行で進みました。 ゲネプロが終わってからお昼を食べて、渋谷のAppleStoreにiPadのスタイラスペンとiMac用のタブレットを見に行きました。どちらも物は1種類しかない上に、あまりピンと来なかったので、何も買わずに帰りました。 そのあと楽屋に戻ってちょっとだけ昼寝をするつもりだったのですが、気がついたら本番の10分前でした。楽器体験コーナーには行けないまま、本番を迎える事になってしまいました。以前のほっとコンサートでは大幅に時間オーバーしましたが、今回は普通の時間に終わりました。 |
8.6今日は明日のほっとコンサートの練習でした。ラヴェルの道化師の朝の歌、アンコール、デュカスの魔法使いの弟子、グリーグのホルベアの時代から、の順に練習しました。指揮は現田茂夫さんです。魔法使いの弟子はナレーション付きです。練習はとても要領良く進み、11時半過ぎには弦楽器の入った曲の練習は終わってしまいました。 家に帰ってから昨日の延長で、もう1度Rogersの長辺置きを聴いてみました。前に試した時には特に良さを感じなかったのですが、今回は印象が全然違います。短辺置きの時より、音が明るくて肌理が細かいです。バッハの無伴奏を聴いても今までLS5/9に持っていたイメージとは違って、気持ちが良いくらいとても細かいニュアンスまで聞き取れます。 |
8.5今日もう一度Rogersの長辺置きに挑戦してみました。 以前より気持ち後ろに下げて、内振りを少し大きくとっただけなのですが、とても気持ちよく聴けました。ソースは昨日聴いたのと同じCD群です。前は何となく中抜けに聞こえていましたが、今日はそういう気配はありません。この位置だとほとんどレッスンの邪魔にはなりませんし、ピアノの前に「お邪魔します。」という感じで置くより表現力があります。 明日はほっとコンサートの練習です。プロの半分が吹奏楽の曲なので、管打の皆さんは今日から練習ですが、弦楽器は明日、それも午前中だけの練習です。私は1月ぶりのN響です。震災の頃からずっと落ち着かなかった身の回りが、やっと落ち着きを取り戻しました。それが証拠にステレオにじっくり取り組めるようになりました。 |
8.4 朝クロネコがSV-23Dを持ってきてくれました。夕方用事から戻って早速Stirlingにつないでみましたが、色々な事を考えさせられました。 実は1階の小さいレッスン室のステレオを出窓に並べていますが、スピーカーだけ机に載せているのでスピーカーコードが部屋の入り口を横断しています。あまりに見た目が不細工なので、3階のラックを降ろしてこようと思っています。ただPlanar25の置き場が問題です。それに3階のステレオの置き場をどうするかも問題です。とはいってもこの上ラックは買いたくありません。困ったなぁ........ 夏休み前の最後の公演が今度の日曜日にあります。ミューザ川崎とNHKホールで2回公演があるはずだったのですが、大震災でミューザ川崎の天井が落ちたため7日(日)のNHKホールの公演のみになりました。このほっとコンサートは開演前と終了後にとても楽しい楽器体験コーナーがあります。開演は16:00ですが、お時間の許す方は早めにホールにいらして、体験コーナーをお楽しみ下さい。 |
8.2 新しい位置にセッティングしたDevonの音を聴いてみました。かけ始めはきつさがありますが、20〜30分経つと柔らかい音になっていきます。今までこのDevonから聞いたことのない音です。4〜5枚CDを聴きながら色々調整してみて、一応纏まりました。あとはこの状態で聴き込んでいきます。 そういえば駒を新しくした楽器の方は、この1週間というか5日間弾き込んで馴染みがついてきました。最初は新しいバランスに慣れるために恐る恐る弾いていましたが、今ではもう思い切り弾いても前の悪い癖が出なくなりました。 |
8.1今使っている42シングルの音はとても気に入っていますが、RCA42がまず手に入らないし、仮にあったとしてもとてつもなく高いでしょうから、他の方法を考えないといけなくなりました。(手元には東芝の42もありますが、RCAと並べて聴くと音質にはかなり差があります。)送信管は大体高域に特徴があるようなので、SV-23D(RCA801仕様)を聴いてみたくなりました。でもSV-23Dは中域に力のあるアンプだそうで、42とは傾向が違うようです。もし中域に力があるなら、これを中低域に使い、SV-501 SEを高域に使うという手もあるかな?と思い大橋さんに伺ってみました。すると大橋さんもお宅でSV-86Bを中低域に、VP-2500 SEを高域に使っていたのを逆にしたら、高域の空気感が一変して非常に自然なタッチになったそうです。(それにしてもツイーターにSV-86Bとはすごいですね!)我が家でも試してみる価値がありそうです。普通は繊細な響きを持つアンプを高域に使いたくなりますが、そういうものではないのかもしれません。基本的にSV-23DがStirlingと合うかが一番大事なファクターですが、もし合うならSV-23Dを中低域用にする価値は充分あるでしょう。 このところSV-192S、TL3Nと入力系ばかり変わっているリビングのシステムですが(そういえばこの前エミ減のため42シングルの出力管を交換していました。)、今度はメインアンプの構成ががらっと変わるかもしれません。この期に及んで大規模に構成を替える気はなかったのですが.........どうなるのでしょう? |
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