栄子のひとりごと2003年1月分 

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1.31

 今日は朝から昭義先生が九州へ演奏旅行に行き、理恵子は恩師のコンサートで 池袋まで行っているので、ひとりの時間を堪能しています。家族の世話をしな くても良いというのは主婦にとってありがたい休息です。たまにはこういうのもいいものだな〜。・・・・とは言っても明日のレッスンの準備などしなけれ ばならないことが山のようにあるのでのんびりというわけには行かないのですが。明日から発表会でのアンサンブルの練習が始まります。練習室の割当表 などこまかな予定をたてて明日に備えました。


1.30

 フィットペダルと足台の最終調整が終わりました。新しく開発したり作ったり・・ということは想像を絶するほど大変な時間と労力がかかるものなのですね。(もちろんお金も・・・・。)やってみて初めて事の重大さに気がつくというあり様です。ですから出来てはやり直しという繰り返しです。でもやりたい一心でここまで来てしまいました。自分が使うものなら少々使いづらくても我慢すれば良いのですが、そうは行きませんからこんなに時間がかかってしまうのです。私は今実際にレッスンで色々な身長の生徒にこれを試していますが、どの生徒も皆『すごく弾き易〜い!』と嬉しい感想を言ってくれます。姿勢ももちろん自然でとにかく私の理想とする姿が実現しています。生徒を疲れさせず長時間の練習にも耐えられる状態を作ってあげたいのです。ですから声をおかけした大勢の先生方や生徒さん皆さん首を長くして完成を待っていて下さるのにこんなに遅れていることがとても心苦しいです。
 実は先生方にお配りする分と、嬉しいことにこのホームページを読んで下さっている方からの注文も既に幾つか来ているのでとても必要数の生産が間に合わない状態です。今急いで数を作って貰っていますが、大量生産が出来ない手作りのものなので思うようになりません。私も一日も早く大勢の方に『これを使うととても弾きやすい!』と言っていただける日を夢見ています。


1.29

 朝5時頃、愛猫スリッパの苦しそうな泣き声で目が覚め今日は1日中スリッパに 振り回されてしまいました。
風邪を引いたのかくしゃみをしたり咳をしたりしています。レッスンの合間を 縫って様子を見たり獣医さんに電話をいれたりしていたのでかなり気疲れしま した。長女(理恵子)が治ったと思ったら今度は長男(スリッパ)の番です。 普段ならレッスンが終わるころになると階段の下のところへ来て私を待ってい てくれるのですが、今日はその可愛い姿がありませんでした。このホームペー ジを更新する時間になって少し元気に歩くようになったのでほっと一息つけそうです。元気な時には忘れてしまっている健康の有り難みをひしひしと感じ ました。

 スリッパの看病疲れでぼーっとしていたらN 響アワーでおなじみの池辺さんから電話があり『シャキッ!』とさせられてしまいました。


1.28

 25日の理恵子のリサイタルには本当にたくさんのお客様が温かい拍手を下さい ました。その中にはチケットをお一人で15枚も買って下さった方がいらっし ゃいます。昨年学生コンクール中学の部で全国1位、今年ショパンコンクール・イン・アジアでも金賞を受賞された生徒さんを育てられた山田先生です。
先生は今迄も理恵子のリサイタルには必ずいらして下さり今回は是非生徒さ んに理恵子の音を聴かせたい・・・とのことでとても楽しみにして下さってい ました。生徒さんとピアノの先生をしていらっしゃるお母様がたやちょうど理 恵子と年が同じくらいの音大生の方々を連れていらっしゃいました。『申し訳 ないけれど子供たちは後ろの方に座ると寝てしまうので前の方で手が見える席 を確保できるように早めに行きます』とおっしゃっていました。そのお言葉通り理恵子がリハーサルをしているときからお見えになり、開場後は生徒さんのためにしっかりと前の席に座られました。その生徒さんは「申し訳ない。」どころか大変熱心に聴いているのが、演奏している理恵子にもよく分かったそうです。山田先生の何気ない1つ1つの行動が 生徒さんを育てる秘訣なのでしょう。徹底していて見習うことばかりです。私の理想とする教師像である山田先生に一歩でも近づけるようがんばりたいと常に思っています。


1.27

 3月23日のミューズコンサートに向けてダッシュで練習が始まりました。やっ と譜読みが終わった子、かなり仕上がっている子など今の時点では、少しばらつきがあります。ほとんど出来ている子はこの時にエチュードやバッハも進め られるので余裕で楽しいレッスンが展開されます。でもどちらにせよやる気充分の子ばかりでレッスンでみせる生徒の熱気はかなりの迫力です。私が要求することを難しくても一生懸命何度もやろうとする姿に私もついつられて熱が入 ってしまいました。

 このところスリッパをだっこすると長い爪がいろいろなところに食い込んできたので、爪を切ろうと何度も試みましたが絶対に切らせてくれません。寝ているところをソーッと切ろうとしても必ず目を覚まして切らせてくれません。今日昭義先生が子犬用のカゴを買ってきて、その中にスリッパを入れて獣医さんの所に行って爪を切ってもらってきました。爪を切ってもらったスリッパは怖いところがなくなって別人(?)のようになりました。これで安心してだっこできます。


1.25

 理恵子のリサイタルが終わりたった今帰宅したところです。満席のお客様に囲まれたサロンで一音一音噛みしめるような演奏 だったと思います。今までの自分の演奏が突っ走ったりがむしゃらに弾くことが多かったのでかなりコントロールしたようで、いつになく落ち着いていました。実は3日前に39度近い熱が 出て、まる2日間弾いていなかったので内心冷や冷やしていたのですが、いざ 弾き出した時にそんなことをまるで感じさせない雰囲気と演奏で安心しまし た。いつも本番前に何かと心配させてくれます。お客様も温かい拍手で迎えてくださり本人はとても気持ち良く弾けたと言っています。こうして演奏していける事は聴いてくださるお客様がいて下さるからこそと感謝の気持ちでい っぱいになりました。いらしていただいた皆様、今日は本当にありがとうござ いました。

 さて今度は3月16日の市川市文化会館でのリサイタルで、英雄ポロネーズ、幻想即興曲、など有名どころが盛りだくさんです。(大人1500円、学生1000円)

 そしてその1週間後の23日(日)には生徒の第14回ミューズコンサートがあります。こちらも是非聴きにいらして下さい。


1.23

 フィットペダルとペアで使う足台ができ上がりました。この前の試作品も良かったのですが、思いもかけぬ良いアイデアが私と業者さん双方に浮かび、改良版が出来上がったのです。ここまで来る道のりは 長かったです。大変すばらしい出来です。今はバタバタしていて時間がないの で来週じっくりと写真付きでご紹介できると思いますので楽しみにお待ち下さい。


1.21

 年末のコンサートをきっかけにやる気も態度も別人のように変わった子がいます。何かをきっかけに生徒が変わることはすばらしく嬉しいことです。家で充 実した練習が出来ているらしく弾くときの勢いがコンサート前と比べると全然 違っています。私は日頃から自信と勇気が湧いてきた時に大きく変われると思っています。多分この生徒は年末のコンサートでこの2つのことを経験したの でしょう。そしてもう1つこの生徒が変わったと思うことはレッスンを楽しみに来てくれることです。私にとってこのことは何よりも嬉しいことなのです。 こうなれば上達は約束されたようなものです。たとえどんなに小さなコンサー トでも1回ステージを経験するということはレッスンを受けることの何倍にも 匹敵する効果があるということなのですね。


1.20

 理恵子が小学校の時から気に入って弾いているピアノ(O型)の弦がどんどん 切れるようになってしまったので、別の部屋に置いてあった少し大きめのピア ノ(B型)を理恵子の練習用にしました。この作業は昨年10月に行いましたが 結構大変でクレーン車で2階と1階のピアノを入れ替えたのでした。ところがあ れから3ヶ月たった今、入れ替えた方の大きいピアノで弾いてくれたのはわずか数回でどうしてもやっぱり小さいときから使っているピアノの方へ行ってしまうのです。もちろん弦は何本も切リながらですからぼろぼろの状態で弾い ているのです。いくら弦が切れても小さいころから愛用のピアノというのは離 れられないものなのですね。まるで恋人同士のようです。今日は朝からこの2台のピアノを調律してもらいました。弦がいくつも切れた酷い音程の痛ましい 悲惨なO型の様子を見てびっくりした調律師さんもどうにかして理恵子がB型 の方でひいてくれるようにと色々調整してくれました。その甲斐あってか今日 はB型を気持ち良さそうに弾いています。どうにかO型の方に気持ちが行かな いことを願って・・・・・


1.18

 練習しなければならないことが沢山あってパニックになりそうな時は生徒に 計画を立てることを勧めています。
 そうするといつまでに何をしなければならないかという目標が明確になると同 時に、肩から力が抜け、やる気が湧いてくるのです。『イヤだな〜あれもこれ もやらなきゃ・・』と悩んでる暇があったら悩むのではなくどんどん計画を立てるのです。特にチェルニーなどのエチュードやバッハなどは沢山あるのでこの方法でないといつまでたっても終わりません。ゲーム感覚でこなしていける ので楽しく実力も付き一石二鳥です。こんな曲弾けるかな?と思うような長く難しいと思う曲でも計画的にやってみると意外にできてしまったりするもので す。子供が落ち込んでいるときや何から手を付けてよいのか悩んでいる様な時、親としては一緒に計画を立ててあげるのも良い方法だと思います。このやり方は理恵子が高校を卒業するまで私が実際に続けた方法です。


1.17

 用事で青山へ出かけていてつい先ほど11時過ぎに帰宅しました。コーヒーを1杯飲んで大急ぎで明日のソルフェージュの準備を整えて明日の計画を立てて ・・・と目が回るほどの忙しさです。明日は朝から夕方まで例によってレッス ンとソルフェージュの嵐です。頑張ろう!!!!


1.16

 今年は少々出遅れて全員分の発表会の曲が決まりました。それぞれの個性にあ った選曲が出来たのでどれくらい表現してくれるかが大変楽しみです。発表会 まであまり準備期間が長すぎるのも却ってだらけてしまいますが何年か前、半年も前から準備をしていた頃から考えるとあと2ヶ月しかないので少々不安で す。最近勉強会などを聴いていると弾くことを楽しんでいる生徒が多くなって きたようなので2ヶ月しかなくても必死でやってくれそうな予感がしていま す。
 理恵子のリサイタルもあと1週間となりました。今回もチケットは1ヶ月前に 完売という状態で楽しみにしていてくださる方がこんなに沢山いてくださることは本当に有り難いことです。リサイタルに向けてのハードな練習で身体中に サロンパスをはり練習の合間を縫ってマッサージに通い・・・という日々です。(スポーツ選手と同じですね。)風邪を引かないように健康管理をすることが私の役割です。


1.15

 納得のいかない出来事があり今日は1日気分が悪くレッスンにも悪影響でした。
今日はとても頑張っている生徒たちだっただけに悪いことをしてしまいまし た。いつものように楽しいレッスンが出来ないと精神的にとても消耗してしま います。早くこの問題が解決して欲しいです。


1.13

 朝7時20分の新幹線に乗り一路知立へ。リリオホールというこじんまりした会場でした。9時45分位に到着すると私の生徒はひと足早く着いたらしく、もう座 席に座ってうれしそうに私を迎えてくれました。10時から3〜4年生の部、2時 から5〜6年生の部を聴きました。日本中から選ばれた才能ある子供たちの演奏は聴いていて飽きる事がありませんでした。一人ひとりの演奏からは学ぶことが多くやはり来て良かった!!!イン・アジアというだけあり中国や韓国から の出場者もあり演奏や服装にお国柄が良く表われていた様に思います。やはり情 熱的な子が多く中にはエネルギーがありすぎて羽目を外してしまう子もいまし た。日本の子供たちもそれぞれに工夫した演奏を披露して楽しませてくれまし た。日本人は全体にとても丁寧で音色や響きを良く考えて弾いている子が多い ようでしたが中には国際コンクールの雰囲気に呑まれてこじんまりと本意では ない演奏してしまった子もいて残念でした。普通に無難に弾いたのでは埋もれてしまって印象に残りません。このような中で光る演奏をすることは本当に大変なことです。でもわざとらしくではなく「当たり前に弾いて光る」ということ です。朝5時に起きて眠い目をこすりながら頑張って日帰りした甲斐はありました。

 東京駅に着くと昭義先生が迎えに来てくれていて驚きました。そんなわけでゆ っくりとマイカーに乗って帰宅でき、しあわせ〜でした。


1.12

 昨日は新年初のソルフェージュとレッスンが沢山ありいよいよ普段の生活が戻 ってきました。レッスンでくたくたになりましたが、生徒のお母様から、味も見た目もプロ顔負けの素晴らしい手作りケーキをいただき疲れもどこかへ飛んでしまうようでした。
 さて明日はショパン・コンクール・イン・アジアを愛知県まで日帰りで聴きに行って きます。全日程聴きたかったのですが、レッスンの都合でそうも行かず明日だけ聴くことにしました。たくさんの才能をこの目と耳で確かめ大いに勉強して こようと思います。すっごく楽しみで今からわくわくしています。熱心な私の生徒も聴きに行くようです。そんなことで明日朝早い新幹線なのでもう寝ないといけません。また感想など報告できると思いますのでお楽しみに・・・


1.10

 1月とは思えないような暖かい気候で、こんな日は一気にやる気が湧いてくるのでお正月モードになってたるんでいた自分の指を鍛え、ソルフェージュの課 題もたくさん録音できました。お料理、掃除、片づけ等々主婦業にドップリと 浸かっていたお正月だったので「自分の指だ!」という実感を取り戻すのに何と時 間のかかったことか・・・・あああ、ピアノだけ弾いていられたらどんなに楽だろう・・・・・でもやることが一杯あるからこそ人生楽しいんですよね・・ ・計画魔の栄子先生なら出来るさ!今年も去年と同じく三時間は自分の練習時 間に充てられるよう頑張ろうっと!!


1.9

 毎回発表会ではソロの他に、合奏や音楽物語などを織り込み、ステージも客席 もどちらも楽しめるコーナーを設けています。
 今年はどんなお楽しみを工夫しようかと昭義先生と連日、案を練っているところです。つい先ほど前回の発表会のビデオを見てみましたがその間2年の生徒 達の成長ぶりは目を見張るものがあり、毎日の積み重ねの大切さを痛感しまし た。
 今年もこの発表会が終わるとコンクールの準備に入る子、基礎力強化に専念する子、などそれぞれです。私はコンクールを奨励するわけではありませんがコ ンクールを受けた子と受けなかった子とではレベルに大きな違いが出て来てしまうことも事実です。私が一番望ましくないと思うのは、コンクールも何もしないで何となく惰性でレッスンに通ってくるということです。いずれにしても目的意識をしっかり持って大きな成長をしてくれることを期待しています。


1.8

 いよいよ3月の発表会に向けてレッスン開始です。自分で選曲をした子、あこがれの曲を弾く子、私が強引に勧めた曲を弾く子など様々ですが皆一様にやる気、充分です。発表会に向けてのレッスンはコンクールとは一味違う雰囲気で進められるので教える方もとても楽しみです。皆どんな頑張りをみせてくれるでしょう。毎回我が教室の発表会に は延べ350名ほどのお客様が入場してくださるので、生徒も頑張り甲斐があるようです。発表会と言えども大勢のお客様に聴いていただけるということが大きな励みになります。

 6日に書いた映画の話ですが、思わぬ反響がありぜひ見てみたいというメールをたくさんいただきました。でも英雄ポロネーズがそのまま全部演奏されるのではなく、かなり編曲されているようです。英雄ポロネーズではなくどうぞ本論の映画の方をお楽しみください。


1.7

 フィットペダルと足台の最終打ち合わせをしました。今までは足台の方は臨時 のものでしたが試行錯誤でやっと最終案がまとまった状態です。フィットペダ ルもそうですが、その度に試作品が我が家にたまり驚くほどの量になっていま す。この足台とフィットペダルはペダルが踏みやすく、滑らず、身長の変化に対応でき、持ち運びにも便利というすぐれ物です。私自身、自分の子供が小さ いときこのようなものが欲しかったです。ずっと考えてきたペダルと足台が ペアで理想の形でいよいよ完成間近です。私の生徒の何人かに試作品を試して もらい、問題点も解決できいよいよ私の長年の夢がかないそうです。この足台とフィットペダルをとても楽しみに心待ちにしていてくださる先生方にもお配 りするのが楽しみです。


1.6

 映画にほとんど興味の無い栄子先生が近々見ることになりそうなものがありま す。日中韓の合作映画で織田裕二さん主演「T.R.Y.(トライ)」です。30年以 上も映画に縁のなかった私がなぜこの映画を見たいかというと、実はこの映画の主題歌が英雄ポロネーズでそれを理恵子が演奏しているからなのです。(本当は映画を見るのではなくそれを聴きたいのですが・・・・・。)レコーディング が2日後という急な話だったのですが、何でも興味津々の理恵子はどんな映画 で誰が出るのかも知らず、お引き受けしたようです。レコーディング後にこの 映画のことを知り『ヤッター、こんなカッコイイ映画だったんだ!』と他人事 のようにいっている理恵子ですが、それにしても2日後にレコーディングとは ・・・そばで見ている私の方が胃が痛くなってしまいました。若いから出来ること ですね。

 今日は昭義先生のお誕生日で、榮子先生の大好物のケーキとお赤飯でお祝いをしました(笑)。


1.5

 昨日から生徒達のためのソルフェージュの問題作成と録音をしています。かなりの量があり夢中でやっていたら今年初のレッスン時間になって新年早々あわててしまいました。ソルフェージュの問題は作ってもすぐに生徒達がすごい勢 いで消化していってしまうのでどんどん新しいものを作らなくてはならず大変ですが嬉しい悲鳴です。聴音でも生徒達がこの1年でどんなに成長してくれるかとても楽しみです
 今日来た生徒は年末のコンサートには出演しなかったのですが4歳で弾くことが大好きなまだ始めて間もない生徒です。驚いたことにこの子は今日が3回目 のレッスンというのにもう教本1冊を全部弾いてきてしまいました。才能のある子にはたくさんの良いものを吸収して欲しいので、家でいろいろな音楽を聴き新しいことに意欲的に挑戦して欲しいものです。お正月早々目の覚めるような出来事でした。


2003.1.3

 明けましておめでとうございます。2003年もいよいよ幕開けです。
3月には生徒達の第14回目のコンサートがあり、今秋にはワルシャワへの留学を控えた理恵子のリサイタルが今月と3月にあります。今年は私たちにとっ て非常に大切な思い出深い年になりそうです。今年もどうぞよろしくお願いい たします。
 昨年暮れのコンサートでは一回り大きくなった生徒達の演奏を聴き感慨無量で した。どんなに小さなコンサートでも、人前で演奏するということは、とても 大変なことなのです。プレッシャーに押しつぶされそうになりながらも一生懸命弾く姿は感動的であり大変立派なことだと思いました。欲を言えばきりがありませんが、私の生徒に欠けている点もはっきりと見えてきました。その欠点を乗り越えさせ、3月のコンサートと今後のコンクールにつないでいければ・・・と考え ています。身長125〜140くらい(足の長さにもよりますが。)の生徒のために作ったフィットペダルも28日の コンサートで何人かの生徒が使ってみました。ほぼ問題はないのですが完璧に 使いよい状態までもう少し時間がかかります。部分的に改良することにより解 決できます。何か新しいものを開発したり作ったりということは楽しみと共に どれだけ大変なことなのかを身をもって感じています。私もこれなら大丈夫! というところまでやらなければ気が済みませんので大変申し訳ないのですがもう暫くお待ちくださいね。必ずどなたにも喜んでいただけるものを作りますの で。


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