栄子のひとりごと2005年6月分 

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昭義先生のひとりごともぜひご覧下さい。

生徒さんへの連絡のページを更新しました。(2005.7.4)重要な連絡があります。必ずごらん下さい。


6.29

 毎年私の生徒がピティナをうける人数は7〜8名です。この他、地元のコンクー ルに挑戦する生徒や、コンクールを受けない生徒達も数名いるので、この人数でも今の私には限界。ですからコンクールに何十名も参加させる先生のご苦労は計り知れないものがあります。今は予選が始まったところなのでここ暫くは特に気の抜けない毎日が続きます。

 コンクール以外のレッスンも全て責任重大。この3月から始めた才能豊かな幼児のレッスンは毎回驚くほどの成長です。嬉しそうにレッスンを受ける子どもの笑顔はあまりにも純粋で、くたびれ果てている私を元気にさせてくれます。

 私は生徒を見ていると自分の子どもを教えていた頃が蘇ってくることがあります。理恵子は毎朝幼稚園へ行く前に1時間ほど練習していたのですが、楽しい想い 出の他、冷や汗のでるような事は数え切れないほど。
リズムゲームが大好きで、親子で夢中になりバスのお迎えに何度も遅刻しそうになったり、簡単な曲の移調を教えた途端に、ハ長調ばかりで伴奏をする幼稚園の先生方に向かって「今度は変ト長調で弾いてみて!」と次から次に移調を おねだりし先生を困らせたり・・・・。
  小さい内に教えておかなければならないことが沢山あったので必死でしたが毎日があっという間の楽しくて仕方ない子育てでした。今は子どもは手のかからないスリッパだけなので、生徒達が皆自分の子ども同様に可愛いです。

 お母様方を見ているともっと楽しんで子育てして頂きたいな〜〜と思うこともしばしばです。その時その時の可愛い瞬間は2度と戻ってこないのですから。


6.26

 今日も朝からレッスン頑張り、ギリギリまでレッスンして洗足学園まで、Jr.G級のペトルシャンスキー教授のマスタークラスの修了コンサートを聴いてきました。レッスンもコンサートも全部聴きたかったのですが自宅でレッスンがあった為最後の4名だけやっと聴くことが出来ました。流石に素晴らしい演奏でたった4名でもその凄さが伺い知れました。直前にペトルシャンスキー教授のレッスンを受けその後自分なりに調整した演奏を聴かせるということでかなりプレッシャーがあったでしょうが、落ち付いた演奏に思わず息を呑みました。皆さんそれぞれに8月の全国大会や今後の演奏にますます磨きがかかることでしょう。

 タルヌフで演奏会をし、無事ワルシャワに戻った理恵子から早くも写真だけですが留学日記が届きました。トップページからお入り下さい。日本でのリサイタルを終え早々に帰ってしまった理恵子でしたが、今回ワルシャワへはエールフランスでのパリ乗り継ぎでした。その際パリ国際空港でプラハへ国際コンクールの審査で向かわれる宮澤先生ご夫妻にぱったりお会いしたとのこと。お互いに急いでいた為ほんのひとことしかお話出来なかったそうですが、こんな偶然もあるのですね。

 そしてもう一つ驚いたことは、宮澤先生のお嬢様のむじか様も何年か前にここでリサイタルをされていらしたこと。そこで演奏会をされた時の記録が写真で残っていて、理恵子が知らせてくれました。


6.25

 理恵子のリサイタルが終わり、いよいよ生徒達のレッスンに専念出来るはずなのですが、身体中に溜まっている疲れが中々とれなくて困っています。その上体調を崩してしまいずっとホームページが更新出来ませんでした。
 今日はたまったレッスンを朝から晩まで頑張り、息つく暇もありませんでした。生徒達は驚くほどみな頑張っているというのに先生だけが息切れ状態です。

 レッスン中にタルヌフ(コンシナドルナ)という土地で5時間後にリサイタルを控えた理恵子から電話がありました。そこはパデレフスキがかつて住んでいた土地で、ワルシャワから南へ300キロの所にあるたとえようも無い美しい街だそうです。なんと今日はそのパデレフスキの家でのリサイタルです。現在その建物が博物館になっておりパデレフスキの銅像、肖像、壁画、写真などが飾られているそうです。その様な土地でのリサイタルですからさぞ気合いが入っていることでしょう。美しい景色やリサイタルの様子を写真で送ってくれることを期待しているのですが、果していつのことになるやら・・・・。ああ私も行きたい

先日の新豊橋ステップで可愛いピアニストからこんな素敵なプレゼント頂きました。なんとスリッパそのもの。あまりにそっくりなのでスリッパはこれを見ると「おかあさま見せて見せて!!」と追いかけてくるので大切にしまっています。

6.20

 浜松竜洋工場での演奏会は技術者の方々とそのご家族の為に企画されたものでした。
定員60名のこじんまりとした会場は調律師の方、技術者の方、スペインからの研修の方で埋め尽くされ、その熱いまなざしと熱気でむせ返るようでした。皆さん心から理恵子の音を楽しんで下さっていて嬉しくなりました。

浜松の竜洋工場でのコンサート
このピアノがカザルスに運ばれました

 さて18日はリサイタルでした。スタッフの方々は朝から調律や会場準備に追われ浜松から運び込まれたピアノSKEXが午前中から二人の熟練調律師によって入念に調整され、午後3時過ぎからはリハーサル。いつものように全力で演奏に没頭する理恵子を見て本番までにエネルギーが無くなってしまわない様にと内心はらはらドキドキ。そんな中一方では、今回もライブ録音のCD制作をするのでその技術の方や、スカイパーフェクTV撮影の方々がその準備に追われ本番開始まで目まぐるしく準備が進められていました。皆さん一様に無言で汗だくです。大勢の皆さまの陰の力あってのコンサートであることを実感。ロビーでたまたま今年2月に生徒が『レッスン室拝見コーナー』に登場した時に取材して下さったスタッフの方と思わぬ再会をし、今度は娘がお世話になることで話しが盛り上がりました。リサイタルのテレビ放映日程は詳細がわかり次第お知らせ致します。

 いよいよ開演時間が迫った時、電車の事故でお客様の到着が大幅に遅れ開演時刻をずらす、というハプニングがありましたが他は全て順調に経過。音響も内装もコンサートホールとして超一流のこのホールで弾かせて頂けることは夢のような事です。ピアノとホールとの相性は想像以上に素晴らしく、繊細に響くピアニッシモや豊かな音色は、私の昨日までの地獄のような忙しさを一瞬忘れさせてくれました。ピティナの福田成康様はこの日、直前に2つコンサートを、はしごされていて休憩後のロンドからお聴き下さいました。たまたまお 隣に座られたので色々お話させて頂きました。なんとショパンの序奏とロンドが終わった時驚いた表情で「疲れていたけれど目の覚めるような演奏で眠気も吹き飛び ました!!これはすごい、感動だなぁ!!」アンコールが2曲だったことには『ええ?もう終わ っちゃうんですか??もっともっと聴きたかった!』と予想外の嬉しいお言葉をいくつも頂き、驚きと感激の連続でした!!お世話になった先生方や、遠く仙台からも沢山いらして頂き感謝の気持ちで一杯です。多くの方に応援して頂き、聴衆の皆さまからは温かな割れんばかりの拍手を頂き、お陰様で今は一大イヴェントを終えた安堵感と充実した喜びに浸っています。応援して下さった皆さま、当日お忙しい中をいらして下さった皆さま本当にありがとうございました。この場をお借りして心からお礼を申し上げます。

 
今回もMEMEさんにお願いしたドレス  

6.18

 リサイタルを無事終え、カワイの方々と打ち上げをしてたった今自宅に戻りま した。大勢の方々にいらして頂き大変な感動と感激のリサイタルとなりまし た。いらして下さった皆さま本当にありがとうございました!!書きたいこと が山ほどありますが、とりあえずは写真をご紹介致します。詳細は明日アップ いたしますのでどうぞお楽しみに!!

ゲネプロの様子 二人の調律師さんによる入念なチェック。
お一人はワルシ ャワで開かれる
ショパン国際コンクールにも行かれます
開演15分前 この写 真撮影直後、
会場係員に撮影お断り!!
と言われてしまいました。
海老 彰子さん御木本 澄子先生と共に 評論家諫山 隆美さん、福田 成康専務理事と共に
はるばる仙台からいらして下さいました 私の生徒達 と共に
 
打ち上げの様子  

6.17

 いよいよ理恵子の演奏会。毎日夜になるとこのリサイタルに向けて細々と下準備に追われて来ましたが、とうとう明日になりました。大勢の方にいらして頂いて喜んで頂けるコンサートになってくれればと願っています。親としては嬉しくもあり心配でもあり複雑な心境です。明日はお天気も晴れとのことです。 まだチケットはありますのでどうぞいらして下さい!!!お待ちしております。

 先日洗足学園で行われたショパンコンクール・インアジアの受賞者記念コンサートの事や、ステップでの思いがけない嬉しい出来事、可愛い生徒達のことなど書きたいことは山積みですが、時間が無く残念です。こんな時ですが、今朝は連日の雨でお預けになっていたお花の植え替えや伸び放題の草取りを5時に起き、気が付いたら6時間も費やしてしまいました。汗ビッショリで必死になって草取りをしていると、11時にお約束をしていたヤマハの方がお願いしてあった楽譜を届けて下さいました。雨上がりなので手は泥んこ、顔や全身に泥が跳ねひどい姿をみられてしまいました。この時間までには絶対終わらせる筈だったのにショック・・・。でも今日からはイメージチェンジした我が家の庭をみられるので少しは元気を取り戻せそうです。

 さてショパンコンクール・イン・アジア受賞者演奏会で生徒はピティナ予選を間近に控えていたにもかかわらず、全く別のショパンポロネーズを持ち前の美しい音で会場に響かせてくれました。この生徒は6年生ですが、6年といえば勉強も大変なはず・・・その上遅くまで部活(吹奏楽)に励み、委員会でも大活躍、ところがそんなギリギリの中での演奏とは少しも想像させない優雅なショパンを奏でてくれたのでした。この生徒の日々の並々ならぬ努力と情熱には感心させられています。
 私は日頃の寝不足で疲れ切っていて直前まで行くことを迷ったりしましたが、 やはり頑張っている生徒の晴のステージを聴かない訳には行かず、出かけて行きました。

 惜しいことにこの日は平日だった為、教室の仲良しの生徒達はほとんど応援に行かれませんでした。たまたま振替休日だった生徒が一人だけ行けただけでした。こんなにも素晴らしいホールで演奏させて頂いて文句は言えませんが、多くの精鋭達が全国から集合するコンサートを平日に開催する事が残念で仕方ありません。二日後には華やかなコンチェルトの部も行われ、こちらも是非聴きに行きたかったのですが、叶いませんでした。来年はもう少し日程を検討し大勢が聴きに行かれるよう調整して頂きたいものです。


6.15

 さて豊橋ステップは11日と12日に渡り丁度100名の参加者でその大半がコンペの課題曲でのフリーステージでした。長谷川先生のホールが会場でしたが、スタッフの皆さんの抜群のチームワークで実にスムーズな進行状況。

 新しく入ったスタインウェイのフルコンは期待通りうっとりするほど美しい音色、低音は重厚で豊かな響き・・・参加者の中には、この楽器の素晴らしさを見事に表現出来る人も数名いました。このホールでこんな素晴らしいピアノで演奏出来ることは本当に幸せなことです。本来ならば何の気兼ねもなく楽しく審査に没頭出来るのですが、今回はそれをまともに楽しんでいる余裕は私にはありませんでした。何といっても参加者のレヴェルが驚くほど高く、全国大会レベルの素晴らしい演奏を次から次へと聴き、審査評を書く手もその責任の重大さに震えるほど。1回毎の休憩も偉大な長谷川先生と壁谷先生と常にご一緒なのでお茶も咽を通らないほど緊張の連続でした。その責任の重さに倒れそうになりながらも審査評を書き続けましたが、こんなに張りつめた雰囲気のステップを経験したのは初めてのことでした。
 
 翌日はほとんどがフィットペダルを使用する参加者でした。こんなにも多くの方が使用して下さり、みなさんそれぞれに自分に合った個性的な使い方を工夫されていて、その様子は感動的です。

 そして私のホームページをご覧頂いている方も多く、帰りがけに沢山の方から声をかけて頂き、その時になってやっと気持ちがほぐれました。帰りの新幹線はずっと壁谷先生とご一緒でした。先生はお顔から想像も出来ないほど(先生すみません!!)温かく優しい方でした。緊張感の連続でしたがこの二日間で学んだ事は計り知れないものがあります。この経験を自分の生徒達にも伝え、活かせればと思います。頑張る意欲も湧いてきました。当日頑張って演奏した皆さま、ご苦労さまでした。そしてスタッフの皆さまありがとうございました!!長谷川先生、あまりお疲れが出ませんように!!


6.13

 今日は早朝からお花を植え替え、午前中レッスンして午後からは洗足学園前田ホールまで生徒の演奏会を聴きに行きました。素晴らしい響きのホールでのショパン、こんな機会を与えて下さった皆さまに感謝いたします。豊橋ステップの内容も今日のコンサートも書きたいことが 沢山ありますが疲れ切っていて全く身体が言うことを聞いてくれません。とにかく今は睡眠をとり早く身体を回復させないと大変なことになります。メー ルも沢山頂いているのに全くお返事出来ていません。すみませんが今週中にはお返し致します。

新しいお花に植え替える準備もOK!

ポロネーズOp.71-2を演奏する浅原由香さん

由香ちゃんを囲んで 右は名古屋の水野先生と生徒さん

6.12

 夕方ステップから無事帰宅しました。お話したいことは盛りだくさんですが、とり合えず写真だけアップし詳細は後日報告いたします。(初日はホテルにデジカメを忘れてしまいました。)

 ステップから帰宅して一休みする暇も無く今日は生徒が二人コンクールを受けていたので、荷物だけ玄関において大急ぎで会場 へ。丁度生徒達が練習室で練習を始める時間に間に合ったので、それを聴きステージに送り出すことが出来ました。二人とも飛び級だったので気が気ではありませんでしたが、無事予選通過出来ほっと一安心。

カワイの竜洋工場でのコンサートのリハーサル

豊橋ステップのアドバイザー

9〜10部出演の皆さん


6.9

 明日夕方から浜松へ理恵子の演奏を聴きに行き、その後11日12日は豊橋のステップの審査に出かけるので、今日はコンクールを控えた生徒の最後のレッスンに追われました。気が気ではありませんが、生徒を信じて出かけるとしましょう!!!豊橋ステップはプログラムをみるとコンペの参加者が大勢で、グランミューズも沢山聴けるようで、大変楽しみです。まだ何の準備もしていないのでこれから支度します。帰ったら報告します!!


6.8

 昨日長谷川先生のホールの素晴らしいピアノで練習させて頂いた理恵子から驚きの電話が入りました。ワルシャワで長時間のリサイタル試験を終え、帰国したばかりで相当疲れがたまり、体調が悪かった為、少しだけ練習させて頂くつもりだったようです。ところがいざ弾き始めると、素晴らしい状態のピアノとホールの響きで、弾きやすく疲れていたこともすっかり忘れ集中出来、あっという間に4時間も練習してしまった!!とのことでした。豊橋ステップを控えたこの一番忙しい時期にもかかわらず、このように感動的で貴重な経験をさせて頂けましたこと長谷川先生、弟さんの長谷川新様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました!!詳細はこちら

 今日は朝早く電話が鳴り明るい声がとびこんできました。なんと理恵子が幼い頃通っていた、我孫子のめばえ幼稚園の園長、井上ミドリ先生からでした。18日の理恵子のリサイタルに先生方が全員いらして下さるとのことです。電話口の先生はもうかなりのお年の筈ですが、昔と少しも変わらずお元気ではつらつとしていらして嬉しくなり、つい昔話に花が咲きました。理恵子が通っていたこの幼稚園は規則というものがほとんどなく、園児がやりたいことを自由にやらせてくれるのです。ですから理恵子はある時期、登園直後からお帰りの時間まで一日中泥んこのお団子作りに没頭していました。そして現在白玉を作ることが大好きな理恵子は今も必ずこのお団子作りを思い出すそうです。

 そして忘れられないもう一つの想い出の一つは1週間に1度木曜日のお弁当が先生も園児も全員『梅干し弁当』だったこと!!!贅沢が当たり前のこの時代に貴重な経験でした。母親としても木曜日はなんと楽だったことか。
とにかくこの幼稚園で理恵子の性格や生活習慣、集中力などが養われた事は間違いなしです。自由で規則がなくてもなぜか乱れる事無く実に楽しく充実した3年間でした。

 リサイタルには今回も仙台から駆けつけて下さったり、お世話になった先生方がいらして下さる予定です。多くの方々に支えられ理恵子も大変幸せです。 ありがとうございます!!!


6.7

 今月13日(月)15日(水)の両日昨年から今年にかけて行われたショパン・コンクール・イン・アジアの受賞者記念コンサートが行われます。
溝ノ口の洗足学園前田ホール  入場料3000円
13日(月)15:00開演 ソロの部
15日(水)18:00開演 コンチェルトの部
今年1月のアジア大会で銅賞を受賞した生徒の浅原由香さん(小6)は13日ショパン:ポロネーズ第9番op.71-2を演奏します。平日ということで中々お客様の動員も難しいようです。お近くの方やご興味のおありの方はどうぞいらして下さい。


6.6

 昨日は早朝から成田へ出迎えに行き、その後理恵子の記事を書いて下さる新聞記者の方のインタビュー、午後からは生徒がコンクールを受けたり、ステップを受けたりと、目まぐるしい一日でした。朝日新聞にもリサイタルのご案内をして頂きましたがその中のペア5組ご招待というコーナーになんと300名もの応募があったそうです。誰も応募してくれなかったらどうしよう・・・と内心心配だったので本当に驚いてしまいました。

 今年予選の審査はなぜか飛行機で行かなくてはならない遠くの地区の依頼ばかりで全てお断りしてしまいました。ですから予選の様子が全く掴めていません。
 昨日生徒が出場したコンクールの地区はかなりの激戦区でしたが、結果は朗報だったので一安心。

 そして昨日はもう一つ金子先生と長谷川先生、沼田先生、堤先生という素晴らしいアドバイザーによるステップが錦糸町で行われました。コンクールを控えた私の生徒達も数名参加させて頂き先生方から厳しい講評を頂き、大いに刺激を受けることが出来、この時期に本当にありがたいことです。
 その上今日はそのアドバイザーでいらした長谷川先生にすぐにコンペを控えた生徒のレッスンをして頂きました。
 日本一お忙しい先生が東京にいらっしゃるこのチャンスを逃したくないばかりに、無理を承知で直前にお願いしてしまいました。お疲れもピークの状態の中、昨日のステップでの印象をもとにぐいぐいと生徒達を引っ張っていただき、今日も生徒達は別人に変身したのでした。先生のレッスンは聴いているだけで鳥肌が立つほどお見事です。こんな凄いレッスンを受けて変わらなかったら、いらして頂いた意味がありません。生徒達には何が何でも全力で頑張ってもらいたいと強く願っています!!!

 今理恵子は所用で名古屋へ行っています。なんと明日は長谷川先生のあの素晴らしいホールとピアノをお借りして3時間も練習させて頂くことになっています。親子で先生にはお世話になりっぱなしです。


6.5

 今朝6時半成田空港に無事到着しました!!


6.3

 ワルシャワでリサイタル試験を終えた理恵子がもうすぐ帰国します。今度のカザルスで演奏する曲で試験を受けたようです。
 理恵子が帰ってくると母親としての仕事が増える為、今まで以上に忙しくなります。理恵子は誰かさんに似て全く片づけないので今の内から家の中がますますごみ箱化する覚悟を決めておかなければなりません。最近庭の手入れも全く出来ません。悲しい・・・。そろそろパンジーが終わりなので新しいお花の植え替えもしなくてはいけないというのに。
 このところコンクールを控えレッスン時間や曜日が混み入ってきて、レッスン時間を間違えたり時間オーバーで予定していた生徒が出来なくなったり、毎日大変な目にあっています。それに振り回される生徒さんも大変ですね。本当にごめんなさい。

 ピアノの上ですやすや寝息を立てて眠るスリッパが羨ましい〜〜〜暇そうでいいな。。。

 今回理恵子は帰国しても、リサイタルを終えたらすぐにまたワルシャワに戻ります。パデレフスキの生家でリサイタルをする事が決まっているそうです。その後もショパンの生家やポーランド内でオールショパンプロのコンサートがいくつか控えているということです。演奏をする機会があることが演奏家にとっては一番嬉しいことですが、身体にだけは気をつけて頑張って欲しいです。

 トップページに理恵子がリサイタル当日弾くピアノの事をご紹介しました。どうぞご覧下さい。


6.2

 この前の泉北のステップの写真です。


6.1

 28日(土)は恒例のソルフェージュをやむなく中止ししなければなりませんでした。ステップやコンクールを間近に控えた生徒達の為に急遽来られる生徒たちだけで弾き合い会を計画したからです。この忙しい時になぜ弾き合い会なのかと言うと理由は一つ、のん気な生徒達のお尻に火をつける為。先生がこんなに焦っていても生徒は涼しい顔で信じられないほどのんびりしています。

 そんな訳で土曜日はギリギリまで生徒を叱咤激励し大阪のステップへ向かいました。
大変な寝不足状態の出発だったので移動中の交通機関は全て熟睡に費すという惨めな状態です。
さて泉北のステップですが今回は参加人数100名で4名の先生方のローテーション審査でした。ご一緒したのは千葉の柳澤先生、仙台の庄司美知子先生、地元大阪の汐巻公子先生。
 コンペが近い事もあり課題曲を弾く人も多くその以外の人も熱心な人が多く講評を書く手にも、力が入ります。もう10年以上も審査を続けている身にとってはたった1回限りの印象をその場で即、文字にする事にも慣れてはきましたが、本当に責任のある大変な仕事です。ごくまれにその講評によって数日後、嬉しいメールやお手紙などを頂く事もあり驚きます。
 特に今回の審査地区である泉北は熱心な先生方が多く今回沢山の人数でしたが、長くも感じずあっという間の楽しい審査となりました。泉北地区の後藤壽美子先生を中心に意欲と情熱に溢れた先生方が10数名一丸となりこのステーションを盛り上げていらっしゃって、良く準備された進行の中で私たち審査員は何よりも気持ち良く審査に集中する事が出来ました。そして最後にはその先生方と審査員で美味しい薬膳中華をご馳走になってしまいました!!!写真は後ほどアップ致します!!
 ステーションの皆さん本当にありがとうございました!泉北地区のますますのご発展をお祈りしています。

 今我が家では昭義先生とミルシュタインのDVDを見る事が多いのですが、驚く事にヴァイオリンの奏法とピアノはそっくりなのです。レガート奏法を例にとると、弦に密着させた状態で細かな動きをし、それでいて手首は驚くほど柔軟 なのです。圧倒的なテクニックをほとんど無駄のない動きで弾き切る姿勢なども然りで、ヴァイオリン演奏から得るヒントは山ほどあります。


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