今日は本番前に楽屋ではスクロヴァチェフスキ先生談義に華が咲きました。とにかくあの元気さには脱帽、というのが皆の一致した感想です。「何と言われてもついていかざるを得ない。」というのが偽らざる印象です。80歳を超してもあのテンポ感を維持できる事に対してはただただ脱帽せざるを得ないです。テンポが遅くなってきても重厚という名の元に許されてしまう年齢にもかかわらず、ご自分の信じるテンポをかたくなに守られる先生の持っていき方にはただただ脱帽せざるを得ません。そのテンポ感だけでなくテンポの柔軟性がまた素晴らしいです。いつまでもお元気で指揮を続けて頂きたいです。
今日はホールの近くが混むという事で、早めに家を出ました。ホールに着いてから渋谷のApple Storeに行ってHarmanKardonのDrive+Playを見ようと思ったのですが、残念ながら実物は置いてありませんでした。iPodを車の中で自由に扱うにはこれが一番良さそうです。FMでもLINEでも出力できるので、良い音で聴く事が可能です。
明日からは3日間休みですが、明日は栄子先生と一緒に銚子方面にドライブに出かけます。スケールの大きい景色と美味しい魚を求めて気分転換のドライブです。
今日はA定期初日でした。5時に開場になるにも拘わらず、4時半過ぎにはもうホール前に開場を待つお客様の列が出来ていました。5月12日13日のC定期もブルックナーにもかかわらずほぼ完売の模様です。普通お歳を召されるとテンポがどうしても緩んでくるものなのですが、先生は全然その心配がありません。そして未完成もとてもロマンティックにまとめられています。聴いているととてもメリハリが利いて聞こえると思います。
今日からゴールデンウィークで渋滞が心配されましたが、今日は行きも帰りもとても順調でした。(事故さえなければ首都高も順調に流れます。)特に帰りはまだ7時前なので渋滞が心配だったのですが、VICSの情報を見ると4号線の上りも順調でした。実際にはVICSよりも江戸橋も順調でした。今日はホールの周りは右翼の車がたくさん走っていてとても賑やかでしたが、公園通りなどは車が入れないように規制されていました。明日もホールの近辺は渋滞しそうだという話です。
スクロヴァチェフスキ先生は80歳を超えていらっしゃるはずですが、とてもそのようには見えない元気なお姿でテンポもしっかり進んでいきます。いくつになっても先に進めるという事を身をもって示していらっしゃいます。今日は未完成についてはまず問題点を取り上げて練習してから、全曲を通して弾きました。
家に戻って昼寝をしてから自分の練習をしました。最近弾き方が変わってから、弾く時に無駄な力が入らなくなりました。と同時に練習の仕方も知らないうちに変わりました。ただ前の悪い癖が時々邪魔をします。いつも良い状態で弾けるようになれないと本当に新しい弾き方が身に付いた事にはなりません。もう一息なのですがその一息がとても遠い道なのです。「弾き直したら出来る!」では出来た事にならないからです。
出番の都合で私は今日はお休みでした。1曲目よりメインプロが小編成というのはとても珍しい事で、普通の演奏会では考えられない事です。明日も最初のコマは未完成ですが、多分そのあとはモーツァルトになるでしょう。早く家に戻ってほぼ2週間後に控えた金沢ステップのための練習をしないといけません。(この前のスプリング・コンサートと同様リクエストコーナーを設けたので、たくさんの曲を弾ける状態にしておかないといけないからです。)
今回の定期は私は最初の未完成のみ出番です。練習は未完成から始まりました。1楽章の出だしは普通に始まりましたが、ヴァイオリンが動き出すところからはかなり速いテンポで驚かされました。一応通して弾いてから1楽章には2つのテンポがあるという説明がありました。細かい動きのあるところは速いテンポ、第1主題はゆっくりなテンポとハッキリとした違いとつけています。当然の事ながら未完成はとても細かい音量のコントロールを必要とするのですが、先生はごく自然に導かれていきます。そのあとモーツァルトの2曲の練習に移りました。明日はモーツァルト2曲のみの練習なので私はお休みです。
昨日は珍しく12時には寝たので今日はとても調子が良かったです。やはり睡眠は大事です。
これからの理恵子のコンサートをお知らせのページでご紹介しました。6月6日(火)佐世保、6月10日(土)豊橋、6月29日(木)習志野、7月1日(土)四日市です。習志野と四日市のホールは私もN響の演奏会で弾いた事がありますが、佐世保の会場はアルカスという新しい会場になってからは多分2回演奏会があったはずですがたまたま降り番で弾いた事はありません。このホールはとてもキレイで響きの良いホールのようです。(理恵子が弾くのは中ホールですから、N響が弾くホールとは違うと思いますが。)どのコンサートもとても楽しいプログラムなので、お近くの方は是非お聴き頂きたいです。よろしくお願い致します。
明日からはスクロヴァチェフスキ先生の定期が始まります。明日からはシューベルトの未完成、モーツァルトの39番、41番というA定期です。第1曲目の未完成が一番編成が大きいという面白い編成です。
このところ夜更かしが続いているので今日こそ早く寝ます。
栄子先生とスプリング・コンサートを弾いてから3週間が過ぎましたが、つい昨日の出来事のような気がしています。このコンサートをキッカケに私達2人ともかなり弾き方が変わりました。私はやっと昨日辺りになって弾き方がまとまり、自然に新しい持ち方で弾けるようになりました。これでやっと新しい弾き方が身に付いたということになるのでしょう。
例えば弓の持ち方についても人によって何を目安にするかが異なるので誰にでも共通になる目安にはならないでしょうが、
私の場合は右手の指の間隔が目安になりました。右手の指がついてしまうと構えが小さくなり弓のスピードも落ちます。開きすぎると指の関節がすべて伸び切ってしまい、ショック・アブソーバーの効かない車のようになってしまいます。
この右手の構えは右肘の位置に大きな影響を与えて、それに伴って楽器の構えにまで影響します。その構え方が逆に弓の持ち方に影響を与え2〜3回その影響が行ったり来たりしてやっと全体がまとまるのです。それに3週間かかったのです。結局楽器の持ち方から指の押さえ方、弓の持ち方、そして弓の動かし方と変わり最終的には音の聴き方にまで影響は及びました。このように全体が有機的に全て変わるという経験はあまりしたことがなかったので、とても新鮮な感覚を味わいました。私はいつもより良い弾き方のキッカケを求めているのですが、それがこのようにうまくいく事はほとんどありません。普通はしばらく経つと最初の感激が薄れて結局は元の弾き方に戻ってしまうものです。
私なりの構えはとても簡単なのですが、人それぞれに体格筋力が違うので誰にでも有効なものとは言えません。皆様もそれぞれご自分のやり方を見つけてご自分のものになさって下さい。
結局2時過ぎまで起きてしまったので朝は9時半までぐっすり寝てしまいました。今までロングドライブをすると次の日の朝身体の節々に重さが残ったものでしたが、今回はその感じが全然なくさすがにアウトバーンで鍛えている国の車は違うという事を痛感しました。
今まで私はセッティングを締める事を中心にやっていたのですが、今回2ヶ所で音を聴かせて頂いて最後にホンのちょっとゆとりを持たせる調味料の効かせ方の大切さを痛感しました。この最後のゆとりの持たせ方はとても微妙でちょっとでもやり過ぎるとぬるま湯になってしまい、締め過ぎると楽しめなくなってしまうのです。この調味料の一振りこそが極意なのでしょうね。たった一振りでも出来上がった物の違いはものすごく大きいのです。今回のサンバレー訪問はその点を思い起こさせてくれました。
昨日家に帰ってから2階のリビングの調整を1ノッチ変えたのですが、今まで少し締め過ぎていたようでした。不思議な事にこのような締めて緩めて締めて緩めてという繰り返しは永久に続くのです。締めると締め過ぎて、今度は緩めるとそれが行き過ぎてまた締めるというようになってしまうのです。
演奏についても同じような事があり、有名なソリストが右肘の高さについて悩み何年かおきに肘の高い時期低い時期が繰り返していたという話を聞いた事があります。でもどの時期も出てくる音は肘の高さに関係なくその人の音だったそうです。これが「音は人なり。」という事です。結局は自分の精神修養こそが良い音を出すための最大の薬なのでしょうね。良い音の出し方をテクニックと考えているうちはダメなのでしょう。(もちろんテクニックはなければ話になりません。でも最終的なところで物を言うのはテクニックではないのです。上手い下手という事と心に響くという事は違う次元の話なのです。)今回のサンバレー訪問はとても楽しくて美味しい2日間でしたが、今まで軽視していた事を思い起こされました。大橋さん、Iさんにはただただ感謝です。
10時にホテルを出て刈谷の駅前から40分ほどの所にある第9のIさんのお宅にお邪魔しました。
上の写真はダイニングからステレオのスペースを見たところです。プリもメインも大橋さんの鼻薬がタップリ効いた特別製のものだそうです。とてもこのサイズのSpendorから出ているとは思えないほど充実した響きでした。そして私が強く感じたのが「音は人なり。」という事でした。Iさんのお人柄そのままの音だったのです。私には出せない魅力的なタッチでした。
今回サンバレーの試聴室、Iさんのお宅の2ヶ所で聴かせて頂き、家に帰ってからリビング(2階)の音を聴いて私の部屋の響きを決めている要素について大きなヒントを得られました。
そのあと今日の会場、アイシンのハーモニーホールに行きました。
2時半から会場練習、4時から本番でした。今日の演奏会を大橋さんとIさんに聴いて頂きました。終演後お2人は駐車場にいらっしゃって特にベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が良かったと言われていました。
こうして楽しかったこの2日間も終ってしまいました。
終演後ホールから岡崎インターまで走りそこから東名に乗り帰宅しましたが、前よりはるかに疲労が少なく帰れた事は驚きでした。安城から家まで途中で1回トイレタイムをとっただけで一息で帰れました。
今日は11時に練習所を横山さんTさんと一緒に出発しました。途中で富士さんがとてもキレイに見えました。
途中のサービスエリアで食事をするために止まった時の様子です。新幹線で動く時はあまり見る事の出来ないようなキレイな姿でした。そう言えば前回も同じような写真をご紹介しました。 富士川までは私が、後半は横山さんが運転して4時前にはサンバレーに到着しました。
Tさんはインターネットを自分ではされないので、私や横山さん、そして大橋さんのホームページなど見た事はありません。また今までオーディオを通して音楽を聴く事には期待していなかったそうです。そしてたまたまあるオーディオ店からステレオのセットを買おうとしていた時に相談を受けたので、大橋さんを紹介して相談に乗ってもらったのです。今まで色々なオーディオ店に相談してもご自分の好みが分かってもらえなかったのに、大橋さんは想像以上にTさんの希望を分ってくれたと大喜びでした。そして今回私達が今日サンバレーにお邪魔する事を聞いて一緒に行く事になったのです。
横山さんが今度作ったCD,そして理恵子の実況録音のCDを聴いたりして音楽とオーディオについて色々語り合いました。途中から第9のIさんが合流して下さいました。これらはStirlingで聴いたのですが、ヴォーカルはALTECのフロア型で聴きました。音楽を聴く時には中域をいかにちゃんと再生できるかが勝負で、帯域を拡げると音が薄まっていくという事で意見の一致をみました。
Tさんは主にレコードを聴かれるのですが、大橋さんのところからSV-91Bを買ってセッティングをしてもらってからはとても充実した毎日を送る事が出来るようになったと大喜びしています。家でレコードを聴いているとアッという間に何時間も過ぎてしまうそうです。自然に音楽が流れる事の大切さに話の花が咲き、アッという間に夜になってしまいました。それからホテルに荷物を置いてから5人で盛り上がりました。楽しい一日はこのようにしてアッという間に終ってしまいましたが、部屋に入ってメールを読んだら睡魔に襲われちょっと寝たら2時を回っていました。あわてて今これを書いています。
明日は急遽午前中に会場であるアイシンのハーモニーホールに行く前にIさんのお宅に伺う事になりました。前に大橋さんのひとりごとに紹介されていたSpendorの音を聴かせて頂くのです。
今日も演奏は良かったと思います。ただ終演時に指揮者がまだ休符で動きを止めているにも拘わらず1人だけ上手の2階席で拍手をしている人がいました。周りの人が見かねて「シーっ!」と言うという前代未聞の終わりだった事が惜しまれます。この終演時の休符に伴う事件は時々起こります。音が消えてもまだ休符で指揮者が動かずにいるのに拍手をし、それに対して指揮者が全然動かずにいるのに我関せずにまた拍手をするという今回の事故は何とも言いようがありません。この拍手のフライングはよく問題になりますが、余韻を楽しんでいる人から見ると「またかい!」という感じで苦々しい思いが残るのです。休符も音楽だという事を是非とも知って頂きたいです。
いよいよ明日は横山さん、Tさんと一緒にサンバレーにお邪魔します。Tさんは91Bを気に入って買われたのですが、Tさんにとって能書きはなんの意味もないのです。前の世代のStirlingを知り合いから戴いて是非それを活かしたいという事で色々なショップに相談したそうなのですが、気に入った音は聴けなかったそうです。でも気に入った訳でもないアンプをムリヤリ買う事になっているという話を聞いて、その話を止めて大橋さんに相談する事を奨めたのです。結局Stirling自体は状態は良く、それに合わせたアンプという事で91Bを選んだのです。オーディオには興味のないTさんですが、多分明日色々なアンプの聴き較べを通してステレオも楽器と同じ側面を持っている事を分かって頂けると思います。
明日は後から第9のIさんが合流される事になっています。去年の10月に私の家に来て頂いて以来ですからほぼ半年ぶりの再会なので今からとても楽しみです。
あさってはアイシンのハーモニー・ホールで今日と同じプロの演奏会があります。大橋さんと第9のIさんにはこの演奏会を聴いて頂く事になっています。今回は楽しみがたくさんあるサンバレー訪問になりそうです。
今回の定期は想像以上に良かったでした。前半のベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はバティアシュヴィリさんがとても素晴らしかったです。時間に余裕のある方は是非聴いてみて下さい。音色もキレイな上に音がとてもよく通っています。シベリウスの1番も本番はなかなか良かったと思いました。
昨日の夜テレビを見ていたら「教えない塾」を特集していました。塾の名物先生だった方が教え子たちのその後を見て「教えない塾」を始めたというのです。教えない塾というのは表面的にそう見えるだけで、実は自分で考え方を見つける事こそが勉強の真髄だという事を教えているのです。私も自分で何度も経験しましたが、自分で考えついた事は絶対に忘れないものです。(今でも受験生の時に苦労して解いた問題を思い出す事があります。)解き方を教えてもらうと差し当たりは答えは出ますが、すぐに解き方を忘れてしまうものです。でも自分で苦労して見つけた解き方は何年経っても忘れないものです。昨日はテレビを見ながら何十年も前の高校時代を思い出し、教えるという事をもう一度考えさせられました。
オーディオの小道番外編に第10回を書きました。
今日はシベリウスのフィンランディア、交響曲1番を午前中に練習し、午後からベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を練習しました。私には特に速い楽章のテンポが毎回微妙に違うように感じられるのですが、多分私の体調によるのでしょう。バティアシュヴィリさんのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲もとても聞き物です。シベリウスの1番もなかなか面白く聴けると思います。
先月の終わりの演奏旅行、そして帰った翌日のコンサート、そのあと理恵子の帰国とコンサート、そしてアッという間にポーランドに戻るという嵐のような2週間半がやっと終りました。これでやっと普段に戻れそうです。
今日はシベリウスの交響曲第1番とフィンランディアを練習しました。1番はあまり弾かれませんがとても親しみやすいメロディーを持っています。弾いた回数の割には印象は強く残っています。どちらの曲もデュトワ先生はとてもスケール大きく表現されようとしているようです。明日はこの2曲の後にベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を練習します。このところの強行軍で今日はいささかきつかったです。今日も早く寝て明日からに備えようと思っています。
睡眠不足の時の練習というのは、ただ眠いだけではなく集中力がなくなってしまうのです。楽譜を見ていても全然頭に入って行かないのです。明日も朝いつもより早く家を出て、家に戻ってからもレッスンがたくさんあります。今も眠くて、これを書きながら居眠りをしてしまいました。
土曜日に新しいEGBridge Universalが届きましたが、今日練習所でインストールしました。新しい機能がたくさん導入されているようですが、ソフトによっては機能しないものもあるようです。一番面白そうなのはユニバーサル・ホイールでしょう。 (Dreamweaverではtabキーによる機能選択は動作してくれません。矢印キーによる機能選択は動作しますが。)このホイールを表示して現れる選択肢から色々な機能を呼び出す事が出来ます。入力メニューに関する事についてはほとんどここからアクセスできます。(電子辞典ビューアもここから起動できます。)
昨日のコンサートの後始末があり、アッという間に夜も更けてしまいました。大きな花瓶を持って1階と2階を20回位往復したので、最後には身体が硬直してきました。そして明日からは次のB定期の練習が始まります。もう1日休みが欲しい〜〜〜、のですがしかたありません。
来週のアイシンの演奏会は車で行く事にしました。アイシンのハーモニーホールは新幹線の三河安城の駅からまた20〜30分位の所にあるのですが、会場練習が午後2時半からなので私は1日早く金曜日に現地に泊ります。そこでサンバレー訪問という事になった訳です。
今日はC定期2日目で、演奏会としては今日の方が落ち着いていて良かったようでした。私自身としても今日の方が歯車がよく合っていました。
今日はそのあと夜7時から理恵子のリサイタルがあるので、ホールに行く時からトランクにはたくさんの荷物を載せていました。5時に定期が終わり、そのあとすぐ青山のカワイに向かいましたがとても渋滞していて思いの外に時間がかかりました。(載せていた荷物を下ろしてからもう一度駐車場を探したので、ホールに着いたらもう6時近かったでした。)6時半の開場時間にはもうたくさんの方が入口で待たれていて驚きました。無事演奏会も終り、初お目見えのCDも好評でホッとしました。
終演後頂いたお花等をトランクと車室に押し込んで、お手伝いして下さった方たちも乗せて打ち上げに行きました。軽く食べて家に帰ったら11時半になっていました。
今日の理恵子の演奏会が終り一段落がつきました。といってもこのあと続々と色々な事が待っているのでこれで楽になる訳ではありませんが、少なくとも落ち着いてステレオを聴く時間は持てそうです。
今日一日放っておかれたスリッパは遊んで欲しいと寄ってきました。
今日はC定期の初日でした。今回は曲目が4つですが、シマノフスキが終ったところで帰られる方がかなりいらっしゃいました。東京の住宅事情から終演が9時を過ぎると帰るのに困る方がかなりいらっしゃるという事なのでしょう。車で20分も走れば家に着く事のできるヨーロッパの街と違って、地価の高い東京では1時間以上電車に乗って帰らなければいけないのでヨーロッパの常識は日本では通用しないのです。
今回の定期はピアノ協奏曲が2曲という一風変わった演奏会でした。モーツァルトの協奏曲もちょっと聴くとベートーヴェンと間違えるようなスケールの大きな演奏でした。演奏会はとても面白く盛り上がりました。さすがにデュトワ先生という感じでした。
今日は朝は色々な所で事故があった割には順調にホールに着きましたが、帰りは駐車場を出るのに30分近くかかった上に両国で事故があり散々でした。帰りは結局湾岸に出ましたが、思った以上に早く帰れました。
今日はスペイン狂詩曲、ラ・ヴァルス、シマノフスキの4番、モーツァルトのピアノ協奏曲に短調の順に練習しました。今回はデュトワ先生初来日の頃を彷彿とさせる練習の進み方でした。響きのバランスの取り方などとても細かく注意されていました。アンデルシェフスキさんはモーツァルトではシマノフスキとは違う響きを作り出されていてとても楽しめると思います。 プロはスペイン狂詩曲、モーツァルトのピアノ協奏曲、休憩後シマノフスキの協奏交響曲、ラ・ヴァルスという順番です。とても色彩的なプロです。
練習が終ってから松戸の旅券事務所に行って先週更新したパスポートを取りに行きました。外見は今までと変わりませんが、中にICチップの入ったページが組み込まれています。私はこの4月の終わりにパスポートの有効期限が切れるので丁度良い時期でした。
あさってのパウゼでのコンサートを控えて今は1階の部屋は理恵子に占領されているので、ステレオを聴く事が出来ません。理恵子はこのコンサートが終わると早々にポーランドに戻るので、それからゆっくり聴こうと思っています。
ビクターから理恵子のショパン・コンクールのライブレコーディングのCDが発売されました。(ショパン・コンクール・ライブ2005 根津理恵子 NARC-2028 定価2500円[税込])1次予選の全曲と2次予選のマズルカを収めています。こちらへどうぞ。6月からのコンサートについてもご紹介しています。
今日も昨日と同じ曲順で練習しました。スペイン狂詩曲の第3曲ハバネラを弾いていた時に、デュトワ先生が師であるアンセルメさんからハバネラのリズム について、3連音符は絶対にルバートしてはいけないと教えられたというお話をされていらっしゃいました。とても明快な注意で、サン・サーンスのハバネラを弾かれている方は是非お試し下さい。
スペイン狂詩曲とラ・ヴァルスについては先生の十八番という事もあって、とても細かく微妙なバランスについて時間をかけて練習して行きました。シマノフスキの4番(協奏交響曲)も今日はソロ(
ピョートル・アンデルシェフスキ)付で練習しました。(定期公演の小冊子にはアンドルジェフスキと書いてありますが、ポーランド語の発音からはアンドルシェフスキとなるようです。)
明日は練習の最後にモーツァルトのニ短調のピアノ協奏曲も練習します。同じソリストが2曲定期で弾くというのはとても珍しい事です。
家中を探してもスリッパが見つからなかったのですが、なんとペットキャリーというカゴの中に.......!
今日はスペイン狂詩曲、ラ・ヴァルス、シマノフスキの4番の順に練習しました。前回のファウストの劫罰は降り番だったので今日久し振りにデュトワ先生の棒で弾きました。シマノフスキについてはあまり弾かない曲である上にカラオケの練習だったのでよく分りませんでした。スペイン狂詩曲とラ・ヴァルスについては初めから細かく練習が進みました。シマノフスキについては明日からピアノ付の練習をする予定です。明日でシマノフスキの4番の全貌が見えてくると思います。
来週のアイシンのハーモニーホールでの演奏会の前日にYさんと一緒にサンバレーにお邪魔する事になりました。会場のハーモニーホールはサンバレーのある刈谷から近い所なので、是非コンサートを聴いて頂きたいと思っています。土曜日の午後4時からの演奏会なので、今回も車で行く事にしました。(Yさんはオープンリールのデッキを持って行く事になっているそうなので、練習所で待ち合わせて一緒に行く予定です。)
このところ仕事上でいろいろ新展開があって時間がとれず、年末から懸案の樽アンプを初めとして宿題が山積の状態です。(他にはSV-3の管をMulladのECC88にした音をじっくり聴く事もまだ出来ていません。そして家中のステレオを再編成する事も残っています。 )そんな中でもステレオの音を聴く事がまた明日の原動力になっています。
昨日は取り立てて書く事もなかったのでお休み致しました。今日もほとんど同じ一日でしたが、最近メールで聞かれる事の多い質問にお答えします。それは協奏曲などの演奏の後ソリストがカーテンコールで出ていらっしゃった時にオーケストラのメンバーが拍手で迎えたり弓で譜面台を叩いたりしますが、拍手と弓で叩く事の間に違いがあるのかという質問です。この2つの間には違いはないと思います。また弓で譜面台を叩くと弓に悪いのでは、という質問については堅い所にぶつけないように力を加減して叩いているので弓が傷つく事はありません。弓の頭(先)が飛んだら弓の価値はほぼゼロになってしまいますから。
明日からはデュトワ先生の4月のC定期の練習が始まります。
ラヴェル:スペイン狂詩曲
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調(ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ)
シマノフスキ:交響曲第4番(協奏交響曲)(ピアノ:ピョートル・アンデルシェフスキ)
ラヴェル:ラ・ヴァルス
そのあと来週の水木はサントリーホールでB定期、1日おいて土曜日にはアイシンAWで
シベリウス:フィンランディア
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン:リサ・バティアシュヴィリ)
シベリウス:交響曲第1番
というプロを弾きます。
今日は普通にレッスンをした後スリッパの物を買いに出かけました。(猫砂にペットグラス[食べると毛玉を吐き出します]、毛玉用の餌)週末になると近くのショッピングセンター2ヶ所を中心とする渋滞がひどくて大渋滞になります。市川インターから国道14号に向かう道は普段から信号がうまく連動しないために渋滞するのですが、土日はその渋滞の距離が倍位に伸びてしまうのです。そのため土日はいつも裏道しか使えません。今週は降り番だったのですが、ほとんど毎日のように車で出かけました。混んでいても普段の日の方が週末よりはるかに走りやすいです。
夜になって落ち着いたので今1階でまたCDを聴いています。今度の整流管274Bは1944年2月の物で、今は62歳という事になります。今こうやって音を聴いているととても若々しい音で、とても還暦をすぎた管とは思えません。今は電流の負担の少ないプリに挿していますが、馴染んできたら一度メインに挿してみたいです。なんでもこの刻印物の274Bはプレートの材質が違うそうですが、たしかに同じ型番でもかなり音のキャラクターは違います。前にも書いた通り前は音が塊として迫ってくる感じ、今度は音の粒がより細かくて浸透力に優れる感じです。この刻印274Bのコスト・パフォーマンスを言えば「?」ですが、この音の素晴らしさは他に換え難い今まで聴いた事のないものです。それにしてもこの管の交換をここまで余裕を持って音で表現できるSV-310というアンプの力量には頭が下がります。どの管を持ってきても頭を打つ感じなど全然ありませんし、細かいニュアンスも正確に伝えてくれます。(上方リニアリティも下方リニアリティも充分にあるという事です。)この274BのおかげでSV-310の持ち味を再発見しました。栄子先生が一聴して前より良くなったと言っていました。
今日はイースト21というオークラ系のホテルに用事で行きましたが毎度の事ながら一日仕事になってしまいました。今朝文献社から出ている「ザ・ピアノ フレデリック・ショパン編」のバラードのDVDを見ていたらとても面白い事を仰っていました。バラードとノクターンは理恵子の師であるエヴァ・ポブウォツカ先生が担当されていますが、その中で拍子をただ数えて次の音を出すのではなく音を聴いてから次の音を弾くのだという事を仰っていました。当たり前の事なのですが、すごく大切な事です。ルバートをしているように聞こえてもそれはただ拍子に合わせて弾いているのではなく前の音を聴いてから次の音を弾いているだけなのです。でもこの事の意味はなかなか理解され難いある意味神髄に触れた言葉だと思いました。夜ノクターンの方も見ましたが、こちらも素晴らしかったです。既にヤシンスキ教授(ショパンコンクールの審査委員長)のマズルカなどが出ています。
やはり音をしっかりと聴いてしっかりと出す事が基本になるのです。レガートなど音を聴いていなかったら絶対に出来ないものです。自分で音を出す弾き手であればこの事はいつもいつも心してかからなければいけない事です。
更に印象的だったのはエヴァ先生の演奏がとても自然でまるで喋っているように流れている事でした。レクチャーをしながらこのように弾けるという事は本当に優れた演奏家でなければ出来ない事です。言葉でこのように弾いて欲しいと言ってから、ご自分の演奏で実例を示す事が出来るのは並大抵の技ではないのです。ヤシンスキ教授もご自分で見事に弾かれています。
今日は午後から松戸の旅券事務所に行ってきました。カーナビの第1候補に出てくる道だと距離は長いし渋滞にかかる恐れがあるので、タクシーが使う裏道を行きました。とても順調にいき行きも帰りも30分ほどで行けました。とは言っても途中かなり道幅の狭いところを通るので気は遣わされました。今は写真もサインも皆ディジタル処理されてパスポートに移されるようで、「申請書の署名がそのまま旅券に載りますがこれで良いですか?」と聞かれました。写真も前より条件が厳しいようです。これで入国審査が簡単になるなら良いのですが、アメリカの場合はセキュリティ検査がとても厳しく☆☆☆☆の航空券をもらうと大変だそうです。
最近レッスンをしていてつくづく感じるのは勿論自分の事も含めてですが、今の自分の姿をよく知ってどこをどう変えたら良いのかが納得できないとただ音だけ出していても(自分では練習しているつもり.......?)何の役にも立っていないという事です。自分で弾いているつもりのイメージと実際に出ている音の落差がちゃんと分らないと先に進めません。
例えばテンポ、CDなどを聴いてとても速く弾かれているように聞こえていても実際はそれほど速くないという事はよく起こります。名手が弾くと全部の音がよく響いているので音がよく前に出てきて迫力があるように聞こえるので、聴いている人はすごく速く弾いているような錯覚に捕われるのです。中には本当にものすごい速さで弾き切ってしまう名手もいますが、ほとんどの場合はちゃんと弾けるテンポで弾いています。それなのに焦って速く弾くから弾けないのです。そういう錯覚というか人間の感覚の特性を利用しなければいけないのです。
事情があって最近プリアンプSV-310の整流管を交換し、先月の末から20時間以上のバーンインをやり今日初めてちゃんと聴いてみました。今までの274Bでは重心がとても低くて音がマスで来ていたのが、今回の274Bでは音の緻密さは同様ですがより柔軟になってよりカラフルになった感じがします。(今回の274Bは前の物より更に古いものだそうです。そのために充分バーンインをしないといけなかったのです。)前の音はdel Gesu(ガルネリ)を思い起こさせる音でしたが、今回の音は最上のStradを思い起こさせる柔軟性が魅力です。真空管アンプは整流管1つでこれほど音が変わるのが面白いところです。
今Rafael Kubelik指揮のバイエルン放送響のシューマンの1番2番を聴いていますが、今まで1階で聴いた音とはちょっと趣を異にしています。用事があって廊下に出て驚きました。廊下でもすごく浸透力のある丸い音が聞こえます。今までここまで音の浸透力を意識した事はないので多分これは整流管を替えたせいだと思いますが、ここまで変わるとは驚きです。今はNathan MilsteinのCDを聴いています。今まで幾分線が細く聞こえていた悪魔のトリルが今は丁度良い具合に聞こえています。これを聴くと原音再生という言葉にどこまで意味があるのだろうと思ってしまいます。何が原音かなんて誰にも分らないのです。原音なんて単なる錯覚の塊.......?
6月の下旬に韓国への演奏旅行がありますが、私はそろそろ旅券が切れるので更新しないといけません。今年の3月からICパスポートの発行が開始されました。偽造やなりすましを防ぐための措置のようですが、今年はアメリカにも行く予定があるので更新するならICパスポートが出るようになってからにして欲しいと言われていました。松戸の駅前の東葛旅券事務所に行くのですが、今週中にすませておこうと思っています。
この前のコンサートではリクエスト・コーナーが思いの外に好評でした。その場でリクエストを集計して弾く曲を発表するというのは弾く側も面白いです。その時の勢いで何がトップに来るか予想できないので候補の曲は全部練習しておかないといけません。リクエスト・コーナーのために1回のコンサートの練習量は2回分くらいになってしまいます。1回通して練習するだけで2時間半から3時間位かかってしまいます。
でもコンサートでは弾かない曲も練習するのでとても自分のためにはなります。
これからも候補の曲を増やしていこうと栄子先生と話し合っています。
今日は栄子先生が美味しい美味しい胃カメラを食しに行きました。不思議な事にこの病院に送る時は必ず渋滞になるのです。普段なら家からNHKホールには1時間もあれば確実に着くのですが、ホールのすぐそばの病院に行く時は必ず1時間以上かかるのです。栄子先生を病院に送ったあと練習所に行きました。練習室からはキレイな音が聞こえてきていました。(今日からデュトワ先生のベルリオーズの「ファウストの劫罰」の練習が始まりました。私は今週は降り番です。)用事をすませてからすぐにまた病院に戻りました。
栄子先生はまだ待合室には戻っていませんでしたが、30分ほどで戻ってきました。それから先生の説明があり「とてもキレイで、何にもないよ!」との事でした。そのあと近くでお昼を食べて無事を祝いました。
新しい車になってからずっとドライビング・ポジションが気になっていました。車の購入時に車のマニュアルと同時に運転についての小冊子をもらったのですが、それにはAUDIのショールームで言われたのと同じ事が書かれていました。それはほとんどの人の運転スタイルがハンドルが遠過ぎて腕が伸び切っているという事です。またハンドルの切り方は2つの原則を守るべきだという事も書かれています。それは両腕とハンドルの中心でできる三角形の中には手を入れない、ハンドルを持ち替えても常に同じ所を持つという2つです。(実際にやってみるとこの2つを守るのはなかなか難しいです。)
今までの反動のせいかずっとハンドルが近過ぎたのですが、今日運転しているうちにこれならという感じを得ました。シートに深く腰掛けてハンドルを切っても身体がブレないようにしたかったのです。
楽器の持ち方も演奏にあたってとても大切です。楽器を肩と顎で万力で挟むように持てば楽器が安定して、あとは左手で弦を押さえるだけだと思っている方が多いと思います。でも本当は楽器を鎖骨に載せて左手と鎖骨で楽器を支えるべきなのです。(この時顎で楽器を押さえてはいけません。)つまり左手に負担がかかる事によって楽器が安定して持てるし、更に言うとヴィブラートも楽にかかるのです。というか左手をしっかり押さえる中で自然とヴィブラートがかかっていくのです。ヴィブラートは音を震わせるためにかけるのではなく指をしっかり押さえるための補助動作なのです。ヴィブラートをかけて指が浮くようではダメなのです。
ハンドル操作と言い楽器の持ち方と言い基礎を見直す事はとても大切です。でも見直しをしたら必ずコツが分る訳ではありません。丁度良い所がどこにあるのかを見つけるのはなかなかの難問です。やり過ぎたりやり足らなかったり何度もやり直して初めて丁度良いバランスが見えてくるのです。こういう事は教えられて覚える事ではありません。(もちろん良いヒントにはなります。でも教えられただけで出来るのではないという事です。)自分で体得するしか方法はないのです。要は目的意識を持って問題に対する事です。
実は昨日の朝目が醒めた時には身体の節々が重く、「これはマズイ!」という感じでした。しばらくしたら忙しさのためにその事は忘れてしまいました。後から考えると体調が悪かったのではなく本番を迎えて調子が狂っていたようです。今回は自分では色々期するところがあり、うまく行くか不安だった私の気持ちの反映だったのでしょう。
今回のコンサートを終えて一番痛切に感じるのは上手くなるための特効薬は人が与えてくれるのではないという事です。頑張って何かキッカケを掴めれば脱皮できるのです。レッスンも先生が上手くしてくれるのではありません。本人が必要と感じていなければいくら周りで良いアドバイスを与えても受け手である本人はどこ吹く風という反応しかしません。
今回のコンサートをキッカケにこれからもどんどん進んで行こうと自分に言い聞かせています。
私は2階はSV722(Macintosh型)+ SV-501 SE、1階はSV-310+SV-91Bというまるで正反対の性格を持つ2つのシステムを使っていますが、出てくる音は共通点の方が多いと思います。どんな楽器を弾いても出てくる音が似てくるのと同様、ステレオも自分が出したいと思っている音の方向に収束して行きます。アンプやスピーカーを替えた時にその違いばかりが目立つとすると、それはまだそれらに使われている状態なのです。楽器もしばらく弾き込めば奏者の違いの方が表に出てくるのと同様、ステレオも本当に使い込めば持ち主の違いが支配的な要素になるものです。もちろんそれぞれの機器にはその個性がありますからそれをどう活かせるかも大切な要素です。でもステレオは使い手が出そうとする音の方向に向いて行きます。ガンガン鳴らしてばかりいれば機器もそれなりの音になって行きます。細かいニュアンスを求めるのであればやはり芯までじっくり鳴らし込まないといけません。(「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」でなければいけません。大音量で強引に鳴らそうとしてもうまく行かないものです。)
私の経験から言うとどちらのシステムも本当に良い音が出るまでにはセッティングなどの使いこなしを含めて最低でも2〜3ヶ月はかかるでしょう。何かを変えてすぐに善悪が分るうちは物事は簡単ですが、本当に煮詰まってくると自分自身の感覚も同時に問われていくのです。ちょっと聴いただけでは結論を出し難くなってくるものです。
私はTPOによって1階と2階のどちらの音も必要なのです。そしてどちらが良いとも言えません。リビングで聴くならSV-722+SV-501 SE+Stirlingが合っていますし、1階で気合いを入れて聴くならSV-310+SV-91B+Devonです。 最初は1階にはStirlingが、2階にはDevonが合うと思っていたのに、実際に試してみたら反対の方が良かったのはとても意外でした。
今残っている宿題は2つ、1つはSV-3の管をECC88にしてみる事、もう1つはWS-350Bを作る事です。うまくいったらSV-3(w ECC88)+SV-9t+Rogers LS5/9を離れのメインにしようと思っています。 といっても2つ目の宿題樽アンプを果たす暇はまだ当分持てそうにありません。
今日はスプリング・コンサートでした。もうすぐ理恵子が戻ってくるのでその前にコンサートを開きたかったので、演奏旅行の直後ではあるのですが今日という日を選びました。夕方からは豪雨に変わりましたが、コンサートの間はほとんど降られずにすみその点でもホッとしています。
リクエスト・コーナー演奏中 | 開演直前の会場の様子 |
リクエスト・コーナー | リクエストの集計中 |
今日のコンサートは皆様に楽しく聴いていただけるように曲間にお話しを入れたりリクエスト・コーナーを設けたりしましたが、皆様には喜んで頂けたようです。リクエスト・コーナーでは選ばれた曲は皆テンポの速い曲でした。メロディックな曲と速い曲が半々でリクエストされると思っていたのでとても意外でした。
今回のコンサートは自分として目指した事が実現出来た事が一番の収穫で、お客様にもとても好評でした。
とにかく今日で一区切りがつきホッとしているところです。今までずっとお預けになっていた事にこれからとりかかろうと思っています。
今福岡の空港で飛行機への搭乗を待っています。待合室でPowerbookを拡げたらワイヤレスLANが見つかり「接続しますか?」と聴いてきたのでOKをクリックしたのですが、当然の事ながら接続は出来ませんでした。そこでW01Kを挿してインターネットへ接続しています。このW01Kはほとんどの場合エリアの心配の必要がないので助かります。基本料金がいささか高いのが問題ですが、使い心地は最高です。
今日は家に戻ってから明日のコンサートのプロをプリントしたり自分の練習をしたり明日の進行の再検討とかやる事が山のようにあります。もう1日あると良いんだけどなぁ〜〜?(9:40)
羽田空港が混雑しているとかで離陸が30分近く遅れ、エアポート快特には乗れず各停でのんびり帰ることになりました。昔はモノレールで浜松町に出てJRを乗り継いでいた事を考えれば少々余計に時間がかかっても楽です。といっても高砂で乗り換えないといけませんが.......新幹線も品川乗り換えが出来るようになってとても楽になりましたし、千葉方面からの新幹線や飛行機の利用はとても楽になりました。今回の演奏旅行の間に車の点検をしてもらっているので、練習所に車を置いて帰りにはそれに乗って帰るという技は使えません。
今都営線から京成に変わり地上に出ました。どこにいてもメールが読める代わりにどこにいても逆に自分が拘束されるという時代になってしまいました。便利なのも考えものですね。(12:50)
家に戻ってからも色々な事に追いかけられて、結局気がついたら深夜といういつものパターンです。明日は楽しく弾けるように頑張るしかありません。ではお休みなさい。