栄子のひとりごと2004年1月分

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昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。


1.31

 最近で一番ハードな日でした。朝9時からレッスンが始まりその合間を縫って、午後からたくさんあるソルフェージュに備えて録音したディスクや資料を整えたり楽典のテスト問題を作ったりで準備に大慌てとなってしまいました。 何でもぎりぎりになってからするのが嫌いなので当日準備に追われる事はほと んどないのですが、最近時間がなくて、今日になって慌てる事になってしまいました。

 やはりソルフェージュは人数が多いので結構体力を消耗します。理恵子が手伝ってくれている時は、どんなにか楽だったのですが・・・どの生徒もソルフェージュは楽しいらしく生き生きとしています。どんどん上達してくれるので私も体力厳しいながらも土曜日がいつも楽しみです。ソルフェージュとピアノのレッスンフル回転の充実した一日でした。全部終わった時には、夕食の準備もなかなか腰が上がらないほどクタクタになってしまいました。
 最近ご質問のメールが多くなってきました。本当に時間がなくてお返事を書くのが遅れてしまっていて申し訳ございません。必ずお返事をいたしますので今しばらくお待ちいただけますでしょうか。


1.30

初公開!!!
たった今、理恵子から来たメールでーす。
いつもこんな調子でメールをくれます。このメールを公開するのはもちろん理恵子には内緒・・・ウフフ・・悪いお母さんだ。
もしワルシャワからお怒りのメールが届いた場合は直ちに削除させて頂きます。
 

『こっちにきてやっぱり痩せるのは無理のようだね・・。
昨日ご主人に「リエコはポブウォツカと全く同じだ、食べてる時とっても幸せそうだから。でも2月にお母さんが来た時誰だか分からなくならないように気をつけてね〜〜これがあなたの娘ですって説明しないといけないのは困るよー☆」
って言われたのさ。「わかってるよぉぉぉ!」今日からしっかりダイ エットを継続します!!!!

それからもう一つ昨日あった出来事。
昨日水道管が詰まってるからその話をしたらご主人が部屋に来てくれたの。 で、水道管をきれいにしてる間マリーシアの相手をしててって頼まれて、1階 で待ってました。そしたら今までお風呂場と洗面台、テキトーにしか掃除してなかったから、汚れがたまったのをご主人に見つけられちゃって、「リエコ! 想像を絶する汚さだったから全て磨いておいたよ!」(これは大げさだけど)部屋に戻ってみたら本当にピッカピカ☆☆☆うーん、かなり汚れてたんだなー・ ・
「大丈夫、マルタ(アルゲリッチ)の部屋よりはマシだ」・・フォローになってない。。。
毎日磨かないと、硬水が固まったのは落としにくくなっちゃうんだよね。気をつけねば!!

というわけでした。』

 朝お花の手入れをしているとスリッパが2階の窓からこちらを見ています。今日はコートなしでも外にいられるほど暖かな一日でした。

 嬉しい事にホームペ ージを読んでくださっている愛媛の方から伊予柑をいただきました。こちらはただホームページを書いているだけなのに、こんな事をして頂き大変恐縮しております。実はここ3年くらい贈っていただいていますがその美味しさは格別です。甘くみずみずしくて・・・皮まで新鮮なので捨てるのが惜しく、毎年たくさんマーマレードを作ってしまいます。今年はあまりお砂糖を入れないで作ろうと思ってま〜す!


1.29

 私は中学2年生くらいまであまりまじめに練習をした事がありませんでした。特にツェルニーやショパンエチュードが好きではありませんでした。高校生になって初めて音楽へ進む事を決めてからはかなりまじめに練習しました。 このあたりの詳しい話は長くなりそうなのでまたの機会にお話しいたしましょう。今になって思えば、子供のころは適当な練習に見合った癖のある弾き方をしていたのだろうなぁと推測できます。先日のステップを聴いて見て、自分の小さい頃は多分こんなふうだったんだろうな・・・と想像してしまいました。 出場の皆さんごめんなさい。とにかく練習曲は面倒でちゃんと練習した記憶はほとんどありません。高校生になってからあることがきっかけで急に目覚め、 それからはピアノ一筋の生活が始まり現在に至っています。今はあれほど嫌い だったエチュードを生徒に教える事が楽しくて仕方ないのですから不思議なものです。自分が練習する事が苦手であまり好きではなかったので、今は生徒達がどうしたら嫌いにならないで続けられるかと言う事ばかり考えながらレッス ンしています。いやだと思ってしまったらこんなに面倒で時間のかかる事を続 けていく事は拷問に近い物があるからです。どうせなら楽しみながら練習したいですものね。ばく大な時間と労力がかかり容易な事ではないけれど、それだからこそ奥の深い素晴らしい世界なのでしょう。


1.28

 今日は朝から夕方までかかってやっと2台調律していただきました。私がレッスンで使っているピアノは直ぐに緩んでしまうので頻繁にしていただかないといけません。調律後弾いてみると同じピアノかと思うほど甘く柔らかい響きになり大満足!!そしていつも思うのですが調整後の弾き心地は、鍵盤が自然に指に吸い付いてくるような不思議な感覚です。大変私好みにしていただきうれ しくて色々弾いて楽しんでいたら、いつの間にか生協の配達時間がきてしまいあわててエプロンして主婦し、それとほとんど同時に生徒も来たので、大慌てで冷凍庫や冷蔵庫に食品をしまい、夜まで続くレッスンのためにドリンク剤を 1本飲みエプロンはずして、やっとの事でレッスン開始。レッスンしてしばらくしてから、おかしいなぁ・・どうして今日はこんなにお腹が空いているんだ ろう・・・あっ!そういえばお昼忘れてた!!雑用に追われ食事するのをすっかり忘れてしまいました。今日も目が回るほど忙しい一日でした。


1.27

 ワルシャワの理恵子から留学日記(月記・・・?)が届きました。トップページの写真をクリックしてみて下さい。

 最近新しく始めたい方のメールや電話でのレッスン依頼が多くなってきました。今朝もお花の手入れをして戻ってきたら2件の電話でのお問い合わせがありました。とても残念ですがそのほとんどをお断りすることになってしまいます。何故ならその電話はこんな具合です。「5歳の娘です。それほど一生懸命やらないと思いますが、たしなむ程度にピアノを弾きたいのですが・・何曜日にしてもらえますか?」・・・???!ピアノをたしなむってそんなに楽じゃないんですけど・・・それに毎日やってるんですけど・・・と内心思いつつ・・・。これほど消極的なレッスン依頼ではこちらとしても困ってしまうので、お花の手入れ後の寒さでぶるぶる震えている事も手伝ってお断りしてしまいました。やってみなければその厳しさは解らないわけですから仕方ありませんがお電話をいただくほとんどがこのような感じなので、少し寂しい気持ちになります。特に新学期を迎える頃になるとこの様なお問い合わせが多くなります。情熱があり一生懸命な姿勢が少しでもうかがえれば多少の無理はしようと思いますが、最初からこのように宣言されてしまうとどうしても退いてしまいます。時間のある限り、生徒とともに頑張りたいし自分の練習もしたい、一生懸命生きているお花達も沢山可愛がりたいしコンサートにも行きたい、・・・・時間と体力に余裕が出てきたらまた頑張れると思いますが、このような状況ではとても新しい生徒を増やす事は出来そうにありません。お電話やメールでお問い合わせくださった皆さま本当に申し訳ございませんが、この事情をどうかご理解いただきたいと思います。近い将来素晴らしい先生に巡り会われる事を心から願っています。

 私が浜松のビデオが途中で切れて見られなくなってしまいました、と「ひとりごと」を書いた途端に録画したのでビデオを送りましょうか、という心温まるメールを全国から沢山いただいてしまいました。恐縮するやら驚くやら本当にありがとうございます。時々いやな思いもしますがインターネットの威力、魅力を改めて感じています。


1.26

 いくら疲れていてもレッスンで元気な生徒達に接しているとついつられて張り切ってしまいます。私のところでは初めたばかりの子供たちは必ずお母様がついてこられます。最近はどのお母様も一生懸命でご家庭でのフォローもばっちりなので大助かりです。毎回レッスンの度に成長が著しく驚きです。最初の1年で練習に対する基本的な姿勢(方向)を定着させてしまえば後がとても楽で す。この時期少しでも油断は禁物です。分かっているような当たり前と思えるような事でも一つ一つ教えていかなければなりません。何年か前のことでし た。ご両親がお医者さまで4歳の本人は親に連れられて、無理やりレッスンに来ているような子がいました。前ついていた先生が何故か気に入らず我が教室に入ってきました。でもこのお母様の子育てぶりは私の目には異常としか映りま せんでした。一つの例としてレッスン室に入ってくるなり子供に缶ジュースを与えたので、私が「レッスンが終わってからか、いらっしゃる前にして下さい!!』と言うとお母様は『だってのどが渇いてるのに飲んじゃいけないんですか?』とけげんな顔でおっしゃったのです。その後直ぐに「もっと別のところ で自由に弾かせてくれる先生を見つけたのでやめます!!」と言っていなくなり ました。後にも先にもこんな方に巡り合ったのはこの方だけですが、この時以来私は初めの一歩がいかに大切か身にしみて感じています。例えば挨拶をする、靴をそろえる、自分の事は自分でする、上着をきちんとたたむ、などの当たり前の事が当たり前にできるというような些細な事がどれだけ大切であるかを。また練習は食事をしたり歯を磨くのと同じで、特別な事ではないことを出来るだけ小さいうちに教えてしまうと後になって大変楽です。お母様方、子供は直ぐに大きくなってしまいます。ぜひ楽しんで子育てして下さいね!

 このところ出かける日が多かったので、夜になって時間が出来てもなかなか練習する気力が湧いてきません。しかも外はものすごい寒さで離れに行くにも勇気がいります。それで今日は暖かい下のレッスン室でシュワルツコップのシューマンの歌曲に1時間近く聴き入ってしまいました。


1.25(少し追加しました)

 ステップ東大和地区の審査から帰ってきました。行き帰りの電車の中では例によって熟睡したので睡眠不足もだいぶ解消されました。帰りの電車の中で今日コンチェルト部門を受けた生徒からのメールを読んだら残念ながら賞には届きませんでしたがとても楽しく演奏できた、との内容でした。やはりにわか仕込みでは見抜かれてしまいます。当たり前・・・。でも救いだったのは、後で知った事ですが全国大会通過ラインが8.14だったのですが江崎先生になんと8.8の高得点をいただいた事でした。その内容もお褒めの言葉がたくさん並んでいたのです。確かににわか仕込みなので至る所、弾けていないのですが、この生徒は感じる心がありアンサンブルを心から楽しめる生徒なので江崎先生にはそのことを少なからず解って頂けたのかもしれません。入賞できなくても最高のご褒美を戴く事が出来、満足感で一杯です。
 さて今日の審査に話を戻して、驚いた事が2つあります。私は中学生から大学生まで三多摩地区の小平というところに住んでいました。今日の東大和と小平は目と鼻の先ほどの距離だったのです。とにかくひどい方向音痴なので地図が全くといって良いほど浮かんでなくて行ってみてびっくり!!でした。懐かしい駅名を見て当時の事をあれこれ思い出しました。
 もう一つ驚いた事は集合時間にぎりぎりだったので慌てて会場に着いて控室を探していたら、今日参加する生徒さんの父兄らしい方から「根津先生ですか? 雑誌読みましたよ!!」といきなり声をかけられた事です。そういえば最近ある雑誌に私の事が紹介されていて色々なところからそのことについて感想などをいただく事が多くなりました。何だかうれしいようなくすぐったいような気持ちです。

 久々にステップの審査をしてみての感想は、コンペの審査とは全く雰囲気が違っていてつい審査という事を忘れる瞬間もあったほどです。それはアミューズ部門の時でした。私は出演待ちの席に大人の方が沢山ならんで待っていらしたので、てっきり引率の先生かご父兄だと思っていたのですがその方達が演奏されたのです。しかもどの方も皆さん本当に好きで心から楽しそうに弾いていらっしゃるのがひしひしと伝わって来る演奏ばかり。その内の一人の演奏の時私は審査を忘れおしゃれなレストランでワインでも飲みたくなるような心境になってしまいました。その演奏は完璧ではなくむしろその逆でしたが、弾く事がうれしく響きを楽しんで弾いていらっしゃる姿にすっかり感動してしまったのです。もちろん最高の評価をさせていただきました。コンペでは決して味わう事のない経験でした。そしてもう一つうれしかったのはフィットペダルを使って下さった生徒さんが一人いらした事です。その生徒さんをご指導の先生が今日の審査地区でお世話をしていただいていた立川支部の先生で、審査が全て終わった時私にフィットペダルの嬉しい感想をたくさんお話し下さいました。本当に印象深い楽しい審査を経験してきました。


1.24

 朝9時半にはすでに池袋でした。生徒がピティナのコンチェルト部門を受けたいと急に言い出し、今日がそのリハーサルでした。会場は東邦音楽大学の練習室です。ホールにはよく行きますがこの練習室にきたのは初めてです。ピアノという楽器は普段たいていはひとり舞台ですから、コンチェルトは生徒達には1度は経験させてやりたい楽しさです。エレクトーン3台ですが指揮者もいて迫力満点です。9時半から午前中一杯かけて一人に与えられた短い時間の中で、てきぱきと6名のリハーサルは進みました。私の生徒はやりたいと言い出してから日が浅すぎて、とても自信を持って弾けるレベルまで達しておらず「借りてきた猫ちゃん」のように全く本領を発揮出来ずじまいでした。本調子がでなかったもう一つの原因として普段よりかなりゆっくり目のテンポで進んだ事です。全く雰囲気に乗れないまま終わってしまい本人もいささか不本意の様でした。ほとんど3回くらいしかレッスンしていないのですから無理はありません。実は明日が本番なのです。もう泣きたい心境・・・・。いくら何でも明日はもう少し楽しく演奏をしてもらいたいので急いで帰ってきてお昼をすませ直ぐに何をどう直すかを説明し別の生徒をレッスンしている間いったん家に帰し、また夕方この生徒の特訓です。細かい事を言ってももう明日が本番なので、最後には楽しく生徒と物語などを考えてイメージトレーニングに徹し「とにかく何でもいいから楽しく弾いてきてネ!?」と言って今日のレッスンは終わりました。明日はステップで100名の審査が待ち受けてます。    あぁもう限界・・

自分の生徒の時はメモを取るのに夢中で、最後の方のリハーサル風景です。


1.23

 今日レッスンしたまだ幼稚園に通う生徒は弾く事が大好きで毎回とても楽しそうにレッスンにきます。まだ初めて間も無いと言うのに毎回の成長が著しく、バスティン・ベーシックス レベル4、3冊の他スケールも全調すらすらと弾けるようなりました。先日出演した受賞者記念コンサートでは他の人が弾いた曲を初めて聴いた曲でも口ずさんで弾けてしまいます。中でもリサ・バスティンの「スワン・ワルツ」が大変お気に入りのようです。私もこの曲は知らなかったので早速千葉支部の由良先生にお尋ねするとすぐに調べて下さり、その日の夜には『「コラージュ・オブ・ソロ」全5冊の第4巻に入ってます。』と言うお返事をいただきました。千葉支部を立派に盛り上げられ、どんなにお忙しくてもいつもにこにこと素晴らしいお仕事をされる由良先生を尊敬しています。私はこの楽譜を早速全巻取り寄せました。一昨日全て揃ったのですが、見てびっくり弾いてびっくり!!この生徒が気に入った「スワン・ワルツ」を始めそれはそれは魅力的なハーモニー、わくわくするリズムetc.子供たちがとびつきそうな曲で溢れていたのです。実は私もこの日これにはまってしまい、夢中で次から次と弾いているうちに気が付くと5巻まで結局全部弾いてしまっていました。出版されたばかりなので日本語版はまだないそうです。記念コンサートがきっかけで生徒からこんなすてきな曲集を知ることが出来本当にうれしくなります。

 今日この生徒はレッスンのあと少し時間があったので聴音をしました。音はよく解るのですが書き方がまだ解っていないので平気で1オクターブ間違えたりします。見ているとおかしくて吹き出しそうになりますがそこで笑ってしまってはいけません。本人はいたってまじめに取り組んでいますから・・・。思った通り書けてからピアノで弾かせると想像している音と違うものを書いていた自分に初めて気が付きます。悔しそうな顔をして直している姿は、近い将来必ず出来るようになる事を表しています。今後の成長が大いに期待できる一人です。


1.22

 今までで一番寒い一日でした。生徒もいくら手袋をしてきても手が暖まるまで相当時間がかかりました。

 生徒はどんなによく弾けていてもあまり長い間そればかり弾いていると中だるみのような物があります。またテクニックの事ばかりうるさく言い過ぎてもつまらない演奏になってしまったり、と本番に向けてうまく調整する事は難しい事です。
理恵子が10年間お世話になった播本三恵子先生は、曲に対する新鮮さを失ったら弾く意味がないからとおっしゃられ、本番がぎりぎりに近づくまで他の曲ばかりレッスンされていらした事を懐かしく思い出します。当時親としては気が気ではなく「本番に向けてのレッスンを沢山していただきたいなぁ・・・」と勝手に心配したものでしたが、今思えば確かに生徒の事を思ってのあたたかなご配慮であった事はいうまでもありません。

 先日教育テレビで放映されたチョン・ミュン・フンの番組では子供たちにイメージを心から湧かせるために絵を描かせたり、楽器を弾かずに声を出して歌ってみたり、実際に踊ってみたりしてレガートや歌わせ方など曲のイメージをつかませていました。音はheartから出てこなければならない。heartから出て来れば観客と心が通い聴衆のheartにしみ込む。つまりテクニックではなく心で感じてheartから演奏することが大切。という事を強調されていました。好奇心おう盛で感受性豊かな生徒達がいかに魅力的な演奏をするかは指導者の持って行き方一つかもしれません。責任重大です。


1.21

 私のピアノ歴ならぬピアス歴は20年です。仕事柄指輪はあまりしたくない し、ネックレスもあまり好きではないので、おしゃれはピアスでしか出来ない のです。その数は宝石箱何個分かにぎっしり並んでいて自分でもよくこんなに買ったものだと思えるほどです。泥棒でも入ろうものなら大損害?!いえいえ そのほとんどがおもちゃのような物ですから大丈夫・・・その昔手作りした可愛いビーズで出来た物もたくさ〜んあります。でもその中のほんの一部は本物の宝石です。実はその本物で一番大切にしていた物を昨日なくしてしまいまし た。昨夜はピアス探しでホームページも更新できず・・・・なんと悲しい・・ ・・練習から帰宅したばかりの疲れた旦那様にも協力を求め家中くまなく探す事に・・・・ついに出てきませんでした。「もしかすると庭かな?」と私がい うと旦那様は「お願いだから懐中電灯もって庭中探してきてねっていわないでよ」と言われてしまいました。ピアスですから一つ残っていても片方では役立 たず。
 今朝一番で購入したところに電話を入れると、片方だけ同じ物を購入する事は出来るのだそうです。ああよかった!!ところが微妙な輝きや色までそろえなければならないので時間がかかるとのこと。でもこれでお気に入りのピアスが また出来ると思うと一気に肩から力が抜ける思いでした。最近はものを紛失した経験があまりなかったので気が緩んでいたのでしょう。 もう少し気持ちを引き締めなければいけません。

 今日はそのようなわけで気持ちも落ち着き、午後からは先日録画した浜松国際 コンクールのビデオをゆっくりと見る事が出来ました。知り合いも数名画面に登場し、演奏者の気持ちやそれを見守る家族の様子など映し出され、とても他人事ではなく思わず時間を忘れくぎ付けになりました。いよいよコンクールも 本選を迎え佳境に入り、鈴木弘尚さんがコンチェルトを終え『さあ次は?』と思ったところでビデオがパタッ!と止まってしまいました。残念な事にビデオ テープが不良品だったようでそれ以上は見る事が出来ませんでした。最後のクライマックスの部分が見られずがっかりでした。


1.19

 基礎的な約束事をしっかり覚えて欲しいので、初心者(ツェルニー40番に入る頃まで)のレッスンでは教則本を1冊終えると必ずもう1度復習してもらっています。私が「もう1度最初から全部復習してきてね」と言うとたいていは 「はい!頑張ってやってきます」と言いますが、途中から入ってきた生徒さんはほとんど「ええ?!最初からやり直し??!!」と叫びます。そして復習はすんなり行く場合とてこずる場合と両極端です。てこずるのはやはり途中から入ってきた生徒さんです。復習させてみると、レッスンで注意したはずのなのに指遣い、音、リズム、数えきれないほどのミスだらけ、指のフォームなどは最悪、1度レッスンした事はほぼ忘れていて全く自己流になっているのですからそれはもうびっくり!!さらに驚いた事には何調か何拍子かも知らずに弾いているのです。こうなってくると初期のソルフェージュ教育の重要性必要性を改めて考えさせられてしまいます。出来るだけ小さいうちに楽しさと同時にしっかりとした感覚を身に付けないと後になって大変な付けが回ってきてしまうということですね。今日もそのような生徒をひとりレッスンしましたが感覚的にはとても優れている生徒なので、今後どれだけ自覚するかによって大いに期待は持てるのです。今日私はこの生徒に可哀想でしたが甘い言葉は一つもかけず、先に進めるのはきちんとやって来たときだけと言う事をいやほど教え込みました。少々言い過ぎたかな ・・・と内心反省しましたが不思議な事に手加減しているいつものレッスンの時より反応に手ごたえがあり、明るい笑顔で帰って行ったので安心しました。このような時に逆に深刻になられると困ってしまいますが。何か変わってきそうな良い予感が・・・これからの変身ぶりを楽しみにしようと思った一瞬でした。


1.18

 レッスンが3人キャンセルで楽になったかと思えばとんでもありませんでした。本当にハードな一日でした。休みの生徒の時間にしっかりと自分の練習は出来ましたが、やらなければならない事の半分も消化できません。もう日が迫っていると言うのに急にピティナのコンチェルト部門に参加したいと言ってきた生徒がいたり、生徒に弾かせる曲の指遣いを考えたり近いうちに仕上げなければならない事が多すぎて時間が足らないのです。(要領が悪いのがその最大の原因だとは思うのですが・・・ )
 生徒と新しく勉強する曲を探している時というのは楽しくてわくわくするものです。今日シマノフスカのノクターンを弾きたいと言った生徒がいます。ポーランドの女性の作品で日本ではなじみの薄い曲です。理恵子のCDの中に入っていたのを聴きぜひ弾きたいと言ってくれました。メロディがこの上なく美しい夢のある曲です。早速コピーして譜読み開始。レッスンするのが楽しみです。

 悲しい事に、読みたい本を沢山買ってきたのに全くそれにも手がつけられません。せめて電車の中で読もうと、持っていけば電車に乗った途端に意識がなくなるほど眠ってしまうのですから困ったものです。
 忙しさに目が回りそうなとき心を和ませてくれるのは、横ですやすやと眠っているスリッパの姿です。


1.17

 今日も大変寒い日でした。小雪のちらつく中、午前中に昨年から伸びっぱなしで気になっていた髪をカットしてもらいに表参道まで行ってきました。大慌てで帰宅後2人レッスンしましたがやはりひどい咳をしていて可愛そうでした。 風邪大流行!!明日は朝9時から連続で夕方までレッスンの予定でしたが、レッスンを終えてメールを確認すると風邪によるキャンセルが3件も入っていてびっくり。インフルエンザが流行っているそうです。生徒さん、とにかくゆっくり体を休め回復に専念して下さいネ。私の方は思わぬ時間が出来たので、その3時間はたっぷり自分の練習に充てさせて頂きまーす!  
 私も来週はステップの審査、来月はワルシャワ行き、と気の抜けない行事が控えているので、風邪を引いてしまったらそれこそ大変!!だから今はレッスンを休むわけにいかないので、必死で風邪を引かないように頑張っています。この季節は自己管理が何より大事ですね。

 今日は夜10時から浜松国際コンクールのドキュメンタリー番組の放送があるそうです。録画したので時間のある時にゆっくり聴こうと思います。楽しみ・・・

 夜練習から帰ってきてだんな様の作った真空管アンプの音を聴いたら、あまりに素晴らしい音で思わず聴き入ってしまいました。


1.15

 毎日底冷えのする寒さです。レッスン室が少し離れたところにあるので夕食後そこへ行くのがこの寒さでは億劫になってしまいます。コートを来て大きなショールを巻いて一目散レッスン室に駆け込むのが日課です。油断すると絶対に風邪を引いてしまいそう・・・今日レッスンした生徒はほとんどがひどい咳をしていました。生徒の皆さんレッスンに来て頑張るのはいいのですが、くれぐれも無理をしないでくださいね。 こじらせて何週間もお休みするより1回お休みしてゆっくり治して下さった方がこちらも助かります。


1.14

 外は木枯らしが吹き、少々風邪気味なので今日は庭の手入れをあきらめ、生徒 一人ひとりの今後の計画を考えたり、久々に自分の練習に時間を充てる事ができました。伴奏とはいえ5月には本番も控えているのでそろそろ本気で自分の腕も磨かなくては・・・。以前は頻繁に室内楽のコンサートなどをしたり、家族で何度もファミリーコンサートを開いてきました。でも今はコンクールが始まれば生徒にかかりっきりで体力も気力も残念ながら限界なので、もうそんなことに手が出せるゆとりはほとんどなくなってしまいました。本当は細々とでも小さなステージは続けていきたいなぁと言う希望だけは今でも持っています。ああとにかく時間が欲しい!!です。

 今日もまた生徒のお母様からそれはそれは美味しい手作りケーキをいただきました。もうダイエットなんて言ってられません!!でも気を遣っていただいているのか、とても軽くさっぱりとしていて、その美味しさはいくつでも頂けるほどleggieroで、見ためもウルトラelegantでした。


1.13

 昨日あたりから涙と鼻水とくしゃみがひどく、もう花粉の季節??。それとも 風邪引いたのかな・・・
  毎年芸高から送られてくる会報があり、それに目を通していたら養護の高松先生が定年でご退官されたとの記事が載っていました。とてもお若く見えたのでもう定年と知り驚きました。学生のほとんどがひどい肩凝りや腰痛に悩まされ ているので先生は毎日その処置や対応に追われ、中には悩み事を相談する生徒 も少なくなかったようです。理恵子も身体中の凝りがひどく芸高時代は毎日のように高松先生のお世話になりました。私も父母会などで先生にお会いすると いつもそのあたたかい笑顔にほっとしたものでした。そして理恵子の卒業後はどんなにお忙しくても必ずコンサートに足を運んで下さいます。青山での留学前のコンサートでも芸高の先生方とともに聴いて下さり涙を浮かべて心から祝福して下さいました。  
 「芸高の母」と呼ばれ続け、23年間もの長期にわたり養護教諭としてその任務を全うされた高松先生、これからはどうぞご自宅でごゆっくりと、芸高から巣立ったたくさんの生徒さんの活躍を見守っていてくださいますようお願いいたします。

 
 理恵子から早くワルシャワに来て欲しいと言われ続けていて、ついに決心しました。生徒のコンクールが始まると行けなくなってしまうので2月末から3月にかけて行ってきます。4月初めには生徒の勉強会も控えているのでレッスンにはなるべく支障がないように2週間の予定です。ちょうど寒い季節ですが、 理恵子がどんな素晴らしい環境に置いていただいているのか見てこようと思い ます。


1.12

 我が教室の発表会は2年に1度です。今年の春休みは発表会のかわりに恒例の全調スケールとエチュードだけの勉強会を近くの文化会館で予定しています。 当日、本人のくじ引きで弾く調が決まるので全調手抜かりなくさらっておく必要があり、いつもの事ですが生徒にとっては、やり甲斐のある?!課題です。毎回のレッスンで少しずつさらっているので皆この課題をそれほど苦にせず結構楽しみにしているようです。何年か前の勉強会で、少し意地悪をして左手だけとか、右スタッカート左レガートで・・・という具合に急にその場でやらせたらどの生徒も焦ってうまく弾けなかった事がありました。今年はこちらの注文に即答えられるくらい成長してくれると良いのですが・・・。しかしスケー ルの粒をそろえさせるレッスンはどの生徒も時間と手間がかかり、体力も神経もすり減りくたびれます。でもこの作業は手を抜けないので大変でも頑張るしかありません。


1.11

 昨日と今日はレッスンが朝からぎっしり詰まっていてかなりハードでした。生徒たち冬休みは冬眠していたのかと思っていたら驚くほど気合いが入っているのです。お正月明けだしどうせあまり練習してないのだろうから・・と期待もせずに聴いているとどの生徒もたくさんのエチュードや曲を譜読みしているのには驚かされます。こんなに頑張ってこられるとこちらも相当気合いを入れてレッスンしなければなりません。そんな訳で全部終わって家に戻った時にはリビングのテーブルで1時間近くうたた寝してしまいスリッパに「おかあさま  ごはんくださいにゃ〜」の鳴き声でおこされ、慌てて夕食の準備開始。
 少し前までは生徒が練習してこなくていらいらすることもありましたが最近では正反対。生徒の頑張りに先生が煽られている始末。でも正直とてもうれしいことです。

 夕食後は生徒にいただいた最高に美味しいケーキを3つもペロリと平らげしあ わせムードいっぱいの栄子先生でした!!!告白します。本当はダイエット中の身なのです・・・・どうしましょう?!!このままだと大変なことになるぅー!でもケーキ大好きーーーーー!!ケーキが嫌いになる薬、お恵みください ませ。

 今日のN響アワーはチャイコフスキーヴァイオリン・コンチェルト。ソロはまだあどけなさの残る13歳のサラ・チャン。ラブリーな赤いミディ丈のドレスに身を包んでいます。今はもうすっかり美しい女性に大変身をされました。10年前この演奏を実際にちょうど同じ年の13歳の理恵子を連れてNHKホールまで聴きに行きました。素晴らしい演奏とステージマナーに魅せられすっかり理恵子も私もサラ・チャンのファンになりこのビデオも何度も繰り返し聴いていました。それ以来この日の演奏が理恵子の演奏に大きな影響を与えたことは言う迄もありません。とても懐かしく、当時を思い出し聴き入ってしまいました。なんとカーテンコールも10回近く。素晴らしい笑顔。とても13歳とは思えません。私の生徒たちもこの放送を見ていてくれるといいのですが・・・。


1.10

 久々のソルフェージュレッスンをしました。ソルフェージュはグループでのレッスンですが何と言っても生徒たちが本音でぶつかってきてくれるので私も自 分の年齢を忘れ生徒と一緒になって楽しんでしまいます。ああ私も生徒に戻りたい!!

それにしても生徒の理解力とやる気はものすごいものです。うちの生徒たちって本当に音楽が好きなんだなぁ・・・と実感!!楽しみながら成長で きる事ほど気持ちのよいものはありません。ソルフェージュレッスンのひと枠である声楽専門の先生のご指導を受ける生徒たち。ひとり一人発声をチェックされるのでこの時ばかりは緊張気味。

 今日から新しく3歳から5歳のひよこさん組もスタートしました。まずは歌う事を通して音楽を楽しいもの!!と実感してもらう事から始まります。


1.9

 早いものでもう2月末にはピティナの課題が発表になります。今年もまたそろそろどのコンクールに誰を受けさせるか検討する時期が来ました。場合によってはコンクールを休み基本を勉強するのも大切なことです。コンクールを受ける動機は課題曲がちょうど自分に合ったレベルであるとか、実力を試してみたい等、人それぞれです。何れにしても基本的なテクニックが身についていなければコンクールをやってみても良い結果は得られないでしょう。周りの雰囲気に呑まれ、目的もなく挑戦すると必ず後悔することになります。
 万が一まぐれで上手く行ったとしてもいつか必ず行き詰まってしまうでしょう。コンクールを受けずに基本を勉強すると決めたら、まず自分が苦手とする事の克服に専念し、的を得た訓練をしなければなりません。それはツェルニー等のエチュードを進めるだけではなく、指の独立、指先強化の他バランス感覚をつかむための基本的な指のトレーニングが必要なのです。この事が感覚的に分かり指もしっかりとしてくれば当然のことながら1回のレッスンでツェルニーなど平気で5〜6曲出来てしまうくらいの実力がついてきます。もうやめてしまった生徒のことですが、ほとんどテクニックがないのにコンクールに出る事や、親子で先に進むことしか眼中になくレッスンがやり辛くて困った記憶があります。音楽的なセンスは持っていたのでもったいない話でした。 コンクールをお休みする年を作りじっくり自分を見つめる事は必ず必要だと思っています。本気ならば1年で驚くほど変われますが、勇気と根気のいることです。学生コンクールなどを見ていると時々子供のコンクールを1度も経験せずいきなり出てきてすばらしい演奏を聴かせてくれる人がいて驚かされま す。これこそ周りに惑わされず的を得た練習でコツコツと努力してきた来た結果でしょう。


1.8

 ピッカピカのノートパソコン来ました!!私が使っていたのを理恵子が持っていってしまい私は仕方なく古ーいのを持ち出してきて使っていたので、画面も暗くデジカメで撮った写真もいまいち冴えなかったのです。もうこれで気持ちよくパソコンに向かえます。一番うれしいのはお花の色がまるで違うこと。新しいパソコンで見ると本物に近い色合いが出ていて充分満足できます。これならこれからもたくさんお花の写真を撮って載せたいと思いました!!
 
 新学期も始まりまたいつもの夕方からレッスンぎっしりという生活パターンが 始まりました。今朝いつものようにいただいたメールなどに目を通しお返事を書いたりしてから庭に出て見ると、珍しく冷たい木枯らしが吹いていました。 全身が凍りそうだったのでお花の手入れは1時間もしないうちに途中で諦めなければならず、家の掃除をすることに。掃除も嫌いではないけれど、お花の手入れが充分でないとどうしても欲求不満状態になってしまいます。でもお花たちは厳しい冬の寒さに耐えれば耐えるほど春を迎える頃には根が丈夫になり元気に満開になってくれるので、あと少しの我慢です。
 生徒さん専用のコーナーがもうすぐ開設します。これからは特別レッスンなどプライベートな内容はこちらに詳しく書きますのでよろしくお願いいたしま す。


1.6(少し追加しました)

 頑張っている生徒を連れて豊橋まで行き素晴らしい長谷川先生のホールレッスンを受けてきました。新幹線の中でも生徒たちは元気いっぱいで私は引率というより母親役といった方があっていそうな雰囲気!はたから見れば当然親子?!です。朝から一日中子供たちとともに過ごし、こんな純真無垢な子供たちを教えることの出来る私は本当に幸せだとつくづく感じました。
さて肝心なレッスンは、毎回のことですが先生のおっしゃる一言一言を私は漏らさずメモを取ることに必死です。なぜならその内容はカナシイカナ私には決して思いつくことのない、でも絶対に落としてはならない重要なことばかりだからです。こんな大切なことをなぜ気がつかなかったのだろうと、反省ばかりです。しかもそのスピードの速いこと!!終わった時は目まいがしそうでした。素晴らしいことを一杯詰め込まれた生徒達は必死で頑張るので上気した顔が別人のように輝いています。
 一人がレッスンを受けている間、次の生徒は別のお部屋で練習させていただきました。ところが私はレッスンを受けている生徒のことに夢中でレッスンを受け終わった生徒のことを気遣うのを忘れていました。すべてレッスンが終わったときにその生徒の姿を探すとどこにも見当たらないのです。どこへ行ってしまったのか探しにいこうとしたその時、ホールの一番後ろの床の上で一生懸命何かを書いている姿を発見。「ああ良かった!!ここで絵でも描いて遊んでいてくれたんだ」と思い、「何を描いていたの?」次の瞬間に私が見たものは?!自分が受けたレッスン内容を全部箇条書きに書き留めていたのです。ほかの生徒がレッスンを受けている間書き続けていたらしくA3の用紙にびっしり字が埋まっていました。しかも「これ書いてたんです!!」と言って見せてくれたときの笑顔の可愛かったこと!!レッスンを受けるのも内容を思い出して書くこともすべてが楽しくて仕方ない様子。まだ小学2年生です。日頃のご家庭での育て方を垣間見た一瞬でした。
 また今日のレッスンを元に生徒達がぐんぐんって変わって行くかと思うとわくわくします。長谷川先生、お正月の一番お忙しい時に押し掛けていったにもかかわらず、ニコニコと内容の濃いレッスンをしてくださって本当にありがとうございました。時間の都合で一部の生徒しか見ていただけないのが残念ですが、他の生徒も今まで以上にみんな頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します。


1.4

 うわぁ〜長谷川先生から年賀状が届きました。そういえばいつもホームページで拝見しているだけなので実際に先生の書かれた文字を手にするのは初めてのことです。そこには確かに先生の字で一筆添えていただいてあり感激!!仮に解読不可能の文字が並んでいたとしても、いただいた者にとってはこれが有ると無いとでは大きな違いです。そうは言ってもなかなか出来ることではありません。それに較べて先生よりずっと枚数も少ない私は何も書かず全て旦那様任せで・・・なんという違いでしょう。反省しきりです。こんな小さなことからもお人柄がにじみ出る先生からの年賀状です。
 
 嬉しいことにフィットペダルを使って下さっている熱心な方からも今年は沢山のニューイヤーメールや年賀状をいただきました。年賀状はわざわざ住所を 調べて送ってくださったようで内容を読むと感激で飛び上がりたくなるほどで す。喜んでいただき姿勢もよくペダルも楽に踏んでいただけてこんなに嬉しいことはありません。本当にありがとうございました。勿論一筆添えてお返事書いてます。

お正月はこんなかわいい和菓子を食後にいただくのも楽しみです
この和菓子なんと直径2cm足らずなんですよ
あまりにかわいくて綺麗だったのでご紹介します

1.3

 久しぶりにカスピ海ヨーグルトを作り今朝の朝食のテーブルに並びました。何と美味しいこと!!。2ヶ月ほど前、油断していて作り損なってしまったのです。今度こそ菌を殺してしまわないように大切に育てなくては・・・。
 実はまた最近ひどい寝不足です。スリッパが夜しばらく私のところで寝なくなったので助かっていたのですが最近また枕元で嬉しそうに寝るようになってしまいました。スリッパの爪は尖っていてとても危険です。前にこの事をホームページに書いたら猫用のつめ切りを売っているお店の事や、どうすると切りやすい・・・etc大勢の方からメールを頂きました。勿論すぐにつめ切りを買いに行き、抱きかかえてやってみたり、寝ているところを見計らって何度も挑戦しましたが無理でした。もとがノラちゃんだったのでおとなしく抱っこされることは殆どありません。そんなわけで私はベッドの隅の方で小さくうずくまるように寝ているのです。朝起きると緊張して寝ているせいか体中が痛くてひどい寝不足状態です。こんなになっても可愛くて仕方ないのですから・・・・困ったものです。

 さて、この素敵なCDをご覧ください!! 昨年末ショパンコンクールに入賞したうちの一人が副賞としていただいたものです。生徒が貸してくれたので、私も今日からこれを聴くのが楽しみです。何とショパンの全作品が16枚のCDに収められたものです。演奏家は歴代ショパンコンクールでの入賞者、チェルニー・ステファンスカ、ケヴィン・ケナ ー、タチアナ・シェバノワ、レム・ウラシン、フィリップ・ジュジアーノ等素晴らしい顔触れです。


1.2

 昨日といい今日といい、本当に暖かくて過ごしやすいお正月です。庭に出ると満開のお花も皆この気候に満足げです。

 今年初レッスンしましたが、予想通り生徒の指と感覚は完全にお正月モード です。指の訓練をしようにも粒は揃わず、切れは悪い、気が乗らない・・・ etc.でエンジンがかかるまでに相当時間がかかりました。でもしばらく我慢して聴いていたら戻ってきました。どんなに若くても毎日弾かなかったり、気が緩むと、とたんにこうなるのですね。いい状態を保つにはやはり毎日の訓練しかないようです。(指がもつれるのは年のせいだけではなかったらしい。ヨカッタ!!)
 今日レッスンした生徒の中の一人で最近めきめきと実力をつけてきた生徒の、その昔の面白いエピソードをご紹介しましょう。この生徒は小さいうちからいつも一人でレッスンに来て何でも気軽に私とおしゃべりをしながら楽しくレッスンしています。まだ小さいので無理かなと思いましたが 「試しにここでソフトペダルを踏んでみてごらん?」と私がいうと即「イヤダ!」と応えました。「そう・・、どうして嫌なの?」と私が尋ねると「だって硬いんだもん」と、口をとんがらせています。この生徒はなんでも感覚が第1で弾いてしまうので右のペダルに比べてソフトペダルが多少硬いのがどうも踏みづらいらしく気に入らないのです。 結局は私が実演したら、踏んだ方が素敵と思ったようでしぶしぶやってくれました。
 ところが今では「先生!ここでソフトペダルを踏んでみたいんですけどいいでしょうか。」と大人びて言えるまでに成長してくれました。何でも素直にやり取りできるとレッスンは楽しく、成長も早いようです。大人が無理やり教えるのではなく自発的に「こう弾きたい!!」というものがわき出てくるような生徒を育てたいと、いつも思っています。ですから小学低学年の頃から物おじせず大人と対等に会話できる事も、ピアノを弾く上では大切なことです。小学3年生くらいになったら少しづつ親離れ子離れさせて行くと良いかもしれません。


2004.1.1

 明けましておめでとうございます。いよいよ2004年がスタートしました。

昨年暮から暖かい日が多く新年もぽかぽかと暖かいお正月です。毎年お正月には今年こそはあれもしたいこれもしたいと、やりたい事が山ほど浮かんできて一体どれから手を付けてよいのやら迷ってしまいます。

 昨年はどの生徒も驚くほど成長でき、面倒な練習も楽しみながらやってくれま した。今年も弾くことが大好きな生徒を沢山育てたいな。そして時間の許すかぎり生徒のためにも自分自身の腕を磨かなくては・・・。悲しいことに一日弾かないとすぐに指がもつれるという厳しい現実があります。

 今年はコンクールが始まって忙しくなる前にポーランドの理恵子のところに行ってこようかな〜....

 今日はお昼から新年のお食事会でした。甥や姪達はしばらくあわないうちに私の身長をはるかに越えてしまいショック!!。子供の成長ってすごいですね。 ワインで乾杯し、美味しいお料理を堪能しあっという間に3時間がたち、その後銭形平次でお馴染の神田明神まで初詣です。毎年理恵子と一緒に2日に行っていましたが、何しろ今年は明日からもうレッスンが始まるので今日行くしかありません。道は空いていましたがさすがに神田明神は人、人、人。おみくじとお札をいただくところなど、ものすごい行列で身動きとれず、まるで満員電車そのものでした。
 やったぁ!!私は大吉、ご主人様は中吉でした。
 今年は新年早々嬉しいことがあります。私の新しいパソコンがもうすぐ来るの です!!。さて私に使いこなせるのでしょうか。少々疑問ですが、とりあえず 楽しみです。
 今年も皆さまにとって健康で素晴らしい年でありますようにお祈りいたします。


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