栄子のひとりごと 2003年4月分

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4.29

 休日でも朝からレッスンの嵐でした。レッスンの合間合間に花に水やりをしたり、スリッパと遊んだり大忙しでしたが、みんな驚くほど頑張っているので不思議なことにあまり疲れませんでした。最近生徒達は、私が要求することをよく理解してくれてぐんぐんついてきてくれます。この勢いで実力がついていってくれれば言うことなしです。コンクールを受ける生徒には家庭で無駄のない練習が出来るように、今時間の許す限り譜読みを手伝っています。今の時点で少々大変でもこれをしておくと、家庭でしっかり練習をしてくれるのでよい仕上がりが期待できます。


4.28

 今日は何年かぶりに大人の方のレッスンをしました。とても緊張されていてお気の毒なほどでしたが段々と落ち着いて終わるころには何かとても楽しそうに見えました。お勤めをしながら楽しみにピアノを弾く、という大変熱心な方です。いつものレッスンとは勝手が違うので何から直していけばよいか最初は戸惑ってしまいましたが子供たちのレッスンとは違った緊張感と充実感があり、レッスンを進めていくうちにだんだんと普段の感覚が戻ってきました。  
 大人のレッスンはなかなかスケジュールの調整が難しく今までにも何人かお断りしてしまっています。仕事を持ちながら趣味で弾きたいという方は大勢いらっしゃいますが、その熱心な姿には頭が下がります。毎週出来るわけではありませんが月に一度というのも、また楽しみです。


4.27

 父の命日で朝から白井に住む母のところへ出かけていました。亡くなってもう30年以上も経ちますが、色々な思い出は決して忘れることがありません。私は三姉妹の末っ子で、大きくなってもいつまでも父の膝に乗って甘えていたことなどはっきり覚えています。父は音楽に関しては全くの素人さんでしたが大の音楽愛好家で、会社から帰るといつも一人でベートーヴェンのシンフォニーを聴いていました。私が小学生の頃、よく「栄子ちゃん、ピアノを聴かせて!!!』と言われるとあまり練習をしなかった私は「いやだいやだ!」と言って逃げ回っていたことを思い出し、今さらながら悪いことをしてしまったな 〜・・・と反省してしまいます。もし今まだ元気だったらどんなにか孫の理恵子の成長を喜んでくれたことでしょう。父が亡くなったのは私がまだ中学生の時だったので、親孝行なんて全く出来ませんでした。長生きしてくれていたら昭義先生のコンサートや理恵子の演奏会にも一緒に行けたのに・・・と思うと残念でなりません。


4.26

 コンクールを受ける生徒は沢山の曲を譜読みしています。初めての曲を譜読みするときに大切なことは、周りの大人が『何をのろのろやってるの?』とか『こんなものも出来ないの?』と言うような言葉を絶対にかけないことです。たとえ心で思ったとしても声に出してしまってはいけないのです。そして小さいころ自分でもピアノを弾いていたお母さんに多いのですが、その曲の初めてのレッスンから間違えずに通して弾くことだけに気持ちが行ってしまっているのです。そんなことより大切なやらなければならないことは山ほどあります。焦らせてしまうとせっかくの素敵な曲も苦痛でしかなくなってしまいます。特に小さい子供の場合(大人でも同じことが言えますが・・・)、新しい曲を譜読みすることは楽しい作業でなくてはならないのです。周りの大人が常に、いかに楽しく確実に譜読みが出来るかを考えて工夫してあげれば子供は必ず目を輝かせてついてくるのです。
 譜読みの作業はずっと先までそれを弾いていく上でイメージを沸かせる重要なポイントだと思っています。


4.25

 曇り空で草むしりには絶好のお天気ですが、始めるとまた時間が無くなるので、今日は自分の練習をしてから少しだけ庭の手入れをしました。ゼラニュウムが沢山のつぼみをつけて可愛い姿を披露しています。満開の見事な姿を見せてくれるのももうすぐでしょう。そのつぼみ達はちゃんと手入れをしてあげないとすぐに毛虫にやられてしまいます。大変なことですが手をかければかけただけ応えてくれるので可愛くて止められません。生徒を育てることと全く同じです。


4.24

 やっとの事でコンピュータがもと通りになりました。メールは出来るのにホームページが更新できないというへんてこな状態が続いていました。今まではおかしくなるとすぐに昭義先生が直してくれていたので私一人ではどうしようもありませんでした。今日はレッスンがない日なので、近くのパソコンショップ へ行きコンピュータの調子を見てもらい、原因は良くわからない(難しい説明を得々とされましたが何を聞いてもチンプンカンプンの栄子先生でした。)のですがとにかく直りました。機械のご機嫌を取るのは本当に大変です。
 昭義先生がいないのでのんびりできるかと思ったらとんでもない!!次から次へと新しい用事が湧いてきて毎日あたふたしています。何はともあれ今日からホームページ復活です。よかったよかった!!


4.19

 昭義先生がロシアとヨーロッパへの演奏旅行のため今日から成田のホテルに泊まっています。帰国は5月1日です。やはりいなくなってみると、少しばかり寂しいです。指揮はシャルル・デュトワ、ソリストはピアノがマルタ・アルゲ リッチ、笙(日本の楽器)が宮田まゆみというメンバーだそうです。良い演奏旅行となりますように・・・・。行ってらっしゃ〜い!!!!

 昭義先生が行くことになった途端にコンピューターの調子が悪くなり困っています。今は何とか出来ましたが....?昭義先生がいればすぐ直るのになぁ〜〜


4.17

 NHKのスタジオで理恵子のFM録音を聴きに行きました。ハガキによる応募者が 100名聴衆として参加できる仕組みです。約3時間のリハーサルと打ち合わせの後いよいよ本番。打ち合わせ時間が長引き、直後にすぐ本番となりいつになく焦っていたようでした。加羽沢美濃さんとの楽しいトークも交えて曲が進むに連れてペースを取り戻した様で安心しました。曲目はショパン・スケルツォ第3番、モーツァルト・ヴァリエーション、ショパン子犬のワルツ、幻想即興曲、リスト・メフィストワルツという大変ポピュラーなものばかりです。この放送は最初の予定では5月3日でしたがこの日は日本音コンの特別番組に変更になり、5月10日(土)朝9時からだそうです。理恵子が小さいころの面白いエピソードなどもありお楽しみいただけると思います。どうぞお聴き下さい。


4.16

 今日は昨日私を遅刻しないように起こしてくれたスリッパをご紹介します。かわいい前脚(肉球)で私の額を叩いて起こしてくれました。

 この赤いヒモが大好きで、よく遊んで欲しいと催促します。スリッパの入っている段ボールの箱は、自分で噛み切ってこのようになってしまったのです。私がスリッパと遊んでいるところを昭義先生が撮りました。


4.15

 今日は日比谷で行われたピティナ課題曲の説明会講座に行ってきました。朝愛猫スリッパ君に起こされなかったら、もう少しで遅刻するところでした。スリッパには何度もお礼を言ってしまいました。朝から煮干しと、かつお節の大サービスで大喜びのスリッパでした。
 渡部先生の講座をお聞きするのは初めてのことでしたが素晴らしかったです。 内容は大変充実していて渡部先生の熱意、曲の解釈には頭が下がる思いです。 今日もまた山田先生とご一緒に聴かせて頂きましたが、先生も一言ひと言全てメモされ大変感激されていらっしゃいました。私の周りには立派で研究熱心な 先生方が沢山いらっしゃるので私はいつも大きな刺激を受けっぱなしです。渡部先生はこの場でフィットペダルとボードの話のついでに私のことのこともご紹介下さり講座の帰り際に、大勢の方から是非購入したいとの嬉しいお声を頂戴しました。その中に『根津理恵子さんとはどのようなご関係なのですか?』とまじめな顔でおっしゃた方がいらしたこと、『理恵子さんが演奏している今年の課題曲CDをいつも聴いています』とニコニコと声をかけて下さった方などこのような場に行くと思わぬ嬉しい出来事が待っていてほんと楽しいです。


4.13

 昨日コンサートに行っているので、今日はその振替えもあり、朝から夕食の時間までレッスンの嵐でした。発表会の影響なのでしょうか。皆恐ろしいほどやる気充分で驚きました。コンクールを受ける子もそうでない子も栄子先生好みに練習していたので長時間のレッスンも楽しく捗りました。いつもこんな具合だとほんと嬉しいです。練習していなかったり先生の言うことをほとんど聞いていないのが見え見えだったりするときにはたった一人でも疲労困憊してしまいます。

 今日のN響アワーは何年か前のシェリングのヴァイオリンでした。昭義先生が学生時代、大のシェリングファンだったので我が家には数えきれないほどのレコードがあります。今はもうお亡くなりになられたのでなおさら感慨深く、また団員さんの中にもお亡くなりになってしまわれた方の映像も拝見でき複雑な気持ちで聴いていました。


4.12

 9ヶ月ぶりにN響のコンサートを聴きに行きました。忙しくてなかなか行けませんでしたが、今日はネルソン・フレイレのショパンピアノコンチェルト2番だったのでだいぶ前から絶対に行こうと決めていました。指揮はデュトワさんです。昨日はこのC定期をFM放送での生放送で聴き、今日はそれを生演奏で聴いてきたのですばらしい演奏を2回も楽しむことが出来ました。フレイレさんは体格が良く、さすがに豊かな音量、響きでNHKホール満員のお客様を魅了していました。細かいパッセージなどは、あの大きな身体からは想像もつかない絶妙な繊細な響きであまりの美しさにため息が出てしまうほどです。最後はベルリオーズの幻想交響曲。こちらもまたデュトワさんの指揮もすばらしく楽員さん達も大変な熱演を披露してくれました。50分の曲とは思えないほどあっという間の見事な演奏でした。昭義先生も汗びっしょりで頑張っていました。お疲れ様!!!!


4.11

 先日の発表会のビデオが出来できたので今、見ているところです。はつらつと弾いている子、楽しんでいる子、緊張のあまり固まってしまった子、色々で す。当日を思い出し、少しだけ見るつもりがあまりにも面白くて結局最後まで 見てしまいました。各自ここへ来るまでの様々なドラマを経ての演奏です。出来不出来はありますが、よく頑張ったとあらためて感じました。面白いことにステージマナーと演奏は比例している子が多いようです。演奏に自信のある子 は歩き方やお辞儀もとっても素敵です。生徒たちもそれぞれにビデオを買っているので演奏はもちろんですがそれ以外のことも見て研究してくれることを願います。ビデオを見ることにより思わぬ発見があり上達につながっていくのです。


4.10

 夏のコンクールに向けて生徒たちはスタートを切りました。3月末に発表会 があったので少し出遅れていますが、やる気は充分です。半分以上の生徒がコンクールを受けようとする級のレベルより2段階くらい先の級の曲を弾いているので上の級を受けるかどうかで毎年悩んでしまいます。自分の子供だったら出来る出来ないに関わらず間違いなく上の級を受けさせますが生徒さんの場合には私の意志だけでは決められません。勇気のある親子で『上の級がやってみたい!!!』と言ってくだされば喜んで賛成するのですが・・・『限界まで挑戦する』という意気込みが大切ですしこれは私の大好きな言葉です。中途半端な気持ちでは絶対 にうまくいくはずがないからです。私は何事も徹底的にやるのが好きですが生徒にそれを期待しても時々がっかりさせられることがあるので最近は、期待しすぎず見守るようにしています。本当はもっともっと頑張れるはずだし必ず出来る能力を持っているのです。出来るか出来ないかは全て練習の仕方次第。自宅でどんな練習をするかによって結果は大きく違ってくるのです。


4.9

 銀行、郵便局、クリーニング、掃除、買い物、食事の支度、レッスンという具合で今日も一日あっという間に終わってしまいました。
 やはりしっかり計画を立てて時間を使わないと、大変なことになってしまいます。たっぷり寝る時間とたっぷり練習する時間とたっぷりスリッパと遊ぶ時間がほしいよ〜!!!


4.7

 いよいよ明日から新年度のレッスン開始です。この春休み中に生徒たちはどんな練習をしていたのでしょうか。課題を与えていないので何を練習してくるかはそれぞれの生徒に任せてあるので最初のレッスンが楽しみです。
 私はこの春休みは大変充実していました。たくさんのコンサートに行けてそのつど大きな刺激を受け、今後の生徒の教え方へのヒントも確実に掴めました。休んでいた生徒が戻ってきたり、そして新しい生徒との出会い・・・。これから夏に向かってまた素晴らしいことがたくさんありそうな嬉しい予感がします。


4.6

 マカロフ先生の影響ですっかりショパンのエチュードにはまってしまいました。今日も朝から腱鞘炎になる寸前まで練習してしまいました。マカロフ先生のレッスンを聴いてこんなにショパンのエチュードを弾きたくなるとは想像もしていませんでした。実は私は学生時代ショパンのエチュードが大の苦手(大嫌い)だったのです。先生の影響って凄いんだな〜・・・。


4.5

 昨年夏のショパンエチュード作品10のレッスンに続き、昨日は作品25、全12曲の公開レッスンでした。マカロフ先生のご指導で、その愛弟子のガブリリ ュクと、日本からは實川風君(名古屋公演は田村響君)、関本昌平君の3名が受 講生でした。津田ホールは天才ガブリリュクを育てたマカロフの指導ぶりを垣間見ようという熱心な先生方や学生で埋め尽くされていました。期待通りの中身の濃いレッスンで先生の一言一言に共感しつつ夢中でメモをとりました。
 マカロフのレッスンは『当たり前のことを絶対に妥協することなく要求し、確実に上手くする!!』というもので、その内容は大変わかりやすく勿論レベルは比べ物にはなりませんが、まさに私がいつも考えていることであり、生徒たちにしてやりたいレッスンそのものでした。ガブリリュクはもちろん凄いテクニックの持ち主ですが、弾き辛いところを外して何度もトライしている姿や、ミスリーディングで注意を受けるなどほほ笑ましい場面もあり、そんなときは 「やはり同じ人間だった!!」と変に安心した栄子先生でした。3人ともマカロフのレッスンで短時間に「なるほど!!すごい!!」と思わせるほど、どんどん変わり、見事な指導ぶりが実証されました。マカロフのレッスンは愛情と 愛嬌もたっぷりで聴いていても、見ていても飽きることがなく充実した内容であっという間に終わってしまいました。今回私の生徒たちには少し難しいと思い、声をかけなかったことが悔やまれました。
 2 回の休憩を挟み、夜7時からはこの豪華3名による夢のステージでした。中学1年生、まだ13才の実川君はこの日運悪く病み上がりだったにもかかわらず公開レッスンに引き続き、コンサートではショパンスケルツォ2番、アンダンテ ・スピアナートと華麗な大ポロネーズの2曲を弾く大役を立派にこなしていました。ガブリリュクはショパンエチュード作品10の全12曲を演奏、見事な演奏 を披露してくれました。コンサートの中休みに会場を盛り上げる天才!國谷尊之先生によるインタヴューがありマカロフ先生や演奏した3人の私生活などが少し想像でき、わくわくドキドキの素敵なひとときでした。國谷先生は本当に凄い!!可愛い生徒たちに聞かせたかったな〜。我が家から津田ホールまでは 電車でたったの30分です。生徒たちの家からもそれぞれ1時間とかからないところでこのような素晴らしい企画があったというのに・・・。残念なことを しました。


4.3

 明日は津田ホールへショパンエチュードの公開講座を聴きに行きます。受講生は将来を期待されている10代の若者たち3名です。朝10時から公開レッスンが 始まり夜はこの受講生3名のコンサートという興味深いプログラムです。どんな演奏をしてくれるのか大変楽しみです。


4.2

 このところ立て続けに色々な行事が重なっていたので少々疲れ気味の上、発表会で生徒に掛かり切りだったので自分の練習ができませんでしたが、やっと今日になってたっぷり練習ができました。練習し始めた時指が思うように動かず、 2〜3時間弾いてやっと感覚が戻ってきた様な具合です。毎日弾いていないとこういう事になってしまうのです。明日からもしっかりと自分の練習が出来るようにがんばろう!!!


4.1

 どこかにゆっくりとお花見に行きたいな〜なんて思っているうちにせっかく咲いた桜も明日の雨で散ってしまうのでしょうか・・・。花粉症もつらい時期ではありますが春はお花が美しいのが栄子先生にとっては何より嬉しいことで す。我が家の庭に咲く小さかったお花たちも毎日少しずつ大きくなり、今はパンジーや春の花で見事満開となりました。可愛いお花たちを眺めて手入れしている時は、時間の経つのを忘れてしまう幸せなひとときです。この庭と我が家を作ってくださったのはフィットペダルでお馴染のドンナハウスさんです。 ドンナハウスさんは現在フィットペダルとボードで大忙しになってしまったようですが本当は輸入住宅を建てるのが専門の素晴らしい会社なのです。昭義先生は結婚当初から「家を建てるなら輸入住宅」と言いきっていました。私はよく分からなかったので全て御任せでしたが、12年たった今もこの庭を含めて我 が家が大変気に入っています。私たちは音を出すのが仕事なので家を建てる時に、各部屋ごとの遮音や室内の音響などが大変重要なポイントでした。輸入 住宅はそれをほとんど標準仕様でクリア出来てしまうので、予算の面でも大変助かりました。床がオークのフローリング、天井が高い、窓が二重等です。このことは音楽をやっていく上ではまさに最低条件でもあり理想的と言えます。 「こんな家に住みたい!!!」という願いを100パーセントかなえてくれるのがドンナハウスさんです。今も続々と全国に夢いっぱいの素敵なお城を建てているのがホームページで見られますのでどうぞご覧ください!!


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