昭義のひとりごと2009年8月分  


このページは私の日記のようなものです。私の感じること、周りで起こったことを書きます。

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根津理恵子の ポーランド通信第17回がアップされました。 こちらからどうぞ!


8.29

 サンバレーのホームページにSV-4のアーカイブ版が登場しました。私は前回のアーカイブの時(2007年3月末に手に入れて、5月半ばに作りました。)に手に入れましたが、その時の事を思い出しました。RogersのLS5/9を手に入れてから、ずっと300Bシングルでドライブしようとしてきました。ですがどうも奥まで鳴り切っていない感じがずっとしていました。そこで試しにプッシュプルのSV-9tで鳴らしてみたら、300Bとは違って底まで鳴っている感じです。ただSV-9tだと少し硬めの音になるので、プッシュプルでもう少し柔らかい音のアンプを探していました。サンバレーの試聴室までLS5/9を持って行ってSV-4で聴かせていただいたら、きつさの片鱗もなくしっとりと落ち着いた音が聴けました。SV-4の音はどこかが目立って飛び出してくる、というより音が空間を隙間なく満たしてくれます。イギリス系の鳴らしにくいスピーカーをお持ちの方には是非試していただきたいアンプです。また管の差し替えによって、更に音の充実度が上がります。

デフォルトの状態

Telefunken EF806S+GEC KT66

8.26

 今日以前の店主のひとりごとにハーモニック・エンハンサー「ES105A Suono™」を使う時に前を持ち上げると音場が広がる、という記事があった事を思いだしました。ヒョッとしたら今回手に入れたPT-R4にも有効なのではないかと思い、試してみました。

 写真のようにPT-R4の前の脚にだけインシュレーターの受けを入れて、前を少し持ち上げました。たったこれだけの事ですが、この方法は有効で、とても音がよくまとまりました。最初にAutograph miniに抱いていた気難しい印象はこれで払拭されました。PT-R4は耳より上を向いていますが、それでも音は明らかにこの方が伸びが良いです。
 Autograph miniは単体ではなく、スーパーツイーターを足した方が絶対的に扱いやすいです。単体だとちょっとした事が一々気になるのですが、今の状態だと音がすんなりと心に入ってきます。ST-25が廃版になってしまった今となっては、このPT-R4をその代役として使うのをお奨めします。
 Autograph miniをドライブするメインアンプ選びの時に気になった事が、今の状態だとほとんど気になりません。スーパーツイーターをお使いの方は是非この方法をお試し下さい。


8.25

 今日はオーケストラの曲を中心に色々聴いてみました。Autograph miniは気難しいスピーカーですが、PT-R4をつなぐと音の粒が細かくなり、単体で聴いて気になる部分がスッと収まって聞こえます。一番弱くしか効かせていないので、高音が目立って聞こえるようなことはありませんが、音の肌合いがとても円やかに聞こえます。スーパーツイーターを付けた音を一度聴くと、付けない音は物足りなく聞こえます。さすがに低域はいささか不足気味ですが、それはそれで充分楽しめます。Autograph miniを鳴らすのにmini91Bで行くかmini300で行くかずいぶん悩みましたが、もしスーパーツイーターが付いていたらあまり悩まなかったでしょう。スーパーツイーターを付けると、響きを決める超高域が中域以下の影響を受けなくなるので、音の響き肌合いがよく表現されるようになるのでしょう。
 逆相につないでみたら、音が引っ込むような感じなので、私の部屋では正相で行く事にしました。


8.24

 今朝PioneerのPT-R4が届きました。夜になって時間がとれたので、Autograph miniにつないで聴いてみました。20KHz、20KHz(-3dB)、30KHzの3つのモードがありますが、30KHzが一番音のつながりが良かったでした。接続は正相でつないでいます。(逆相はまだ試していません。)夜遅いのであまり音量を上げていないので、明日昼間にでも少し音量を上げて試します。
 スーパーツイーターは高域に効いてくる、というより全域にわたって音のつながりが良くなります。TANNOYのスーパーツイーターと同様、レベルは一番弱めに設定するのが一番自然に聞こえます。明日オーケストラ物を何枚か聴いてみて、中低域にどの程度効果があるのか聴いてみます。スーパーツイーターに耳をつけても特に音は聞こえませんが、出てくる音は明らかにない場合と違います。奏者の身体の動きが感じられて、とても面白いです。


8.21

 今日は宇都宮の栃木県総合文化センターでの演奏会でした。

 今日のズィッツプローベは5時半からなのですが、2時半頃楽屋入りしました。会館のレストランは既にティータイムになっていたので、暑い中を外に出て行きました。
 練習から時を経るに従ってタンさんの指揮はテンポも表情も変わってきています。どれが本来の姿なのかよく分かりません。今日はシューマンさんはクライスラーの「レシタティーヴォとスケルツォ」をアンコールに弾かれました。速めの颯爽としたテンポで進んでいきました。

 明日は福島の演奏会ですが、会場が狭いので弦は1プルトずつ少ない編成で弾くので、私は明日はお休みです。


8.20

 朝交通情報を見たら外環内回りがかなり渋滞しているようで、出かける頃にはどうなっているのかとても心配でした。外環が混んでいるようだったら都心に出て5号線を下ろうと思っていたのですが、こちらもかなり混んでいるようです。幸い出かける頃には外環の渋滞も解消したので、最初思った通り三郷南から外環経由で関越に出ました。実際にはとても順調に行けました。

 今日の会場はベイシア文化ホールという別名を持つ群馬県民会館です。

 デッドな響きなので、弾く側から言うと手こずる会場です。ゲネプロはシベリウスのヴァイオリン協奏曲、チャイコフスキーの5番というプロ順に弾きました。ソリストのシューマンさんは日本語が堪能です。シューマンさんはJupiterという別名を持つStradを弾かれているそうですが、とても音の伸びが良かったでした。
 今回のチャイコフスキーはとても個性的な仕上がりでした。本番の時は思いもかけぬアクシデントがありましたが、全体的には面白かったでした。
 明日は宇都宮の栃木県総合文化センターでの演奏会です。今日は前橋に泊まる人あり、宇都宮まで行って今日明日と連泊する人ありと様々です。


8.19

 今回の演奏旅行はムーハイ・タンさんの指揮です。チャイコフスキーの5番から練習は始まりました。タンさんはニュアンスとかテンポなど譜面通りに持って行きます。その感じはロシア人の指揮者に似ています。そしてご自分のイメージをとてもハッキリ持っていらっしゃいます。そしてとてもエネルギッシュに進んでいきますが、響きはとてもよく整理されています。聴いてとても楽しめると思います。
 午後からはシベリウスのヴァイオリン協奏曲の練習に移りました。とはいっても私は曲降りです。明日は前橋の群馬県民会館(ベイシア文化ホール)での演奏会です。

 朝練習所に向かって走っていたら、家から電話がかかってきました。ところが車のハンズフリーシステムで聞くと、声がとても小さいのです。自分から117(時刻報知)にかけてもほとんど聞こえません。携帯で直接かければ普通に聞こえます。練習所について家に電話すると、家のMacが不調とのこと、家に帰ったらディーラーとApple Storeに行かなければいけなくなりました。今朝は踏んだり蹴ったりでした。
 ところが昼過ぎに家に帰る頃には、Macは無事回復、車の電話も無事復調、朝のあの騒ぎは一体何だったの?.........明日は何もないことを祈るのみです。


8.18

 明日はあさってからの前橋(群馬県民会館)→宇都宮(栃木県総合文化センター)→福島(福島市音楽堂 )という演奏旅行の練習です。シベリウス / ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 チャイコフスキー / 交響曲 第5番 ホ短調 作品64というプロで、指揮はムーハイ・タン、ヴァイオリン・ソロはエリック・シューマンのお2人です。ムーハイ・タンさんは中国出身の方だそうで、N響には初めて登場されます。シューマンさんはお母さまが日本人だそうで、9歳からザハール・ブロン先生に師事されているというプロフィールの持ち主です。
 今回の旅程は前橋→宇都宮の1番速い経路が前橋→高崎→大宮→宇都宮という悩ましいものです。このコースで1時間37分7,940円、両毛線で小山に出て新幹線で宇都宮というコースで1時間52分4,390円、全部在来線で行っても2時間5分1,890円なのです。これを見ると新幹線がいかに割高か、よく分かります。30分早く着くためにかかる費用が4倍なのですから。
 明日は久し振りのN響です。珍しく日が替わる前に寝ようと思っています。


8.17

 おとといApple Storeのすぐ近くに行ったのですが、結局行く時間がなく、AirMac Expressはまだ手に入っていません。来月定期の時に渋谷のApple Storeに行くことにします。

 昨日レッスンに来た方が今まで見たことのない肩当てを持っていたので、レッスンのあと試させてもらいました。色々試してみて、結局肩当てはいらないという結論を再確認しました。肩当てを使うと楽器の裏を肩で押さえないので音がよく出るのですが、肩当ての鳴きがどうしても気になります。
 私にとっては肩当てを使おうが使うまいが、思ったように弾けるならどちらでも良いです。ですから昨日はもしこの新型が持ちやすくて音が出るなら、買って試してみようかな?と思ったのです。でもちょっと弾いた時の音を聴いて、この鼻が詰まったような音色はダメだ!と思いました。肩への収まりなど良かったのに、残念でした。
 それに色々試してみていくつか新発見をしました。その1つが楽器の鎖骨に載る位置です。今までより少し左側に、とても音抜けの良い位置が見つかりました。私の持っている1台の楽器はどう持っても音の抜けはさほど影響を受けません。ところがもう1台は扱いが気難しかったのですが、これで解決しました。
 肩当てを使うか使わないかの結論より、色々な試行錯誤の中で得られる物こそ最大の収穫でした。


8.15

 ピグマリオン・デイズから帰ってきたところです。今日のプログラムはノクターンの遺作cis-mollと24のプレリュードでした。昨日書いたpoly-metricとは中間部で左手が2/2で進行しているところで、右手が3/4で同時進行しているのです。普通の版よりリズミカルでとても魅力的に聞こえます。
 また24のプレリュードは短いものは30秒から一番長い雨だれの5分位までの小品集です。この24曲はC-Dur, a-moll, G-Dur, e-moll, D-Dur, h-moll.......という順に並んでいて、24曲で全調をめぐるという構成です。それに緩急の組み合わせもあって、曲数は多いですが、変化に富んでいるのであっという間に終わってしまった、という感じです。

 今日は銀座のシャネルまで2往復しました。高速1000円の影響か、渋滞情報を見ると環状線内回りからお台場にかけてが渋滞しています。この浜崎橋からお台場の間は普段渋滞することなど事故以外には考えられないところです。またお盆の季節で例年なら首都高はガラガラなのに、そこら中渋滞しています。普段見ないナンバーの車も多かったです。事故も多く、普段の土日以上に気をつけないといけません。


8.14

 明日は理恵子がシャネルのピグマリオン・デイズのソワレに出演します。その中でショパンの遺作のノクターン嬰ハ短調を弾きますが、これがスペイン・マヨルカ島<ショパン&サンド博物館>所蔵の初稿自筆譜に基づいたpoly-metricの技法(このpoly-metric[ポリメトリック]の日本語訳は存在しないそうです。)に則った面白い版です。これを聴くと中間部の3/4の部分の意味がとてもよく分かります。この前のジュネーブの国連での演奏会がマヨルカ島以外でのこの版の初演になりましたが、明日は日本での初演になります。お聴きになる方には是非ともお楽しみいただきたいです。
 このノクターンのヴァイオリン編曲も有名ですが、今度このバージョンで弾いてみようかな......?


昼間はピアノの上で熟睡!

 来週は20日〜22日の前橋→宇都宮→福島の演奏旅行があります。(最後の福島の演奏会はホールが小さいので弦が1プルト減るので、私は降り番です。)これが終わったあと1週間休みがあるので、この間に宿題を果たそうかな?と思っています。
 Autograph miniはその可愛さが魅力なので、組み合わせるアンプも見た目には樽プリ+mini91Bでまとめたいです。ソースはTL-51XとAirMac Expressの光出力をModel2に入れています。このAirMac Expressは最初はワイヤレスにつないでいたのですが、時々接続が切れるので、同じ部屋にあるiMacとはEtherで直接つないでいます。1階のレッスン室にもAirMac Expressを置いて、この出力をModel2で受けてこれをステレオに入れることも考えてみようと思っています。リビングと玄関脇のレッスン室にはDACがあるので、ステレオでiTunesの曲を聴けるのですが、奥のレッスン室はDACを使っていないので今はiTunesは聴けません。
 最新のAirMac Expressを買ってきて、今1つ余っているModel2を使えば、レッスンの課題をiTunesに取り込んで、それをMacから聴かせることが出来ます。明日Apple Storeに行こうかな?(シャネルから歩いて2〜3分の所です。)


8.12

 昨日書いたVP-Mini88 MkIIは、早速メールを下さったお近くの方の所に行きました。この方は今日まで夏休みなので、今日なら私の家に取りに来られるということなので、夕方にお渡ししました。普通はお渡しするのに1週間位はかかるものですが、今回は1日で最後まで行きました。持ち帰って早速楽しんでいらっしゃる、というメールをいただきホッとしています。
 次はmini91Bを作ることが課題です。mini91Bはトランス結合なので、普通のアンプより作りやすいのでは?と思っています。WE310A+300Bを挿すつもりですが、出来上がったらAutograph miniだけでなく、DevonやRogersも鳴らしてみようと思っています。もしかするとアンプとスピーカーの組み合わせが変わるかもしれません。早く作りたいなぁ〜〜!

 これを書いてアップしたつもりでしたが、忘れていました。13日11:30にアップしました。


8.11

 おとといご紹介したTriodeのVP-Mini88 MkII、欲しい方にお売りします。これはキットではなく完成品を買ったもので、当時の保証書と取説がついています。ノークレーム、ノーリターンを条件に25,000円でお売りします。また出力管を変えた場合のバイアスの調整法が取説に載っていますので、管を挿し替えたら必ず調整し直して下さい。(EL34/6CA7、6550などに挿し替えられるようです。)

 本体の左のボタンが電源スイッチ、右の2つのつまみは左が3入力の切替、右がボリュームです。上記のノークレーム、ノーリターンをご承知いただけてこれが欲しい方はこちらにメールを下さい。

 休み明けには前橋と宇都宮に車で行くので、ディーラーが休みに入る前の今日、525iのサマーチェックを受けてきました。リアのブレーキパッドが少し消耗している以外は異常なしでした。(次の点検時に交換だそうです。)新車から3年9ヶ月が経つので、バッテリーの消耗とコンピュータのディフェクト・メモリーチェックが気になっていたのですが、どちらもOKでした。
 6月末にMichelinのPrimacy HPに交換してほぼ2ヶ月が経ちますが、今までで一番乗り心地が良いです。ランフラットタイヤもどんどん進歩しているようで、今の第3世代のランフラットの乗り心地はずいぶん改善されているそうです。ホイールももっと軽い物にすると良いのでしょうが、そこまでは手が出せません。


8.9

 自分のレッスン室のクローゼットを片付けていたら、TriodeのVP-Mini88 MkIIが出てきました。とても思い出のたくさんあるアンプなので、Autograph miniに繋いで音を出してみました。

 普段は樽アンプで鳴らしていますが、手前のVP-Mini88 MkIIで鳴らしてみました。(管は最初から着いてきたままです。)帯域のバランスがかなり普段と違いますが、それなりに楽しめる音です。ただ私の趣味(直熱三極管)とはハッキリ傾向の違う音です。
 VP-Mini88 MkIIを聴いた後メインアンプを元に戻して、樽プリの管をTESLAのE88CCに取り替えてみました。中域が充実して輝きが増し、高域の繊細さが出てきます。デフォルトとは一線を画する音で、この管をお持ちの方は是非試されることをお奨めします。MullardのECC88もありますが、今日はTESLAを聴きました。mini91Bが出来たら替えるかもしれません。一時期6DJ8の互換球を集めた時期があるので、手元には色々なブランドの管があります。

 クローゼットからはその昔の音源やMIDIインターフェースも出てきました。今譜面の入力はYAMAHAのQY-70(今や化石のような存在、今はQY-100しかありません。)にUSB-MIDIインターフェースを使ってMacBook Proでしているのですが、iMacでも出来るように音源とキーボード、インターフェースを1組残して他は捨てることにしました。

 クローゼットに沢山残っている雑物をどんどん捨てようと思っているのですが、なかなか進みません。でも実際に使っているのは、持っている物のほんの一部です。とはいってもCD、レコードや楽譜は時と共に増えていきます。これをどうするかが難問です。


8.8

 少しずつ家を片付けるために、家で一番のさばっている古いMacとその周辺機器を減らすことにしました。今日はその第一歩として、その昔データのバックアップに使っていたMOの整理をしました。MOを使い出したのは今から15年くらい前で、最初は128MB、次に230MB、640MB(540MBというのもあったような?)と容量が増えていきました。当時バックアップに使ったMOが29枚あるので、それを1枚のDVDにまとめました。容量的には全部で4GB位あります。

 今はMOなど使っている人は誰もいないと思います。そういう私もここ10年位MOなどに手を出していませんでした。でもこんなにかさばるものを残しておきたくないので、左に積んであるMOのデータを中央のDVDにまとめて焼きました。とはいってもDVDは4.5GB、右のUSBのメモリーは32GB、世の中の進歩はすごいものですね。
 我が家には今となっては役立たない本体がまだいくつもあります。これらを処分すると我が家のタンスの上がスッキリします............もちろん中身は消去しないといけませんが。

 これが昨日ご紹介した「ザ・キット屋ガイドブック」です。カーソルをのせていただくと最初のページが見られます。ざっと読んだだけですが、作っていく時に参考になることが満載です。この前作ったSV-20Dの管をTESLAに替えてみようと思っています。今日片付けをしていたら、MullardのECC88も見つかりました。これも聴いてみたいです。

 午前中はお気に入りの窓のところで過ごした後、昼からはご覧のようにゴロ〜〜ン!いささか夏バテ気味のスリッパちゃんでした。


8.6

 今日はクラシック・コンクール東京予選の小学校の部の審査(会場はかつしかシンフォニーヒルズです。)をしました。クラシック・コンクールは自由曲なので、今弾いている曲で出てくる人、学生コンクールのリハーサルに出てくる人など色々な人がいて、とても面白いです。今日も学生コンクールの課題曲(Dontの予備教本の19番とBachのパルティータ第3番のジーグ)を弾く人が沢山いました。今自分が弾いている曲で出てくる人の場合、時々あまり弾かれない珍しい曲で出場する人がいて、こちらも思わぬ収穫をすることがあります。
 家から会場へはいつも決まったコースがあるのですが、今日は途中でナビが違う道を案内してきました。今日は素直にナビに従ってみたのですが、これが信号がほとんどない道で大正解でした。たまにはナビに従ってみるものだ、と感心しました。

 今月はN響も夏休みなので、休み明けの前橋→宇都宮→福島の演奏旅行に出ます。(福島は編成が1プルト小さくなるので降り番になりました。)この休み中に出来たらmini91Bを作りたいのですが、生徒のコンクールがあるのでしばらくは手が出せません...........楽しみにとっておこうかな?今度のmini91Bのキットにはザ・キット屋ガイドブックという製作の手助けになるヒント満載の小冊子がついています。今はヒョッとすると全てのキットに付けていらっしゃるのかもしれません。知っているつもりでも基本を再確認するにはもってこいのガイドブックです。これをきちんと守れば、つまらないトラブルはかなり減るでしょう。私も初心に立ち戻って、このガイドブックをよく読んでmini91Bを作ろうと思っています。


8.3

 私は基本的にスペアの弦は2セット持つようにしています。というのはもし出先で弦が切れると、その弦がスペアなしになるからです。張り替えた途端に弦が切れる事もごく稀にありますし。このようにガット弦は切れる危険がありますが、音色は絶対にガットの方が良いので、手間がかかって値段が高くてもガットを使います。何回かナイロン弦に挑戦した事があるのですが、今まで「これなら!」という弦にお目にかかった事はありません。というか大体30分も弾いているとその音にウンザリします。
 私はG線のOliveは16 3/4というゲージのrigid(硬巻き)を使っていますが、これは普通には手に入らない特注です。それに合わせて他の弦も太目にしています。細い弦(16~16 1/4 普通はこれ位が一番太い物として売られています。)に張り替えると、最初は楽に音が出るように思うのですが、2〜3日すると最初に感じた感激がなくなり、楽器が全然鳴らなくなってしまいました。........15 3/4、16、16 1/4、16 1/2、16 3/4というように1/4単位で太さは変わりますが、1/4変わるだけで印象はずいぶん違います。といってもG線は1本1万円ですから、気軽に張り替えられません。それにこれだけ太さが違うと、奏法もまるで違います。私は16 1/2、16 1/4、16と順に試しましたが、結局元の16 3/4に戻ってしまいました。
 などと書いてきて、ステレオの使いこなしと同じ面があるなぁ〜とつくづく思います。


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