昭義のひとりごと2010年2月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

このページは下から上へ順番に日付が新しくなっています。前のものを読みたい方はこちらからどうぞ。

生徒さんへの重要な連絡があります。こちらです。(2010.3.17)必ずご覧下さい。

栄子先生のひとりごとはこちらです。理恵子の公式サイトはこちらです。
根津理恵子の ポーランド通信第17回がアップされました。 こちらからどうぞ!


2.28

 昨日今日と1階のAutograph miniの音を聴きましたが、ほんの少しレベルを上げたら気になりませんでした。ただもう少し低域が出て欲しいのですが、セッティングでどこまで低域が出せるのかがまだ掴めません。部屋の奥にスピーカーとほぼ同じ高さにコピー機とプリンタがあるのが原因だろうと思うのですが、他に置き場所がないのでどうしたら良いのか困っています。試しにスピーカーを他の面に置いてみようと思っています。

 昨日MicrosoftのBluetoothのテンキーボードNumber Padが届きました。昨日はいくらやってもうまく動作しませんでした。ところが先ほど試しにもう1度やったら、拍子抜けするほど簡単に接続できました。ところが頻繁に接続が切れます。AppleのBluetoothのマウスもちょっとした事で接続が切れます。ところがiMac G5に付いてきたBluetoothのフルキーボードは落ちないで使えます。相性があるのでしょうか?それに手元にある昔買ったUSBのテンキーの方がコードがあってもはるかに小さくて取り回しが良いです。無用な買い物でした。残念!


 今日で2月も終わってしまいました。N響は今日は宮崎、明日は鹿児島で演奏会ですが、その間に私は済ませておかなければいけない事がいくつかあります。


2.26

 この季節の恒例の行事、確定申告の計算がやっと終わりました。3月5日から12日までオーチャード定期〜中国地方の演奏旅行があるので、3月の初めに申告を済ませておかないといけないのです。普段からきちんとしておけば良いのですが、この期に及んで計算したので正味3日フルにかかりました。これで来週初めに提出できるでしょう。(その昔マニュアル本を参考にファイルメーカーで作ったファイルを手直しして使っています。会計士さんに見ていただいたら、これで充分だとおっしゃっていました。)
 1階の小さい方のレッスン室にこもって作業をしながら、色々CDを聴いてみました。ここは樽プリ+SV-501 SE+Autograph miniです。ヴァイオリンやピアノのソロを聴いている限りは良いのですが、今日たまたま聴いたオーケストラは帯域のバランスが今一つでした。このCD固有の問題か、システムの調整の問題かは分かりません。明日もこの部屋で少し作業があるので、オーケストラを中心に聞き込んでみようと思っています。Autograph miniはちょっとしたセッティングの違いで大きく音が変わるので、とても手ごわい相手です。
 2階が家族に占領されていた事もあるのですが、このレッスン室には20インチのiMacがあるのでここで作業しました。色々作業すると大きなiMacの画面は目に優しいです。Bluetoothのキーボードとマウスを使うとコードにも煩わされません。時々「マウスとの接続が切れました。」というメッセージが出てイライラしますが、すぐに回復します。


2.23

 おとといから書いている「音のお掃除」の件ですが、接点の汚れは結露と喫煙が大きなファクターだそうです。私の家は防音の事を最初から考えているので、結果的に結露はしません。また私はタバコを吸いませんので、その汚れもありません。ですから接点の劣化が少なかったのでしょう。
 他の人の音、生の音に接する機会がないと、聴いているステレオの音が少しずつ劣化しても、それに気がつかないという事が起こり得ます。ですから機会があるとサンバレーの試聴室にお邪魔するのです。人によって一番聞き取ろうとする帯域、音源との距離感、また好みの音の粒の大きさが違います。自分とは異なる人の作った音のバランスを味わう事によって、自分の立ち位置がよりハッキリしたり、自分の知らない新しい観点を見つけたりします。それによって自分の進むべき方向が見えてきます。
 自分の音をしっかり持つ事はもちろん大切ですが、その自分の音の本質をハッキリ知るためにも人の音をよく聴く事は大切です。
 自分の経験から言うと、良い音が出せていない時というのは、何か思い込みをしている場合がとても多いです。人にちょっとした機会に言われた事、雑誌や本でちょこっと読んだ事などに囚われ過ぎて、バランスを逸してしまうのです。最終的には自分の耳で自分が納得するまで追い込まなければ、自分の音は完成しません。自分の音は人との比較で成り立つのではありません。Going my way!


2.22

 昨日の「音のお掃除」の結果に納得がいかなかったので、色々考えてみました。昨日考慮に入れていなかったのが、私の家ではたびたび色々なものをつなぎ直している事です。去年もすべてのスピーカーの下に黒御影石+防振ゴムを入れていますが、その時にアンプとスピーカーの間の接続はやり直しています。管の差し替えをしてソケットとの接触はリフレッシュしています。このように思った以上に手を入れていました。
 それにこのお掃除で劇的に音が変わるとしたら、劇的に音が劣化していたのを聞き逃していた事になります。いつも自分の期待する音が出る事を確認しながら聴いているのに、もしこのお掃除で激変したら大変です。自分が聴いても横で聴いていてもすごい変化がなかった事は、普段の気に留めていないような細かい手入れが良かったのでしょう。あまり変化が感じられなくてホッとした反面、期待したほど効果が得られなくてガッカリした、という複雑な心境です。あまり聴く機会がなく、つなぎっぱなしにしている場合にはこのお掃除はとても効果があるでしょう。


2.21

 今回の名古屋行きの教訓「音のお掃除」をやってみました。レッスンのあと無水アルコールと細い綿棒を買ってきて、リビングのステレオをキレイにしました。スピーカーコードをすべてもう一度剥き直して、端子の方も無水アルコールで拭きました。そしてアンプに刺さっている管も脚を拭いて、ソケットも細い綿棒で拭きました。そしていよいよ音を聴いたら、前との違いはあまり感じませんでした。(横で聴いていた家族もなんの反応も示しませんでした。)でも変色したコードを剥いて、管の脚や端子を無水アルコールでキレイにした(かなり汚れていました。)のですから悪いはずはないのですが.......自分の音は冷静に聴けない、という事なのでしょうか?
 その過程の中で、昇圧トランスの有無を再度試してみました。カートリッジの出力を昇圧トランスで上げてMM用の端子に入れるのか、MC用の端子に挿すのか、という事です。今まではリビング(LINN LP12)もレッスン室(Sunvalley SV-A1)もともにプリアンプのMC端子に挿していました。(SV-310 EQは前面のスイッチで切り替えます。)
 音を聴いてみたら、リビングのSV-722は昇圧トランス(ORTOFONのT-1000)を使った方が音が立ち、レッスン室のSV-310 EQはT-1000を使うと高域が少し出過ぎるという結果が出ました。どちらもトランスがあった方が良いと困ると思ったのですが、トランスの行き場がはっきり決まって良かったです。もう1つのレッスン室のシステムでT-10を使うのか、樽プリをMCのポジションにするか近い内に試してみます。こちらはREGAのPlanar25を使います。


2.20

 10時にホテルをチェックアウトして、JRで名古屋に向かいました。名古屋から地下鉄で栄に行き、地下街を通り抜けて今日の会場愛知県芸術劇場に着きました。
 サントリーと同じプロですが、今日本番を弾いていたらこの会場でこのような響きを聴いた事はありませんでした。ラフマニノフもチャイコフスキーもボリューム感がすごかったです。ヴォロディンさんの音はボリュームがあるのに絶対にぶつけない、いかにもロシア流らしい演奏でした。ビシュコフさんの指揮は今まで経験したロシアの指揮者とは一味違いますが、人を引きつける独特な味のある面白い演奏でした。

 終演後S木さんに誘われて、名古屋のモーツァルト協会の集まりに参加し、楽しい一時を過ごしました。このひとりごとをお読みいただいている方もいらっしゃって、「今回車の調子が悪いのですよね。」と言われました。モーツァルト協会の皆様、急に参加したのにもかかわらず有難うございました。
 栄周辺は地下街がすごく発達していて、どこに行くのも地上に出ないで行けそうでした。今ごろの季節になると5時の終演時でもまだ外は明るく、冬至の頃よりはずいぶん昼間が長くなりました。
 その車の件ですが、イグニション・コイルの不調との事でした。ただ部品の入るのが火曜日なので、引き渡しは水曜日だそうです。

 次のN響の出番は来月6日のオーチャード定期とそれに続く中国地方の演奏旅行です。その時は行き帰りともに飛行機に乗るのですが、今回はその試金石でした。MacBook Proを入れるかばんを今回は旅行かばんの中に入れましたが、この時はそのかばんをショルダーにして持って行きます。とはいっても実際に荷物を作ってみないと、かばんに入り切るかどうか分かりません。


2.19

 明日は私はN響の名古屋公演ですが、同時に市川フレンドステーションの「長谷川先生によるショパン講座第1回」の日でもあります。

 初めは車で行く予定だった今日の刈谷行きですが、車の不調で急遽新幹線で行きました。最初は三河安城までこだまで行って・・・と考えていたのですが、大橋さんがS木さんをお迎えにセントレアにいらっしゃる、という話に乗り換え案内で色々調べてみました。するとのぞみで名古屋に出て名鉄でセントレアに行くのが品川から2時間ちょっと、ここまで私が行く方がはるかに効率的である事が分かりました。
 そしてまず大橋さんのお宅にお邪魔しました。何度もご紹介しているご自宅のリスニング・ルームです。

 前回お邪魔した時の印象とはかなり違う音作りになっていました。前回は基本的に客席で気持ち良く聴く、という感じの距離感だったように覚えています。でも今日はもっと近い音で、私の距離感とほぼ同じ感じでした。そして何より印象的だったのが音の粒の細かさです。スーパーツイーターを外すと「音が寝る」ので、この音の粒子の細かさはスーパーツイーターが作り出しています。さらに高域の音触がとてもキレイで印象的でした。

 その立役者がこれVP-2500SEです。これこそが寛ぐために聴く音で、何時間でも聴いていられます。しばらく色々のソースを楽しんでから、今度はショールームに移動しました。

 こちらは主人公はMID、予想したのとは一味違うくっきりとしたスピード感のある音でした。TANNOYのユニットとは思えません。こちらはSuonoが上に載っています。私は初めてSuonoの音を聴きましたが、これはすごいです。Suonoを外していただくと、私が想像した通りの音が聞こえてきました。これはこれで充分のクォリティーなのですが、Suonoを足すと次元の違う音になります。色々聴いている内にMIDに魅了されましたが、私の家にはこれを置く場所がありません。

 今日聴いた中で一番面白かったのがこのレコードです。1960年代に岩城さんがN響を指揮した運命と未完成のレコードです。私が入団した当時の印象として残っているのと同じ音触で、今のN響では絶対に出せない音でした。個人技は当時とは比較にならないほど上がっていますが、オーケストラとしては素晴らしいまとまりです。昔からのN響ファンの求める音の片鱗が伺え、いささか色々考えさせられました。それにしてもこれを聴くMIDの再生力はすごいです。そして家に帰ったら大橋さんが書かれていた「音のお掃除」をしてみようと思いました。


2.18

 今日は本番に向けて出ようと思ったところで、出ばなをくじかれるような事件が起きました。エンジンの不調で急遽BMWが入院してしまいました。今回名古屋まで車で行く予定が、新幹線で行く事になりました。
 今日の本番は昨日とはテンポも表情も違い、即興性にあふれた演奏でした。練習の時に細かく指示された事は一体どこに.......でも私自身はどちらかと言うと今日の本番の方が共感を感じました。あさっての名古屋ではどのような路線で進むのでしょう?今から楽しみです。

 私は明日刈谷にお邪魔して、あさって名古屋に行きます。MacBook Pro13"になって初めての泊まりです。MacBookが一回り小さくなって、身の回りのものまで含めて小さいかばんに納まりました。良かったです。


2.17

 今回は本番になったら練習の時とは違うテンションで曲が進み、「あれっ?」と思いましたが、ノリはとても良く弾いていても面白かったです。ただ私自身は指揮者のテンポ感がよくつかめず、苦労しました。
 9時半過ぎにホールに着いて、楽屋に荷物を置いてから朝食を食べに行きました。そして11時からゲネプロ、ゲネプロというよりは練習に近いノリでした。そしてゲネプロのあと昼寝をしてから、楽屋でFinaleを相手に楽譜を入力しました。Finaleはできない事がないくらい機能のあるソフトですが、それだけ使い方は難しいです。例えば小節の途中に繰り返し記号を入れたり、などです。
 明日もう1階サントリーホールで弾いた後、1日おいて土曜日に名古屋で同じプロで演奏会があります。今回も車で行くつもりです。名古屋位だと途中浜名湖で1回休憩をとるくらいで行けるでしょう。今の車になってもう丸4年が経ちました。でも今のBMWは車を替えたいという気が全然起きません。何といってもブレーキの効きの良さとボディの剛性感が気に入っています。急ブレーキを踏まされても自分の予想より早く止まれるのは安心感があります。(もちろんものには限度がありますが........)

 そういえばアークヒルズの丸善で立ち読みした本に、Google日本語入力が紹介されていました。先ほどMac用をダウンロードしてみました。ちょっと癖はありますが、結構使える感じです。ただ細かいカスタマイズは出来ません。一番強力なのはATOKですが、もともとEGBridgeを使っていた立場からはその後継であるかわせみの方がピッタリ来ます。しばらくGoogleとかわせみを併用してみます。


2.16

 今日も昨日と同様の進行で練習が進みました。他の方はどうか分かりませんが、私にはどうもテンポの変わり目がよくつかめません。目が頼りにならないので、音を頼りに弾いています。この2日間の練習を通して、ビシュコフさんの目指しているところは充分説明されたので、押していくところと引くところをきっちりつかんでおけば良いです。面白いのはよくロシア人の指揮者が問題にされるのとは一味違う独特な表情を持っていることです。客席で聴くととても面白く聞こえるでしょう。(弾く側はこういう時が大変なのです。)
 いよいよ明日はゲネプロ本番です。今回は土曜日に名古屋で演奏会があるため、楽器、靴と衣装は団で運んでくれます。ですからホールには楽器だけ持っていけば良いので、とても助かります。私が入団した頃のことを考えると隔世の感があります。昔は楽器を団に預けると夏は熱く冬は冷たくなったものです。でも今は楽器運搬のトラックも良くなり、そのようなトラブルはほとんどなくなりました。
 機内持ち込みの手荷物の制限が厳しくなって、飛行機に乗る時はカメラも小さいデジカメを持っていくことにしました。(新幹線や車の時は、出来るだけD90を持っていきます。)差し当たり来月上旬の中国地方の演奏旅行が行きは羽田→出雲、帰りは広島→羽田とともに飛行機で、私は手荷物制限を初めて経験します。


2.15

 今日からB定期の練習が始まりました。チャイコフスキーの4番をまず通して弾き、それから1楽章と2楽章をじっくり練習しました。半月ぶりにN響に出たからかもしれませんが、最初に通して弾いている時に聞こえてくる音と視界の右隅に見える指揮者の動きがなぜか噛み合って見えませんでした。でも練習が進んで行く内にだんだん慣れて行きました。合わせるのが特別に難しいわけでもないラフマニノフを2日にわたって練習するのはとても珍しいのですが、チャイコフスキーの4番のあと初日からラフマニノフの2番を練習しました。ソロのアレクセイ・ヴォロディンさんは弾き出しからいかにもロシア人らしいダイナミックな音でした。指揮のセミヨン・ビシュコフさんもロシア人らしい持って行き方です。今回の定期はロシア人の指揮者とソリストによるロシア音楽、という意味で聞き物です。
 明日もう1日同様の練習をして(明日は3楽章4楽章を中心に練習するようです。)、いよいよあさってからB定期です。


2.14

 明日からはB定期の練習が始まります。曲目はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番とチャイコフスキーの交響曲第4番で、ビシュコフさんがこのよく弾く曲をどのように料理されるのかとても楽しみです。このところ発表会の前から連日寝るのが午前3時近くになっていたので、今日は早く寝ます。

 1階の小さい方のレッスン室のシステムの音を再度確認したかったのですが、今日は結局出来ませんでした。もう1度メインアンプmini91BとSV-501 SEの比較試聴をしてみたいのですが、リビングのmini91Bがご機嫌なので、多分このまま行くでしょう。そしてCDとレコードの聴き較べもしてみたいです。一度にたくさんの宿題をやるのではなく、1日1トピックに限って試聴するようにします。


2.13

 栄子先生理恵子がおとといのコンサートのご報告をアップしましたので、ご覧になって下さい。

 以前から気になっていたリビングのStirlingの内振りの角度を試しになしにして、正面を向かせてみました。今まで聴く位置の少し後ろに焦点を結ばせるように、内振りにしていました。そのことによって音の芯ははっきり伝わってきていましたが、音が解れない傾向がありました。そこでスピーカーを正面に向けてみたのですが、音の響きがよく出るようになりました。
 そして1階レッスン室のRogersのセッティングも再度やりなおしました。Rogersの方は間にラックがあるので、左右のスピーカーの間隔は開いてしまいます。ですから中抜けが起こらないように、かなり内振りさせないといけません。Devonについてはセッティングを変える余地がほとんどないので、音を確認しただけです。どのスピーカーも黒御影石のおかげで前より音がすっきりしています。
 去年1年で我が家のステレオ環境はガラッと変わりました。すべてのスピーカーの下に黒御影石+防振ゴムを入れました。そしてリビングはSV-501 SEがSV-mini91Bに替わり、レコードプレーヤーがLINNのLP12になりました。そしてDACがModel2からSV-192Sに替わりました。1階レッスン室はRogersのセッティングを替え、プレーヤーがSV-A1になりました。(カートリッジはSPU Royal Nです。)また1階のもう1つのレッスン室には樽プリ+SV-501 SE+Autograph miniを置いています。最初はmini91Bをここに置くつもりだったのですが、どうもリビングの方が合うようです。そしてリビングから持ってきたSV-501 SEがなかなか良い音を聴かせてくれています。


2.11

 今日はフィルハーモニック・アンサンブル・オーケストラの特別演奏会でした。ゲネプロが11時に始まり、終わったのが午後1時半近く、本番は2時半からとかなりきついスケジュールでした。ですがとても楽しくあっという間に本番は終わってしまいました。今回初めて弾いたこのオーケストラは、本番になったら練習の時とは一味違う響きを出していました。練習の時と較べると本番が一番良かったと思います。
 親子共演になったショパンの1番については、私は冷静に聴ける心理状態ではなかったので何とも言えません。でも皆さんに楽しんでいただけたと言われたのは、とてもうれしかったです。
 今日はゲネプロの時に写真を撮ろうと思ってカメラを持って行ったのですが、私の席からはあまり良い写真にならないのであきらめました。写真などは近いうちに栄子先生や理恵子がホームページで紹介すると思いますので、そちらをご覧になって下さい。

 今日普段あまり見ることのないここ芸術劇場のオルガンの姿を見ました。ステージの上からオルガン奏者を見ると、とても高いところにいらっしゃいます。(普段の様子はカーソルを載せてみて下さい。)

 本番の後、会場の2階のレストランで打ち上げがあり、私たちも出席させていただきました。色々な方たちとお話をしたり、写真を撮ったりしました。私は運転手を務めるので、残念ながら祝杯をあげるわけにはいきませんでした。家に戻ってから一人で祝杯をあげました。

 来週はB定期+名古屋定期です。17日18日にB定期、1日おいて20日に名古屋の愛知県芸術劇場で同じプロで演奏会があります。せっかく名古屋に行くので、刈谷のサンバレーのショールームに寄って行こうかと思っています。去年の春頃から我が家のステレオ環境が大きく変わったので、それをまとめるためのヒントをいただこうと思っています。


2.10

 明日のフィルハーモニック・アンサンブル・オーケストラの演奏会のための最後の練習が、会場である東京芸術劇場のリハーサル室で行われました。理恵子がソロを弾くショパンのピアノ協奏曲第1番、プーランクの「牝鹿」、サン=サーンスの3番の順に弾きました。ショパンの1番はおかげさまで練習を重ねるたびに落ち着いて行っています。明日はさらにしっくり行って欲しいですが.........今回の曲の中では何と言っても牝鹿が一番難しいです。速い楽章の変わり身の速さに付いて行くのが難しいのです。サン=サーンスの3番はオルガンがついてどうなるかが楽しみです。
 曲も面白いですし、演奏もよくまとまっています。お時間のある方は是非にお聴きになって下さい。池袋の東京芸術劇場で14:30開演です。


2.9

 この前からOKIのC8600dnの両面印刷が出来なくなってしまい、色々やっても分からずOKIのサポートに電話しました。OSが10.6になってドライバソフトが対応していないのか、設定が違っているのか自分でやってみても分からなかったのです。結果的にはこの前プログラムを印刷する時に、用紙をより厚い紙にしたのが原因でした。最近はメールでのサポートが中心になっていますが、電話でサポートの方とお話しをしながらの方が私には合っています。ちょっとしたやり取りの中で教えていただく事の中に、とても大事な情報がたくさんあるからです。メールのやり取りで解決できるような簡単な症状の場合は良いのですが、色々な事がかみ合っていてどこに原因があるか分からないような時は絶対に電話サポートの方が効率的です。今回も電話サポートのおかげで色々な情報を得る事が出来ました。
 今回のように本体もOSも変わっている場合など、今まで出来ていた事が出来なくなった原因が何なのか容易に分からない事がよくあります。こういう時はサポートデスクに問題を整理してもらうのが一番の早道です。ただ問題が複雑な時によく経験するのですが、担当者がよく分かる人にいちいち聞きに行くのではなく、Appleのようにその問題がよく分かる人に引き継いで欲しいです。(Appleにネットワークの細かい問題を聞いた時に、担当者がその問題がよく分かる人に替わりました。こちらの細かい質問にも間髪を入れずに対応してくれて、この時はとても有難かったです。)
 とはいってもサポートはとても大変な仕事でしょう。最初のやり取りの中で何が問題で、何をどうすれば良いのかを考えるのと同時に、電話をかけてきた人がどの程度Macを理解しているかまで分からなければいけないわけですから........いくら設定のユーティリティが進化したといっても、そこに書かれている内容が分かるのと分からないのでは大きな違いがありますから。

 いよいよあさってはフィルハーモニック・アンサンブル・オーケストラの本番です。明日は19:00から芸術劇場のリハーサル室で練習、あさっては11時からゲネプロ、そして14:30から本番です。


2.7

 今日は11日のフィルハーモニック・アンサンブル・オーケストラの練習に行ってきました。練習中に写真を撮りたくても、写真を撮る時間的余裕も場所的な余裕もないので、カメラは持って行きませんでした。
 今日の会場のホームページを見たら住所が書いてあったのですが、そこに行っても会場はありません。近くのコンビニで聞いたら、場所がまるで違っていました。人騒がせなホームページのおかげで、会場を探し回っているうちに、お昼を食べる時間がなくなってしまいました。
 プーランク/ バレエ組曲「牝鹿」
 ショパン/ ピアノ協奏曲第1番ホ短調 作品11(ピアノ:根津理恵子)
 サン=サーンス/ 交響曲第3番ハ短調 作品78「オルガン付き」(オルガン:松居直美)
 プーランクの牝鹿はN響でも弾いたことのない曲で、なかなかの難曲です。まずこの曲を練習して、次にサンサーンスの3番、最後に理恵子がソロを弾くショパンのピアノ協奏曲第1番を練習しました。

 夜になって自分の練習をしていたら、スリッパがヴァイオリンのケースの中で寝ています。

 ケースの楽器をしまうところにピッタリと嵌まっています。そしてなかなかどいてくれません。「僕、ここだ〜い好き!」

 11日のコンサートの後、15日からはN響のB定期の練習です。17,18日にサントリーホールで定期を弾いた後、20日に名古屋の愛知県芸術劇場で名古屋定期があります。
 ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番(ピアノ:アレクセイ・ヴォロディン)
 チャイコフスキー/交響曲第4番
というプロで、セミョーン・ビシュコフさんの指揮です。
 この定期の後はしばらくN響はお休みなので、この間に去年から色々と変化のあったステレオの環境を少し整理しようと思っています。とはいってもその前にこの時期の定例の行事があるので、それをまず済まさないといけません。


2.4

 今月11日に理恵子がフィルハーモニック・アンサンブル・オーケストラでショパンのピアノ協奏曲のソロを弾きますが、栄子先生のひとりごとに理恵子のごあいさつが紹介されています。どうぞご覧になって下さい。こちらです。

 昨日できた連弾譜を弾いてもらったら、やはり譜面の打ち間違いが5〜6ヶ所ありました。第1ピアノはメロディを弾いているので間違いはすぐ気がつくのですが、第2ピアノの伴奏音形の間違いは見過ごしやすいです。とはいってもSmartScore X Proの認識力は素晴らしいです。まだただスキャンしてFinaleに引き渡す使い方しか出来ませんが、かなり色々な事が出来るようです。これから徐々にやってみます。
 今回の連弾のオリジナルの譜面は左ページに第2ピアノ、右ページに第1ピアノの譜面が書かれています。1ページ当たりの全体の小節数は左右で同じでも、第1ピアノと第2ピアノでは1段あたりの小節数が違っていて、第2ピアノが第1ピアノの譜面を見ても、今どこを弾いているのか分からないのです。この不具合を直すために、連弾譜をスキャナーで読んで縦に4段の譜面にしたかったのです。
 ただPro版でも指番号は読まない仕様になっているようで、指遣いは自分で入れないといけません。指番号はアーティキュレーション・ツールを選んで、例えば1を押しながら音符をクリックすると、指遣いの1が入力されます。またSのキーを押しながら音符をクリックするとスタッカートが付きます。このようにアーティキュレーションや発想記号の入力にはマクロを使わないと、何倍も余計な時間がかかります。
 Finaleは出来ない事はないくらい高機能なソフトですが、今はマニュアルが印刷されたものではなく、オンライン・マニュアルに移行しました。これが曲者で、もう1台Macを置いてそれにオンライン・マニュアルを表示させながら、Finaleの操作をしないと、操作手順が複雑でうまくいきません。代表的な事はマニュアル本(Finale2010即効活用ガイド《2520円》)に書いてあるので、私はこれを買いました。


2.3

 昨日起きたら芝生や屋根の上は銀世界ですが、道は普段と変わりありませんでした。そして昼ごろからチャイコフスキーの「クルミ割り人形」の花のワルツの連弾譜の読み込みに挑戦しました。わが家にはスキャナーはなく、キャノンの複合機MP960しかありません。でもSmartScoreの読み込みはコピーと同じ感覚で出来ました。読み込んだtiff画像を認識させると、かなりの精度で読んでくれています。長休符や3連音符の読み込みにミスが多くありますが、これは元の楽譜との相性があるのかもしれません。
 次にSmartScoreが読み込んだデータをFinaleで開き、間違いを修正し、SmartScoreが読み込まなかったデータを打ち込みました。これが一番時間のかかる作業です。結局まる2日かかって、今晩337小節の曲を本にまとめられました。
 今回SmartScoreを使ってみて、これは充分実用になります。たしかにかなり修正は必要ですが、ゼロから打ち込むよりははるかに簡単にまとめられます。ポケットスコアも拡大コピーして読み込めばかなりの精度で読めます。Finaleのファイルとしてスコアが作れれば、パート譜はすぐに作れます。
 読み込んだデータの修正にnanoKEYを使いましたが、場所をとらずにとても便利です。また色々な記号の入力にはマクロを使うべきです。いちいちウインドウを出して入力するのに較べて、かかる時間がとても少ないからです。
 今回の読み込みに際して、ちょっと疑問があったのでサポートに電話しました。とても丁寧にやり方を教えてもらえ、このおかげでトラブルをかなり回避できました。やはりソフトは使い方をマスターして初めて使い切れるので、このサポート体制はありがたいです。


2.1

 もう1月も終わり、今日からは2月です。
 昨日の発表会の詳細は栄子先生のひとりごとのページに紹介されています。どうぞご覧になって下さい。私たちの教室はご両親が皆さん一丸となってご協力頂けているので、私たちは当日の進行は各係のお母様にすべてをお願いして、生徒さんの演奏に集中できるので毎回とても感謝しています。各係のお母様方、本当に有難うございました。
 今回の発表会で一番大きな問題として浮かび上がってきたのが、連弾の譜面の問題でした。今回使った譜面が第1ピアノが右側ページ、第2ピアノが左側ページに印刷されています。そのため例えば第1ピアノの人が譜面を見た時に、相棒の第2ピアノが何を弾いているのかすぐには目で確認できないのです。連弾譜は第1ピアノと第2ピアノを上下に重ねて、各人が相棒の音をすぐに見られるようにしないといけません。そういう時のために昨日ご紹介したSmartScoreを使う事が出来そうです。いま必要なのは全20ページの曲をスキャンして4段譜に書き直す事です。はたしてどの程度有効にできるのかは疑問ですが、明日時間があったら試してみようと思っています。

 ところで今は真夜中午前0時ですが、外はこのように一面の銀世界、一体明日はどうなるのでしょう。

 今のBMWになってすぐの時に大雪の後、カーポートに残っていた雪が凍ってしまい、1週間近く車を動かせなかったのを思い出しました。明日午前中に雪を処理しておかないとこの前の二の舞いを演じそうです。すでに首都高は不通の区間が出始めています。近郊の高速道路はチェーン規制のところが多くなっています。とはいっても既に雪はほとんど降っていません。ちょっとホッとしています。

 この前スタッドレスに交換してもらって良かったのですが、ある程度雪が解けるまでは車に乗らないのが正解なのでしょうね。あさっての夜に車を使いたいのですが.......どうなるでしょう。


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