栄子のひとりごと2005年10月分 

栄子先生へのメールはこちら


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昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。

生徒さんへの連絡のページを更新しました。(2006.1.2)重要な連絡があります。必ずごらん下さい。


11.5

 ほぼ毎日綴ってきた栄子のひとりごとを暫くお休み致します。今まで応援して下さった皆さまありがとうございました。生徒への情熱、家族への思いは今までと少しも変わりません。余裕が出来た時にはまた再開したいと思います。


11.1

 生徒さんは連絡のページを必ず読んで下さい。出欠の連絡を栄子先生宛に必ずメールして下さい。


10.30

 ワルシャワから帰国した日、とても悲しい出来事がありました・・・・
 スリッパが私の事を忘れていたのです。たった40日しか離れていなかったのに、私を見て急いで逃げたのです。ショック!コノハクジョウナネコメ!

 昭義先生のひとりごとにはムリヤリ抱っこしたら嫌がっているスリッパが載っています。


10.29

 本日ワルシャワから帰国しました。久々のポーランド人ブレハッチさんの優勝で沸きに沸いているワルシャワです。ブレハッチさんの演奏は自然で聴くたびにコンクールであることを忘れさせてくれました。受賞者演奏会ではさらに魅力ある演奏に会場は興奮と感激の嵐、アンコール後のスタンディングオベーションは限りなく続きワルシャワは彼の出現により感激の渦でこのコンクールの幕を閉じました。コンクール中はそれほど感激は無かったのが本音ですが、こうして全てを思い起こしてみると彼のコンクールを意識させない演奏はやはりダントツで2位無しの結果も納得です。

 ワルシャワ滞在中は、沢山の励ましのメールやFAXを頂きましてありがとうございました。あのステージで用意したプログラムを全て弾けたということは理恵子にとって大変な喜びであり光栄なことでした。この貴重な経験を今後の演奏に反映し一歩ずつ前進して欲しいと思います。ひと月に及ぶコンクール期間中、数え切れないほどの温かな皆さまの応援に支えられ守られ、一つ一つのステージに臨めましたことを心から感謝致します。そして今年で留学3年目を迎える理恵子は現地の多くの友人達にも支えられています。というのも年末の『日本人留学生達によるコンサート』に向けて理事としての沢山の仕事があったにもかかわらず友人達が手分けしてその仕事を分担してくださったのです。これにより理恵子は安心してステージに上れました。留学生の皆さん本当にありがとうございました。年末のコンサートが大成功を納められますことを願っています。

 コンクール終了直後、エヴァ先生と理恵子は何かコンクールの反省でも話し合っているのかと思ったらもう次のスッテプへ向けてのレパートリー作りの話しでした。すぐにコンチェルト4〜5曲、ショパン以外のソロ数曲を毎回のレッスンで譜読みを終わらせて持ってくること!!!でした。何でも人一倍切り替えの早い理恵子ですがエヴァ先生はさらにその上を行かれる勢いなので、何でものろまな私は二人に付いて行くだけでへとへとでした。エヴァ先生と理恵子の間では今回のショパンコンクールはもうすっかり過去の出来事のようです!!! 

 さて私がワルシャワ滞在2週間目に日本から嬉しい知らせを受け取りました。ちばコンクール本選会で小学校1〜2年生の部で立石実桜さんが第2位、小学校5〜6年生の部で大澤葵さんが第1位という見事な成績でした。先生のいない中よく頑張ってくれました。本人の努力は勿論応援して下さったご家族にも感謝の気持ちで一杯です。他の生徒達もそれぞれこつこつ頑張ってくれていることが分かり、帰国後の疲れも吹き飛ぶ思いでした。


10.24

 ショパンコンクールの受賞者コンサートもいよいよ今日(10/23)が2回目です。
コンクール期間中は朝、昼、晩演奏を聴きに行ったり食事作りなどでほとんど ゆっくりする時間がなかったので、そろそろ疲れがピークに達し今日はどこにも行かず身体を休めました。こんなにゆっくりしたのは1月ぶりです。この1月 あまりにもいろいろな事があり過ぎて全く自分を振り返る余裕はありませんでした。自分のホームページも1月以上ご無沙汰してしまいましたが、帰宅後はすぐに滞っていたレッスンが待ち構えているため今のうちに少し、コンク ール後のこちらの様子を理恵子のパソコンを借りて報告いたします。

 昨日は大使公邸で昼食会、その後ホールで表彰式、受賞者記念コンサート、と続きこの時すでに真夜中の0時半、帰宅しようとしたらいきなり1台のマイクロバスに乗せられたのです。何か説明しているのですが早口のポーランド語な のでさっぱり分かりません。理恵子に聞こうとしたら後ろの方の座席ででダン ・タイ・ソン先生と話していて気がついてくれません。ちょうど前の席に座ってい らした二宮先生もいったいどこに連れて行かれるのかしら・・・と不安げでし た。
 数十分乗り、バスを降りると何と、そこは豪華な宮殿でした。その一角に立食パーティーの準備ができていたのです。日本では考えられない時間から審査員とコンテスタントが交流するパーティーが始まったのです。疲労と睡眠不足の極地でしたが、そのパーティーは何と延々2時間にも及びました。コンクール期間中はコンテスタント同士がお互いに語り合う時間などは全くありませんから、とても貴重で楽しい経験ができました。今日の2つのパーティーではステージ上では強く、華々しく見えるコンテスタントたちですが、話してみるとほとんどが想像と正反対の事が多く、外見やイメージだけで捕らわれてはいけないなあ・・と痛感。皆ステージを降りればライバルでは無く、それどころか長い苦痛からやっとのことで開放され同じ苦しみを味わった者同士しか分からない会話で盛り上がっていました。久々に何もかも忘れ、期間中には絶対に見られなかった笑顔で語り合っていました。そんな様子やお世話になった審査員の先生方を見ていたら、自分の娘も含めてここまで来るまでの道のり、一人一人がどんな思いで一つ一つのステージをこなしてきたか・・・など思い出され胸が一杯になりました。コンテスタントの皆さんお疲れ様!!審査員の先生方(連日の審査でほとんどの先生方が体調を崩されていました。)ありがとうございました!!
  家にたどり着いたとき時計を見たら午前4時を回ろうとしていました。


10.22

 応援してくださった皆様へ
先ほど結果が出ました。おかげさまで理恵子はファイナルまで進むことができました。張りつめた1ヶ月はあっという間でしたがここまで来られたことがまるで夢のようです。コンクール期間中沢山の方々から励ましのメールをいただきありがとうございました。理恵子共々皆様に感謝いたします。
 日本に残して来ている生徒たちのことが気になりすぐにでも帰国したい心境ですが、こちらの事務手続きを済ませてからの帰国となります。

 帰国後にはまたホームページ再開いたします。まずはご報告とお礼まで。


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